といっても、TSなので口調とか変わるかもですけど……あと竜姦・和姦です
フリード=バグアーは、魔人族として生を受けた。
フリードの生まれた時代は、魔人族と人族が戦争していた時代で、フリードが成人したあとも戦いが止まる気配はなかった。
戦える者は、多少幼かろうが関係なく人族と戦った。
魔人族は繁殖力が低く、数が少ない。個人での力は勝っているが数で劣っていた。だから幼かろうが、戦いに出向く魔人族は多かった。
多くの同族が死に、血で血を争う戦いが続いた。人との争いは、終わりが見えなかった。
フリードは魔人族として、人族を打ち倒し、魔人族が平和に暮らせる世界を夢見た。
フリードには才能があった。少なくとも、並みの同族よりかは魔法に優れていた。
しかしそれだけでは、戦争を終わらせることはできない。それは、聡明であったフリードも理解していた。
ただ他よりも少し才能があるだけでは、人族を駆逐することなどできはしない、と。
それでも諦めずに人族と戦い、生き残る方法を模索している内に、フリードは偶然ながらも力を得た。
その名は、神代魔法。かつて世界に存在していた、フリードたちの使っている現代の魔法の原型、オリジナル。その力は強大だった。
今までフリードの使っていた魔法ではあり得ない事象を引き起こし、あろうことか魔物すら使役してみせた。
さらには従えた魔物を改造し、まったく別の魔物に変成することすらできた。
これで魔人族を勝利に導くことができる────フリードはそう確信した。
しかもこの神代魔法は、フリードだけが手に入れられるものではない。試練を突破すれば、同族も同じように獲得できる────しかし、フリードのように神代魔法を獲得するものは現れなかった。
フリード自身、体験したからわかる。神代魔法を得るための試練は、生半可な者では無駄死にするだけだ。
試練を突破するためには、ある程度の実力と何より強靭な精神力が必要だった。
フリードとしては同族に神代魔法を獲得してもらいたかったが、試練を突破できないのでは仕方ないとフリードは方針を変えた。
自分が神代魔法を得て、魔人族そのものを強化するという方向に。
そのための力は手に入れてある。他の神代魔法も、試練を突破すれば獲得できるだろう。
もしかしたら、その内のいくつかを同族が獲得できるかもしれない。
そんな思いもあって、フリードは魔人族の王───魔王に許可をもらい、相棒の白竜ウラノスとともに神代魔法の眠る大迷宮の攻略に旅立った。
フリードの魔人族としての誇り、そして魔人族を思う心は本物だ。
しかし、それによってフリードは他の魔人族に尊敬されることはあっても、異性として見られることはなくなった。
フリード自身も、色恋などよりも人族との戦争を終わらせることを重視している。そのため、同族の異性を見ていない。
だから必然、フリードが相棒のウラノスと交わることになるのも、自然なことだった。
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「んっ、く、あぁっ」
『クルウァァァ』
赤髪と褐色の肌、そして少し尖った耳。それらを併せ持つ魔人族の
……本来ならば、それだけであったはずだったのだが────フリードは、ウラノスと交わっていた。
控えめに艶声をあげているのは、フリードだった。
ウラノスはフリードにのし掛かり、後ろから膣内に太く大きく、デコボコのある自身の肉棒を挿入していた。
あぁ、何処で狂ってしまったのかと、フリードは考える。
最初はただ、普通の野宿であったはずだ。生きるために必要な食料を集め、ウラノスと共にそれを食べ、それが終われば体力を回復させるために手早く寝てしまおうとした。
しかし、そこで何となくフリードは寝そべるウラノスに背中を預けた。
そうして目を閉じて、幾ばくかして────フリードの耳に、荒い息遣いが聞こえた。
その息遣いをしているのがウラノスであると気付くのに、そう時間はいらなかった。
フリードはどうしたのかと閉じていた目を見開き、ウラノスに目線を向けた。
────その時に、目線を向けようと顔を動かさなければと、フリードは今更ながら思う。おかげで、はっきりと見えてしまった。
白竜であるウラノスの、勃起した大きな肉棒を。
そこから先のことは、詳しく覚えてはいなかった。
ただ、ウラノスが堪えていたのだと知り、それをなんとかしなくてはと考えて────そして、こうなっていた。
「んくっ、ぁ、太い、な……ぁく」
『クルウァァァ』
フリード自身初めての性行為であるため、処女である。そして、初めてとなれば当然痛い。
最初はウラノスが入れた肉棒の異物感と、処女を貫かれたことによる痛みで快感など何も感じられなかったが、今は痛みが引いて、ウラノスのモノがどのようなものであるか感じ取れるようになっていた。
太く、大きく、デコボコとした突起があって……何より、熱い。
ウラノスの肉棒の熱さは、フリードの膣内を燃え溶かしてしまいそうなくらいだった。
それを中に外にと動かすのだから、フリードとしては慣れない行為にされるがままとなり、フリードの顔や肌に汗が流れる。
「あっ、くっ、ぅん……くぅ」
『クルウァァ……』
抜いて、入れる。ウラノスのそれだけの行動で、フリードは熱い情欲が身体の奥底から湧き出てくるのを感じ取れた。
なぜ自分はこんなことをしているのか。そんな疑問が芽生えては消える。
今まで、ウラノスが堪えていたことに気付かずにいた。相棒であるウラノスのためにも、我慢はさせたくない。
ただそれだけのはずだと、フリードは自分に言い聞かせる。この情欲も、性行為をしているから涌き出ているだけであると。
しかし、ウラノスはそんな主の心が本能的に分かったのか、何処か不満そうに肉棒を中に押し付けた。
「んぐっ、ぁ、は、く……ウラ、ノス……?」
『クルウァァァ!』
フリードは突然強く肉棒を奥に突かれ、思わず声が漏れ、さっきまでとは違う動きに戸惑いを浮かべる。
そしてウラノスは、さっきほどまでの優しい動きをやめて、ズコズコと中を抉るように肉棒を動かし始めた。
「ぁ、ぁ!んぁ!ウ、ウラ、ノス……んっ!ぁぁ!」
『クルウァァ』
突然動きを変えたウラノスに、フリードは何かを言おうとするが、ウラノスはフリードが何かを言う前に膣内の奥に肉棒を捻り入れて黙らせた。
じゅぽ、じゅぽ、とフリードのまんこに向けて抜いては入れて、抜いては入れてと難度も繰り返し、フリードの固かった膣内も柔らかく解れ、ウラノスの肉棒に膣肉が絡み付く。
そんな、自分の変化にすら気づけないフリードは、初めて体感する情欲の奔流に身体の奥底から何かが来ることを感じ取り……しかし、それもウラノスが動きを止めたことで止まってしまった。
『クルルゥ……』
「あ、はぁ、く、ぁ……ウラ、ノ……?」
突然動きの止まったウラノスに声をかけようとするフリードだが、ウラノスにぐいっと力強く押さえられ、肉棒を深く押し込まれていく。
肉棒の出し入れを中断したウラノスは、膣内の奥にピッタリとくっつけて震えだし────
『クルウァァァァァ!』
ビュルビュルビュル、とウラノスの肉棒から、今まで溜め込まれてきた特濃精子が吐き出された。
「ぁ───く、あぁ!?んぁ!あっ、熱い……これ、中に注がれ、てっ……ぁ、ぁん」
瞬く間に膣内を精子で埋め尽くされたフリードは、精子の熱さと、それを子宮にまで届かされたことによって、初めての絶頂を迎えていた。
ウラノスもまた、初めて出す射精感に満足感と快感を覚えていた。
両者ともにピクピクと身体を震わせ、無意識にか、ウラノスとフリードは共に押し付け合うように腰を突き出した。
ビュクビュクと長い射精が終わると、ウラノスは肉棒を抜いて、尻を突き出したままのフリードを労るように優しく寝転がした。
「ぁ、く、ぅ……はぁ、はぁ……」
『クルルルゥゥ』
初めての性行為に疲労困憊のフリードと、それとは対照的にスッキリとした様子でフリードに甘えるウラノス。
一回の射精で収まってくれたから良かったものの、もしも長時間続けば気絶していたかもしれないと、フリードは思った。
「……今後は、堪えきれなくなるまで我慢するなよ、ウラノス」
『クルゥ…』
フリードは、ウラノスの頭を撫でてそう呟いた。
その後は何事もなく就寝することができ、翌朝には昨日は何もなかったと言わんばかりに、大迷宮を探す旅を続行した。
……しかし、フリードは知らない。
ウラノスが今後、抑えが効かなくなったかのようにフリードを求めることになることを。
フリードも、ウラノスのことを考えてその欲求に身体で応えることになることを。
そして、フリードは無意識ながらも、ウラノスに求められるのを期待していることを。
今のフリードは、知るよしもないのであった。
原作では主人公の敵として立ち塞がったフリード=バグアー(TS)と白竜くんでした。
そういえば、と思い付いて書きたくなったのがフリードだったので、よし書こうとなりました。
シチュエーション、キャラ、ご要望あれば活動報告にてコメントしてください。参考になります。