艦隊これくしょんのR-18な短編作品詰め合わせ 作:dn88k
・カップリングは武蔵×長門(むさなが)
・ふたなり
以上の要素が含まれていますのでご注意下さい。
グチュグチュという粘膜の擦れ合う音が服の脱ぎ散らかされた部屋に響いていた。この部屋は武蔵の自室で、その武蔵はある女とセックスにふけっていた。と言ってもペッティングや貝合わせのようなレズセックスではない。男と女でやるようなペニスをヴァギナに挿入するセックスである。武蔵は当然女だし、ちゃんとした女性器もついているが、更には股間にペニスが生えていたからこういう形になる訳だ。そして武蔵のセックスの相手は長門。こういった話題にはさほど縁の無さそうな二人が実際に行為に及んでいるのだから世の中どこで何があったものかわからない。
「あっ! あっ!」
普段の勇ましい長門しか知らない者は、両手を武蔵に押さえつけられるような形で女陰にペニスを挿入され、悩ましい喘ぎ声をあげている姿を見て驚く事だろう。それほど普段の彼女との落差は激しい。
「っ! 出るぞっ!」
「あ、ああっ!」
武蔵は両手を長門の腰へと移動させてがっしりと掴み、自分の腰へと押し付けて固定する。
「く、ううっ……!」
思わずそう呻き、ビク、ビク、と震えながら長門の膣内に精を放つ武蔵。
「ああ……あああっ!」
その一方、長門の体も激しく痙攣している。エクスタシーを迎えているようだ。
「ハアッ……! ハアッ……!」
激しい行為の後だから二人ともしばらく息が整わなかったが、そのうち長門の上に乗っかっていた武蔵が起き上がり、離れた。
「今日はもう帰っていいぞ。終わったからな」
頭をかきつつ長門を見る事もなくあっさりという武蔵。
「そうだな」
そう言って長門は脱がされた服を身につけ始める。ムードも何もあったものではないが、これが二人の普段のセックスである。気が向いたタイミングで武蔵が長門を呼び出し、犯すのだ。最初の頃こそ長門は抵抗していたが、武蔵の方が力が強いせいで諦めてしまったのか、最近は武蔵にされるがままという状態だ。一度、何で自分なんだ、と聞いた事があるが、「ヤっても壊れなさそうだから」という返答が返ってきて呆れた記憶がある。要するに武蔵が適当に選んだ欲求不満のはけ口が長門という訳である。
(私だって結構辛かったりするんだがな……)
そんな風に思ったりもする。実際、十分に濡れてはいない状態で怒張をねじ込まれ、それで往復運動をされてしまう事もあった。それは痛いし、血が滲んでいたことさえある。文句を言いたかったものの、武蔵の何としてもお前を貫いてやるとでも言いたげな鬼気迫る表情と、動く事さえ許さないかのような強い力で押さえ込まれて行為に至るものだからいくら長門といえども何も言えなくなってしまう。行為の最中に武蔵が必死そうに長門の顔を見つめて来るのも言い出しづらい理由だった。
「じゃあ、私は帰るからな」
「ああ」
武蔵はこっちを見るでもなく、窓の外を眺めながらぞんざいな返事をした。武蔵の部屋を出た長門は後ろ手でドアを閉める。
(どうせ、明日か明後日あたりにはここへ来るんだろうな)
そんな風に思っていた。
ところが、予想に反して次の日になっても次の次の日になっても武蔵から呼び出しを受ける事はなかった。仕事で一緒になる機会があっても長門との会話は必要最小限どころか、なるべく話をせずに済まそうとしているなど、明らかに距離を置こうとしている。
(私に飽きたか、新しい女でも見つけたか?)
だとすればラッキーだ。しんどい思いをしなくて済むのだから。ほんの少しだけ引っかかりも感じたが、そこは努めて無視することにした。
ところが、さらに数日が経って武蔵から自分の部屋へ来るようにという連絡が入った。
何だよ、間隔が空いたのは偶々か。そう思いながら長門は武蔵の部屋へ向かう。これから自分が犯されに行くとわかってはいるのだが、慣れてしまったのか特に抵抗もなくなってしまっていた。
部屋の前まで来てノックをし、部屋の主人の反応を待つ。
「ああ、入ってくれ」
部屋の入り口まで出迎えた武蔵はそれだけ言ってそのまま戻って行った。久しぶりだというのに、やけに淡白な反応な気がして長門は違和感を覚える。
「まあ、座れ」
この武蔵の発言で長門の違和感は確信に変わった。いつもの武蔵ならばこの時点で長門を押し倒しているからだ。とは言え最近の武蔵の様子がおかしい原因が分かるかもしれない良い機会だ。素直に武蔵の指示に従う事にする。
「緑茶でいいよな?」
と、武蔵が聞いて来たため、殊勝だな、と思い、「ああ」とだけ返す。
茶が出され、長門の隣に武蔵が座る。茶をすするが、いつまでも会話すら全く無いのでとうとう耐えきれなくなり、
「おい、今日は何の為に私はここに呼び出されたんだ?」
と、長門は武蔵に聞く。武蔵はやけに難しそうな顔をした上で、
「うん、まあ……」
と言って一瞬黙考してから、
「ちょっと、お前の後ろに座っていいか?」
と言って来た。
ほら、来やがった、と思いながら長門は無言で頷く。自分の服は脱がされるんだろう、と思っていたのである。
ところが、長門の背後に座った武蔵は服を脱がすどころか長門の前へ腕を回して抱きしめて来たのだ。
「一体、何のつもりだ」
「本当、今まですまなかった」
「ああ?」
武蔵の口から出て来たのは謝罪の言葉。今日の武蔵は一体何なのか。
「だから、お前を犯して私の性欲の捌け口にしてしまってすまなかった。今後はお前に手を出したりはしないし、仕事以外でなるべく会わないようにするから出来ればそれで安心して欲しい。その、自分勝手な事だとはわかってるんだが……今日はそれを言いたかったんだ」
自分とセックスしてしまっていた事を詫びているのだ。だから今日の武蔵はおとなしかったのか、と得心が行く。だが詫びる気になった理由がわからない。
「今頃になってどうしたんだ?」
散々自分とセックスして来たのだ。
「本当は最初からしちゃいけなかったんだ……」
そう言う武蔵の声は実に弱々しい。長門は武蔵と初めてセックスした時のことを思い出す。その時に武蔵に強引に挿入されて長門は処女を散らされた。
「でも、お前の事をどうしてもそう言う目で見てしまうし、すっかりのぼせ上がってしまっていたんだ。それで、その後もやりたくてやりたくて仕方がなくて、ついついお前のことを犯してた」
長門は無言で武蔵の言葉を聞いている。
「お前を見ているとムラムラしてしまって、とにかく欲しくなるんだよ。だけどお前の合意なんかもらってた訳じゃないからな。お前がどう思ってたかなんて考えて、あとで自己嫌悪してばっかりだった」
(武蔵が自己嫌悪、ねえ……)
長門はそんなことを考える。確かに乱暴な行為ばかりだったが、だからと言ってその後で一人で凹んでいる武蔵はなかなか想像しづらい。
「だから、お前を無理に犯すというのはもうやりたく無いんだ。私にだって罪悪感ってものがある。いい加減耐えられないんだよ」
武蔵が長門を抱きしめながら言った。背中から長門に回される腕に力が込められる。
「随分弱気だな」
長門が言うと
「当たり前だ。お前にとんでも無い事をやってたんだからな。気づくのが遅くなり過ぎたけどな……」
武蔵は声も体も震えている。長門からはその表情は見えないが、もしかしたら泣いているのかもしれない。
「あのなあ、武蔵」
長門が言う。
「私はお前とのセックスが嫌だなんて思ったことはないぞ?」
武蔵がヒュッと息を吸うのが聞こえる。長門の発言に非常に驚いたようだ
「おい、私はお前を力づくで犯してたんだぞ? そんなものどう考えたって嫌だろうが!」
「そりゃ武蔵が私よりも力が強いのは確かだし、ちょっとは加減しろと思った事もあったよ。だけど本当に嫌ならお前を突き飛ばして逃げることぐらいは出来る。少しは考えてみろ。私と本気で格闘戦をして抵抗する私を押さえつけてセックスに持ち込むなんて芸当、お前に出来るのか?」
「…………」
確かに自分は長門よりも力で上だと言う自負はあるが、完全に抑え込めるかとなると全く自信は無い。しかし、そうなると今までの長門の抵抗は形だけのものだったという事になってしまう。そんな武蔵の思考を読み取ったかのように長門は言う。
「私を女として見てくれていた事が嬉しかったのかもな。なんだかやたらと鼻息が荒かったから驚いてた部分はあるかもしれないが」
している時の武蔵はひたすら長門を見つめているのだ。相手を虐げて喜んでいるとかそんな下衆な心理でまぐわっていない事ぐらいは良く分かる。武蔵の事がそんな風にわかるという事は武蔵と同じように長門だって武蔵の事を見つめていたからだ。
「お前と二人きりでいるとどうにも冷静でいられなくなってしまうんだ。まあ、さすがに前は頭に血が上り過ぎていたとは思う」
そう言う武蔵に長門は少しからかい気味に言ってみる。
「冷静でいられないってことは私はお前を刺激してしまうような存在なのかな?」
「そんなの当たり前だろう!」
武蔵が強い口調で言う。
「お前は魅力的すぎるんだよ! 良い女すぎるんだ! 欲しくなったって仕方無いだろう!」
「はは、流石にそこまでド直球に言われると恥ずかしいな」
「これは事実なんだぞ。少なくとも私にとってはな」
「じゃあ、実は今でも私とセックスはしたいんじゃないのか?」
「う、それは……」
当然したい。すごくしたい。明らかに誘っているとしか思えない長門の態度に真っ先に股間の一物が反応する。
(まずい……)
微妙に体を動かして何とか今の状態を気づかれないようにしようとするが、遅かった。長門が後ろ手で武蔵の分身に触れて、
「ふふ、もうこんなになっているな」
と言いつつそれを撫で始めたのである。
「や、やめろ!」
「やめろって、何故だ?」
「それを続けられたら、我慢出来なくなるだろうが!」
「我慢する必要があるのか?」
一瞬沈黙があった。
「さっきも言ったが私はお前とのセックスは嫌とは思ってない。したいのなら素直に言ってくれ」
「い、いや、しかしだな……」
「ああ、もう! 今まで散々やっておいて何で今になってヘタれてんだ!」
長門は一気に体を起こしていつもとは逆に武蔵を押し倒す。
「お前は言ってくれたな、私の事を『魅力的だ』って。それは私も同じなんだよ。武蔵、お前は私にとってとても魅力的だ」
そう言って長門は武蔵の唇を奪う。武蔵は立て続けに発生している予想外の事態に目を白黒させているが、長門の唇の感触に今度は心が溶けそうになってしまう。
(ああ、長門のキス……)
と武蔵がうっとりしていたのもつかの間、今度は自分の口内に長門の舌が侵入してきて更に驚く。長門の舌がたどたどしくも武蔵の口の中を刺激して回り、そこに快感を呼び起こす。武蔵も流石に応戦を開始し、二人の舌が絡み合い続ける状態になった。
このディープキスの応酬がたまらないほど気持ちよく、二人はひたすらお互いの口を貪った。何分もの間クチュクチュと口と舌が絡み合う音だけが部屋に鳴り響き、ようやく二人の顔が離れた。
「分かったか? 私だってお前に触れたかったんだぞ?」
すっかり発情しきった表情の長門。同じく蕩けきったような表情の武蔵も、
「ああ分かったよ。結局、私と同じだったって事でいいんだろ?」
「そういう事。さあ次だ」
長門は自らの体を武蔵の下半身へと移動させ、手際よく武蔵の剛直を露出させる、
「お、おい。お前まさか……!」
「そのまさかだよ。じっとしてろ」
長門はフェラチオをするつもりなのだ。武蔵は焦って
「やめろっ! 長門! それはやめてくれ!」
と、止めにかかる。
「なんだ? お前口でされるの嫌なのか?」
「そういう事じゃ無いんだ! とにかく今はまずいんだ!」
何を訳の分からない事を喚いているんだと思った長門は武蔵の制止を無視してパクリと咥える。その瞬間、
「うおおおおおおっ!!」
と、武蔵が雄叫びのような声を上げるとともに、体を仰け反らせ、おびただしい量の精液が剛物の先端から吹き出した。
「うぶっ!」
あまりにも反応が早いということもあったが、その量の多さと液体の粘度の高さに長門は驚いた。更に、ここまで激しく悶えながら「あおおおっ! おおおおっ!」と喘ぎ声をあげる武蔵は見たことがない。剛直はもちろん、武蔵の女陰の方の反応もすごく、プシュ、プシュ、と淫汁を吹き出していた。
長門のちょっとした口唇愛撫がもたらした武蔵の激しくて長い長い絶頂。ようやく射精は収まったが、長門の口内に吐き出された白濁液は多い上にやたらと粘りつくため、飲み干すのに少々時間を要した。
「どれだけ溜めてたんだか……やたら多い上に濃いぞ?」
と聞く長門に対して、
「だから言っただろうがあ……!」
と、目に涙を浮かべながら息も絶え絶えにいう武蔵。あまりにも激しい絶頂だったせいかぐったりとしてしまっている。
「もしかして前に私としてから射精してなかったのか? オナニーは?」
「してない。する気にもなれなかったからな……」
長門に視線を合わせる事無く武蔵は言う。
「って事は最後に出したのは一週間位前か。それじゃ濃いのも当然かもな」
「後はさっきのキスだよ。あれでソコはやばくなってたんだからな」
「もしかしたら触らなくても出てたかもなあ?」
「だろうな、すぐそこまで出かかってたのは分かってたから漏らすんじゃないかと思ってたし、触られたら凄い事になるってのは予感してたんだ。なのにお前ときたらあっさり咥えやがって……」
危険水位ギリギリで何とか堪えていたにもかかわらず、長門が容赦なくとどめを刺してしまった訳である。
「でも、イキまくるお前は凄く可愛かったぞ。久しぶりに良いもん見れたよ」
悪戯っぽくそういう長門にそう言われ顔を真っ赤にして背けてしまう武蔵。
「なあ、まだお前のここカチカチだぞ? 当然終わりじゃないよな?」
そう長門が言った瞬間、武蔵がゆらりと起き上がり、
「ああ、私に大恥かかせた事を後悔させてやるからな」
と、長門の上に飛び乗って押さえつけ、下着を剥ぎ取る。
「なんだ、もう濡れてるじゃないか」
長門の女陰をいじりながらいう武蔵。
「前戯なんていらないんじゃないか、これ?」
「ああ、いらない! だから早く挿入れてくれ!」
「え?」
武蔵は目を丸くするが長門は武蔵を睨みつつ、
「溜まってたのはお前だけじゃないんだぞ? お前が全然私の奥に来てくれなくて寂しかったんだからな!」
と拗ねを見せる。おかげで武蔵の気持ちが更に昂ぶってしまう。
(ずるすぎるぞお前……)
と、武蔵は胸をときめかせながら、こいつの可愛さだけで私は死んでしまうかもしれん、等と考える。
「分かった。お望み通り奥まで挿入れてやるよ」
と言って先端を陰唇にあてがい、一気に全てをぶち込んだ。その瞬間、
「あああああっ!」
と、長門が叫ぶと同時に背中を弓反りにして体全体を痙攣させ、膣も強力に収縮を繰り返し始めた。挿入だけでイってしまったのだ。
(く、ううっ……やっぱりこいつのアソコ、絶対に名器ってヤツだ……!)
快感という名の武器で強力に武蔵の剛直を攻撃してくる長門の女性器。既に一度射精しているそれを早くも二度目の射精に導くべく容赦無く、かつ絶妙に締め付けてくるのだ。元々ペニスを刺激して精液を搾り取る目的で作られている臓器なのだから女性の膣が気持ち良いのは当然なのだが、長門のそれはその形状も動きも別格な気がしてならない。実際には武蔵だって他の女を抱いた経験はないのだが、最初に知ってしまったのが長門の体なものだから他を知る気にはなれないと言うのが正直なところだ。ひたすらこの体だけを味わいたかったからこそ長門ばかりを相手に選んで来たのである。もっと長門の悦ぶところが見たい武蔵は今は射精するわけにはいかないと歯を食いしばって懸命に耐えた。
「あああっ、うあああああっ!」
非常に艶かしい声で扇情的に体をくねらせながらエクスタシーに身を投じている長門。必死に射精を堪えている武蔵にとってはその声も姿も危険物そのものであった。
(なんでそんなに私を興奮させてしまうんだお前はぁ……!)
射精してしまうのが怖くて心の中でそんな悪態をつくが、それでもそんな長門から武蔵は目を離す事が出来ない。
ようやく長門の絶頂が収束した。長門は「あー……あー……」と声を出しながら目の焦点が合っておらず、どうも意識がはっきりしていない様子だ。深呼吸をしながらどうにか射精をせずに長門の絶頂を堪え切った武蔵は問いかける。
「なあ、大丈夫か?」
それに長門は答える。意外と思考自体はまともに出来ているようだ。
「ちょっと大丈夫じゃない、かな。私もしてなかった分、反動が、凄かったみたいだ……」
ぜえぜえと深呼吸を繰り返しつつ、そう言いながらも膣がキュウウッと締まって武蔵のそれをさらに咥え込む。
「うっ……今のお前の姿、私以外に見せるんじゃないぞ。あまりにも危険だからな」
「見せるつもりはない、が、私が、危険……?」
ぼんやりとした表情で武蔵を見つめる長門。
「ああ。どんな奴でもお前のことを犯したくなってしまうからな」
「……私は、武蔵にならいくらでも犯されたいぞ?」
この言葉で武蔵の中で何かが弾けた。突如として猛然と腰を振り、自身の肉棒で長門の蜜穴を掘削し始めた。
「うああああっ! あっ! あっ! あんっ!」
再び上がる長門の嬌声。
「なんで……お前は、そう言う事が! 言えるんだ!」
もう射精をこらえるなんて考えは吹き飛んでしまった。
「エロすぎなんだよ、お前! もう何回でも犯してやるからな!」
「犯してくれ、武蔵! お前以外の事が考えられないくらい!」
「当たり前だ! もうお前は私の物なんだからな!」
部屋の中は激しく肉がぶつかり合う音と、粘液が混ざり合い、滴り落ちる音が響き渡っている。
武蔵に押し広げられる感覚に反応して膣肉は狂喜乱舞し、侵入者をしゃぶり、揉みしだき、締め付けることで盛大に歓迎する。愛する人が叩きつけてくる感覚のおかげで膣奥と子宮が歓喜に震える。長門の体はあまりの甘美さにむせび泣いているかのようで、どんどんと性感が高まっていく。ひたすら供給され続ける快楽に反応してくねり続ける長門の体。今彼女は女に生まれた喜びを全身で体感しているのだ。
快感に支配されて喜んでいるのは武蔵の体だって同じだ。肉棒は射精をねだる膣肉の動きと長門の内部が本来備えている刺激的な構造に包まれて蕩けたかのようになっていて、じんわりとした快感が下半身を経て全身に広がっていく。長門の体が持つ熱と、流れ出る汗の匂いもまた武蔵を侵食し、思考が心地よく鈍って行く。そしていよいよ全ての快感を享受すべく二人の体の反応は最終段階に突入する。
「出る! 出る! 出るぞ! 長門! お前の中で出すぞ!」
「出せ! 出してくれ! お前の精液でイかせてくれ!」
武蔵の樹液が噴出し始めた途端、それを感知した長門の女の器官全体が武蔵が放つそれを根こそぎ搾り取るべく再び絶頂を開始した。
「あああああああーっ!」
二回目にもかかわらず大量に出続ける武蔵の白濁液。そしてそれを全て飲み込まんとして痙攣を続ける長門の体。
長い長いアクメがようやく終わると、武蔵は長門の体の上に倒れこんだ。
「二回目なのにすごい出た気がする……」
と、荒々しく息をする武蔵。
「私もすごく気持ちよかった……」
そう言って長門は武蔵を抱きしめる。
「それでも、まだ固いままなんだな」
「う、ああ。なんだろうな。まだ興奮が収まらないみたいだ」
「時間はたっぷりあるんだ。どうせ興奮しているのならじっくり味合わうのもいいと思わないか?」
そんな長門の提案に、武蔵は弱く笑いつつ、
「本当、お前は毒だな」
「そうか?」
「ああ、現に私は中毒だ」
「それなら、一生中毒でいろ」
そう言って長門は武蔵を抱きしめる力を強め、どちらからともなく唇が重なった。
「最初はな『なんとなくいいな』って、それだけだったんだ」
「ふうん……」
武蔵が長門を求めるようになったきっかけについて語っている。会話の内容自体はそれほど変わったものでもないが、普段と異なるのは二人は裸で向かい合った状態であり、相変わらず堅いままの武蔵の肉棒が長門の蜜壺の奥まで差し込まれた状態だということである。いわゆる対面座位で、二人は穏やかな快感とお互いの肌の温もりをじっくりと味わいつつ、会話を楽しんでいる。
「で、一緒に組んで出撃する事も結構多かったろ? そんなことがあったりしたからお前のいろんな所が見えるようになってきてさ、趣味とか好みとか。どんどんいいなって部分が増えてって」
「うん」
「最後は『ああ、コイツすごく可愛い』って思っちゃったから、それでもうダメだったな」
「だから私を犯したと」
「そう言う事」
武蔵は苦笑いする。
「もうさ、とにかく特定の相手のことだけ考えるなんて無かったからどうしていいか分からなかったんだ。それで、エロい気持ちとかも湧いてくるようになって、最初は一人で処理して誤魔化してたんだが」
「それでもリミッター超えちゃったってか。私ってそんなにエロいかなあ……」
「相変わらず自覚が無いみたいだが、こっちはツボつかれまくりだったぞ。本当は距離置かなきゃダメなんだけどな。それも出来なくて、私はバカだなあ、とね」
「でもいいじゃないか、今はこうしていられるんだし」
そう言って長門は自分に刺さっている武蔵の欲望を膣肉でキュッと締め付けてみせる。
「っ……! ……バカヤロウ」
悪戯じみた長門の行為にツッコミを入れる。今のセックスはそれまでの激しいものとは全く異なり、非常に穏やかでまったりとしたものなのだが、それでいてどこか子供のじゃれ合いのようでもある。
「なんか私のことやたら可愛い可愛いって言うけどさ、お前も私からしたらやっぱ可愛いぞ? 例えばさ……」
「うああああっ!」
武蔵が突然嬌声を上げる。長門が剛直の方ではなく、武蔵の女陰の方に指を入れてかき回したのである。
「チンコが敏感なのは知ってたけど、こっちの反応もいいな、お前」
「ふざけるなよぉ」
武蔵は真っ赤な顔で弱々しく抗議する。
「もしかしてこっちはいじられるの嫌いか? それならこれからはやめるけど……」
長門が心配そうに言う。
「別に嫌じゃないんだ。ただ、そっちはあまり慣れてなくてな」
その途端、長門はニッと笑って、
「だったら私が開発してみていいか? 両方で気持ちいいとかお得だろ?」
「ええっ!?」
「ダメか?」
「い、いや。ダメじゃないが……。あんまり乱暴にするなよ? そっちは自分でもそんなにわかってないんだからな?」
「安心しろよ。武蔵のこの穴はきっちり性感帯として育て上げてやるよ」
武蔵の女陰をいじりながらそう言う長門は実に楽しそうだ。
「う、あう。今から育てなくていいんだよぉ!」
「いやあ、武蔵の反応が可愛くてなあ。この穴は有望だな。すぐにお前よがり狂うようになるぞ?」
「よ、よがり狂うって……さっきのお前みたいにか?」
「ああ、あんな感じだ。トロットロにほどけたところにぶち込まれてズコズコされてコネコネされて奥をグリグリされちまうと本当に気持ち良いんだからな?」
実のところ今までそれほどいじることのなかった武蔵の女性器。そんな所を大好きな長門に犯されているシーンを想像してつい期待が高まってしまう。
「あー、今お前めちゃくちゃ期待してるだろ? 私の中でチンコ硬くなってるぞ?」
「う、うるさい!」
顔を真っ赤にした武蔵は長門を押し倒し、挿入状態を維持したまま正常位へと移行した。
「お、おふざけが過ぎたようだからな。お前はお仕置きだ!」
恥ずかしくて仕方がない武蔵は悔し紛れに腰のグラインドを開始して長門を性的に攻めたてることにする。
「あ、や、やめっ……! ずっと挿入れっぱなしだったから、敏感になってて……あんっ! ……あっあっ!」
そんな事を言いながら両手両足をきちんと武蔵の背中に回し、確実に武蔵に中出しをさせるよう体勢を整える長門。
それまでであれば一発ヤってその日はおしまい、という二人だったが、今日は激しく盛ってしまったせいで結局一晩中セックスしまくってしまった。だから武蔵が関係を断つなどと言っていたことはうやむやになってしまったんである。と言うより、最初からそんな話はなかったも同然だ。そもそも武蔵の一方的な罪悪感から出たもので、実際にはどっちも望んでいない話だったわけだから、当然すぎる結果ではあるのだが。