リーザス領プアーにて暴動発生。
ランス、速やかに暴動を鎮圧。
6月24日 リーザス城
ガンジー、身分を隠して、リーザス王国に仕官。
6月25日 リーザス城
リーザス城にて魔法研究所完成。
初代所長に若干16才の新鋭カーチス・アベレンが任命される。
6月26日 リーザス城
ランス、総合病院の建築を指示。
6月27日 リーザス城
ランス、カスタム征服を決意。
6月28日 カスタム
ランス、カスタムに降伏を勧告。
カスタム都市長エレノア・ラン、ランスの元へ赴いて降伏を打診。
6月29日 リーザス城
ランス、カスタムの人脈を用いて、軍事・房事面で大幅な強化を遂げる。
6月30日 リーザス城
ランス、カーチスにほれ薬の作成を指示。
<LP3年6月23日>
リーザス領プアーは、貧民層が多い街であった。
隣のリーザス領リッチは、裕福な階層が多い街であったので、プアーの人々は自分たちの貧しさを悔しがっていた。
ヘルマンの大部分の貧しい農村に比べると、それでも天国のような状況であったが、リーザスの生活水準が高すぎた。
ランスは、マリスの忠告等でプアーでの強制徴収を控えていたが、それでも暴動は発生してしまう。
プアーの人々は、新王即位により自分たちの生活が変わるかもしれないという淡い希望を抱いていた。
だが、その望みとは反対に、戦争に次ぐ戦争によって、やや生活水準が悪化してしまう。
耐え切れなくなった人々は、暴動の愚挙に出てしまう。
ランスは暴動発生の報を聞くと、即座にプアーへの出撃を命じ、自らその鎮圧部隊を率いてしまう。
精鋭部隊を率いて、暴動をあっという間に鎮圧してしまうランス。
もともとまったく武力を持たないプアーの暴動軍は、再起不能になる。
暴動の騒動を影で見ていたゼス国王ラグナロックアーク・スーパー・ガンジーは、ランスの姿に救世主の姿を見た。
来るべき魔王との戦いの前に、いかなる非難も顧みることなく、大陸統一の大事業に挑むランス。
ランスが埃のために流した涙を見たガンジーには、そのランスの崇高で悲痛な思いが、はっきりと聞こえていた。
猛烈な感動に襲われたガンジーはドボドボと涙を流す。
ゼスをランスに渡してしまおうと思いつくガンジーであったが、さすがにそれはカオルやウィチタに止められてしまう。
ガンジーは身分を偽って、ランスに臣下として仕えることを決意した。
<LP3年6月24日>
ガンジーは、付き人のカオル・クインシー・神楽と、ウィチタ・スケートを引き連れ、リーザス城を訪問し、仕官を願い出た。
その威風堂々とした風体と態度から、一目で只者ではないことは明らかである。
下級士官はただちにマリスにこの件を報告し、その報告はその日のうちにトップのランスにまで上がった。
ランスは、ガンジーよりも二人の美少女に強く関心を抱く。
ガンジー一行は、ただちにランスの前に案内されることになり、ガンジーの仕官の願いは聞き届けられることになった。
当然ながら、カオルとウィチタは両名をランスに献上することが条件であった。
ガンジーは、英雄色を好むの格言通りのランスの姿を拝見し、闊達に笑いながら、カオルとウィチタを喜んで差し出したのである。
ランスのハーレムの住人となり、ランスに抱かれ、ランスの女となるカオルとウィチタ。
カオルは習得しているくノ一の術を使い、ランスの性欲はひどく満足させる。
カオルの心は常にガンジーの許にあったが、ランスにガンジーの若い頃の雄姿をダブらせてしまっていた。
ランスの反応が可愛く、ついつい任務であることを忘れて楽しんでしまうカオル。
カオルは、躰は喜んで差し出すが心までは決して許さず、ランスに惚れようとはしない。
そんなカオルに対して、ランスも剥きになって挑んでいく。
しかし、後世に「皇帝ランスの淑女育成場」とまで謳われことになる「SMの塔」が完成してからは、カオルも笑ってはいられなくなる。
カオルはSMの塔に拘束され、真珠色のボンテージを身に纏わされてランスに中出しされまくることになるのである。
ウィチタはその処女をランスに捧げた。
初めてはガンジーにと淡い気持ちを抱いていたウィチタ。
だが、ガンジーに強く勧められ、ランスに躰を許してしまうのである。
カオルとは正反対に、ランスに翻弄され続けることになる。
ウィチタの中からガンジーへの思いを消そうと、ランスは執拗にウィチタをいじめたのであった。
当然のことながら、ウィチタがその生涯で躰を許した男は、ランス只一人となってしまう。
ウィチタ本人にとっては非常に不本意なことであったが、次第に慣らされてしまうことになる。
両名ともランスに抱かれた後、ハーレムの女としてだけではなく、諜報員としてもランスに仕えることを願い出た。
ガンジーの影響力を減少させるために、ランスはこの申し出を受け、両名はかなみの配下として、リーザス忍軍に所属することになる。
<LP3年6月25日>
ランスが巨額の資金を投入して建造させていた魔法研究所がついに完成する。
その設備は、魔法国家として名高いゼス王国のそれと比較しても、かなりの規模と質の高さを誇るものとなる。
この魔法研究所落成によって、ゼスに比べて遅れているリーザスの魔法関連の産業の飛躍的な発展が期待されるところとなる。
だが、施設というハードウェアは準備できたが、人材というソフトウェアの整備がまだ不十分であった。
主に、リーザス国立大学の魔法研究学部の人材が、魔法研究所に所属することになるが、それでもまだ不足であった。
そのため、リーザス王国は、国内だけでなく、猛烈な勢いで併合を進めている自由都市国家群も含めて、広く人材を集めることになる。
ランスとしては、各街で私塾を開いている魔法使いたちを招聘し、魔法研究所の所員のレベルを一気に上げる心算であった。
さらには、市井で冒険者として活躍している魔法使いたちにも、スカウト攻勢をかけていく。
また、紫の軍の魔法兵たちには、退役後のポストとして、魔法研究所の所員が与えられることになる。
ランスは本気で、魔法研究所を魔法産業活性化の起爆剤にする心算であった。
後々、あてな2号の生みの親である魔女フロストバインも、この魔法研究所に招かれることになる。
魔法研究所の栄えある所長の座に誰を着かせるかで、落成前に少々揉めることになるが、マリスの一存でそれも収まった
最年少の15歳でリーザス王立大学大学院を卒業した実績を買われて、16歳のカーチス・アベレンが任ぜられることになった。
リーザス国立大学・魔法研究学部・魔法機器研究室に研究員として所属していた若き天才である。
魔法技能は1しかないカーチスではあったが、魔法研究に長けており、その知識は神魔法にまで通じていた。
その有能さは勿論だが、リーザスの魔法文化の新たな船出の象徴として、若いカーチスが選ばれたのである。
魔法研究所の所長というポストは、カーチスにとっても、とても魅力的であった。
大学の研究室では、時任教授に時々意味深な発言をされたり、エイミー女史にせまられたりして困ってばかりだったのである。
カーチスは、喜んで研究所長の座を引き受けた。
ただ一点問題があった。
カーチスの容貌は、女と見まごうばかりの美少女顔であったのである。
初めてカーチスと対面したランスは、男と知らず口説こうとしてしまう。
ひと悶着あった後、カーチスは、カマチスとランスにあだ名を付けられてしまった。
<LP3年6月26日>
魔法研究所の建造が終わった後、ランスは、次なる建設物として病院が適当であると思い立った。
きっかけは些細なことであった。
単純にランスが面倒だと感じたことが、話の一番最初である。
リーザス城内には病院は無く、大学病院から派遣されてきた典医が数人つめているだけである。
設備としては貧弱なモノである。
もし万が一手術を行わなければならなくなった場合、リーザス城を出て、市街にある病院に入院しなければならない。
王様が一般市民と同じ病院に行くのはどうかという意見も多々ある。
それに、第一に移動の為に時間が掛かる。
緊急の場合に酷く不便である。
そうでなくともカミーラたちケイブリス派の魔人の襲来によって、いつ何時リーザス城が戦場になるかわからない情勢であった。
篭城時に怪我した兵たちを収納する病院の数が不足がちだったのである。
こうして、リーザス城の王宮の外郭施設として、大規模な病院が建築されることになる。
ランスの発案であり、施設の詳細や設計図は全てマリスが手配した。
最初は引き続き市街地の病院の利用を推奨していたマリスであったが、次第に病院建設が素晴らしい案だと考えるようになる。
ランスの発案に積極的に賛同することになり、より良い施設を作るために努力するマリス。
スタッフも最高の人材を集めるべく、建造に関するプロジェクトの指揮と平行して、人材発掘に余念がなかった。
マリスは、この建造予定の病院に、やがて自分が大いに助けられることになるなど、全く予想していなかった。
建造される病院にはしっかりと産婦人科も完備されることになったのである。
建造された病院は、後に何度もランスやランスの女たち、そしてひいてはリーザス政府自体を助けることになる。
ランス自身も、ここまで自分が建設を指示した病院が重宝されることになるとは考えていなかった。
ランスの不思議な先見性は、王として得がたい素質であった。
<LP3年6月27日>
ラジールを併呑したリーザス軍は、その南方にあるカスタムを攻略目標としていた。
カスタムは、ランスと何かと縁のある都市である。
この街には、ランスの女たちが住んでおり、その者たちの力はかなりのレベルに達している。
ランスが手を出すだけあって当然のことではあるが、揃いも揃って美人揃いである。
【 エレノア・ラン(魔法戦士)21歳 】
自由都市カスタムが高名な魔法使いラギシスに弟子として預け、都市の自衛戦力とすべく育成させた(つもりだった)四人の魔女の一人。
魔法戦士であり、幻覚呪文の使い手。
ラギシスに騙されて嵌めてしまったフィールの指輪に操られていたところを、ランスに20歳まで守り通してきた大事な処女を奪われることで救われた。
現在は遠くにお嫁に行ったチサに代わって、カスタムの責任者(都市長)をしている。
まじめで内気なわりに責任感が強いため、問題点を自分一人で抱えこんでしまう損な性格をしている。
【 魔想志津香(魔法使い)19歳 】
自由都市カスタムが高名な魔法使いラギシスに弟子として預け、都市の自衛戦力とすべく育成させた(つもりだった)四人の魔女の一人。
大陸に数多く存在する魔法使いの中でもほんのわずかしか使用できないと言われる「白色破壊光線」を自在に操るほど、そのポテンシャルは高い。
ラギシスの罠にはまるも、逆にフィールの指輪の力を利用して過去を改変しようとし、遡った過去でランスに敗れて18歳で処女を散らされてしまった。
ランスとは、その後も彼の数々の冒険に(なし崩しで)参加しており、その都度、何度も(無理やり)躰を許してしまっている関係である。
志津香の目的は父をだまし打ちしたラガールという魔法使いを倒すことだけであり、そのために自らの魔法の技術を磨きレベルUPを目指してる。
【 マリア・カスタード(天才技師)19歳 】
自由都市カスタムが高名な魔法使いラギシスに弟子として預け、都市の自衛戦力とすべく育成させた(つもりだった)四人の魔女の一人。
水の魔法が得意であったがフィールの指輪により魔法力を失い、現在は大好きな機械工作で素晴らしい成果(チューリップシリーズ)を挙げている。
1年前、フィールの指輪に操られてカスタムの街を滅茶苦茶にしてしまったところを、処女を奪われることによってランスに救われる。
それ以来ランスのことが好きであるが、シィルに対する遠慮とランスの見境無さから躊躇している。
ヒララ合金と呼ばれる特殊な素材使った各種チューリップシリーズの兵器は、彼女しか作れない世界最先端の技術である。
【 ミル・ヨークス(幻獣使い)11歳 】
自由都市カスタムが高名な魔法使いラギシスに弟子として預け、都市の自衛戦力とすべく育成させた(つもりだった)四人の魔女の一人。
普通の手段では倒す事が出来ない幻獣と呼ばれるモンスターを、異界から召喚する魔法を得意とするサモナー。
1年前、フィールの指輪に操られていたミルは指輪の力で18歳くらいの美女に成長していたが、ランスにやられて元の姿に戻る。
10歳で処女喪失を経験したことになり、同年代の男をガキ扱いしてランスに迫るかなりおませな元気な子であるが、まだまだがきんちょ。
現在は姉のミリと薬屋をやっているが、ミリがしょっちゅう留守にするので、一人で店番をしている。
【 ミリ・ヨークス(両刀戦士)21歳 】
ミルの姉で、すごいHでSEX好き(男女共にOK)な女戦士。
剣の腕もさることながら、ランス以上の性豪で男女お構いなしの凄いスケベな女の子である。
ランスすら手に負えないテクニシャンであり、ランスでさえ彼女の前では赤子の手をひねる様にのされてしまうほどである。
美人なのに、ランスがセックスするのを嫌がる数少ない女性の一人であり、まさに女なのにSEXの魔王。
妹のミルと共に楽しく生活しているが、実は不治の病を患っており、いつ発病するかわからない状態にある。
ランスは、彼女たち5人を自分のハーレムに呼び寄せようとしていた。
さらに、あくまで二次的な期待であったが、彼女らの力を加えて、リーザス軍の軍事力をさらに強化することも目論んでいた。
魔法やチューリップ、幻獣など、異なる兵装をどんどん加えていくことによって、リーザスの陣営は何倍にも強化されることになるのである。
ランスにしてみればよいこと尽くめであった。
ただし、今回の軍事行動に関しては、国の内外からひそかに批判の声が上がることになる。
1年前のヘルマン第三軍によるリーザス占領時には、カスタムを中心とする自由都市群からなるリーザス開放同盟が設立されている。
リーザス開放同盟は、ヘルマン第三軍をリーザスから追い出し、リーザスの独立を回復したのである。
言うなれば、リーザスはカスタムに大恩ある立場であった。
そんな大恩あるカスタムをリーザスは併合しようとしている。
批判の声が上がってしまうのも当然と言えた。
だがランスはいっこうにその声に気付かない。
もし気付いていても鼻で笑ったことであろう。
もともとリーザス開放同盟は、ランス(実はマリア)が呼びかけて作ったものであり、盟主はランスなのである。
ランスにしてみれば、カスタムは俺様のモノと言ったところであった。
こうして、リーザス軍は厚顔無恥にもカスタムに向けて進軍していくことになる。
<LP3年6月28日>
軍を率いて現れるも、無防備に数人の部下を率いただけで、カスタムの街に乗り込んでいくランス。
ランスは、チサに代わってカスタムの新たな都市長となっていたエレノア・ランに対して、カスタムの全面降伏を要求する。
それだけでなく、ランを初めとするカスタムの首脳陣たち全員のハーレム入りまで要求した。
かつての人見知りの激しいランのままであったら、おどおどとした態度でランスの言葉に従順に頷いていたであろう。
だが、都市長という重責を担うことにより、彼女は確実に成長していた。
緊張しつつも、ランスと対等に向き合っていく。
ランも、世界平和の為にも誰か一人が大陸全土を統一するのがベストだと考えていた。
そういう意味においては、カスタムもリーザスに協力するのはやぶさかではなかった。
リーザス軍に自分たちが加わることについても承知するラン。
だが、ハーレム入りだけは拒絶する。
リアと結婚した以上、他の女に手を出すのは道徳に反する。
また、都市長として街の娘達をむざむざとランスの毒牙にかけさせる事は出来ない。
ランははっきりとランスに意見表明した。
街の女の子に手を出さないというのが、ランの提示したカスタム降伏の唯一の条件であった。
そのランの回答は、ランスの気分を大いに損ねるものであった。
俺様は英雄であり、英雄にはたくさんの女が必要である。
轟然とそう言い放つランス。
だが、ランスのその見解までも、ランは明確に否定してしまう。
あくまで条件を引っ込めないラン。
その頑固さにランス怒って席を立ってしまう。
そして、ランが呼び止めるのも聞かず、カスタムを離れて、自陣に帰ってしまう。
カスタムの街の本部で、マリアと志津香とミリに交渉が決裂したことを説明するラン。
志津香はランの交渉方針を支持し、失敗に終わったのはランスがあまりに非常識だからであるとランを慰める。
しかし、マリアはランスの破天荒な性格を心配し、状況が悪化しないか不安な顔を見せてしまう。
同盟国同士なのだから、そう簡単に戦争にはならないと皆を安心させようとするランであったが、その顔色は暗かった。
皆がランスの鬼畜ぶりをその身を持って知ってしまっているからである。
ラギシスの指輪に操られていた皆の処女を、ありとあらゆる手を使って容赦なく奪っていったのがランスなのである。
ちなみに、ここにいる全員が棒姉妹であり、男性経験はランスのみの状態であった。
全員がランスのことを強く意識してしまうのは仕方の無いことであった。
ランスに片思いのマリアが、おずおずと自分が人身御供なることを申し出るも、志津香に叱られてしまう。
志津香は、いざ押し倒されそうになったら色々と誤魔化す方法もあると、ランを元気付けた。
いざとなったら薬入りのお茶でも飲ませて、無理に戦争しないって調印させるっていう手もあると怖いことを言う志津香。
がきんちょのミルは、自分が薬屋であることから、その志津香の言葉にはしゃいでしまう。
ランは、もし戦争になってもあと一回は必ず交渉を行う機会があるはずと信じていた。
次は仲間に加わる方向で話を進め、ハーレム入りの件については、色々とやりくりしてみると決めていた。
志津香たちは、都市長代理であるランの決定に従うことを決めた。
だが、皆が密かに心配していたとおり、ランスはとても極端であった。
カスタム側のたった一度の拒絶の返事に対して、ランスは大軍を引き連れてカスタムまで押し寄せてしまう。
ミリの知らせを受けて、慌てて城壁に立った皆が見たものは、カスタムを完全に包囲してしまったリーザスの大軍の姿であった。
志津香は"あっ……んの、馬鹿!!"とランスに対して悪態をつくも、どうしようもない状態であった。
両者の戦力差は圧倒的であり、さらに、カスタム側の防衛準備は全く整っていないのである。
このまま戦争に突入した場合、カスタムの街に多大な被害が及んでしまうのは確実であった。
ランはとにかくランスとの会見を望んだ。
暴発しそうな志津香をマリアに抑えてもらい、ミリの護衛の申し出を断って、単身ランスのいるリーザス軍の本陣を尋ねていく。
待ち受けていたのはランスのにやけた顔であった。
どこかの頑固な都市長のせいでこんなことになったとランを嬲るランス。
仕方なく降参を宣言し、カスタムのリーザスへの併合をランスに申し入れるラン。
だが、当然のことながら、ランスはそれだけでは満足せず、志津香やマリアたちの身柄を要求する。
妾妃として、ハーレムに住まわせることを宣言したのである。
ランは、都市長として、自分が志津香たちの身代わりになることを申し入れた。
その上で、ランスに対して、志津香たちに手を出さないことを約束させた。
ただし、この取り決めは、自主的にランスとセックスすることを受け入れてしまっている人物たちに関しては別であった。
ミリやミルの姉妹は、ランスとセックスすることに余り抵抗を感じていなかった。
ミリなどは、リーザスの王であるランスの配下になることで、可愛い女の子が入れ食い状態になると密かに喜んだほどであった。
また、ランスに惚れているマリアなどは、自分を偽るも密かにランスの夜這いを期待してしまっていたのは明らかであった。
つまり、ランは、ランスとのセックスを嫌がる志津香の代わりに、ランスと躰を合わせなければならなくなったのである。
こうしてリーザス王国は、カスタムの街をあっけなく併合してしまった。
自由都市国家群中部域を手にしたリーザスは、南部域(ポルトガル・闘神都市・火星)に目を向けることになる。
<LP3年6月29日>
ランスがカスタムを攻略し、その人材を吸収したことで、リーザス軍は大幅な強化に成功した。
ランスの女たちは、それぞれが一騎当千のツワモノばかりであった。
ランスの一存で、彼女たちにはいきなり将軍待遇が与えられ、リーザスの将軍として活躍する場が与えられることになる。
エレノア・ランは、リーザスにて新しく編成された魔法戦士部隊の隊長となる。
新規の部隊ということで、まだまだ練度が低く、個人個人の力量も頼りないため、兵の教育を行うのもその任務となる。
若年の隊員たちばかりであり、面倒見の良いランは、順調に部下たちの忠誠を勝ち得ていくこととなる。
マリア・カスタードは、カスタムにいる弟子たちを中核として組織された工兵部隊の隊長となる。
ランス直属の遊撃部隊という位置づけとなり、チューリップシリーズによる戦果を期待された。
弟子たちは皆、マリアの才能に心酔しているため、戦場での指示も的確に実行され、錬度は最初から高い状態である。
魔想志津香は、紫の軍に属することとなり、自由都市国家群から徴兵された魔法使いたちを率いることとなる。
志津香は全く乗り気ではなかったが、自分がいなくなった場合、ランに迷惑がかかるため、仕方なくの参戦である。
部下たちを律するような面倒なことは無視であったが、志津香の才能の凄さに、自然と皆が従うようになった。
ミリ・ヨークスは、緑の軍に属することとなり、自由都市国家群から徴兵された戦士たちを率いることとなる。
ランスにいざという時に足腰立たない様な訓練はするなと念押しされるも、何処吹く風である。
若いミリに反抗する部下も多かったが、ミリの壮絶なテクニックの前に、一人一人陥落していった。
ミル・ヨークスは、部下は与えられなかったが、幻獣を使役するため、一人部隊となる。
ただし、がきんちょを戦闘に出すなどランスの趣味ではなかったため、ランス直属の員数外の戦力として扱われる形となった。
特別にランスから人望の杖が与えられ、ミルはレベルアップするたびに、呼び出させる幻獣の数を増やしていくことになる。
志津香たちの加入により、リーザス軍の中におけるランス閥は、より強力になった。
軋轢や反発もないわけでもなく、皆が若く美しい女性のため、その技量を疑う形で、他の軍の士官や末端の兵士たちの間に不満が生じていく。
特に11歳のミルが将軍となることなど、冗談としか思えなかった。
だが、志津香たちの実力は折り紙付きであり、ランス王の威光もあって、表立って文句が言えるような状況ではなかったのである。
しかし、彼女たちがそのスペック通りに戦場で大活躍する機会が増えていくと、不満の声は賞賛のそれへとあっという間に変わっていった。
結果として志津香たちは、新しいリーザス軍の象徴とも言える存在になっていく。
ランスが志津香たち外様勢を積極的に表に出すことによって、能力主義のようなものがリーザス軍に根付いていくことになる。
また、女性の将軍が大幅に増員されたことになり、軍部内に蔓延る男尊女卑の醜い風潮を完全に払拭する契機ともなった。
志津香たち全員に広い豪勢な部屋が与えられ、彼女たちはそこで生活することになる。
また、それぞれに専用のメイドが付けられる。
勿論、志津香たちには内緒で、彼女たちの部屋はランスの後宮内に用意されてしまっていた。
将軍待遇を与えられているため、後宮の外に出る権利は与えられているが、立場上ランスの寵姫という形になる。
引越しや新たに率いる部隊に関する準備に大忙しで、細かい手続きまでは目が回らない五人。
ほとんどの手続きはランスの指示を受けたマリスが進めていくことになる。
そのため、リーザス宮廷の序列において、妾妃の位が正式に与えられてしまっていたことなど、本人たちは気付きもしなかった。
専用メイドが付くのも、妾妃ならば当然の措置である。
リーザス王家の王室典範に則ると、妾妃の位に就くということは王家に嫁いだことを意味する。
自動的に彼女たちの戸籍は、市井から抜かれ、王家所属という扱いになる。
そして、一般生活で生じる可能性のある全ての問題は、王家の人間となったことで未然に防がれるようになる。
自分の戸籍を確認する機会など起こりえるはずもなく、したがって結婚の事実に気付くタイミングは失われてしまう。
リーザス王家で管理されている王室管理台帳の中の、ランスの妾妃の欄に、彼女たちの名前がしっかりと記されてしまっていた。
制度上、彼女たちはランスの妻となり、ランスが彼女たちの唯一の夫となったのである。
仮にランス以外に好きな男が出来たとしても、結婚などできるはずもなく、逆に不倫という形になってしまう。
発覚した場合、相手は厳罰に処されることが決定されており、普通の人間にそんな勇気はない。
つまり、彼女たちは普通に恋する機会さえも、ランスに奪われてしまったのである。
ランは、泣く泣くランスの夜伽の相手を務め続けることとなる。
ランスが志津香やマリアを無理やり手篭めにしないという約束の下での、正統な契約に基づいた行為であった。
当然の如くランスが遠慮などする訳もなく、透き通る様な白い肌をしたランの裸体は格好の餌食となる。
逆らわないランをそのまま襲うのは芸がないため、あくまで己はマグロのままで、裸になっての奉仕をランに求めるランス。
閨房に呼ばれるようになった当初、ランスに犯されるシチュエーションしか経験が無かったため、ランのフェラの技巧は非常に拙かった。
だが、ハーレムでも一二を争う抜けるようなその肌の白さと、スレンダーな躰に不釣合いな大きめの乳房は、眺めるだけでランスを満足させるものがあった。
そして、フェラでなかなかハイパー兵器を抜くことのできないランは、ランスの思惑通りに騎上位に誘導されてしまう。
涙を堪えて自慰をした後、悲鳴を堪えて躰中を震わせながら必死にランスの上で躰を揺らせるランの姿は、ランスの中出しに十二分に値した。
以降、ランは何度も閨房に呼ばれることとなり、伽を勤める機会が増えていくにつれ、その技量はランスの指導のおかげで順調に上達していく。
ただし、技量に反比例するかのように、情事にて感情を出来るだけ表に出さなくなっていったのは、ランのランスへの精一杯の抵抗であった。
それでも、ゆっくりとランスの上で蠢くランの頬が、快感に紅色に染まってしまうのは、仕方のないことではあった。
ベッドのスプリングが小さく軋む中、大きめの乳房がランスの目の上で揺れ、その白い腹が時折震える様は、ランスは大いに楽しませた。
しかし、ランの腰の動きが上品過ぎるため、ランスが暴走してしまうのは毎度のことになってしまう。
がばっと起き上がり、ランの躰をガシッと無理やり抱きすくめ、その細い肩を押さえ込んで容赦なく腰を上下に振りまくるランス。
押し寄せてくる無用の快楽にランは悲鳴を上げて唇を噛むも、ランスは構わずに激しく衝き込み、湿った音を幾重にも響かせてしまう。
さらにランスは、胸の中で泣き声を上げるランをベッドの上に押し倒し、肩を固定して逃がさない形で、容赦なく腹を白い尻に叩きつけていく。
ベッドのスプリングが派手に軋み、天涯が揺れ、カーテンが少し揺らめくほどの激しさとなる。
泣きながらそれでも出てしまうランの喘ぎ声は、いつ聞いてもランスの胸に響き、征服感を満たされたランスは、上機嫌で腰の動きを加速していくことになる。
最後の瞬間、絶頂に押し上げられたランは、ランスの胸に己の白い胸をムニュっと押し付けてしまうほど、その柳腰を大きくしならせてしまう。
ランの汗ばむ乳房の抜けるような肌の白さが、ランスの逞しいボディの浅黒さと相まってさらに強調され、非常にエロチックな光景となる。
ランが嫌々自分の躰をランスに捧げる行為は、生涯結ばれる相手がランス以外にはいないことを認めさせられてしまうまで続くのであった。
志津香は、有無を言わせずランスの伽役を拒絶し続ける。
もともと志津香がリーザス王宮に留まっているのは、自分が去った場合、仲間たちに迷惑がかかるという理由だけであった。
ランスに躰を差し出す謂れも無く、己の修行を邪魔するランスが大嫌いな志津香にとって、夜伽など冗談ではなかった。
そのため、夜に閨房に呼んで夜伽を言いつけようとしても、完全に無視し、昼間に玉座の間に呼んで叱り付けようとしても、どこ吹く風である。
懲りないランスはその都度志津香の許に押しかけるのだが、いつも見事にすかされてしまう。
夜は部屋にしかけられた電撃の罠にかかり、昼は伝説の魔道書ディスクパワーとアプティバを持って来いと吹っかけられる。
スタンし部屋の外に投げ出されるは、実は志津香が所持済みのディスクパワーを探して駆けずり回るは、散々な目に合うことになるランス。
それでも飽きずに志津香の許を訪れるランスのしつこさは、ある意味熱烈な求愛行動と言えなくもない。
それだけランスの寵愛が篤いということを意味し、そのため志津香はリーザス宮殿内でその存在感を日増しに大きくしていくことになる。
志津香のランスへの反目は、ランスが志津香の電撃に耐ええるだけの驚異的な体力を手に入れるまで続くことになる。
皆が予想したとおり、志津香の拒絶が徹底したものだっただけに、一旦躰を許してしまった後の反動は物凄かった。
マリアは、初めのうちはランスの伽役を拒絶しようとする。
マリアはランスのことが好きだったが、その恋はランスの結婚によって終わり、自分は新しい恋を探さなければならないと心に決めていた。
何よりも、すぐに流されてしまいそうになる自分を自覚しており、そんな自分が嫌で、絶対に都合の良い女にはなりたいと考えていた。
しかし、そのマリアの明らかに守れそうもない弱々な決意は、案にたがわずランスの姦計によって儚く崩れ去ることになる。
部屋に呼んでもすぐに帰ってしまうマリアを謀るべく、真っ暗な状態でマリアを閨房に引き入れ、襲い掛かるランス。
暴漢に襲われたと勘違いしたマリアはランスに助けを求め、暴漢の正体を知ると安堵し、ランスの思惑通りに簡単に躰を開いてしまう。
正上位での交わりをランスに求め、ランスもそのマリスの要望に応じ、甘い雰囲気でセックスに勤しむこととなった。
幾たびも交わっている関係にあり、二人のセックスはとても息のあったものとなる。
情事を終えた後、ダメな自分に苦笑するマリアは、数多いるランスの女の中の一人という己の立場を受け入れつつあった。
それでも自分はランスだけであると眠るランスに打ち明け、そっとキスをした後、部屋から立ち去っていく。
これ以降マリアは、ランスの伽を拒絶することが無くなり、素直に後ろから前からやられまくることとなった。
ミルは、いつでもばっちりOKだったが、いつまで待っても夜のお勤めの声がかからず、ふくれてばっかりとなる。
ロリコンではないランスにとって、ミルはただのガキであり、ガキのうちは食う気もおきない。
1年前、魔法による偽の姿であると知っていればそもそも手を出すはずもなく、処女を奪ってしまったのはランスにとって痛恨の一事であった。
しかし、そんなランスの冷たい態度は、すでに初潮も来ており、お赤飯炊いて貰っていたミルにとって、屈辱以外の何ものでもなかった。
謁見の間に押しかけてランスに直談判するも、リアに邪魔され、精神的に同年齢の二人はケンカに明け暮れることになる。
ミルの初めての相手がランスであると知ったマリスは、まさかロリ?と微妙に冷めた目でランスを見てしまう。
誤解を解き、一応はマリスを納得させることに成功したランスであったが、マリスがちょっとでも疑念を抱いてしまったことに傷ついてしまう。
ランスがミルを正式に妾妃として認めたのは、ミルの性格の幼さも手伝って、足掛け8年もその成長を見守った後のこととなる。
ミリは、好き放題にやりまくってリーザスでの生活を満喫し、我が世の春を謳歌する。
通常ならば後宮に属する者は、主の種以外を注がれるようなことはあってはならないはずである。
だが、将軍待遇で行動の自由が保障されていることもあり、そんなことはミリにとっては一切お構いなしであった。
ランスもミリの性格を熟知しており、リーザス城の童貞な男の子たちが片っ端から食われていくのは黙認していたが、女の子だけは話が別である。
だが、ランスがわざわざ謁見の間にミリを呼び寄せて圧力をかけようとするも、そのときすでに7人以上の女の子が恋人にされてしまっていた。
もう手出しはするなと怒るも軽く躱され、ランスは自分のお気に入りの女の子たちが、ミリの毒牙にかからないか気が気でない状態に陥ってしまう。
さすがに王であるランスの顔を立てることも必要と考え、ランスの周囲にいる名のある女の子たちには手を出さない配慮はするミリ。
後宮に住む一流どころには確かにそそられるが、ランクは少し落ちても、可愛くて素直で調教しがいのある子は他にも一杯おり、ミリは忙しかった。
ミリの奔放さはランスには止め様もなく、ランスになんとかしろと言われたマリスも、ムリですの一言で最初から匙を投げてしまっていた。
まさに女版ランスであり、マリスにとってみれば、二人ともそっくりであった。
今度こそひぃひぃ言わせてやると息巻いてミリを閨房に呼ぶ都度、逆にひぃひぃ言わされてしまうランス。
自尊心を著しく傷つけられたランスが、軽々にはミリを夜伽役には選ばなくなってしまうのも、仕方の無いことであった。
ミリがランスとの賭けに負け、PTTP薬(通称ロリ薬)を飲んでのSEXを受諾するまで、ランスはミリにSEXで勝ることはなかった。
こうして個性豊かな5人の美人が、ランスの後宮に加わることとなった。
今までのつきあいも長く、いろいろあった仲のため、この5人に関しては、一応は妾妃たちの中でもいろんな意味で特別扱いされる形となる。
夜伽を拒絶する者や、他の男と堂々と交わる者、明らかに幼すぎる者など、普通ならば後宮から追い出されても当然の身である。
だが、ランスの寛大なる御心によりそれらの所業は許され、それだけには留まらず、さらに他の妾妃たちよりも寵愛の度合いが深い。
まさに別格であった。
リーザスの後宮において、カスタム組は大いなる勢力となってしまう。
現時点では、志津香は夜伽拒否、ミリとミルの姉妹はランスの方からお断りな状態である。
結局5人のうちランとマリアの2人だけが、妾妃としての本職の責務も同時に果たすことになる。
特にランは志津香の分までランスに抱かれる形となり、負担の量も多かった。
そのランにしても実のところランスに全然心を開いていないため、真に妾妃の座に相応しい者はマリア一人であった。
最終的には、この5人は全員揃ってランスに真の愛を捧げることとなる。
ランスがその極地に辿り着くまでには、途方も無い量の努力と運が必要となる。
だが、ランスは全ての艱難辛苦を乗り越えて一歩一歩確実に前進を続け、名実共に5人の夫に相応しい男へと成長していく。
その処女をランスに奪われたときから、志津香たち5人の運命の相手はランスで決定済みになってしまっていたのである。
<LP3年6月30日>
魔法研究所を尋ねたランスは、所長となった16歳のカーチスの技量を見るために、ほれ薬の調合を依頼する。
依頼自体は何でもよかったのだが、ほれ薬の精製というのは、あくまでランスが偶然思いついたことである。
この世のどんな女にも効き、一度効いたらばっちり目の前の男に惚れるという、男にとっては夢のような薬である。
カーチスがそのランスの冗談を真に受けて、本格的にほれ薬の製造に乗り出してしまう。
これが、ランスと世界の運命は大きく変えていってしまう基点となる。
ランスが、カーチスの想定外のシチュエーションで惚れ薬を使ってしまったため、大変な事態に発展していくのである。
天才であるカーチスの不断の努力により、ほれ薬の研究は順調に進んでいく。
この日から約3ヶ月後に、ほれ薬は完成することになる。
そのときランスは、そんな依頼をカーチスにしていたことさえ忘れてしまっていた。