※この作品はR-18です。

ランス皆中伝(アーカイブ)   作:夜叉五郎

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5月23日 リーザス城
 オクの街で、ガンジー一行が目撃される。

5月24日 リーザス城
 ランス、ジュリアとブリティッシュが仲が良いことを知る。

5月25日 ジフテリア
 ランス、ジフテリアに降伏を勧告。拒絶したジフテリアを武力占領。

5月26日 川中島
 ランス、AL教団本部を表敬訪問。

5月27日 リーザス城
 ランス、黒の軍の増強を開始する。

5月28日 リーザス城
 ランス、決闘でサテラを負かす。

5月29日 リーザス城
 サテラ、処女を失う前に気絶する。

5月30日 リーザス城
 レイラ、防衛戦にてリックと共に出撃。

5月31日 リーザス城
 カミーラ、退廃的な日々を過ごす。


LP3年5月4週 ジフテリア攻略

<LP3年5月23日>

 

 やがて来る魔人たちとの戦いに備えるため、人類を纏め上げる救世主を捜し求める。

 そんなお題目で、現ゼス国王ラグナロックアーク・スーパー・ガンジーは旅を続けていた。

 

 お供のスケさん・カクさんを引き連れて各国を流離うガンジー。

 しかし、その旅は単なる物見遊山と言われても仕方のないものであった。

 

 ガンジーはこの旅の間、"征伐のミト"と名乗っていた。

 ガンジーの大のお気に入りである、隠居した老公が身分を隠して旅に出るというJAPANのドラマの影響であった。

 

 

 

 ガンジーは5年前にゼスの王位を継ぎ、腐敗したゼスの現状を嘆き、次々と改革に取り組んでいった。

 伝統と血脈に支配されるゼスの政治体制を打破するために、実力主義を導入して四天王制度を確立したことは、ガンジーの功績である。

 だが、魔力・体力・腕力に優れているものの直感とその場の感情で行動してしまうため、隙が多かった。

 長官たちを中心とする老獪な守旧派たちの抵抗を打ち破れず、改革は志半ばで足踏み状態となってしまっていた。

 

 そんなおり、代々のゼス国王に助言を与えるとされる聖者ルーシーの予言が下された。

 それは、救世主が近々現れて世界を統一し、人類を救うというものであった。

 ガンジーはその予言に衝撃を受け、救世主と思われる勇者を探し出して協力するために、旅立つことを決意したのである。

 勇者が救うのは全人類であり、それを助けることは、ゼス国内の些細な不平等を是正することよりも、優先順位が高い。

 要するに、ガンジーは国内の抵抗勢力の反撃に負け、勇者降臨を理由に、面倒な国内事情を全て放り出してしまったと言える。

 

 大義のために、小事に目を瞑る。

 世界のために、ゼスの政務を放り出す。

 このガンジーの考えは、明らかに一国の為政者として失格である。

 

 さらに、小事に目を瞑ると宣言しておきながらも、言行不一致が甚だしい。

 旅先で可哀想と感じる人たちに対して、ガンジーは容赦なく弱者救済の手を差し伸べる。

 独善的で、なおかつ救済の方法も、かなりズレていた。

 

 後世において、リーザス地方では、ガンジーの名は道化者の蔑称とされてしまう。

 また、ゼスでは、国を滅ぼし民に蔑ろにした悪王として、その名を口に載せるのも憚られるほどの疫病神扱いされることになる。

 

 

 

 

 

<LP3年5月24日>

 

 ランスは暇つぶしに盗賊の迷宮を訪れた。

 ブリティッシュをサンドバックにして久しぶりに躰を動かし、鍛錬を積む心算だった。

 しかし、ランスはそこで意外な人物に会う。

 ジュリア・リンダム(17歳)である。

 

 ジュリアは、親衛隊に所属するリーザスの武官である。

 親衛隊はエリート集団のはずなのだが、ジュリアははっきり言って親衛隊のお荷物であった。

 名門リンダム家出身で、幼い頃からリアに遊び相手として気に入られていた。

 つまりコネで親衛隊に入隊できた精神年齢のかなり低いバカ娘なのである。

 

 ジュリアは、修行のために盗賊の迷宮を訪れてブリティッシュと出会い、話し相手になっていたのである。

 可哀想なブリティッシュのために、毎日弁当を持ってきていた。

 からしたっぷりのサンドイッチや、あちあちおかゆや、あんぱんや、かき氷のいちご味。

 雑多で予想も付かない食物ばかりであったが、ブリティッシュにとっては望外の幸せだった。

 

 ランスが来たために、ジュリアは去っていく。

 露骨に落ち込んでその後姿を見送るブリティッシュ。

 なんと言っても、ブリティッシュの事を考えてくれるのはジュリアだけなのである。

 ブリティッシュはジュリアのことを可愛い娘のように思っていた。

 

 

 

 このとき、ランスの腰には聖刀日光があった。

 日光とブリティッシュは、エターナル・ヒーローズとして冒険した仲間である。

 しかし、日光はブリティッシュがその当人であることに気づかなかった。

 それほどまでに、ブリティッシュは煤けてしまっていたのである。

 

 

 

 

 

<LP3年5月25日>

 

 ジフテリア側は、多額の寄付金をAL教団に払っていたので、川中島の援護があると信じて強硬に対応した。

 しかし、AL教団は、ジフテリアを容赦なく見捨てた。

 

 ジフテリアは、2000名強の騎士を中心とした軍勢を仕立て、リーザス軍を迎え撃とうとする。

 街に被害が及ぶ篭城戦を選択せずに、アイスの街との間の街道にて、迎撃する作戦に出るジフテリア軍。

 明らかに作戦ミスであった。

 結果として、ジフテリアは1日と持たずに陥落することになる。

 

 ジフテリアを確保したことにより、リーザスとAL教団本部川中島の間に障害はなくなった。

 また、自由都市国家群西部域制圧作戦も成功裏に幕を閉じることになる。

 

 リーザス軍が、次にその矛先を向けるのは、自由都市国家群東部域(Mランド・ハンナ)であった。

 

 

 

 

 

<LP3年5月26日>

 

 このときランスは、初めてAL教団の本部に足を踏み入れた。

 目的はAL教団本部の視察とムーララルーという人物の確認であった。

 

 各国の国王自らが川中島を訪れることは滅多にない。

 そのため、ランスは意外と信心深い王であると民衆に認知されることになる。

 リーザス内部のAL教徒たちのランスへの信頼度が、格段にアップしてしまう結果となった。

 

 AL教団側はランスの訪問を歓迎し、川中島にて盛大な式典を行った。

 このとき法王ムーララルーと鬼畜王ランスは初めて対面することになる。

 

 

 

 ムーララルーは歓待しつつも、ランスを単純な男と見なした。

 ランスはランスでムーララルーの本性を初対面で見切ってしまったのか、一瞬で興味を失ってしまう。

 

 今回の訪問を通して、対外的にはAL教団とリーザス王国の友好を深めることがアピールされた。

 ただそれだけのことであり、ランスとムーララルーの間には一切の友誼は芽生えなかった。

 

 ムーララルー側としては、鬼畜王と恐れられるランスが、AL教団には従うことをアピールできた。

 教団の格を上げることに成功したのである。

 しかし、リーザス側としては、真に実りの少ない訪問であった。

 

 

 

 

 

<LP3年5月27日>

 

 ランスは、黒の軍の増強を開始していた。

 バラオ山脈を越えてヘルマンに攻め込む場合、その行軍経路の狭さから一軍のみしか送り込めない。

 そのことをマリスから知らされたランスは、密かに準備を始めたのである。

 

 まず優先的にバレス率いる黒の軍の規模を拡張していく。

 バレス自身にも拡張の理由は明らかにされなかった。

 黒の軍は先のエクスの乱において副軍を全て失っている。

 そのため拡張は自然な流れであり、ランスが黒の軍をヘルマン攻めの先鋒にしようとしていることは、誰にも察知できなかった。

 

 ランスは御用商人にブルーペットから、人望の杖を購入する。

 5000万Gという高値の魔法のアイテムであった。

 一介の冒険者が持つようなアイテムではなく、国家レベル向けに開発された特殊なものである。

 この杖を装備した将が率いる部隊は、その部隊に応じたレベルの志願兵が何故か増えるという特殊な効果があった。

 ランスは、この杖を元帥杖としてバレスに貸し与えた。

 

 

 

 

 

<LP3年5月28日>

 

 この日サテラは、魔人である自分の躰とプライドをズカズカと蹂躙していくランスに対して、決闘を持ちかけた。

 サテラの望みはランスの命である。

 サテラは、その対価として、自分の躰を自由にしてよいと約束してしまう。

 当然ながらランスはその話に乗り、大いに張り切ることになる。

 

 取り決めにより、二人の戦いは演習形式で行うことになる。

 リーザス城の郊外で、ランス率いる千名の緑の軍の騎士たちと、サテラが丹精込めて作った二百体のガーディアンたちがぶつかり合う。

 サテラは、自分の作ったガーディアンたちに絶対の自信を持っており、五倍の兵数差も全く問題視していなかった。

 結局は、サテラのその油断が命取りとなる。

 

 五人の騎士で一体のガーディアンを叩けばよいのである。

 開けた土地で模擬戦闘が行われたことが、ランスに利することになる。

 結構な被害が出るが、戦闘が始まってすぐに、サテラのガーディアンたちは残らず倒されてしまった。

 シーザーが獅子奮迅の活躍を見せるが、緑の軍の騎士たちに囲まれて、サテラと引き離されてしまう。

 

 華奢な女の子のサテラ。

 日光を持ったランスに敵うはずもなく、打ち倒されてしまう。

 ランスは全くの無傷であり、ランスの強さが引き立つ決闘の結末であった。

 

 あまりの悔しさに魔人としての威厳もなく、つっぷしたままボロボロと涙を溢し、嗚咽を漏らすサテラ。

 サテラは、大人しく自分の負けを認めた。

 意気消沈し、ランスとの約束を守ることを受け入れてしまうのであった。

 

 

 

 

 

<LP3年5月29日>

 

 約束通りランスに抱かれることを決意するサテラ。

 魔人なのに人間に負けてしまった自分が悪いのだと、自分を納得させていた。

 サテラは、ランスの求めに応じて、夜ランスの寝室を訪ねることになる。

 

 不安なサテラは、ガーディアンのシーザーを連れて現れた。

 当然ランスは、シーザーを排除しようとする。

 サテラに命じて、シーザーを帰らせてしまう。

 しかし、サテラの身を第一に考えるシーザーは、部屋の外でサテラが出てくるのを待ち続けるのであった。

 

 

 

 サテラは、痛くしないでと、処女らしいセリフを残してベッドにその身を横たえた。

 こんなことになったのは全て自分のせいだと考えつつも、ランスに抱かれることが不思議と嫌ではなかった。

 セックスに対しての知識が皆無であることを曝け出し、恥辱に震えるサテラ。

 そんなサテラを、ランスは裸に剥き、思うまま嬲っていく。

 

 サテラは、髪を優しく撫でられて躰を震わし、耳の穴をそっと愛撫されただけで軽くイッてしまう。

 首筋を舐められ、胸を揉みしだかれて、ランスの一挙手一投足に反応してイッてしまうサテラ。

 その秘所は当然大洪水状態となり、ランスにその証を見せ付けられて、真っ赤になってしまった。

 

 十分に濡れたのでもう大丈夫と、ランスは自慢のハイパー兵器を突き立てようとする。

 その前にランスは、イき過ぎて朦朧としてしまっていたサテラに、ハイパー兵器を握らせて、その雄雄しさを意識させようとした。

 サテラにとって、初めて男性器に触れるところとなり、激しく動揺してしまう。

 この巨大なハイパー兵器が自分の中に入ることを意識させられて、サテラは不安に怯えることになる。

 入れられたら快楽で気が狂うと怯えるサテラに対して、魔人だから多分大丈夫だと無責任な発言をしてしまうランス。

 サテラの怯えを笑殺して、その可憐な脚を開き、ハイパー兵器をサテラの大事なところに押し付けていった。

 

 処女を失うことによる痛みよりも、得られるであろう激しい快楽に対して怯えるサテラ。

 無意識に腰を逃がそうとして、ハイパー兵器をクリトリスに押し当てられてしまう。

 それだけで激しい絶頂に至り、ほとんど意識を失いかけてしまったサテラに対して、ランスはハイパー兵器を突入させようとする。

 秘唇にハイパー兵器の雄雄しさを感じたサテラは、大いに悲鳴を上げてしまった。

 

 

 

 そのサテラの悲鳴を扉の外で関知したシーザーは、強引に部屋の中に突入してしまう。

 シーザーには、ランスがサテラを苛めているとしか考えられなかった。

 当然のことだが、シーザーはサテラを守るためにランスを止めようとする。

 

 突然のシーザーの乱入に、ランスは大いに興を殺がれてしまった。

 文字通り堅物のシーザーをなんとかするのは骨の折れる作業である。

 無駄な苦労は大嫌いなランスは、ベッドの上で気絶してしまっているサテラを連れて行くようにシーザーに命じた。

 

 シーザーに抱きかかえられて部屋を出て行くサテラ。

 悪態をつきつつその姿を見送ったランス。

 今度サテラを呼ぶときは、シーザーを自分の部屋に置いてくるように命じようと考えるランスであった。

 

 

 

 

 

<LP3年5月30日>

 

 リーザス城をラ・サイゼルの部隊が急襲する。

 あいにく守備隊は出払っていたため、南方への出撃準備をしていたリックの赤の軍と、親衛隊のレイラの金の軍が防衛に当たることになる。

 リックとレイラはよく連携を取り、被害を最小限に抑えて、ラ・サイゼルを追い返すことに成功した。

 

 戦いの後、レイラは一人、赤の軍のテントを訪ねた。

 レイラの片思いの相手はリックであり、何かれと理由をつけて接近する機会を狙っていたのである。

 戦闘終了後の処理をしていたリックに対して、レイラは先の戦闘でのリックの戦い振りを称賛する。

 リックも、レイラの指揮を素晴らしいと思っていたが、親衛隊は最後の砦であるため、戦闘は自分に任せるように訴える。

 

 親衛隊の未熟さはレイラもよくわかっていた。

 だが、それでも共に戦いたいと呟くレイラ。

 リックの方も、レイラのような軍人として尊敬できる人物と共に戦場を駆けることはとても光栄であり、不謹慎だが楽しいと感じていた。

 しかし、その感情はあくまで同僚の将軍としてであり、リックの方にはレイラに対して恋愛感情は全く抱いていなかった。

 

 結局このときレイラとリックは、これからも頑張りましょうと声を掛け合うだけで、別れることになる。

 レイラの思いはなかなかリックに届きそうもなく、テントから出たレイラの口からため息が漏れる。

 

 

 

 レイラがランスの寵愛を得ていることは、結構軍部の中では有名になり始めていた。

 ランスの閨房を訪ねる毎日を送っている以上、当たり前であった。

 リックも当然その噂を耳にしていたのである。

 

 レイラがランスの夜伽の相手を務めることを承知してから一ヶ月余りの時が経っていた。

 その間にランスとレイラの性的な関係は、誰にも想像できない変態チックなところまでディープに進化してしまっていた。

 

 優秀な躰と能力を持ちつつ、レイラは何事にも勉強熱心な性格をしている。

 そのため、児戯にも等しかったレイラの口唇愛撫の技術は、短期間でメキメキとレベルアップしていくことになる。

 レイラ自身は知らぬ内に高級娼婦顔負けの上品且つ絶妙なテクニックを、いつのまにか完璧にランスに仕込まされてしまっていたのである。

 セックスを知り抜いているランスの巧みな指導が冴えわたり、レイラは無意識のうちに色香を漂わせるいい女へと羽化し始めていた。

 

 

 

 閨房でのランスとレイラのキスの凝り様を見れば、レイラの内面の変化は一目瞭然である。

 互いの性器を互いの手で弄り合いながら、ランスとレイラは平均で1時間以上もネトネトのディープキスを続けるようになってしまっていた。

 レイラはランスのハイパー兵器をしごき続け、ランスはレイラの秘所と乳首を巧みに愛撫し、際限なく互いを昂ぶらせていく。

 

 レイラは、ランスとのディープキスの気持ちよさに完璧に酔ってしまっていた。

 何故か自分の手淫技でランスの子種を絞り取りたくてしょうがなくなり、その手の動きを速め、より情熱溢れるしごき方を続けてしまう。

 レイラはランスを射精に導くことに固執してしまうのである。

 

 しかし、ランスの愛撫に堪えきれなくなり、ハイパー兵器を発射させる前にレイラがイってしまうことがほとんどであった。

 だが、その場合は、ランスが射精するまでこの淫蕩なディープキスの行為は続けられることになる。

 やっとランスを射精させることができたときには、レイラの心の中で溜まりに溜まった悦びが爆発する。

 あまりの嬉しさに軽くイってしまうほどであった。

 

 絶頂に肌を染め抜いた己の美麗な躰を 射精の気持ちよさに躰を震わすランスにぴたりと寄り添わせるレイラ。

 そして、ハイパー兵器が白濁した生命液を噴出するその淫らな光景をうっとりと眺め続けるのである。

 それは例えようも無いほど淫らな決闘の決着と言っても過言ではないだろう。

 戦士としての性か、二人は互いに競い合い、互いの性戯の技を鍛えあっていたのである。

 

 ランスがキスをしようとすると、レイラは期待に涎が溢れながらも挑戦的な目で応じるようになっていた。

 負けないわよ、と生来の負けん気の強さで、ランスに挑みかかる。

 セックスの中にイかせ合うという競技のような一面を見出したレイラは、どっぶりとその倒錯した性行為にはまっていく。

 やがて、レイラは、無意識のうちにキスをねだる表情を浮かべてランスのキスを誘うまでになってしまうのである。

 

 

 

 ストリップのときのレイラの雰囲気もだいぶ様変わりしてしまっていた。

 初めは、ランスが茶化しレイラが真っ赤になってランスを咎めるというような軽い雰囲気のはずだった。

 だが、特訓が進むに連れて、言葉数が少なくなり、レイラの喘ぎ声とランスの唾を飲む音しか聞こえなくなる。

 二人は視線で意思の疎通を行うまでになり、ねっとりとした淫らな空気が流れるようになった。

 

 ランスは真剣な目でレイラを見つめ視線で愛撫する。

 レイラはその愛撫を感じながら恥らいつつも、熱い視線と濡れた唇でランスを焦らす。

 そして、誘うように見せ付けるようにその極上の躰を淫らにくねらせ、一枚づつ脱ぎ捨てていき、徐々に綺麗な肌を晒していく。

 

 それはストリップというよりも、躰を合わせずに行う一対一のセックスというべき行為であった。

 レイラは、ランスの前で舞い踊る都度、高ぶる気持ちを抑えきれなくなる。

 最後の一枚を脱ぎ捨てた時に軽くイッてしまうほど、服を脱いで自分の肌を男の視線に曝すという行為に、深い快感を覚えるまでになる。

 

 

 

 同様にレイラのオナニーもめちゃめちゃ激しくなる。

 最初のころは、レイラのリックのことを考えながらするオナニーも、淫猥であったがおとなしいものであった。

 しかし、夜伽の回数が増えるにつれて、ランスの巧みな愛撫により性感は高められ続けてしまっていた。

 だが、あくまで挿入は無しなので、レイラの性欲は溜まりに溜まっていくことになる。

 夜伽に呼ばれ始めてらしばらく経った頃には、レイラのオナニーシーンも最初の頃とは、驚くほど淫猥に様変わりしていた。

 

 確かにオナニーの出だしはリックのことを考えて始めるレイラ。

 だが、自分が撫で回すヌレヌレの秘所の向こう側に、ハイパー兵器の姿を確認した瞬間、レイラは熱いため息を付く。

 そして、愛しいリックの姿はレイラの思考からあっという間に消えてしまうのである。

 

 レイラの手馴れた手淫技に反応して、ランスは自慢のハイパー兵器を天を貫くように勇壮に屹立させる。

 だが、そのハイパー兵器は、決してレイラの中に入れられることはないのである。

 無意識の内に快楽に霞みがかった瞳で、レイラは恨みがましくも誘うような目付きをしてしまう。

 

 舌足らずな口調でランスに自分の躰を余り見ないように訴えるレイラであったが、その淫蕩な表情がその言葉を見事に裏切っていた。

 頬を羞恥で染めたレイラは、それでもランスの剛直なハイパー兵器から目が離せなくなる。

 じっと物欲しげに愛しいハイパー兵器を見つめて続けてしまうのである。

 何かを求めるように舌が絶えずその朱唇を舐め、その口唇からは涎が溢れてしまういそうになる。

 

 オナニーに興が乗ってくると、リックのことはすっかりと忘れてしまうレイラ。

 ただただランスのハイパー兵器に貫かれることを夢見て、浅ましく自慰に耽ってしまっていた。

 自分の見事なプロポーションをランスに見せ付けるように、シナを作る。

 柔らかい躰をくねらせ、長い脚を広げ、豊かな胸を振るって、激しいオナニーを披露するのである。

 

 愛しいレイラのHなオナニーシーンに興奮したランスの方も、触発されるようにオナニーを始めるのが常であった。

 向かい合ってオナニーに興ずるランスとレイラの二人。

 それはすでにオナニーではなく、倒錯した性行為に他ならなかった。

 

 ランスの動きに刺激され、さらにレイラの中で感情が盛り上がっていく。

 このころになるとレイラは一種のトランス状態に入ってしまい、この淫らなオナニーショウもついに佳境に入る。

 ランスの顔前で激しく指を動かし、夢中になって上り詰めていくレイラ。

 最後の最後には、シーツを掻き毟りながら、ピーンとその秀麗な肢体をの隅々まで躰を硬直させ、辺り憚ることなく放恣によがり啼いてしまう。

 そして、その秘所から盛大に潮吹いて、同時にランスのハイパー兵器から射出された精と己の愛液を、宙で交じり合わせるのであった。

 

 

 

 

 

<LP3年5月31日>

 

 リトルプリンセスを追って、カミーラがリーザス地方にやってきてから一ヶ月が経った。

 すでにカミーラ自身が出撃する機会はめっきり減ってしまっていた。

 当然のことだが、カミーラには、ケイブリスが魔王となることに手を貸す心算も、ケイブリスを魔王と崇める心算も全く無い。

 

 それよりも、カミーラにはしなければならない事が三つあった。

 それらに比べればリトルプリンセスの捕獲の任務のプライオリティはかなり下がる。

 

 1つ目は、ケイブリスへの復讐である。

 ケイブリスに惨敗を喫してしまったことは、カミーラに自尊心を痛く傷つけていた。

 しかし、カミーラが、心理的に立ち直るには、今しばらくの時が必要であった。

 

 2つ目は、ゼス王国への意趣返しである。

 10万もの魔軍を投入して、その三分の一を損耗させてしまうという大失態を演じてしまった。

 人間は魔人の下僕であり、カミーラがその人間に敗れることなど、絶対にあってはならない。

 だが、マジノラインをどうにかしなければ、配下の魔物たちをゼスに進入させることはできない。

 

 そして、もっとも大事な3つ目は、いなくなってしまった使徒アベルトを連れ戻すことである。

 

 

 

 カミーラは、三人の使徒を持っていた。

 カミーラと同じドラゴン族の七星と、女の子のような外観のラインコック、そして問題のアベルトである。

 アベルトは、かつての激しい戦争で行方不明になってしまっていた。

 しかし、使徒とは魔人が自分の力を分け与えた存在ということもあり、カミーラはアベルトの生存を確信していた。

 

 カミーラは、七星をゼスに潜入させ、ゼス攻略の方法を探させていた。

 そして、その任務のついでに、アベルトの居場所も調べさせていたのである。

 

 七星と同様に、ラインコックは、カミーラからリーザス国内でのアベルトの居場所の探索を命じられていた。

 ただし、ラインコックには、もっと大事な任務が与えられていた。

 カミーラの無聊を慰めるために、人を攫って来る仕事である。

 

 ラインコックの女と見まごう可愛らしい美貌に、数多くの男たちが惑わされて拉致されてしまっていた。

 また、バラオ山脈を越える旅人たちのほとんどは、人知れず忽然と姿を消してしまうことになる。

 カミーラの前に引き出された哀れな犠牲者たちは、皆揃って無残な最期を遂げることになる。

 

 女を攫ってきては壊れるまで輪姦させ、拒絶したり勃起できなかった男たちは、容赦なく殺した。

 旅の途中で捕まってしまった大道芸人や歌姫なども、芸の途中で少し粗相をしただけで、あっさりと殺した。

 とある街の仲の良い美男美女の夫婦を揃って拉致し、妻を男たちに輪姦させ、夫の苦しむさまを楽しんだ。

 

 カミーラは、人間の脆弱さを見物し、束の間のくつろぎの時間を過ごしていたのである。

 繰り広げられる凄惨な光景を、ラインコックと一緒に楽しみ続けた。

 アベルトが見つかるまでは、この満ち足りた環境を捨てる心算はなかった。

 

 

 

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