「んッ……」
「ぁ、いっぱい出てるっ……」
わたしの上にまだがって息を荒げている本日4人目の客。かわいらしい顔立ちにミディアムで整えられた髪は汗ばんだ肌に這いついたりして乱れていて、息を荒げた分上下に動く肩に合わせて大きい部類に入る胸がふるふると揺れ動いてる。
かくいうわたしも荒くなった息を整えてる最中なんだけども、逝った余韻でいい感じのだるさを感じていたら騎乗位で上にいた客がしなだれかかってきた。汗ばんだ肌と押し付けられてる巨乳が気持ちいい。気持ちいいついでにいたずら心が沸いたからまだナカにはいってるソレを突き上げた。
「ふぁぁっ」
「……バックで突いていい?」
「え、待ってまだ敏感だからぁああ」
*** *** ***
個人売春。もちろん違法だし摘発ないし通報でもされれば捕まる、けれどやりようによっては普通に稼ぐよりはるかに効率よく収益が出るものでもある。
しかも今のSNSが普及してる今の時代、募集をかければ簡単に客は捕まるからすごい楽。金払いがいい客だと一回するだけで一般的なひと月分のバイト代くらいくれる人もいる。しかもわたしの普通とは違う体質もあってウケはいい、リピーターも多いから金が切れることがない。わたしの体は見てくれは黒髪ロングのストレート、セックスばっかしてるからか急激に大きくなった胸に細い腰、ほどよい具合に肉付いた脚。そして異彩をもつのは膣があるべきところに生えている男性器。クリトリスにあたる部分がソレになっていて根本部分には膣があって奥にはちゃんと子宮もある。いわゆる両性具有、ふたなり。女としても男としてもセックスができる。
とる客は女性だけ、朝10時以降から時間帯を選んでもらってホテルでセックスをして代金を貰う。
「だーかーらー! そろそろ私に養われてもいいと思うんだよね。衣食住付きでお小遣いもだすしー? 家賃的なのはベッドの上で貰えたら十分だからさー」
「やだ、明らかにそれ超えてめんどくさいことになりそうだし」
お腹の上に出した精液はそのままにわたしを囲おうとしてきているのは一番の太客、宮城由乃。詳細はしらないけど3社くらいを経営してる社長で個人で株もやってる富豪。一回の金額がかなり太いから声がかかったら最優先で受けてるんだけども、こうしてことあるごとに囲おうとしてくる。
自由気ままに好き勝手するのがいいのであって手綱を握られて手元に置いとかれるのは性に合わない。だから毎回断ってるんだけども、
「少なくとも金銭面なら心配の必要性はないんだよー? 株とかFXで死ぬほど儲けてるし不動産もあるし。優花名義で発行したコレも自由に使っていいしさー」
アメリカンなブラックカードを見せてくるのはいいけども、というかわたしの名前で勝手に作んないでよ……。
「それにー? いくらふたなりで妊娠しないとはいえほとんどの客は中出しじゃなくてゴム有りなんだろう? その分私は生中全然オッケーだし優花がシたい時にシてもらって全然かまわない優良物件だと思うんだけど? 2回もすれば収益的にはまったく問題ない黒字状態なのに4、5回もやってるってそれだけ性欲持て余してるって事でしょ? 幸い私も性欲は強い方だし体の相性は言うまでもないでしょ」
「……」
「住む場所も空き部屋があるここでもいいし手持ちの不動産から選んでもらってもいい。食事も困ることなんてさせないし金銭もカードだけじゃ不便だろうから口座にまとまった金額を振り込もう……さて、ここまで言った内容で断る要素はあったかな?」
ベッドの向いにあるソファに座ってるわたしの元に来てしなだれかかってきた由乃はまで濡れそぼってる秘部を固くなってるわたしにソレにあてがうと一気に腰を下ろして来た。
「ん、はぁ、ぁ……自分で言うのもあれだけどスタイルはいいでしょ? 胸も大きいし感度もいい。それにほらっ私のナカ気持ちいいでしょっ」
「ぅ、ぁっふ、ぁあッ、いきなり激しく動かないでっぁああ」
「イかせるために激しくしてるのっ今日という今日はっいい返事くれるまで絞りとるんだからぁっ、あふぁっん奥気持ちいいっ」
由乃が腰を打ち付けるたびにぐちゅぐちゃと愛液がやらしい音を立てるし、体の相性がよすぎるせいで腰を打ち付けられるたびにイかされそうになる。
「それにっ、もう中出ししかさせてあげないからッぁふ、だからぁ」
騎乗位で腰を動かしていた由乃が体を密着させてきて耳元で、
「早く私のものになって? 優花が欲しい」
「……後悔しても知らないから」
「言質は取ったからね、今日から優花は私のもの。私は優花のもの」
「それじゃあ……後最低5回は付き合ってもらうから」
「うんいいよ。好きなだけ抱いて」
動きの止まった由乃と体の位置を入れ替えて正常位になると、期待に満ちた表情をしてる由乃の期待通りに腰を掴んで動き始めた。
とは言ってもイく寸前まで行ってたのもあってそんなに長く持つわけもなく、
「ふぁぁっだ、だめいっちゃうっ」
「わたしもっもうッん、ぁ、ぁああっ」
奥を突いたのと同時に果てた。ナカで何度もビクつきながら精液を吐き出して由乃に密着しながら余韻が消えるのを待った。
「ねえ」
「なあに?」
「素直にわたしが欲しいの一言いえばよかったんじゃないの? 前半の金で殴る口上あれいる?」
「差し出せるもの差し出したつもりだったんだけど」
「……」
「後で通帳みる? 私の個人資産結構すごいよ」
この後由乃の個人資産の入った通帳を見せてもらってちょっと気絶しかけたり、わたしが住んでる家からいるものを由乃の家に引き上げてきたり、とは言ってもキャリーバック1個で足りるくらいのものしかないけど。
「それじゃあ改めこれからよろしくね優花。身も心もきっちり落とすから」
「んよろしく……ところでなんでベッドに向かってるわけ?」
「とりあえずセックスしよーかなって。ほら、脱いで?」
「さっきあんなにしたのに?」
「さっきはさっき。ほら、シよ?」
「……4,5回じゃ済ませないから」
愛情うんぬんじゃなくて金銭から始まってる関係だけれども、関係を始めるきっかえにさえなれば後からどうにでもなる。
金銭繋がり以外に芽生えてるこの感情がどの程度まで大きくなるのかはこれから次第。ひとまず、欲情するには十分な裸体でベッドに横たわってる由乃を啼かせることにしよう。