※この作品はR-18です。

闇を従えし魔王   作:ヴィヴィオ

45 / 49
待っていてくれた人がいたので、あげます



第45話

 

 

 

 

 

 車の中でレレイとルリ、アリエッタを犯しながら時間を潰す。空いている他の子は祐理に実技指導をさせて奉仕の仕方を教えこませる。そんな感じでロリエルフやロリっ娘達の身体を楽しんで進んでいると、神の気配がした。どちらかというと神獣みたいな感じだ。

 

「ふごっ!? んぐぅぅっ!?」

 

 レレイの喉奥に肉棒を突き刺して精液を飲ませる。レレイはゆっくりと飲み込んでいく。たっぷりと飲ませて掃除させてから引き抜き、肉棒をしまう。

 

「旦那様?」

「わからない?」

「……まつろわぬ神……いえ、神獣ですか? よくわかりませんが……」

「伊丹君~」

「なんだ、すげー嫌な予感がするんだが……」

「ボクと契約して神獣と戦ってみない?」

「断固として断る」

「残念。じゃあ、ちょっといって……あっ」

「どうしたんだ?」

「逃げちゃった♪」

 

 こちらを伺うような視線を放ってきたと思ったら、速攻で逃げ出しちゃった。面白いね。

 扉を開けて上に縁を掴んで屋根の上に乗る。それから遠くをみるとゴスロリを着た女が逃げていた。

 

「あは♪」

 

 飛び上がってヒポグリフを召喚して、乗って追いかける。

 

「ねえねえ、なんで逃げるの~?」

「いやぁぁっ! 来ないで来ないでっ! あなたハーディの関係者でしょぉ~!」

「そいつは知らないけど~」

「嘘よ! そんな濃い闇の気配をさせていてっ!」

「嘘じゃないんだけどな~。まあいいや。それで君ってこっちの神様?」

「こっち? ええ、私は亜神でぇ……」

「そっか。じゃあ敵だ」

「え?」

 

 空から無数の石柱を降らせる。彼女はハルバートみたいな物でどうにか殴り飛ばして逃げている。数十トンはあるんだけど、すごいね。

 

「来い、アジ・ダハーカ」

「ちょっ、なによそれっ!」

「アジ・ダハーカ。ボクのペットで、魔竜だよ」

 

 召喚と同時に指を鳴らして周りを蜂起させ、60メートルの防壁で彼女を囲う。そこにアジ・ダハーカが上から顔を覗き込ませて涎をたっぷりと流し込む。すると、あら不思議♪

 

「どどどど毒ぅぅぅぅぅ!!」

「イエスっ、神様でも効いちゃうとっても強力な猛毒だよ! 正解者にはブレスをプレゼント!」

「いらないわぁぁぁっ!」

 

 彼女は凄いことに毒で身体の一部を溶かされても生きている。でも、残念ながら生半可な回復手段じゃどうしようもない。

 

「回復しないどころか、こっちに浸食してくる……なら、こうするしかないわね」

「おお」

 

 彼女は自分で腕を斬り落とし、毒を防いだ。それに石柱を足場にして蹴って上がってくる。下はアジ・ダハーカの涎の沼になっている。

 

「頑張るね。よし、決めた。ねえ、選択権をあげる。ボクのペットになってよ」

「はぁっ!?」

「そうすれば助けてあげる。そうじゃないと消し飛んじゃうよ?」

「私は亜神だから、死なない……」

「ぼく、神殺しなんだよね~不死殺しなんて標準装備だけど♪」

「……もしかして、その力は……」

「うん♪ 神様ぶっ殺してもらったんだよ。だから、ペットにならないなら亜神とかいう君は敵だ。殺してその力を貰うよ。ああ、それともアテナみたいに無理矢理飼うのもいいかな。でも、あれって準備が面倒なんだよね」

 

 アテナのためにわざわざ子供を作って調整までしまくったしね。

 

「まあ、決めるまで遊んであげるよ。行くよ、ピポ君!」

 

 槍を取り出して高速で近付いてくる。彼女は迎撃してくるけれど、常に石柱や壁を蹴って移動しないといけない。そんな時にこっちが空中から槍でツンツンしたらどうなるでしょうか? 答えは問答無用で転倒する。

 

「きゃは♪」

「ななな、なによこれれぇぇぇっ!」

 

 もちろん、落ちたらゲームオーバー。彼女はハルバートを叩き付けることで毒を一時的に吹き飛ばしてすぐに戻ってきた。空から降ってくる毒もあるからとても楽しいシューティングゲームになっている。

 

「弾幕追加、いっきま~す」

「ちょっ、まっ!」

「待たないよ! アジ・ダハーカ、ブレス放て!」

 

 貯めさせていたブレスがきっちり円形に隙間なく放たれる。彼女はそこをハルバートを投擲してアジ・ダハーカの口内で爆発させることにしたようだ。

 

「あ、それ悪手」

「え?」

 

 頭部が吹っ飛んだアジ・ダハーカ君は死にました。そして、肉片が無数のアジ・ダハーカちゃんになって復活しましたとさ。

 

「やったね、たったの107体に増えたよ!」

「いやぁああああああああああああああああぁぁぁぁぁぁっ!?」

「どこまで持つか楽しみねだえ~」

 

 アジ・ダハーカ達は多数の魔法陣を浮かべて弾幕を放ていく。つまり、これはモグラゲームだ。ついでなのに闇でできた蛇も放っておく。でも、彼女は蛇に飲み込まれても内部から突き破ってでてきたりしている。

 

「あははは、どこまで待つかなあ~」

「一騎打ちよ! 一対一で槍で勝負しましょ!」

「だが、断る。だって、このままでもボクが勝つのは確定なんだもん」

 

 服もボロボロで溶けている。その中でボクは笑いながら圧倒的な戦力で彼女を毒の沼に落としていく。

 

「ねえ、知ってる? このまま蓋をすればどうなると思う?」

 

 作った円形のコロシアムにピッタリとはまるように土の塊を作り上げて、それを落とす。毒の粘液が潤滑液になるのでまた素晴らしいくらいぴったりはいる。

 

「あっ、あぁぁ……」

 

 彼女は真っ青な表情をしてくれる。

 

「神殺しと亜神、神獣程度じゃ勝てると思わないでね」

「わ、私はエムロイの使徒ロゥリィ・マーキュリーよ、屈するぐらいなら……」

「神官なんだ……よし、飼おう。エムロイとかいうのがお怒りになってこっちにきてくれれば殺して権能を奪えばいいしね」

「……そう、わかったわ。エムロイ様、お許しください……」

「あれ?」

 

 彼女は自分から毒の沼に飛び込んだ。すぐに身体が溶けていく。仕方ないのでボクも飛び込んで彼女を助ける。すぐに助け出したけれど、身体のほとんどが溶けている。でも、これは好都合だ。彼女の身体をボクの闇で覆って欠損部位を修復する。

 こんなことをしていると、いつの間にか別の場所にいた。周りを見渡すと姿がない誰かがいた。

 

「誰」

「我はエムロイと呼ばれる者だ」

「ふ~ん」

 

 身体の力が漲ってくる。相手は間違いなく神様だ。これから楽しい殺し合いをはじめよう。

 

「待て。我は戦う気はない。異世界の神殺しよ」

「ん? やらないの?」

「うむ。我が使徒をみて知っている。そちらは我が神官が欲しいのだろう?」

「うん、欲しいねえ」

「我は魂が欲しい。そこで契約だ。我は神官をそちらに与える。かわりに我が神官を通して魂をいただく。どうだろうか? 汝は我と近しい」

 

 別におじいちゃんとは違うから、魂は必要ない。じゃあ、いいか。相手は暗黒神ってことだし、ボクの権能と似通っている。敵になるわけでないのならいい。

 

「いいよ、彼女がボクのペットである限り、たっぷりと魂をあげよう。ボク達は近しいようだからね。ボクはこの世全ての闇を総べる者だし」

「では、任せる。イタリカに向かうといい。そこで戦争が起きる」

「じゃあ、いってみようかな」

 

 気が付けばもといた場所に戻っていた。ロゥリィという彼女はもっていたので、ちゃんと首輪をつけて戻る。新しいペットだ。使えるようにしっかりと調教しないといけない。

 

「王様、終ったのか?」

「うん、終ったよ。でも、なんかボロボロだね?」

「炎竜に襲撃されたからな」

 

 壁から降りてアジ・ダハーカ達を戻す。伊丹が車で向かえに来てくれていた。あちらはあちらで炎竜に襲撃されたみたいだ。でも、祐理やリリアナもいるから多少の被害で撃退できたようだ。

 

「その娘は?」

「エムロイの使徒だって。あちらの神様と交渉してペットにしたんだ!」

「……本人の納得は……いや、いいです。それより、アレはどうするんで?」

「もどさないとね」

 

 指を鳴らして元に戻す。すると、中に入っていた大量の毒液が津波となって襲い掛かってくる。

 

「撤退! 全速で逃げろぉおおおおおおぉぉぉ!」

 

 即座にフルスロットルで逃げ出すみんな。こちらのことなんて気にもしない。まあ、気にして待ってたら死ぬけどね!

 やっちゃったボクも屋根に飛び乗って逃げる。すると抱いていた彼女も目覚めたようで、ボクのほうをみてくる。

 

「おはよう、ボクのペットちゃん」

「……そうね、ご主人様。主神様から神託が下ったわ。最悪よ。これならまだハーディの方が……」

「そのハーディって奴、殺してあげるよ?」

「よろしくお願いするわ」

「王様、避難民のところまで到達したらやばいんだが!」

「了解。今消すよ」

 

 空に土壁を作って太陽を遮る。その間に影から穴を開けて毒液を吸い取ってる。全部はとれなくても毒の沼ができるくらいにはなる。さて、これからとっても楽しい旅の始まりだ。

 

 

 

 ロゥリィ

 

 

 

 最悪よ。アストとかいうのに捕まってペットにされた。しかも主神様と取引して正式に認めさせられた。確かに実力は主神様を思わせる圧倒的ぶり。まだ私ではどう足掻いても勝てないのよね。

 

「あの、新しい服です」

 

 白い服をきた少女。この子はアストの、ご主人様の妻らしい。差し出された服は白色でとても許容できるものじゃないわ。白色はハーディの神官服だもの。

 

「ごめんなさい。教義の都合で黒色がいいの。とくに白色は絶対に駄目なの」

「あ、そうなのですね」

「その人はエムロイの使徒。だから、黒い服がいい。アストが裸でいさせろと言ったら、終わりだけど」

「い、いやよ、それは! ねえ、お願いよ!」

「ん~まあ、いいよ。服か。うん、用意してあげる。はい」

 

 ご主人様が瞬時に作ったのは闇色のドレス。赤色がアクセントになっているわ。私が着ていた奴をモデルにしたみたいね。ただ、ネクタイは首輪に変わっていて、そこに宝石がついているのだけれど。

 

「ええ、良い感じ……ひゃんっ!? なっ、なによぉっ、これぇ~!」

 

 下着や服を着たら内側が蠢いて乳首やアソコを刺激してくる。

 

「ゲームでよくある触手服と下着だよ。ボクの女に着せてみようと思ってるんだ。その実験になってよ」

「……確かに効率的。エッチをする時、準備が自動でされる。便利」

「待って。それって常に弄られてるんだよ?」

「……うぅ、やだよぉ……」

「諦めてください。旦那様には意見はできても逆らえませんから」

 

 まあ、普通に考えて無理よね。そのまま進むと自衛隊の基地というのについた。城まで作られていて、見たことのない武器がいっぱいあった。城に取り付けられていることから、おそらく攻城兵器だと思われる。でも、そんなことよりも問題は……城のバルコニーの縁に座っている幼い少女。彼女をみただけで身体が震える。

 そんな彼女がこちらを見た瞬間、私のすぐ隣にいた。間近だからこそ感じられる圧倒的な生命としての格の違い。彼女がありえないことだけれど、主神様と同じ存在だと理解できてしまった。

 

 

 

 

 

 アスト

 

 

 

 

「お父様、こいつは妾に献上される新しい玩具か?」

「ボクのペットだから、遊んでもいいけど壊すのは駄目だよ。可愛がらないと」

「無聊だ」

「ゲームは?」

「飽きた。すでに終わっている」

「じゃあ、エッチしようか♪」

「それは……まあ、いいか。だが、異世界なのだから旅をしてみたいな」

「珍しいですね。どうしてですか?」

「簡単だ、お母様。妾がやっていたのはふぁんたじーだ。この世界にぴったりだろう?」

「なるほど、影響されたんだね」

「一応、すでにフクロウを放って調べてある。狭間から依頼があった」

 

 確かにアテナのフクロウを使って調査すれば一瞬だし、ばれないね。

 

「アテナは今度出掛ける時に一緒にいこう。後はそうだね、伊丹」

「なんですかっと」

「一応、ボクの名前で彼等の身の安全と衣食住の保証するから、すぐに用意して。報告より先でいいから。ボクが狭間陸将に直接報告する。妻にしたエルフ達のことも話しておかないといけないしね」

「了解しました。んじゃ、面倒な報告や報告書は陛下が全部やってくれるらしいんで、俺達は避難民のために動くぞ。なんてったって勅令だからな」

「はい!」

「ちょ! 報告書までやるとはいってないよ!」

 

 ボクが叫んだ時には伊丹はすでにいなかった。まあ、仕方ないのでアテナと共に狭間陸将に報告しにいく。祐理がボクのハーレムを管理しているから、全部任せておけばいい。ああ、そうだ。住む場所ってあるじゃないか。ちょっと城の近くに温泉街を取り出して設置してからいこう。

 

 

 

「というわけで温泉街を設置したから、そこに避難民を住まわせるといいと思うよ?」

「……相変わらず出鱈目ですな」

「それがボク達だからね。出鱈目じゃないと神様なんて殺せないし」

「こいつらに常識を求めるのが間違っているのだ」

「ごもっともで。では、温泉街は安全確認したあと、そのまま使わせてもらいましょう。ですが、温泉はでるのですかな?」

「そこは権能でちょちょいっと」

「お父様の力は天地創造の地の部分だから、水脈を新たに作るのも可能だ」

「では、こちらの計画も進めてよろしいですかな」

「人口衛星の打ち上げだね。滑走路の基盤を作ればいいんだね」

「詳しいことは技術屋に頼みます」

「滑走路など作らなくても、宇宙に直接運べばよいではないか」

「その手があったか」

 

 あ、狭間陸将が手を頭において呆れてる。まあ、アジ・ダハーカ達に運ばせればいいしね。それとエルフのことを話して、妻にさせるなど教えたら、また頭が痛そうにしていた。大丈夫かな? 心配はするけど、止めはしない。

 

「同意はとれて……いや、取れていることにしましょう。あちらからの提案のようですし。現地人と交流をとるのもわるくないですし、陛下の命令に逆らえませんからな」

「よろしく。それとこの近くにあるイタリカだっけ。そこで戦争が起きるみたいなんだ」

「情報の信憑性は?」

「わからないから、ボク達でいってくるよ」

「いくのは……」

「ボクとアテナだけ♪」

「……せめて伊丹の部隊を連れていってくれませんか?」

「だが、断る!」

「うむ。たかが人間如きが妾とお父様の旅路に同行するなど、身の程を知るがいい。無粋である」

「……わかりました。ただ、くれぐれも穏便にお願いします」

「任せてよ♪」

「こちらの存在次第だ」

 

 諦めたようで、書類を渡してきた。住民票を作ってほしいらしい。これは伊丹に投げればいいだろう。

 

 

 

 

 

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。