そう、あいつです。
それはそうとだいぶ遅れました。すみません
遠藤浩介はとにかく影が薄く、誰にも気付かれない男だった。
いつからかはわからない。だが、浩介の物心付く頃にはとにかく影が薄かった。
それが人であれ、動物であれ、虫であれ、機械であれど……誰もが気付かない。
世界で一番影が薄く気付かれない男────それが、遠藤浩介だった。
彼自身に問題があるわけではない。性格だとか、雰囲気だとかの問題ではない。
そもそも気付かれないのだから、そんなものがあてにならないのだ。
そんな彼は、クラスメイトでさえも気付かない。もちろん手で触るなり声をあげるなりすれば気付くが、逆に言えばそうでもしなければ気付いてもらえないのだ。
例え目の前を通りすぎようとも、気づかれることはないだろう。
そんな彼だが、影が薄いこと以外はいたって普通の人生を送ってきた。
友達もいるし、友達の家に遊びにいったり、友達を家に招いたりもした。
……その全てで友達が浩介を探すことが多々あったのだが。
遠足にだって行ったし、修学旅行にだって行った。運動会や文化祭だって参加しただろう。
……その全てにおいて誰にも気付かれず、置いていかれそうになったが。
遠藤浩介は、何がどうあっても気付かれにくい男であった。
そんな浩介は、クラスメイトと共に異世界に召喚された。
……そこでも誰にも気付かれずに置いていかれそうになったが、それはいい。いや良くはないが、後でいい。
異世界に召喚された浩介を含む学生+教師は、それぞれが力を得た。
……浩介は『暗殺者』という、自身が最も望まない力を得ることになったが。
そして、なんやかんやありつつも、浩介はクラスメイトと共に異世界を舞台に戦うことになった。
────しかし。
浩介は、この世界が狂っていることを後々に理解することになる。
そして、自分以外はその狂気に呑まれてしまったのだと言うことも。
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「くそっ!ほんとにどうなってるんだよっ!」
彼────遠藤浩介は大きな声で叫んだ。自身の置かれた状況を吐き出したかったのだ。
途中までは良かったはずだ。途中までは、迷宮攻略に身を投じていれば良かった。
その迷宮攻略で、一人のクラスメイトを失う結果となったが、それでも浩介たちは戦うことを決めた。
その時は、戦えないクラスメイトを除いて、一致団結していたはずだ。
しかし、ある時からおかしくなった。
まず、クラスのリーダである天之河光輝が姿を消した。今では何処にいるのかもわからない。
次に戦っていたクラスメイトの一部が、光輝と同じように姿を消した。光輝と同じく、行方不明だ。
そして、檜山大介と白崎香織が恋人同士となったこと。今までそんな傾向などなかったのに、突然恋人となっていたのだ。
どう考えても、おかしい。
しかも、それをおかしいと感じているのは自分だけであることが最近わかった。
誰に聞いても、おかしいのは浩介の方であると話を聞いてもらえなかった。
「みんな、どうしちまったんだよ……」
幸助は一人呟く。
先ほど大声をあげたというのに、誰も気づく気配もない。それが、誰もが寝入っている深夜であるからとはいえ、異常だ。
その原因は、浩介自身にあった。
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遠藤浩介 17歳 男 レベル:76
天職:暗殺者
筋力:550
体力:680
耐性:250
敏捷:1100
魔力:330
魔耐:330
技能:暗殺術[+短剣術][+隠蔽][+追跡][+投擲術][+暗器術][+深淵]・気配操作[+気配遮断][+幻踏]・影舞[+空力]・言語理解
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これが、今の浩介のステータスだった。レベルやステータス、そして技能も、他のクラスメイトと大差ないだろう。
しかし、その中でも一際異彩を放っているのが、暗殺術の派生『深淵』だった。
ステータスプレートの説明によると。
効果:深淵が覗かれているとき、即ち深淵も覗いているのだ。
あらゆる指向性を持つものを反射する。
と書かれていた。
浩介には何がなんだかわからなかったが、これのせいで余計に気付かれにくくなったので、浩介としてはむしろいらない技能だった。
しかし、この技能の力は、ただ気づかれにくくなるだけではない。
それを浩介が知るのは、混乱のままに気持ちを吐き出し、気分転換に外に出てすぐのこと。
浩介が真価を知るときは、近かった。
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「くっ、ぐ、ふっ、ふっ!」
「んっ、ぁ、ぁ、あっ」
パンパン、と肉を打つ音が響く。じゅぶじゅぶとまんこから水音が溢れ、肉棒が奥を穿つ。
浩介は、なぜか廊下を歩いていたメイドを犯していた。
それは、数分ほど遡るのだが……浩介は、鬱憤とした気持ちを入れ換えるために深夜の中、廊下を歩いていた。
そんな深夜に出歩く者などいるはずもない、と高を括っていたせいか、浩介はぶつかる直前に目の前に廊下を歩くメイドがいることに気がついた。
そして、そのまま浩介はメイドにぶつかり、倒れこんだ。浩介はすぐに謝ろうと立ち上がったが……肝心のメイドは、浩介に気付くこともなく歩きだした。
いくら影が薄い浩介であっても、流石にぶつかればそこにいるのはわかる。しかし、メイドは浩介に気づいてはいなかった。
不審に思ったら浩介は、本当に気付いていないのか確かめるためにあれこれと試して────本当に、目の前のメイドは浩介がいることに気付いていないのだと確信した。
そして、浩介は溜め込まれたストレスと性欲もあってメイドの身体を触り続け─────いつしか浩介のタガは外れ、メイドを犯していた。
「おっ、ぐっ、ふっ、く、ぅ」
「んっ、んぁ、はっ、あっ、んぅ、ぁ」
じゅぽじゅぽと出し入れされる肉棒に、快感を与えられたまんこはきゅうきゅうと絡み、締め付ける。
地球では童貞であった浩介は、当然ながら行為の経験は皆無で、がむしゃらに腰を打ち付けることしかできない。
しかしそれでも快感は得られるもので、お互いに身体の情欲を昂らせた。
メイドと浩介はお互いに喘ぎ声をあげ、快楽を貪り続けた。
そして、ついに浩介は限界を迎える。
「ぐ、ぉぉ!で、射精るぅ!」
「んぃ!あっ、あぁ、ぁ……!」
浩介の肉棒から、溜め込まれた大量の精液が噴出されていく。
びゅくびゅくと精液がメイドの膣内を埋め付くし、奥にある子宮にまで到達する。
びゅるびゅると吐き出されていく精液に身体を震わせる浩介は、肉棒から精液が出しきられるまでメイドの中に入れ続けた。
メイドもまた、出し続けられる熱い精液の感覚に顔をさらに熱く火照らせ、ぴくんぴくんと身体を跳ねさせた。
「っ、はぁ、はぁ……はぁ」
ずるりと肉棒が抜かれる。それによって出来たまんこの穴から、出したばかりの精液が溢れ、床に滴り落ちていく。
性を吐き出しきった浩介は、ふと我に帰り、慌てた。
「あっ、お、俺……なんてことを……」
自分が犯した女性がいる上昇に、耐えきれなくなった浩介は、全力でその場から逃亡した。
あとに残るのは、快楽の余韻に浸るメイドただ一人だけであった。
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メイドを犯してしまった浩介はその場から逃走し、そのまま先ほどのことを忘れるように眠りについた。
しかしそんな簡単に忘れられるものでもなく、今でも鮮明に浩介はあの時の状況を思い出せてしまう。
ヤってしまった過去から目を背けるため、浩介は新たに手に入っていた技能『深淵』を思い出す。
最初に見たときは何がなんだかわからなかった深淵だが、その効果を実感した浩介は、なんとなくだが理解できた。
指向性の反射とは、向かってくる力の反射だ。
例えば浩介に目線がいけば、その目線は反射されて浩介を認識できなくなる。
つまり、人間の感じ取れる五感で探ろうとも、浩介を認識することはできなくなったのだ。それは魔力を使っても同じだろう。
しかし、弱点はある。指向性────意図的に加えられた力は反射できるが、意図的な力のないものは反射できないのだ。
例えば意図的に生み出された魔法による攻撃は反射できるが、嵐などの自然災害は反射できない、などといった弱点がある。
あるが……この技能『深淵』は、対人戦─────というよりも、対生物戦においては無敵を誇る。戦う相手が違うのだ。
誰も認識できないのだから、どうすることもできない。
遠藤浩介は、ある意味最強の男になっていた。
そんな、無敵に近い力を手に入れた浩介は今。
「くっ、は、すげぇ……なんてまんこだ……すごく締め付けてくる……っ」
「ん……っ、は……ぅ」
浩介の通っていた学校にて、二大女神の片割れとして人気を集めていた女子────八重樫雫の寝込みを襲っていた。
うつぶせとなり、ネグリジェ姿でベッドに寝ている雫の尻を鷲掴み、ずぶずぶと肉棒を挿入する。
寝ている雫に抵抗することはできず、されるがままに肉棒を抽挿していく。
なぜ浩介が雫の寝込みを襲っているのかというと、単純に性の快感を知った浩介が我慢できなくなったからだ。
何をしようが、絶対にバレる心配がない。それを知った浩介は、性欲を満たすために美少女である雫を犯そうと思ってしまったのだ。
そこで香織を選ばなかったのは、誰かの恋人を犯すのは流石にと、良心が働いた結果だった。
そんなわけで、浩介はタガの外れた性欲を、顔を火照らせ眠る雫にぶつけることとなったのだ。
浩介は眠る雫の奥を突くように、深く腰を押し付け快楽を得ようとする。
「ぅ、んっ、ぁ……ぅ、っあ」
「ふっ、く、うぉ!やべ、もう、射精る……っ!」
浩介は一度目の射精を肉棒から解き放ち、精液がドバドバと溢れ出た。
しばらくの間、肉棒から射精される精液が出し尽くされるまで腰を押し付け、膣内に深く挿入する。
びゅく、びゅく、と膣内に精液を出しきると、再び浩介は腰を動かした。
「やばい、止まらない……!」
「ぁ、ぅ……ん、ぁ」
浩介の滾る性欲は収まる気配はなく、そのまま二回戦目へと突入した。
雫も、眠っているとはいえ感じてはいる。身体からは汗が垂れ、火照っている。
浩介自身は気付かれないとはいえ、雫が起きるのは時間の問題だろう。
しかし、浩介はそれに気付かない。『深淵』の効果もあってあらゆるものを反射する浩介は、だからこそより深く溺れた。
浩介は、おかしいと感じていた状況すら忘れて、性に没頭したのだった。
……最後が雑に終わってしまった気がする。精進しなくては。