ランス、香姫の処女を奪ってルドラサウムの意識に触れる。
8月9日 リーザス城
ランス、リーザス帝国の成立を宣言。自らを世界皇帝と称す。
8月10日 リッチ
ランス、リッチにてレイを討つ。
8月11日 リーザス城
ケイブリス、ジークをカミーラの元に派遣する。
8月12日 リーザス城
ランス、バレスを呼び出して全軍の綱紀粛正を命じる。加藤疾風、追放。
8月13日 リーザス城
ランス、ヘルマン攻めの先鋒にバレスを任命。バラオ山脈を越えてログBへ出兵。
8月14日 リーザス城
ヘルマン帝国皇帝シーラ・ヘルマン、打倒リーザスを訴える演説を行う。
8月15日 リーザス城
ヘルマン帝国宰相ステッセル・ロマノフ、対リーザス戦略会議を開く。
8月16日 リーザス城
リーザス帝国軍、ヘルマン帝国領ログBを奪取。
LP3年8月2週 ログB攻略 & パラオ山脈越え
<LP3年8月8日>
ランスは香姫を閨房に呼び出す。
香姫は自分がどのように扱われるかを知っていたため、覚悟を決めてランスの寝室に現れる。
香姫は父である信長が滅ぼした敵国の幾人もの姫を陵辱して子を孕ませ、結果死に追いやっていたことを知っていた。
父の悪行を償うためにも、ランスの慰み者になることを自分から選択したのである。
信長と同一視されることを嫌がるランスに対して、香姫は父の悪政を語り、民を救うように訴える。
持ち前の自己犠牲の精神を発揮する香姫の態度に、ランスも呆れるしかない。
すでに自分の女になっている五十六も、香姫と同じである。
JAPANの女達が揃いも揃って民を大事に考えていることには、ランスも調子が狂わされることこの上なかった。
ランスの口から五十六の名前が出たことに香姫はびっくりする。
香姫は3歳年下の五十六ことを常に気にかけていた。
大陸に出征した五十六が行方不明になったことを聞いたとき、香姫はひどく落ち込んだ。
しかし、その五十六がランスの側に身を寄せていると知り、香姫は心底安堵し嬉しげに微笑む。
その微笑んだ顔を見たランスは辛抱できなくなる。
五十六と同じ様に自分の女になるようにと強く香姫を求めるランス。
だが、すでに覚悟しているはずの香姫が何故かランスを拒んだ。
香姫は自分が魔人の娘であり、人の子ではないことを告げ、本当に自分を抱くのかとランスに問いかける。
ランスは実は香姫が男であったとかいう落ちでもない限り、自分は驚かないと香姫に告げる。
その言葉はあまりに意表を突くものであり、香姫はうろたえてしまう。
そんな香の細い躰をランスは抱きしめ、事に及ぼうとする。
自分で衣を脱ぐ香姫。
しかし、左手の手袋は嵌めたままであった。
ランスは気分が萎えるとその手袋を強引に取り払う。
現れた香姫の左手は暗い色をした硬質な感触であり、明らかに人の手ではなかった。
香姫は嫌忌の視線を予想し、顔を背ける。
しかし、ランスは一向に気にした様子を見せず、逆に香姫を驚かせてしまう。
ランスは期待外れでがっかりしたような表情を見せたのである。
魔人や悪魔ともセックスを経験しているランスにとってみれば、何ほどのことも無い話であった。
ランスという人物の破天荒さに逆に圧倒される香姫。
ランスは香姫の左手をしげしげと観察し、触れて感触を確かめ、ある思いつきを実行してしまう。
ランスは香姫に対して左手でハイパー兵器をしごくように命じたのである。
香姫は眼前に突きつけられたハイパー兵器に目を見張って短く悲鳴を上げる。
香姫ががちがちの箱入り娘であることを感じ取ったランスは、香姫が処女であることを予測し、含み笑いを漏らす。
強引に香姫にハイパー兵器を握らせ、しごかせるランス。
コリコリした感触が趣の違う快楽を生み出し、ランスのハイパー兵器はビクリと大きく反応してしまう。
初めて男根を握った香姫はそのハイパー兵器の戦きに驚いてしまう。
香姫はランスが快楽を得ているのかを恥ずかしげに問いかけ、言われるがままにしごくスピードを上げていく。
先走りが溢れ、香姫の手に絡みつく。
辛抱できなくなったランスは香姫を押し倒し、その両脚の間に躰を割り入れ、有無を言わさずハイパー兵器をねじり込んだ。
破瓜の痛みに腰を引きそうになる香姫であったが、父信長が幾人もの女達に味合わせた痛みであると考え、我慢して堪えた。
ランスは容赦なく香姫の処女穴を味わいまくる。
ランスが放出しようとした瞬間、逆流が起こる。
ランスの意識が飛び、香姫がいつも見ている夢の中の光景が広がる。
ランスはルドラサウムを知覚したのである。
バカでかい白クジラに呆然とするランス。
しばらくすると意識が離れていく。
現実に戻ったランスは心配げに見つめている香姫の姿に気づく。
ランスが呟いたクジラという単語に香姫ははっとなった。
ランスを問い詰める香姫。
だが、ランスの言葉は要領を得ない。
「クジラカツにすれば食いきれない」というのがランスの感想であった。
気の抜けるランスの言葉に香姫も気が抜け、そのまま退室していく。
一人部屋に残されたランス。
まだ隆々と屹立したままのハイパー兵器に気づき、慌てるも後の祭りであった。
しかし、ランスの心の中には白クジラの不気味な存在感が強く残り続けていた。
<LP3年8月9日>
ランスは敵対する織田家を滅ぼし、JAPANを制圧した。
リーザス王に即位してから半年も満たずに、ランスはリーザスの領土を人類圏のほぼ半分にまで広げることに成功している。
ランスはこれを記念し、リーザス城に帰還した直後に高らかにリーザス帝国の成立を宣言する。
既にリーザス国内には誰一人歯向かう者はいない。
絶対王政を事実上確立してしまっているランスを誰も止めることができなかった。
王妃のリアがこのランスの決断を非常に喜び、ランスが帝位に着くことに賛同していたので事はスムーズに運ぶ。
リアの望みを果たすべく、マリスがその能力を全開で発揮したのである。
AL教団もランスの戴冠を祝福し、ランスはリーザス皇帝ランス一世となる。
この時期の突然の皇帝即位宣言に関しては諸説いろいろな説が存在する。
一番説得力のある説は単なるランスの気まぐれであった。
また、ヘルマンが帝位なのに自分が王位であることがランスにとってとても気に食わなかったという説もかなり信憑性が高い。
確かにランスがマリスからヘルマンについてのレクチャーを受けたときに一悶着あった。
王よりも皇帝の方が格が高いというマリスの言葉を聞き、ランスは酷く不機嫌になったとされる。
いずれにせよランスは1億人以上の人間を統べる立場に立ったわけで、皇帝位に就くのになんら問題はなかった。
<LP3年8月10日>
幾たびもリーザス領内の街を襲う魔人レイ。
その都度サテラやメガラスが追い返してくれるが、その存在は非常に危険であった。
そのため魔人レイの動向はリーザス軍にとって最重要の追跡事項であった。
すでに魔人レイがリッチの街のメアリー宅に入り浸っていることは、リーザス軍情報部に把握されていた。
ランスは世界皇帝を名乗り、メアリー宅に乗り込む。
老いたメアリーが魔人レイの恋人であることを知ってランスは驚愕した。
だが間をおかずに魔人レイがメアリーを守るためにカッ飛んできてしまう。
魔人レイと対峙することになったランス。
ランスにはメアリーを人質にする選択肢もあった。
しかしランスは魔人レイに対して、正々堂々勝負を挑んでいった。
ランスの剣士としての矜持がそうさせたのである。
リーザス王に即位後、王としての激務の合間をぬってランスは驚異的な修行を積んでいた。
聖刀日光を手に魔人レイと互角以上に戦うランス。
魔剣カオスよりも聖刀日光の方が純粋な剣士としてのランスの力を生かすことができるらしい。
ランスはついに魔人レイを倒すことに成功する。
メアリーは敗れたレイに寄り添いながら永久の眠りにつくことを選んだ。
すでにメアリーの躰は病魔に蝕まれ、余命幾ばくもない。
このとき初めてレイとメアリーは抱擁を交わした。
そしてそのまま二人は永き眠りについたのである。
こうして魔人レイはメアリーと供に眠りにつくことになる。
レイが自ら死を望んだため、その魔血魂にレイの意識は留まらなかった。
ランスはメアリーの葬式を出すことをマリスに命じる。
レイの魔血魂をメアリーの棺に入れたいというマリスの申し出にも、許可を与えた。
ランスが魔人レイを討ち取った話題はすぐにリーザス国内に広まった。
これでランスは魔人信長に続いて二人目の魔人を自らの刀で倒したことになる。
人々はランスの強さと偉大さに畏怖を抱くようになる。
<LP3年8月11日>
魔人レイはメアリーの事をケイブリスに嗅ぎ付けられていた。
メアリーを人質とされて、嫌々ながらもケイブリスに従っていたのである。
ケイブリスにしてみればレイは所詮一度は叩きのめした奴である。
レイが人間に殺されたことを知っても「だっせー奴だ」ぐらいの感想しか持たなかった。
それよりも役に立たない弱虫魔人を愛しのカミーラさんにつけてしまったことを反省する。
ケイブリスは自分を責めるので忙しかった。
カミーラのためにレイの代わりになる魔人を派遣しなければならない。
魔人ジークならば紳士だからカミーラさんには手を出さないだろう、という結論に達する。
こうして新たにカミーラの元に派遣される魔人はジークに決定する。
<LP3年8月12日>
ランスはヘルマン攻めの先鋒に黒の軍を使うつもりでいた。
そのため黒の軍の士気を上げ、今まで以上に精強な軍隊としなければならないと感じていた。
ランスは黒の将バレスを呼びつけ、部下を把握できない将など要らないと叱咤した。
加藤疾風の所業をバレスに教え、この件を納得できる形で処理するように強く命じた。
バレスは"まさか"という思いが強かったが、尊敬するランスの言葉である。
とにかくも独自に調査を行い、その結果を受けて己の不明を大いに恥じ入ることになる。
バレスが目をかけていた加藤疾風は正真正銘の外道であった。
バレスは、加藤疾風の追放を決意する。
この決断を受けて黒の軍に属する武将たちは快哉を上げたという。
軍人としては無能な加藤疾風が不相応な高位の役職についていることに、他の武将たちは不平不満を抱いていた。
加藤疾風の存在は部隊内に無用の軋轢を有む原因となっていたのである。
バレスは改めて主君ランスの偉大さに感銘を覚え、更なる忠誠を誓ったのであった。
加藤疾風の追放と同時期に彼がすずめを提供した豪商や文官などが一斉に検挙された。
叩けばいくらでも埃が出てくる輩ばかりである。
マリスはあらゆる不正を看破し、その報告を受けたランスは相当の罰を彼らに科した。
ランスにより自分を不幸にした者達が全員遠ざけられたことにすずめは感謝する。
ランスはすずめとの距離を縮め、その凍った心を溶かすことに成功する。
リーザス国内の不正は正され、リーザス皇帝ランス一世の業績にまた一つの武勲が加わったのである。
またこの一事により、黒の軍の出撃体制も万全に整ったのであった。
<LP3年8月13日>
ランスは満を持してヘルマン帝国への出兵を宣言する。
その栄えある先鋒として、精兵揃いで諸国にその名を轟かす黒の軍が指名された。
指揮を取るのはリーザスの大将軍にして天才軍師であるバレス・プロヴァンスである。
黒の軍はリーザスで最強の軍という位置付けであった。
エクスの乱で黒の軍は副将の率いる三軍を全て失っていた。
そのため大侵攻開始時から優先的に増強が行われてきた経緯がある。
すでに、黒の軍の定員は大侵攻開始時から約1.5倍まで拡張されていた。
今にして思えば、ランスはマリスから山脈越えでヘルマンに攻め込む不利について教えられたときから意向を固めていた節があった。
山脈越えを意識して黒の軍の増強を優先的に行ってきたと言える。
先鋒の栄誉を受けたバレスに、ヘルマンへの遠征に先立ってランスから国王の証である"リーザス聖剣"を貸し与えられた。
この演出はバレスも聞いておらず、リーザス聖剣を受け取ったバレスは感動に打ち震えたといわれる。
バレスに率いられたリーザス黒の軍は、夏の真っ盛りにおいても涼しげなバラオ山脈を越え、ついにヘルマン領へ侵攻した。
<LP3年8月14日>
前年の不作が祟り、ヘルマンの財政は逼迫していた。
苦しい台所事情の中、前年のリーザス占領時に壊滅したヘルマン第三軍の再編成も終わった。
早急にリーザスを討ち、その豊かな国土を手に入れることが必要である。
これはヘルマンの閣僚・重鎮たちの共通の認識であった。
先手を打ってきたリーザス軍を撃滅し、これを機に一気呵成にリーザス領に攻め入る。
ヘルマン全体の方針は決定した。
帝都ラング・バウにおいて皇帝シーラの打倒リーザスを謳う演説が行われる。
その儚げなシーラの容姿と声はヘルマンの兵士たちを奮い立たせた。
実際のところシーラは宰相ステッセルが用意した原稿を読み上げるだけであった。
この演説の全てはステッセルの計算の元に行われていた。
<LP3年8月15日
皇帝シーラの前に将軍たちが集う。
将軍たちの関係は冷え切っていた。
少なくとも進んで友好関係を結ぶような状態ではなかった。
ヘルマンは軍部の統一性が全くない状態で、リーザスとの戦争に及ぶことになる。
尚、この時期のヘルマン帝国軍の陣営は以下の通りとなる。
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ヘルマン第一軍
【管轄】ヘルマン東部域
【主将】レリューコフ・バーコフ
【副将】--
【構成員】
指揮官 兵種 兵数
レリューコフ ヘルマン装甲兵 1228名
ロミエール ヘルマン装甲兵 1000名
ルク ヘルマン装甲兵 1320名
ガドマン ヘルマン装甲兵 592名
ジャッカル ヘルマン一般兵 1400名
サミスカン ヘルマン一般兵 1000名
ルーク ヘルマン弓兵 500名
ヨークデルタ ヘルマン弓兵 500名
タイニャー オッズ 3000名
----------------------------------------
ヘルマン第二軍
【管轄】ヘルマン西部域
【主将】アリストレス・カーム
【副将】コンバート・タックス
【構成員】
指揮官 兵種 兵数
アリストレス ヘルマン装甲兵 980名
イワン ヘルマン装甲兵 980名
コンバート ヘルマン一般兵 1000名
サモン ヘルマン一般兵 2000名
ヤストエ ヘルマン一般兵 2000名
ケンゴ デカント 800名
ユートス オッズ 3000名
----------------------------------------
ヘルマン第三軍
【管轄】ヘルマン中央域(首都防衛)
【主将】ミネバ・マーガレット
【副将】--
【構成員】
指揮官 兵種 兵数
ミネバ ヘルマン装甲兵 300名
マハ ヘルマン一般兵 2000名
タミ ヘルマン一般兵 3000名
セルゲス ヘルマン一般兵 3000名
プーチ ヘルマン一般兵 3000名
カプリコン デカント 800名
オルティーガ デカント 700名
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ヘルマン第四軍
【管轄】ヘルマン南部域
【主将】ネロ・チャペット7世
【副将】クリーム・ガノブレード
【構成員】
指揮官 兵種 兵数
ネロ ヘルマン装甲兵 600名
クリーム ヘルマン一般兵 1000名
マルケス ヘルマン一般兵 2000名
ヒャム ヘルマン一般兵 2000名
ヤン ヘルマン弓兵 1000名
スカクミ オッズ 3000名
----------------------------------------
ヘルマン第五軍
【管轄】ヘルマン北部域
【主将】ロレックス・ガドラス
【副将】--
【構成員】
指揮官 兵種 兵数
ロレックス ヘルマン装甲兵 1000名
アレクセイ ヘルマン一般兵 1000名
ソルニア ヘルマン一般兵 2000名
カチューシャ ヘルマン一般兵 2000名
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ヘルマン十字軍
【管轄】--
【主将】オールハウンド・ドックドッグ
【副将】--
【構成員】
指揮官 兵種 兵数
オールハウンド バーサーカー --
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<LP3年8月16日>
レリューコフは部下にログBの防衛を任せ、自身は帝都に赴いていた。
ヘルマンの宿将とまで呼ばれたレリューコフの前線不在が、この戦争におけるヘルマン帝国の痛恨の失策となる。
ヘルマン第一軍はロミエール、ルク、ルーク、ヨークデルタの四将がログBの防衛についていた。
彼らはバレスの策略にかかり、部隊間の連携を崩され、各個撃破の憂き目に会う。
リーザスの侵攻軍は小勢である利点を生かしきり、大将軍バレスの手足のごとく進退を繰り返した。
結果としてログB守備軍の壊滅という形で戦闘は終了するが、黒の軍はまだまだ余力を残した状態であった。
黒の将バレスは後世でヘルマン帝国崩壊の切欠とまで語り草となった「バラオ-ログB会戦」の勝者となった。
その輝かしい経歴にまた一つ武勲を重ねたのである。
リーザス帝国の宿将として黒の将バレスの威名は大陸に大いに轟くことになる。
この「バラオ-ログB会戦」にてヘルマン第一軍は貴重な弓兵の支援部隊を全て失ってしまう。
前線の突撃を補助する遠距離攻撃の手段を失った将軍レリューコフは、部隊運用の幅を大幅に制限されてしまう。
続くリーザス帝国軍との戦いにおいて、かなりの苦労を強いられることとなった。