祐理の口マンコを犯していたら数時間が経ってもう8時になっていた。時間から計算すると4時くらい起きてしていたようだ。道理でお腹も減るはずだ。気絶した祐理を連れて外に出るとおばさんが待っていた。
「祐理はこちらで預かるから、着替えてきなさい」
「ちゃんと返してよ?」
「ええ」
辛そうな表情で祐理を受け取ったおばさんを置いて、ボクは部屋に戻って着替える。相変わらずあるのはアストルフォの私服で、女物。だけどスカートじゃなくてズボンにする。ズボンだけは買っておいた。女物でもスカートとかじゃなければ別に似合ってればいいかと思ってしまう。
「祐理が起きるまで暇だしステータス更新するか」
ポセイドンから奪った権能は大地を揺らす三叉の矛。これの使い方は簡単だ。範囲を指定した地殻変動の権能。クリエイト形式だね。基本攻撃方法はポセイドンがやったように粉砕する事。大海と大陸を自在に支配するポセイドンの権能の代名詞だね。これで容易く嵐や津波を引き起こし、大陸をも沈ませることができる上に、万物を木端微塵に砕くことができる素晴らしい権能だ。まあ、制限としては大技が一発、小技が数十発かな。広範囲に島を浮かせたりするようなのはこの感覚だと一週間に一回くらい。小ワザは結構使えるけど、空間指定なぶん空間認識能力などが必要だし、達人連中には避けられるだろう。つまり、雑魚用と広範囲攻撃だね。
もう一体は全然わからない。ポセイドンのはもう一体と戦った時にわかっただけだし。それよりもナイトウィザードの能力だ。二回まつろわぬ神と戦っているからシナリオ二回分だ!
万里谷アスト
権能
始原の暗黒、大地を揺らす三叉の矛
転生者/3
遺産所持、不可視の神宝1、変形、遺産進化1、英雄特性1、幾億の旅路1、ディメンジョンエンド1
アタッカー/0
物理攻撃力上昇、テクニカルエイム1、死点撃ち:物理1
という訳でこんな感じになった。ディメンジョンエンドによる絶対命中が可能。英雄特性でさらに攻撃力を上げられる。遺産進化と英雄特性の強化が幾億の旅路で可能になる。要は一回だけ絶対命中の攻撃が撃てる。とりあえず、これで遺産進化で槍も強化された。
「さて、少し訓練するか」
部屋から出てエレベーターに乗り、一階に降りてから庭に移動する。近くにプールがあったが、充分の広さがある。だから、槍を顕現させてポセイドンの動きをなぞって行く。イメージはクー・フーリンだ。何れ、サルバトーレとヴォバンと戦うのだから。数時間、必死に訓練を行う。するとぐぅぅぅ~というお腹の音がしてきた。
「ふぅ……」
「いやはや、素晴らしいですね。流石は神を殺し権能を簒奪したという事ですね」
「アンタ、誰?」
ボクに声を掛けてきたのはスーツ姿の男性だった。何処か胡散臭い男性だった。
「私は日本国内に存在する魔術師と呪術師を束ねる正史編纂委員会から来た甘粕冬馬(あまかすとうま)と申します」
うん、知ってた。しかし、マスターニンジャが迎えに来るとは凄いね。何か別の理由があるのかな。
「ああ、おばさんが言ってた迎え?」
「はい。此度は我が国に王たる御身が来ていただけるとの事ですが、間違いありませんか?」
「そうだよ。ボクは日本人でもあるしね」
「分かりました。では、早速で申し訳ないのですが、問題が発生しておりまして……」
「ふ~ん……相手は?」
「世界最古のカンピオーネであるサーシャ・デヤンスタール・ヴォバンです」
「へぇ、面白いのが相手か」
「御身にとっても関係無い相手ではありません」
「祐理でも求められた?」
「はい。神を招来する為の儀式に使う為、万里谷祐理を引き渡すようにとの事です。幸い、日本に居ませんでしたので、返事は保留しておりますが我々だけでは逆らえません」
「同格のボクが必要だね。というか、祐理はボクの物だ。それを横から掻っ攫おうなんて喧嘩売ってるよね。よ~し、その喧嘩、ボクが買ってやる」
4年前の事件がちょうど今みたいだし、どうしようかな。でも、普通にやっても面白くない。サルバトーレも来るだろうし、協力させるか。ヴォバンって冥界の黒き竜(Otherland's Dragon)で殺しても2,3ヶ月で復活してくるし……灰も残さず消せばいいのかな?
まあ、殺すか殺さないかは気分でいいや。いざとなればあの地域毎破壊してやる。
「それは助かります」
「ああ、でも神を招来する儀式は気になるね。神様を呼べるなら効率よく殺せるし……いや、どうせなら楽しもう。ねえ、何時儀式やるって?」
「一週間後との事です」
「わかった。甘粕さんは日本から神降ろしとかの術が詳しく載ってる魔導書持ってきてよ」
「え? 何をなさる気ですか? ちなみに持ち出しは厳禁です。まあ、王の命令なら可能ですが、流石に持ち出しには一週間以上掛かります」
「そうか。なら、使える女の子連れてきてよ。ボクは見ただけで覚えられるから」
「降霊術の使い手をですか……女の子限定となるとあの子だけですね。畏まりました」
これで恵那ちゃんが来るかな?
天叢雲劍も持ってきてくれたら嬉しいけどね。後はトゥーレの魔導書か。色々と勉強して準備をしよう。今のボクの力じゃ届かないかも知れないし、戦わずに美味しいめにあえるならそれはそれでいいし。
「では、電話して参ります」
「よろしく。ボクはお腹すいたし戻ってるね」
「分かりました。では、後ほど改めてそちらに伺います」
甘粕さんと別れてスイートルームに戻る。部屋に入ると、祐理がおばさんに抱きついて泣いていた。おばさんは祐理の頭を撫でている。
「ただいま~」
「お帰りなさい」
「おっ、お帰りなさいませ……ごっ、ご主人様……」
母親から離れて挨拶してくる祐理。どうやら色々と諦めたのかも知れない。
「祐理、今は旦那様でいいよ」
「だっ、旦那様ですか……」
「そうそう。だって、ボクは祐理と結婚する気だからね」
「あらあら」
「はぅ……」
一瞬で顔を真っ赤にし、直ぐに青ざめる。ころころ変わって面白いね。
「お腹すいたけど、ご飯ってある?」
「ルームサービスを頼むくらいね。何がいい?」
「ああ、なら全種類頼んで。それとトゥーレに連絡を取って召喚系と封印系、転移魔術の魔導書を持ってこさせて。ありったけ」
「わかったわ」
「わ、私はどうすれば……その……いいですか?」
「祐理は覚えてる魔術をボクに見せて」
「わ、分かりました。まだ未熟ですけどいいですか?」
「問題無いよ」
「はい……」
それから祐理に魔法を教えて貰う。甘粕さんも来たので彼にも色々と見せて貰って自分の技術に昇華させる。
「失礼致します。お望みの品をお持ちしました」
「ご苦労様」
魔術師の人達が大量の魔導書を運んでくる。
「料理をたくさん注文したらから適当に食べていいよ」
「はっ」
「ありがとうございます」
ボクも食事を取り、早速魔導書を読んでいく。読む……いや、見る事でボクはそれらを習得していく。幸運A+を利用して必要な物を見つけ、直ぐに覚える。その間も至る所から魔導書が集められてくる。
「だっ、旦那様……お茶です」
「ありがと」
祐理はボクのお世話をしてもらっている。甲斐甲斐しく世話をしてくれるのでかなり楽だ。祐理としてはどうにかボクの機嫌を取りたいのかも知れない。
「王よ、少しよろしいですかな?」
「何?」
トゥーレの盟主が声を掛けてきたので、ボクは顔をあげる。流石に世話になってるから横暴には振舞わない。そして、それは正解だったようだ。何故なら彼の横に長い白銀の髪の毛に透き通るような青い瞳をした白い肌の10歳くらいのゴスロリ美少女が立っていた。
「この子は私の娘です。どうか王の御側に置かせて頂こうかと思いまして……日本の方にご在住との事ですし、私共としましても……」
「わかってるよ。それで、その子の名前は?」
「挨拶なさい」
「はい、お父様。私はリーゼロッテ・ヴェルクマイスターと申します。どうかよろしくお願いします」
トゥーレと聞いてもしやと思ったけど、これは嬉しいかな誤算だな。ある意味本物なら神殺し並だ。まあ、違うんだろうけどさ。
「それで、その子の扱いは?」
「王のお好きなようになさってください。王の所有物で構いません。娘は神器クラスの虚無の魔石(クリフォトのませき)をその身に宿しておりますので、王の保護下に居る方が助かります。不死身ですし、魔術も殆ど極めております。お役に立てるかと思います」
「そうだね、いいよ。ありがたく貰おうか。リーゼロッテ、今日から君はボクの物だ。いいね?」
「はっ、はい、よろしくお願いします」
どうやら性格はリゼットなのか?
まあ、可愛いからよしとしよう。年齢はわからないけど身長がだいたい140ちょっと上くらいだし彼女を犯すのは後でいいや。術式面のサポートの方がありがたい。
イレブンアイズで一番好きです。
魔術結社と考えてどうせならと思い出しました。