ランス、帝国政府打倒を標榜してレジスタンスの活動を活発化させる。
3月2日 盗賊団のアジト
ランス、近隣の街について情婦のソウル・レスからレクチャーを受ける。
3月3日 盗賊団のアジト
ランス、奴隷のシィル・プラインにもっと努力するように要求する。
3月4日 盗賊団のアジト
ランス、文盲のソウルに読み書きを教える。
3月5日 盗賊団のアジト
ランス、ゴーラクの街を襲撃して有力者の娘アナセル・カスポーラを拉致。
3月6日 ゴーラク
アナセル、ランスに処女を奪われる。
3月7日 盗賊団のアジト
ルーベラン・ツェール率いるヘルマン遺跡警備大隊、レジスタンス討伐のために出動を決定。
<LP3年3月1日>
シィルの懇願を振り払いつつレジスタンスのリーダーとして活動を続けるランス。
ヘルマンの窮乏状態に目をつけ上手くリーダーシップを発揮していく。
"自分たちは山賊団などではなく、反政府活動を行う立派なレジスタンスである。"
そう鼓舞して山賊たちの罪悪感を軽減させたのである。
当初ランス率いるレジスタンスは山賊団のときからの活動内容を踏襲していた。
そのため街道を通る裕福な商隊や政府関連の徴税官、銀行所属のうし車等が主な獲物となる。
しかしランスは街道を襲うのに飽き始めていた。
何日もターゲットを待ち続けるのは効率が悪すぎる。
そしてなんといっても獲物の中には美女がいなかったのである。
ある程度の金は手に入るが女の構成員は手に入らない。
たとえ手に入ったとしてもランスの審美眼ではCクラスの普通の女たちがほとんどである。
Bクラスでもかなり希少価値が高かった。
Bクラスの女性はランスの個人的な付き人となる。
部下達の担当は、残ったCクラスの女性である。
しかし滅多に女性の構成員が増えることは無く慢性的に潤いがない状態であった。
1ヶ月前に商隊を襲って入隊させた女三名が未だにレジスタンスの男達全員の担当をしていたほどである。
ランスは若い女と金がたっぷりある街を襲う事を決意する。
バウンドなどは警備兵の存在に恐れを抱くが、反対にソウルはランスの決定を男らしいと喜んだ。
もっと生活に華を求めていた若いレジスタンスたちもランスの決定に賛同し、戦意を高めていく。
<LP3年3月2日>
街を襲う決意を固めたランスは早速情報収集を行った。
撤退が容易で奪ったものを即座に運び込むことが可能なためアジトの近隣の街をターゲットとする。
ランスはソウルからウラジオストクとゴーラクの街について出来るだけ詳細に情報を引き出していく。
東のウラジオストクは寒い街であり、"何もない"というソウルの言は真実味があった。
南のゴーラクはヘルマン東北部の中心とも言える街でありウラジオストクの4倍は経済活動が活発であった。
ゴーラクの方がウラジオストクよりも旨みがあるのは断然明らかである。
当然のことながらランスはゴーラクを襲うことを決定した。
ランスも含めてレジスタンスの中には街を襲うような大胆な経験をした男はいない。
そのためランスは準備に慎重に取り掛かることになる。
ランスはバウンドに訓練を指示し部隊の練度を高めていく。
<LP3年3月3日>
バウンドが部下達を鍛えている最中ランスは自分の女達と戯れていた。
ソウルを初めとして隊商を襲って数人の情婦を手に入れていたランス。
だがやはり基本は奴隷のシィルであった。
情婦たちの中でも一番器量の良いソウルを出しにしてシィルの不安を煽る。
ランス一途なシィルはランスの言葉を真に受け、懸命に夜の生活でも努力した。
気質的にあまり自分から求めることのないシィルであったが彼女なりに精一杯頑張る。
マンネリ化していたシィルとのセックスも随分新鮮なものとなってランスも楽しんだ。
レジスタンスの中でもっとも美しく可憐なシィルは隊員たちの憧れとなっていた。
鬼神の如き強さのランスに歯向かうわけにいかず、皆が指をくわえて諦めるしかない。
そのかわり早くランスのようにシィルみたいなキレイな女を持ちたいと皆が思うようになっていた。
盗賊団はシィルのおかげで大分活性化されていたのである。
だが隊員たちの中にも不埒な者はかならず数人はいる。
ランスとシィルの夜の生活を覗き見ようとする者が後を絶たなかった。
ランスは見つけ次第覗いた者を排除するようにバウンドに命令する。
厳しい処分ではあったがレジスタンスの規律を守るためにも必要な行為であった。
<LP3年3月4日>
ソウルは文盲であった。
ソウルの父は娘の教育に熱心でなかった。
荒んだ山賊団の中で育ち人並みに学習する機会がなかった。
ソウルはランスと出会ってから文字の読み書きを勉強し始めることになる。
大好きなランスに勧められたこともあってソウルもやる気になっていた。
ソウルには"ランスが欲しいものを盗って来られるようになりたい"という純粋な学習目標があった。
目標があると勉強は捗る。
ゆっくりとであったがソウルの学習は進んでいった。
ソウルはランスが乗っ取った山賊団の首領の娘である。
後に兄のバウンドはランスの元でリーザス帝国の名門となるレス家を興す。
ソウルはバウンドの妹姫という肩書きを持ち妾妃として皇帝であるランスに仕えることになる。
LP3年当時バウンドは27歳でありソウルは16歳であった。
その年齢差からも判るように、兄であるバウンドとは腹違いの兄妹である。
盗賊団の首領がとある商隊を襲ったときに偶然手に入れたとびきりの美女をいたく気に入る。
何度も犯して孕ませ強引に産ませた娘がソウルである。
その美女はソウルを出産した後、産後の肥立ちが悪いこともあったのか流行り病にかかってしまう。
そしてそのままあっけなく亡くなっていた。
母親は自分の名前や経歴に関して口を硬く閉ざしたまま死んでいった。
そのためソウルの本当の血筋がどのようなものなのかは判別できない。
しかしその当時ある噂がヘルマン東北部に実しやかに流れていた。
借金のカタに豪商に躰を預けるはずだった没落貴族の美しい令嬢が乗り合わせた商隊ごと行方不明になったという噂であった。
<LP3年3月5日>
ランスはゴーラクの街を襲撃するに当たって部下達を集めて直々に気合を入れる。
街には大金も美女もいると演説を打って士気を高めた。
煽るだけではなくこれまでの商隊を襲う行為とはわけが違うことを部下達にしっかりと認識させるランス。
百戦錬磨の自分の指揮に従えば絶対に勝てると部下達に信じ込ませ、指揮系統に乱れがないように万全の体勢を整えた。
ランスが率いるレジスタンスは百名足らずの数である。
一つの街を襲うには兵力自体が少なすぎた。
だがランスは頭を使う。
襲うポイントを街の一区画に限定して限定的ではあったが他の区画との連携を断つ作戦に出たのである。
内偵を進めて区画の孤立化に関する実現方法や逃げ道のルート等の情報収集に余念が無かった。
結果としてランスの作戦は見事図に当たり、レジスタンスの前に立ちふさがった警備兵の数はわずか十名程度となる。
大陸有数の剣士であるランスに引き入れられたレジスタンスに敵うはずもなかった。
見事ランスは一区画を制圧し思うがまま略奪を行う時間を稼ぎ出すことに成功する。
警備兵の抵抗を排除したランスは部下達に目的を達成するように命じる。
Bランクの女の所有権を部下達に分け与えたランスはAランクの女だけを自分の前に連れてくるように命じた。
ちなみにAランクはランスが可愛いと感じる女性に付けられるランクである。
ランスの部下になる者はかならずランスの趣味がどんなものであるのかを把握していなければならなかった。
バウンドを始めとするランスの部下達は少ない時間で充実した仕事をやり遂げた。
頬に引っ掻き傷までつけてこれはと思われる少女をランスの前に引っ立ててきた。
その少女はゴーラクの街の豪商の娘であるアナセル・カスポーラであった。
アナセルは喧々諤々と抗議を続けた。
バウンドを始めとして多くの男達を引っ掻いてかなりの抵抗を見せていた。
バウンドらはこのはねっ返りに大いに梃子摺らされた。
男達の涙ぐましい努力によって、アナセルはランスの前に立たされることになる。
アナセルを見たランスは、その容姿の美しさを認めることになる。
だがアナセルは自分の服が汚れてしまうことの方が気にかかりそれどころではなかった。
ランスはアナセルに対してバウンドに引っ掻き傷をつけた犯人か確認しようとするが無視されてしまう。
ランスを尊敬するバウンドは激昂してアナセルを叩こうとする。
だがランスは"かまうな"とバウンドの動きを止めた。
バウンドからアナセルの名前と、街の有力者の娘であるという経歴を聞いたランス。
ランスはアナセルをじっくりと視姦していく。
その直截な視線に耐え切れず、アナセルは頬を赤らめて抗議してしまう。
ランスはアナセルの抗議を聞き流し、アナセルを自分の女にすることを決断した。
アナセルの怒りの声は完全に無視された。
ランスの命令により、アナセルは3人の部下達に囲まれてアジトに拉致されてしまうことになった。
ランスは気の強いアナセルを従わせる悦びを夢想して、かなり上機嫌になる。
目的が達成された以上、ゴーラクに長居する意味は無かった。
他区画に襲撃がバレてしまい、援軍が大挙してやってくるまえにランスは撤収を部下達に通達した。
結果として、レジスタンスの面々は一人も犠牲者を出すことなく、ゴーラク襲撃を成功させてしまったのである。
<LP3年3月6日>
久々にAランクの女の子を手に入れたランスは意気揚々と盗賊団のアジトに引き上げた。
略奪した金品を部下達に分け与えドンチャン騒ぎを繰り広げた。
アナセルは上流階級の娘であり、捕らえられた状態にあってもつんつんした態度のままであった。
ある一点を除いてこれまで何不自由なく育ってきたため、自分にとって都合の悪いことに対して非常に疎かった。
ランスに呼び出された意味もよく理解していなかった。
硬いベッドやまずい食事など盗賊団のアジトの居住性はアナセルには耐えられないものであった。
父親に身代金を要求して早く自分を解放するように求めるアナセル。
だがランスが求めていたのはアナセル自身の躰である。
アナセルの言い分はかなり的外れであった。
自分が盗賊に犯されるなどアナセルには到底信じられないことであり現実味がなかった。
そのためお気に入りのファラの服やブローチを引き裂かれてしまったことにまず悲鳴を上げてしまう。
下着を脱がされて胸を揉まれハイパー兵器を尻に擦り付けられる段になって初めて恐怖を覚え、躰を強張らせてしまう。
盗賊などに怯えを見せるなどアナセルのプライドが許さなかった。
ランスの嬲る言葉にも気丈に言い返していく。
ランスはそんなアナセルの強情振りを逆に利用し、アナセルの抵抗を封じてしまう。
アナセルの見せる過敏な反応から処女と見抜くランス。
アナセルは何も言い返さずに目の端に涙を浮かべながらもランスを睨み返す。
ランスはそんなアナセルの反応を楽しみながら、その誰にも触られたことのないであろう可憐な乳房を直接揉みしだいていった。
恐怖に震えながらも最後までランスを見下そうとするアナセル。
ランスはそのアナセルの態度にひどく興奮し、一気に処女を奪ってしまう。
アナセルは自分の躰の中で膜が裂ける音を聞き、痛みに打ち震えた。
ランスはアナセルの破瓜の血を確認して大いに満足し、晴れて自分のハイパー兵器で女となったアナセルを祝福する。
普通の女の子ならばレイプされたら涙を流し放心状態になるであろう。
だがさすがにランスが抱くに値する女だと認めただけあり、高貴なアナセルは違う反応をする。
アナセルはランスに対して零してしまった涙を見せまいと首を振って涙を振り落とす。
悲しみに打ち震える自分の姿を処女を奪った男に見せるなどアナセルのプライドが許さなかったのである。
こうして16歳のアナセルはランスにレイプされ処女を失った。
"少しくらい乱暴に扱った方が具合がよくなる"とランスの独自の理論を振りかざす。
結果として女になったばかりのアナセルにはかなりきついセックスとなる。
ランスのハイパー兵器は超ド級でありアナセルには少しばかり大きすぎた。
気丈なアナセルも堪えきれず細い悲鳴を嫋々と漏らし続けてしまった。
中出しされる段になってついにアナセルは拒絶の悲鳴を上げることになる。
だがランスは容赦なくアナセルへの中出しを敢行していく。
アナセルは好きでもない男に処女を奪われ、さらには種まで注がれてしまったのである。
受けたショックは絶大なモノであった。
ランスによる一方的な情事の後アナセルは我が身の不幸を嘆いた。
自分だけにこんな不幸が訪れることなどアナセルには断固として認められなかった。
自分にこんな酷いことをしたランスがお金より自分のような美しい女の子を好むことを知ったアナセル。
アナセルはランスに一人の美少女の存在を告げ口する。
その少女の名はメルシィ・アーチャ。
ゴーラクの街で行われたミスコンでアナセルを打ち破って見事グランプリに輝いた女の子である。
アナセルはコンテストで相当悔しい思いをしたのかメルシィの存在を絶対に許せなかった。
ニ位の自分がこんなにも酷い目にあった。
だったら一位のメルシィも当然同じ目に合ってもらわなければ納得できないというのがアナセルの主張である。
ランスはアナセルのドロドロした感情を笑いつつもメルシィにひどく興味を引かれる。
アナセルのためにも次に街を襲ったら必ずメルシィを捕らえようと目論んだ。
<LP3年3月7日>
ゴーラクなどのある東北部を含むヘルマン東部はヘルマンの宿将レリューコフ・バーコフ率いるヘルマン第一軍の管轄下にある。
ヘルマン東北部域で激化し始めた反政府組織活動がヘルマン全土に広がることをかなり憂慮するレリューコフ。
それだけいつどこで暴動が起きても不思議ではないほどヘルマン国内の経済状態は深刻だったのである。
だがヘルマン第一軍もまた予算不足で動けない状態にあった。
戦争ならまだしも一地方の小規模な盗賊団の活動に対処するためだけに莫大な軍費を使用するわけにはいかない。
そんなとき遺跡警備大隊の隊長ルーベラン・ツェールから盗賊団退治の申し出があった。
レリューコフとしては渡りに船であり心苦しいながらもルーベランに出動をお願いすることになる。
ルーベランはゴーラクから逃げ出して来た役人たちからレジスタンスが民衆に酷い仕打ちをしていると聞かされていた。
この問題を放置していたら民衆に被害が及び続けることを憂慮するルーベラン。
しかしルーベランはヘルマン第一軍の窮状を良く知っていた。
そのためルーベランの方から出動の命令を発するようレリューコフに願い出たのである。
民衆が不幸な目にあっていること自体が許せないことである。
しかしルーベランにとってもっとも聞き捨てならなかったのはその役人たちの主張であった。
役人たちは「苦労して(規定より大幅な水増しで)徴収した税金が根こそぎ盗賊団に略奪されてしまった」と喚き立てていた。
各将軍たちが率いるヘルマン第一軍から第五軍は正規軍として毎年特別に予算が計上され、政府から運営資金が下りる。
しかし警備隊に関してはその地方の税収から運営資金が回されるのである。
このままヘルマン東北部での税収が落ち込んだままの状態が続いた場合、深刻な事態に陥るのは明らかであった。
税収の減少に伴うシワ寄せは遺跡警備大隊の運営費に対しても確実に及ぶことになるだろう。
そうでなくとも遺跡警備大隊は普段から無駄飯食いと影で批判されているのである。
遺跡警備はルーベランにとっての夢であり義務でもあった。
個人的な理由からもルーベランは、レジスタンスを討たなければならなかった。
後にこのルーベランはその罪を許されてリーザスの後宮に納まり、ランスの子を産むことになる。
リーザス帝国成立記(大陸正史)にはこの当時のルーベランの心情に関する記述が見受けられる。
妾妃ルーベランはその文献の中で当時は予算の面でかなり苦しかったことを恥ずかしげに認めていた。