本名はソーナ・マサカちゃんらしいです。
それではどうぞ。
ソーナ・マサカは、ブルックの町にある両親の営む宿屋、マサカの宿の看板娘である。
……少なくともソーナ本人はそう思っている。
物心ついたときからソーナは宿屋の娘で、だからなのか自然とソーナは自分もここで働くんだろうなぁ、と漠然と思っていた。
それはなんら間違っておらず、ソーナが働ける歳になった時から、ソーナは両親と共に宿屋に泊まりに来る人の接客をするようになった。
そんなソーナだが、彼女に隠された才能とか、そういうのはない。ただ少し、帳簿をつけるのが得意なことと、恋愛臭を嗅ぎ取ることに長けているくらいの、普通の女の子である。
……まぁ世界線が違えば、ソーナは宿屋の怪物にビフォーアフターしていたりするのだが。
だがこの世界線では、ソーナはあくまでただの宿屋の娘。それ以上の意味を持たないのだ。
ソーナも、このまま自身も両親のあとを継ぎ、宿屋を営むことになるのだろうと考えていた。
しかしながら、この世界線は【異界の王】が来訪した世界線である。そのため、他の世界線との乖離が激しい。
本来なら主役になれないものが主役となりうる……それが、異界の王のいる世界線であった。
だからなのか……この世界のソーナに、数々の受難が待ち受けることとなる。
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「んっ……ぁぅ……」
「あぁー気持ちいい、ソーナちゃんの処女まんこっ」
ソーナは、本来なら宿泊客が使うベッドに横たわり、見知らぬ男に片足を持ち上げられ、犯されていた。
どうしてなのかはわからない。ソーナは、寝起きの時のようなぼやけた頭を働かせ、何があったのかを思い出そうとする。
泊まりに来た客の一人が長期宿泊するから、それに対応するための準備を進めていて、その途中で男に遭遇して……ソーナの記憶は、そこで途切れていた。
「おや?んん、起きたみたいだね、ソーナちゃん……っと、話せないんだったね」
「ぅ……ぁっ…」
「頭がぼんやりしているだろうけど、安心してね。後遺症が残らない薬を選んできたから」
男は、脳が上手く働かないソーナに向かってそう言った。
どうやってかは知らないが、ソーナに薬を服用させ気絶させてから、ここまで連れてきたのだろう。
ソーナの頭もそうだが、身体も感覚がないように動かない。自信のまんこを犯されているというのに、痛みもない。麻痺成分のある薬を使ったのだろうか。
それでもなんとか動かそうと身を捩ろうとするが、まったく手応えがなかった。
「無理に動かそうとしなくてもいいよ。聞こえてはいるみたいだけど、動かせないだろう?」
「ん……ぅ」
男はソーナの処女まんこを貫き、結合部から血を流させながら抽挿する。
まるで人形のように動かないソーナだが、何も感じられなくとも意識はある。
初めてなのに、男に犯されている現状に嫌悪感を覚えながらも、何も出来ない自分を悔しく思った。
身体を動かせたなら精一杯暴れただろうし、口だけでも動かせたなら歯ぎしりをしていただろう。
しかし、現状は何も出来ない。ただ、無抵抗に犯されることしか出来なかった。
「ソーナちゃんのまんこ、キツキツで締め付けてくるよっ」
「っ……んっ、ぁ、ぅん……」
パンパンと腰を打ち付けられ、肉棒がソーナの中を出し入れされる。
小さく吐息を漏らすソーナは、やはり何も感じることができていない。快感も、痛みも、触感もない。
そんな状態だった感覚が、未だに鈍いものの戻ってきた。恐らく薬の効果が切れたのだろうと察したソーナは、これを機に反撃しようと考えて……しかし、その次の瞬間に感じられた快感に、ピクンと身体を跳ねさせた。
「いっ!?ぇ……ぁ、なに、これぇ……っ」
「お?あぁ、感覚が戻ってきたのか。もしかして逃げ出そうと思ってた?残念だったね。もしものことを考えて、実は遅効性の媚薬も仕込んでたんだ」
ニタニタと嗤いながらソーナに次げた男は、ソーナの反応を楽しむようにグリグリと肉棒を奥に押し付けた。
その肉棒の動きにぴくんぴくんと身体を跳ねさせ、感じられる快感にソーナは戸惑った。
さっきまでは何も感じられず、嫌悪感しかなかった。しかし今は身体に走る快感と動かされる異物感で、嫌悪感は薄れてきていた。
「んっ……あっ……ひぃ、あう!」
「ソーナちゃんも、気持ちいいんだねっ!僕も、気持ち、いいよ……っ!」
じゅぷじゅぷと打ち出される肉棒に快感を覚え、艷声を漏らすソーナ。
男のもたらす快感は、容易くソーナの頭を埋め尽くした。
「あぁぁ!やっ……くるっ、なにかっ、きちゃうよぉ!」
「あぁもうイっちゃうんだねっ!僕も、そろそろ出そうだっ。一緒にイこう、ソーナちゃんっ!」
「やっ!やぁだぁぁぁ!いっ!ひぅ!」
男に与えられる快感に翻弄されるソーナは、男の宣言に涙を流し、しかし身体を走る快感には逆らえず、動かせるようになった身体でベッドのシーツを掴むことしかできなかった。
そして、男の一突きでソーナの頭は真っ白にはじけた。
「ぁっ」
「ぐっ、ぉぉぉぉ」
ドビュル、そんな音が聞こえそうな射精が、肉棒から解き放たれた。
解き放たれた精子は、瞬く間に子宮にまで到達し奥に奥にと侵入していく。
ソーナと男は互いに吐き出した快感と出された快楽に動きを止め、ソーナに至っては吐き出された精子の熱さに、半ば気絶していた。
「ふ、ぅ……とっても、気持ち良かったよソーナちゃん。またよろしくね」
「ぁ……ぅ……」
男は脱ぎ散らかしていた服を着用すると、身体を跳ねさせたまま動きがないソーナを置いて、部屋から出ていった。
ソーナは男が出ていったことにも気付かず、ただ出された精子に酔いしれ、舌を垂らして蕩けきった顔になったのだった。
それから、犯されたソーナの状態に気付かれるのは、それから一時間後のことであった。
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「ふむ」
男────【異界の王】は呟く。
「候補が一人、増えたな」
【異界の王】の見つめる先には、犯された状態で放置されたソーナ・マサカの姿があった。
「種を植えるか……?いや、新たな神代魔法を作るのも悪くないか」
【異界の王】はそう独り呟くと、目をさらに二つ増やした。
【異界の王】が見つめる先には、二人の女と、一人の男の姿。
「さて……誰になるかな」
そう独り見つめる【異界の王】は、クツクツと小さく笑い続けるのだった。
最後は意味深にしました。
さて、久しぶりにアンケートとります。