※この作品はR-18です。

ランス皆中伝(アーカイブ)   作:夜叉五郎

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8月24日
 ヘルマン第一軍、ログB奪還に失敗。

8月25日 リーザス城
 ケイブリス、魔人ワーグをホーネットの陣に送り込む。

8月26日 リーザス城
 シィル、ランスのために毛糸の靴下を編む。

8月27日 アークグラード
 ランス、アークグラードを攻略。レリューコフを捕虜とし、ヘルマン第一軍を解体。

8月28日 アークグラード
 リーザス青の軍副将キンケード、アークグラードにて軍規違反の咎で斬首。

8月29日 アークグラード
 アミラン、強制徴収で捕縛され、父レリューコフを救うためにハーレム入りを決意。

8月30日 リーザス城
 リア、ランスからパンツの洗濯を任されるシィルに激しく嫉妬する。

8月31日 リーザス城
 ヘルマン情報部のフレイア・イズン、ステッセルの命令により、リーザス領内にて破壊工作活動開始。


LP3年8月4週 アークグラード攻略

<LP3年8月24日>

 

 アークグラードに残ったレリューコフの命令で、ローゼスグラードまで引き下がったヘルマン第一軍。

 迅速に再編成を完了させ、リーザス軍を押し返すためにログBへ向けて出撃した。

 行軍途中のアークグラードでレリューコフと合流した後、ログBで待ち構えるリーザス軍に襲い掛かっていく。

 

 リーザス帝国軍は防衛に特化している青の軍を主力とした戦力でヘルマン軍を待ち構えていた。

 また、リーザス帝国軍にはヘルマン帝国軍に存在しない魔法攻撃部隊が存在した。

 ヘルマンとの戦争で度々多大な戦果を挙げることになる、魔想志津香とガンジーがこの戦闘にも参加していた。

 

 ヘルマン第一軍は遠距離攻撃の可能な弓兵の補充が不可能であったため、全軍突撃仕様であった。

 リーザス帝国軍はログBにて市街戦をしかけ、ヘルマン第一軍の行動の自由を奪い、ヘルマン側の数の有利さを打ち消した。

 

 

 

 攻め寄せるヘルマン第一軍の主だった将官はレリューコフとガドマン、ジャッカル、サミスカンの四名。

 迎え撃つリーザス帝国軍の主だった将官はコルドバ・キンケード・志津香・ガンジー。

 

 押し寄せるヘルマン第一軍をコルドバとキンケードの率いる青の軍ががっちりと食い止めた。

 安全な後方で極大攻撃魔法の詠唱に入る志津香とガンジー。

 

 志津香の放った白色破壊光線とガンジーの放った破邪覇王光が、後方のレリューコフの率いるブラックナイトに多大な被害を与える。

 混乱するヘルマン第一軍に対して猛然と反撃に転ずる青の軍。

 ヘルマン第一軍のサミスカンの突撃部隊は青の軍の集中攻撃を受けて瓦解し、主将のサミスカンは討ち死を遂げる。

 

 半数以上が戦闘不能となった自分の部隊の惨状を確認するレリューコフ。

 サミスカン討ち死の報を受けて、これ以上の戦闘の継続は全軍の壊滅に繋がると判断した。

 レリューコフは兵をまとめ、ログBからの撤退を開始する。

 ただし、追撃を受けた場合にすぐに逆撃を加えることが可能な陣形を崩さなかった。

 そのレリューコフの手腕はさすがにヘルマンの宿将と呼ばれるだけあった。

 

 しかし、ほとんど被害のなかったリーザス帝国軍が、敵部隊を無事に撤退させるほど甘くはなかった。

 防衛に特化された一軍とは思えぬほどの苛烈な攻勢に転じるリーザス軍。

 レリューコフの長くて短い撤退劇が始まった。

 

 

 

 

 

<LP3年8月25日>

 

 魔人領にて、ホーネットが率いる正規軍と、ケイブリスが首魁の反乱軍は、カスケード・バウの地で激戦を繰り広げていた。

 少数のホーネット軍をなかなか打ち破れないことに、ケイブリスはいらついていた。

 そんな折に、ケイブリスは配下のワーグが悪夢を見せる能力を持っていることを偶然知る。

 ケイブリスはワーグをホーネットの軍に放つことを思いついた。

 ワーグの力でホーネット派の魔物たちに毎晩悪夢を見せることにより、ホーネットの軍勢が弱体化することを目論んだのである。

 

 ワーグは子供の魔人である。

 子供故の無邪気さで、他者に対して驚くほど残忍で酷い行いを平気でしてしまう性質を持っていた。

 ワーグは生き物に怖い夢を見させるのが大好きであった。

 ホーネットに叱られたという理由だけでケイブリス派に属していた。

 

 ワーグはケイブリスの依頼を快く引き受けた。

 ケイブリスがホーネットと違って優しかったので、大いに張り切った。

 ホーネット派の陣地に夜間に忍び込み、寝ている魔物たちに次々と夢を見させていくワーグ。

 ワーグの夢を操る力で、ホーネット派の魔物たちは徐々にその戦意を失っていくことになる。

 気の弱い魔物達は、残酷な戦場での自分の死に様や仲間が狂っていくさまを見せ付けられ、恐怖に震えて戦場を逃げ出していく。

 

 気が強く戦う意思に溢れているものに対しては、その性欲を刺激し、ホーネット軍が内部から崩壊していくように仕向けられた。

 彼らは、憧れのハウゼルを犯す夢を見て、狂っていくのである。

 その夢はワーグが作った幻想ながら、ハウゼルの肢体が忠実に再現されており、魔物達の欲情を誘いまくった。

 ハウゼルの白い尻とその突き出された乳を嬲る夢を見て、現実のハウゼルに対して欲情を募らせていった。

 

 

 

 魔物にとって、己の力の強さは自分がよって立つ基盤であり、何よりも大切な生きる証である。

 高いレベルを持つことによって、他の魔物達を従えるのである。

 強さのピラミッド構造の中で、弱肉強食の掟に従って生きているのが魔物であった。

 しかし、強さに拘る反面、怠惰な性格も魔物の特性の一つであると言えよう。

 それゆえ、修行して自分の力を伸ばそうとするものはすくない。

 往々にして生まれたままの強さで一生を終える。

 

 しかし、楽をして、力を得られたならばこれに勝るものは無い。

 この世界では、セックスをすることによって、相手の強さに応じて自分も強くなる(経験値を得る)世界律が成り立っている。

 強ければ強いほど、得られる力は大きいのである。

 

 その恰好の獲物がハウゼルであった。

 魔人のハウゼルは、そこらの女の子モンスターよりも隔絶した強さを持っており、なによりも可憐である。

 絶対に手の届かないはずの高貴で可憐なハウゼルを、思う様に犯して汚し尽くす。

 それだけでも夢のような話であり、堪らない展開なのに、さらに大幅なパワーアップまでも期待できるのである。

 本当に可能ならば、誰もがそれを望むであろう。

 

 

 

 ハウゼルは、いつも背中の大きく開いた赤いレオタードに身を包んでいる。

 動きやすさと軽さを重視した戦闘服ではある。

 だが、当然その躰の綺麗なラインがバッチリと出てしまっていた。

 

 ロケットのように全く崩れることなく挑発的に突き出された二房の美乳。

 驚くほど切れ込んだハイレグのレオタード衣装の戦闘服により、否が応でも際立ってしまうそのスラリとした両脚。

 男の欲情を誘ってやまない引き締まった魅惑的な白い尻。

 戦争開始直後は、戦場に舞うハウゼルの魅惑的な肢体は、純粋にハウゼルに憧れて従ってきた魔物たちの士気を否応無く高めていた。

 しかし、ワーグによって毎晩夢を見せられ続け、魔物たちは次第にギラつく目でその白い尻を視姦するようになっていた。

 

 ハウゼルの望むとおりにケイブリス軍と戦うには、何よりもパワーアップしなければならないのは明らかである。

 それならば、ハウゼルも喜んで自分の躰を差し出すべきである。

 いや、差し出さなければならない。

 こんな辛い戦いを俺たちに強いておいて、それぐらいのことはしてくれなければやってられない。

 それが、大部分の魔物達の考えになりつつあった。

 

 全ては、ワーグが毎晩夢の中で彼らの欲望を煽り、皆が密かに抱いていた願望を開放していたためである。

 ハウゼルの白い肢体を組み敷いて犯し尽す夢を見て、夢精を続ける彼らは、狂気の世界に囚われ、己を見失っていったのである。

 幾日も眠れない夜が続き、夢精のたびに知らぬ間に正気と力を失っていた。

 失われていく活力を補うためにも、魔物たちはモンモンとハウゼルの躰を渇望していくことになる。

 

 

 

 

 

<LP3年8月26日>

 

 ランスは寒がりである。

 リーザス城に入ったシィルは、ランスのために毛糸で靴下を編んだ。

 真夏なのに。

 

 

 

 

<LP3年8月27日>

 

 ログBの攻防戦から続く一連の流れの中で、青の軍はそのままアークグラードまでレリューコフの軍勢を追撃していた。

 レリューコフの部隊は、半数近くが先の戦いで討たれており、ここがチャンスであった。

 

 レリューコフはログBからの撤退戦において、リーザス軍の追撃を耐え切って、アークグラードに逃げ込むことに成功する。

 タイニャー率いるオッズの部隊と合流し、退勢を挽回しようとするヘルマン第一軍。

 しかし、間を置かず、万全の体勢でアークグラードに乗り込んできた青の軍を防ぐのは容易ではなかった。

 的確な新生リーザス魔法部隊の攻撃により、レリューコフの本陣はズタズタに引き裂かれた。

 レリューコフは、敵将キンケードの部隊に捕らえられてしまう。

 

 主将であるレリューコフが捕らえられ、ヘルマン第一軍の指揮系統はバラバラになる。

 他の部隊は、混乱したままアークグラードから撤収を決定し、ローゼスグラードに向けて我先にと逃げ出していく。

 リーザス軍は、悠々と敵軍の去ったアークグラードを占領したのであった。

 新たな占領地となったアークグラードに乗り込んできたランス。

 その前に捕らえられたレリューコフが引き出される。

 レリューコフは、敵の総大将であるリーザス皇帝ランスの人品をその目で確かめることになる。

 

 

 

 才気と覇気に満ち溢れるランスをその目で見たレリューコフ。

 レリューコフは、自分が仕えているヘルマン帝国の現状を顧みて、暗澹たる気持ちに陥った。

 実質的に帝国を牛耳っているのが、あの"うらなり"宰相ステッセルである。

 ステッセルでは、あらゆる局面でランスには勝てないことを、レリューコフは冷静に判断したのである。

 

 ランスはバレスから話を聞き、レリューコフが有能な武将であることを知っていた。

 そして、ジジイではあるが有能であるから、自分の役に立てようと判断する。

 リーザスの将となることをレリューコフに命令するランスであったが、当然断られてしまった。

 何かの機会に利用できると考え、ランスはレリューコフをリーザス城の地下牢に幽閉することを選択した。

 

 

 

 このとき生き延びたヘルマン第一軍の残党達が、ローゼスグラードに辿り着いていた。

 生き残った将官たちが懸命に部隊を取りまとめ、対リーザスの戦闘を継続しようとしていた。

 しかし、ほとんどレリューコフの人望によって成り立っていたヘルマン第一軍は、加速度的に崩壊の一途を辿っていく。

 兵たちの大半は、軍を抜けて自分の故郷に逃げ込むことを選んだのである。

 

 若年のガドマンやジャッカルたちでは、兵の散逸を食い止めることはできなかった。

 レリューコフが虜囚となったことにより、ヘルマン第一軍は実質的に解体されてしまったのである。

 

 

 

 

 

<LP3年8月28日>

 

 珍しく敵地を占領する任についた青の軍副将キンケードは、主君ランスの言いつけを無視してしまう。

 軍令破りは死罪であることも承知していたが、全ては建前であると大人の見解を持って行動した。

 ヘルマン帝国への侵攻に先立ち、軍部内での不正が全て取り締まられてはいたが、キンケードは気にしていなかった。

 

 乱暴狼藉は現在のリーザス帝国軍では厳禁である。

 だが軍令を破って、占領したアークグラードにて、自分の部下たちに対して日頃の憂さを晴らすことを奨励するキンケード。

 青の軍のキンケードの部下たちは、話の分かる上官を持ったことを喜び、喜び勇んでアークグラードの美しい女性たちを掻っ攫った。

 

 ランスの直々の命令により、赤の軍の雑兵ザラックが斬首されたことや、黒の軍の部将・加藤疾風が追放されたことも全て承知していた。

 だが、それとこれとは別だというキンケードの認識であった。

 前述の事件は、全てランスに親しい女性たちがかかわっていた場合の話であった。

 占領地の女性を慰みものにしたことがばれても、そこまで目くじらを立てないであろうと考えたのである。

 また、自分ほどの有能な将が、雑兵と同じ扱いを受けるはずが無いという自負も大いにあった。

 

 

 

 街の名士の家と思われる広い屋敷に乗り込んで、抵抗する住民を追い払い、捕らえた美しい女性たちを集めるキンケード。

 屋敷にいた美麗なメイドたちも、その対象となった。

 メイドたちを庇う館の主と思しき青年は、キンケード自らが切り捨てた。

 

 その青年は、レリューコフの一人娘であるアミラン嬢の夫であった。

 アミラン本人は、このとき、運良く実家に戻っており、災難を避けることができた。

 しかし、このキンケードの愚かな一撃により、その青年と結婚したばかりのアミランは、三日も経たずに未亡人となってしまったのである。

 

 部下たちに発破をかけて、街の娘たちを強姦させるキンケード。

 キンケード自身は、美少女よりも美女が好みであった。

 そのため、部下たちに自分の相手となるものを探させて、悠然と目の前で繰り広げられる光景を眺めていた。

 彼は兵の性質を良く心得ており、少しはおいしい目を見せてやることで、士気が昂揚することを知っていた。

 

 事実、彼の行為は、軍令に厳しくなったリーザス軍に不平を抱いていた一般兵たちのガス抜きになったのである。

 彼の部下たちは、この征服者の醍醐味を教えてくれた上官であるキンケードへの忠誠心をさらに高める結果となった。

 

 

 

 だが、キンケードの存在を快く思っていない者たちも青の軍にはいた。

 何事につけても、上手く立ち回り、権力に媚を売るキンケード。

 反対に、力を持たないものたちに対しては高圧的な態度をとる。

 優秀な部下たちの手柄は、キンケードのものとなる。

 キンケードに嫌われると、出世する機会は奪われてしまう。

 

 キンケードのなあなあな部隊運営は、存外上手くいっている。

 だが、不正を許さない清冽な武官にとってみれば、気分がよいはずもない。

 意外と彼に対して不平を持つ者も多かった。

 

 ウッディと言う名の青の軍の一人の高級武官が、キンケードの追い落としを図っていたが、なかなかその機会がなかった。

 しかし、このアークグラード占領において、滅多に隙を見せないキンケードのガードが緩んだ。

 ウッディは、このキンケードの失態を千歳一隅の好機と見て取り、行動に出たのである。

 

 ランスがアークグラードに着陣したことを知り、占領軍本部に駆け込んだ。

 そして、キンケードの軍令破りと、現在行われている青の軍の乱暴狼藉について、報告したのである。

 この高級武官ウッディは、後に親衛隊隊長に再任し、離婚後にランスの寵愛を受けることになるアビァトール・スカットの当時の夫であった。

 

 キンケードの所業を聞いたランスは、現場である屋敷に向かった。

 突如現れた主君の姿に驚愕するキンケードは、埒もない言い訳をするが、通用するはずもなかった。

 キンケードは抵抗もままならず、一刀の元に切り捨てられてしまった。

 

 街の美少女たちを陵辱していたキンケードの部下たちは、それ相応の罰を受けることになる。

 すなわち、一律死罪である。

 

 

 

 キンケードの不埒な振る舞いと、それに対するランスの苛烈な処断が伝わると、リーザス帝国軍の全ての将兵は襟を正すことになる。

 主将でありながら、キンケードの軍令違反を止められなかったコルドバは、恥じ入るばかりであった。

 有能な将兵であろうと、軍令を破ったものは死罪ということが、キンケードの死によって、明確とされたのである。

 

 武官の間では、有能な将官であったキンケードを惜しむ声が大きかった。

 しかし、バレスを初めとした高級士官たちが、皇帝ランスのとった処断を揃って是としたことから、次第にその声も小さくなった。

 マリスを初めとする文官の間では、このランスの処断に不満を抱くものは誰一人おらず、逆にランスの名君ぶりを讃える声が大きかった。

 占領政策を行う文官にしてみれば、軍の乱暴狼藉は住民の感情を逆なでする最悪のパターンだからである。

 

 以後、リーザス帝国軍の規律はよりいっそう厳しくなった。

 既に、ランスが即位してから、兵達の給金制度は大幅に改善されており、相応の報酬が支払われる形となっている。

 ガス抜きなど必要ないはずであり、それでも略奪を行おうとする者は、容赦無く罰せられることになる。

 

 リーザス軍に占領された都市での占領軍による乱暴狼藉は、まず間違いなく発生しなくなる。

 リーザス帝国は、占領地の住民から、無用の恨みを買うこともなくなった。

 確かに占領直後に、ランス自らの手によって強制徴収を行われることは慣例であった。

 だが、侍女マリスの手によって綿密に計画された世直し的な徴収となるため、一般住民に害が与えられることはない。

 街で一番の美女が召し出されることになるのだが、十分な報酬と引き換えとなるため、無用の混乱は発生しなかった。

 

 陵辱を受けた娘たちは、手当てを受けたあとに親元に送り返された。

 リーザス帝国政府から多額の賠償金が支払われ、一生裕福な生活を送れるように手厚い保護を受けることになる。

 尚、将が不在となった青の軍の副軍は、ランス預かりとなり、皇帝軍たる緑の軍に一時的に編入されることになる。

 

 

 

 

 

<LP3年8月29日>

 

 リーザス軍のアークグラード占領の翌日、駐留していたリーザス皇帝ランスによる大規模な強制徴収が行われた。

 ランスが気に入りそうな美女が探索される。

 そして、アミラン嬢に白羽の矢が立ってしまう。

 リーザス兵がこの街一番の美女が誰かを住民に尋ねたら、10人中10人がアミランの名を出したからである。

 

 教会に隠れていたアミランは、ランスの前に引き出される。

 三日前に夫の死を知り、その亡骸にすがって泣いていたアミラン。

 父と夫を殺したリーザス軍の首魁を前にして憎悪の視線を向けていた。

 その気丈なアミランの態度とその美貌に、ランスは興味を惹かれる。

 ランスは、是が非でも目の前の美女アミランを後宮に迎えることを決めた。

 

 ランスは、アミランがリーザス城で幽閉されているレリューコフの一人娘であるという事実を利用することを考える。

 アミランに対して、レリューコフの命を盾に、ハーレム入りを強要するランス。

 最愛の父の名前を出されて、アミランは動揺する。

 父が無事であるという事実に安堵するアミランであったが、ランスの申し入れに困惑してしまう。

 父の命と己の貞操を秤にかけ、アミランは父の命を選択した。

 

 アミランは、感情を押し殺して、リーザスのハーレムに嫁ぐことをランスに伝えた。

 ランスは、美女と有能な将軍が一挙に自分のモノとなる算段がついて、至極満足する。

 アミランに対してレリューコフの身柄を脅しに使ったのと同様に、レリューコフに対してアミランの身柄を脅しに使う予定だった。

 いかにヘルマンの宿将と呼ばれるレリューコフと言えど、アミランのためならば主君を裏切って必死に働くことであろう。

 当然のことながら、アミランにはその日のうちに速攻でランスの御手が着くことになる。

 

 

 

 アミランは初夜で処女を失い、その翌日に夫が戦死したため、性的な経験は全く無いに等しい。

 その上、初夜はまぐろ状態であったため、夫のナニをよく見たことが無く、さわったことも無ければ舐めたこともなかった。

 初体験はただ痛いだけで、性の快楽は皆無であった。

 

 そんなアミランに対して、ランスはまず己のハイパー兵器を握らせる。

 ランスはアミランが未亡人だと知って、男の扱いに慣れていると勘違いしたのである。

 顔を真っ赤にして涙声で返事をしながら、ハイパー兵器を恥ずかしそうに懸命にしごき上げるアミラン。

 ランスが夫に対してするようにもっと心を込めろと要求してくるが、もともとアミランには夫のナニを握った経験などない。

 アミランはランスの反応を見ながら男の弱い部分を必死に学びつつ、ぎこちない手つきで必死に奉仕を続ける。

 

 亡き夫のナニよりも明らかに勇壮なランスのハイパー兵器。

 その雄雄しさに怯えながらも、初めて手のひらで男の熱さを感じ、アミランの躰は我知らず興奮してしまう。

 アミランは初めて己の秘所を濡らしてしまっていた。

 初夜のときの亡き夫の必死の愛撫では全然濡れなかったのに、ランスのハイパー兵器を握ることによってあっけなく濡れてしまった。

 その事実はアミランを動揺させ、無造作に秘所に弄りまくるランスの指に敏感に反応してしまうことになる。

 

 シーツの中に顔を突っ伏すアミランをそのまま組み伏せ、バックで犯すランス。

 初夜のときの体位は正常位であり、バックで犯されることなどアミランにはもちろん初めてだった。

 太すぎるランスのハイパー兵器のうにうにした動きに、アミランの精神を磨りきられていく。

 

 ランスは予想以上に生硬なアミランの中の感触に、アミランがほとんど初めてと変わらないことを喝破する。

 半生の未亡人だったかと納得し、ランスはそれならそれで自分好みの女に教育出来るものよと嘯いてアミランを犯しぬいていく。

 ランスはアミランの柔らかい胸を後ろから握り締める。

 そして、無意識に逃れようとしてしまうその躰を固定し、パンパンと恥ずかしい音を盛大に立てていく。

 悲痛な声で中出しを嫌がるアミランに対して、ランスはそのまま盛大に中出しを敢行していった。

 

 

 

 妊娠を避けるための一番いい手法は、避妊魔法の使用である。

 男性向けの呪文と女性向け呪文はそれぞれ別だが、どちらを使うにせよ躰への負担も全く無く、確実な効果が期待できる。

 ゼスの1級市民の間では一般的な魔法となっている。

 

 だが、リーザスや自由都市群ではゼスより魔法文化が200年遅れているため、まだ裕福な者にしか普及されてなかった。

 他よりもさらに魔法文化の発達が遅れているヘルマンでは、皇族などのほんの一握りの人物しか使用していないのが実情である。

 ヘルマンでは魔法文化が発展しなかったかわりに、薬物に関しての研究が進んでおり、避妊薬が開発されて市販されている。

 しかし副作用が強いために忌避する者も多く、結果として最も原始的な避妊方法がヘルマンではまかり通っていた。

 

 初夜のとき、アミランは危険日の真っ最中だった。

 二人だけの新婚生活を楽しみたかったアミランと元夫は、子供を作るのはもう少し先にしようと話合っていた。

 そのため、アミランの処女を奪って気持ちよく果てそうになった元夫は、ギリギリのところで結合を解き、アミランの腹に吐精することになる。

 つまり、アミランの肉壷は、まだ誰の精も受けたことのない処女壷だったのである。

 

 誰の精にも染められていなかったアミランの肉壷が、ランスの精で染められていく。

 男の熱い精を躰の一番奥で浴びる初めての感触に、アミランは戦慄し、処女を失ったとき以上の喪失感を得てしまった。

 ランスが元夫よりも自分の躰の大事な部分に踏み入ってきたことを、このときアミランは実感してしまったのである。

 妊娠の恐怖以上に、元夫とのつながりのようなものが断ち切られてしまったことが、アミランにはとてもショックであった。

 これがトラウマとなってしまい、以来アミランはランスの中出しに極端な反応を示すようになっていく。

 

 

 

 ショックを受けて震えるアミランに対して、さらなる追い討ちがかけられる。

 一回では満足するはずもなく、ランスはさらにアミランに襲い掛かっていった。

 中出しされた余韻に呆然と浸っていたアミランは、何が起こっているのかわからず混乱してしまう。

 アミランは、元夫がそうであったように、男というものは一回出せば満足してしまうのものであると勘違いしていたのである。

 

 立て続けに今度は正上位で犯され、アミランはランスによって性の悦びを一から無理やり教え込まれていく。

 ランスは我攻めで嫌がるアミランを強引に絶頂に導いていった。

 アミランは亡き夫にも見せたことのない絶頂に震える艶やかな姿を、ランスに見られてしまうことになる。

 この正上位にてアミランは都合三度イかされることになるのだが、イク回数が増すたびに快楽を深まっていき、放恣な姿を晒す羽目になる。

 

 アミランはランスの濃い精液を胎内に浴びることを極端に恐れるようになっていた。

 ランスが出そうだとささやく度に、怯えたアミランの秘所はきゅんきゅんと引き締まり、結果としてランスをより気持ちよくしてしまう。

 つまり、結合における摩擦係数が上昇する形になり、否応無くアミランが享受する快楽も極端に増加してしまうことになる。

 嫌がるアミランの躰がランスの中出しを促進し、さらにはアミラン自身を絶頂に押し上げていってしまう。

 都合二度目のランスの中出し時には、アミランは拒絶の訴えつつ初めての大アクメに突入してしまい、目の前が真っ白になってしまった。

 

 

 

 アミランの秘所は、二度の中出しとアミラン自身の愛液でぐちょぐちょでウハウハな状態であった。

 そんな中、アミランの子宮口までぴったりと差し込まれていたランスのハイパー兵器は、その剛直さを全く失ってはいなかった。

 完全に力が抜けてしまったアミランの躰を持ち上げ、結合したまま座位の体勢に移行するランス。

 今度はぴったりとアミランの躰を抱きしめ、じっくりとアミランの躰を味わおうとする。

 

 二度も中出しされ、さらに座位で突き上げられることになるアミラン。

 純潔と貞操をランスに踏みにじられたショックで、完全にランスの言いなりになってしまった。

 夫にしか許したことのない唇も、このとき初めてランスに奪われることになる。

 だが、アミランは悲しげに目を瞑るだけで、ランスの舌を唯々諾々と受け入れてしまう。

 ランスに舌を吸われて口内を蹂躙されている最中、アミランの伏せた目蓋から一滴の涙が零れ落ちた。

 

 腰をうねるようにゆっくりと回転させられ、否応無くぬちゃぬちゃという淫靡な音が響く。

 じんわりと攪拌された快楽が躰を浸し、アミランは何も考えられなくなっていく。

 何度も軽くイかせられるのだが、その都度また最初からゆっくりと腰を細かく回され始めていく。

 いつの間にか、アミランの白い肌は、度重なる絶頂に打ち震えて、茹で上がったようにピンク色に染まってしまっていた。

 

 やがて快楽の果てにランスにも限界が訪れる。

 すでにアミランも夢うつつの状態であった。

 しかしランスが出そうとすると、アミランの意識は急激に覚醒してしまう。

 三度目は溜めに溜めただけあって、激烈な中出しになりそうであった。

 アミランは直感的にその事実に気づいてしまい、正直な反応を示してランスの腕の中から逃れようとしてしまう。

 

 どんなになっても中出しを嫌がるアミランの仕草は、ランスをひどく興奮させた。

 しっかりと快楽にぬめるアミランの躰を抱き寄せ、一番奥でドクドクと無心に注いでいくランス。

 アミランは絶望と快楽に悶える声を上げつつ、躰をのけぞらせた。

 ランスの胸に抱かれたまま、バチバチと火花が飛ぶような絶頂に意識を飛ばせてしまうのであった。

 

 

 

 数分後、気絶から回復したアミランは、ランスに命じられた通り、黙々とハイパー兵器を綺麗にすることになる。

 アミランは、ランスから父レリューコフの件に関して善処する旨の言葉を貰って、退出しようとする。

 その躰は、かたかたと小さく震えたままであった。

 自分に宛がわれた部屋に戻ったとき、アミランは一人泣き崩れることになる。

 

 

 

 

 

<LP3年8月30日>

 

 ランスはわざわざシィルを玉座の間にまで呼び、パンツを洗うように命じる。

 リアは自分に洗わせろと訴えるが、ランスはあっさりとその願いを退ける。

 ランスにとってはシィルに洗わせたパンツが一番履き心地が良いのである。

 

 あくまでシィルにパンツを洗わせるランス。

 二人の間にある一種の絆の形である。

 

 何気ない日常のひとコマであったが、ランスとシィルの強い絆をリアに印象付けてしまった。

 リアの中に嫉妬の感情が渦巻くことになる。

 やがて、嫉妬に苛まれたリアはどんてもないことをしでかしてしまうことになる。

 これが運命の分岐点であったことをランスとリアとシィルの三名は誰も気づかなかった。

 

 

 

 

 

<LP3年8月31日>

 

 フレイア・イズンは凄腕のフリーのスパイである。

 彼女はヘルマン帝国情報部に雇われ、リーザス国内への潜伏を開始する。

 目標は、リーザス帝国内の補給のために貯蓄された戦略物資の破壊である。

 

 フリーのスパイとしてはなかなかの月給5万Gでの契約であった。

 また、この破壊工作が成功した暁には、さらなるボーナスが約束されていた。

 フレイアは、喜び勇んで仕事に励んだ。

 

 ヘルマン帝国宰相ステッセルは、戦争が始まってすぐに、リーザス帝国の打倒のために動いていた。

 ヘルマン帝国情報部に命じ、大量のエージェントをリーザス領内に放ち、破壊工作に従事させる作戦であった。

 フレイアの仕事もその作戦の一環であり、リーザス軍の補給を断つというステッセルの案を実行するためのものであった。

 ステッセルも、自分が天下を取るためにいろいろな方策を実行していたのである。

 

 

 

 ステッセルの指示により、ヘルマン帝国情報部は直接的にランスを暗殺してしまう計画も立てていた。

 すでにこの時期、幾人もの暗殺者がランスの命を狙ってリーザス国内に潜入していた。

 しかし、そのほとんどは、組織力も連度も数段上のかなみを初めとするリーザスの忍者部隊によって退治されることになる。

 だが、中には何とかランスの寝室まで辿り着くことが、出来た幸運(不幸?)な者たちもいた。

 

 ヘルマン帝国情報部の暗殺機関には、ステッセルの趣味なのか、美女しか所属していないらしい。

 一人目のフユニタは金髪碧眼のスタイルの良い美女であり、いい乳をしている暗殺者であった。

 二人目のテダカは紫髪翠眼のスレンダーな美女であり、アソコの締りが絶品な暗殺者であった。

 当然のことながら、両者の技量ではランスに敵うはずもなく、どちらも速攻で返り討ちにあってしまう。

 そして、その美貌に目を付けられて、気絶しているところもかまわずランスに犯され、正体を失うまでヨガリ狂わされるはめになる。

 

 フユニタやテダカらは、本格的なくのいちの術は学んでおらず、ランスの濃いセックスに見事に溺れさせられてしまう。

 何度もイかされまくって皇帝液を中出しされまくった結果、両者とも任務の継続を断念するしかなくなる。

 ヘルマン帝国情報部では帰ってこない彼女らは死亡扱いとされる。

 だが、実際のところは、リーザス城の地下の秘密部屋に捕らえられ、ランスの性欲を満たす仕事に従事させられていた。

 フユニタとテダカの二人は、他の女の子たちに負けないように自分の容姿を磨き上げ、ランスの寵愛を受けるべく日々努力を重ねていった。

 

 ちなみに、ステッセルが破滅した後、フユニタやテダカの家族は、晴れて情報部の監視の目から開放された。

 二人は真実の自由を手に入れたことになる。

 しかし、両名ともランスの側に仕えることを何よりも幸せと感じるようになっており、ランスの許を離れなかった。

 家族を解放してくれたこともあって、尚のことランスに感謝の気持ちを抱いて、誠心誠意仕えることを誓う。

 

 二人は侍女としてランスの側に仕えることになり、フユニタはウェンディをテダカはすずめを師事した。

 それぞれの師匠が妊娠して役目を降りなければならなくなったとき、フユニタとテダカがその跡を引き継ぐことになる。

 師匠と同じ運命を辿ることになるまで、忠実なるメイド兼護衛役としてランスに仕え続けた。

 

 

 

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