※この作品はR-18です。

インフィニット・ストラトスのR18短編   作:御神酒の宴

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山田真耶の同窓会

「真耶〜久しぶり〜。こんなに大きくなって」

 

「どこ見て言ってるんですか!」

 

 学生時代に仲の良かった同級生が自分の胸を見ながらいやらしい手つきでワキワキ動かすのを見て、腕で隠す。

 男性が周囲に居ないのを確認しての発言なので、これ以上は咎めず、もう! と怒ってますアピールだけで済ませる。

 真耶達は少し早めに着いたようで、後から男性も含めた元同級生達もやって来た。

 今日の出席者が揃い、店の中に入る。

 当時の三十名全員でなくとも、それに近い人数が入れる広めの居酒屋だ。

 乾杯の音頭を取り、最初の一杯を流し込むと、仲の良い友人と話を始めた。

 同性と話すグループと、男女隔たりなく楽しんでいるグループが五つくらいに分かれており、真耶は学生時代に仲の良かった同性の友人達四人とお喋りに興じていた。

 

「真耶は今は仕事なにしてるの? あ、あたしは美容師してるの。最近は指名で予約してくれるお客さんも増えてきたんだ〜」

 

 指でハサミの形を作り、髪を切るジェスチャーをする。

 それにスゴいですね、と相槌を打ちつつ自分の事を話す。

 

「私は高校の先生です。女子校の。今は1年の副担を任されてるんですよ」

 

 IS学園の、とは言わない。

 下手に注目を浴びるのは昔から苦手だし、彼女の先輩があまりにも有名過ぎて、質問責めになるのが目に見えているからだ。

 そっか〜。大変だね〜、といくつかの質問に答えた後にお酒を追加しつつ別の話題になる。

 彼氏はいるのか、とか。今日来れなかったあの子はもう結婚して子供が居るらしい、とか。

 そんな風に同窓会を楽しんでいると、離れた席にいた男性が輪に入ってきた。

 

「楽しんでる?」

 

「あ、海原くん! ヤッホー!」

 

 話しかけてきたのは、この同窓会の幹事1人である海原純だ。

 女だらけの中に話しかけてきた異性にノリの良い友人が質問を開始した。

 

「海原くんはなんの仕事してるの? まさかフリーター?」

 

「なんで! 機械部品を扱う工場で働いてるよ」

 

 友人のジョークに、海原はやや大袈裟なリアクションを取りつつ今の職業を話す

 

「え〜意外〜。昔は成績良かったし、いつもクラスの中心って感じだったから、やり手の営業マンとかになってると思ってた〜」

 

 内心で真耶もちょっと意外だと驚く。

 彼は学生時代、要領が良く、クラスの中心になる事も多かった。

 なにより昔はいつも自信に満ち溢れていた彼だが、今はどこかくたびれて見える。

 

「はは。まぁ、社会に出ると色々と勝手が違うさ」

 

 そう肩を竦めると、離れた席にお呼ばれしてじゃあね、と立ち去って行った。

 海原が離れた後に、ニヤニヤと友人の一人が話しかけてくる。

 

「ねぇ、真耶。海原くんに話しかけてきたら? ほら、昔好きだったでしょ?」

 

 確かに昔はいいな、と思った時期もあったが、それはクラスの中心に居た彼に対する憧れのような物だ。

 

「もぉ! そんなんじゃないですよ」

 

 そう愛想笑いで流した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ある程度、周囲の酔いが回ってきたところでお開きなった。

 まだ飲みたりないメンツは二次会に突入するようだが、真耶は明日も仕事だからと断りを入れる。

 

「俺も今日は帰るよ。あんまり酒強くないから」

 

 二次会まで付き合ったら潰れると告げて、別の幹司に後を任せているのが見えた。

 お酒が弱いのは本当なのか、顔が他の人達より赤いような気がする。

 真耶は歩ける距離にある駅で電車に乗る事にした。

 

(もうちょっと飲んでも良かったかなぁ)

 

 先輩に付き合う事が多いせいか、アルコールの耐性が思ったよりも強くなっており、思ったより酔わなかった。

 それはそれとして、久しぶりに旧友達と会ってはしゃいだからか、少し眠い。

 座っている電車の適度な揺れも心地良く、だんだんと目蓋が落ち────。

 

「なにしてんだっ!?」

 

 その怒声に真耶は眠気が一気に覚めた。

 見ると一緒に電車に乗ってたらしい海原が初老くらいに見える男性の腕を掴んでいた。

 

「海原、くん……?」

 

 ボーッと頭を回転させて現常を確認しようと努める。

 海原は怒った表情で男から携帯を取り上げた。

 

「おいアンタ……!?」

 

 男が取り上げられた携帯を奪い返そうとするが、海原が携帯を操作して、やっぱりと舌打ちする。

 

「……山田さん。スカートの中と胸、盗撮されてる」

 

「えぇっ!?」

 

 海原の言葉に真耶は声を上げ、周囲もなんだかんだとこちらを注目してくる。 

 眠気と共に少し開いた脚と今日の同窓会で少し胸の谷間が見える服を着ていた為に狙われたようだ。

 

「とにかく次の駅で駅員に……」

 

 羞恥と恐怖から顔を赤くしていると、男性が海原から携帯を奪い取って逃げようとする。

 

「おいっ!?」

 

「どけっ!」

 

 捕まえようとするが間に合わず、満員とは行かずともそれなりに人が乗っている電車であるにも関わらず、人を押し退けて逃げようとする。

 しかし、その逃走は長身の女性によって止められた。

 

「なに逃げてんのよ……」

 

「は、放せ……!?」

 

 抵抗する男をガッチリとホールドしている。

 長身の女性だけでなく、他にも電車に乗っていた女性達が集まり始めた。

 

「そこの人に突き飛ばされた時に胸触られたんだけど!」

 

「アタシは壁にぶつかって痛かったわ!」

 

 と、他にもどう考えてもあり得ない位置に居た女性の何人かが被害に遭ったと騒ぎ始める。

 それを見て、男性客達は我関せずと巻き込まれないように距離を取っていく。

 

「終わったな、あの人……」

 

 どこか憐れむように海原がお祈りのポーズをした。

 そして男性を取り押さえている女性が真耶に話しかける。

 

「次の駅でコイツを突き出すけど、どうする?」

 

「い、いえ……遠慮、しておきます」

 

「そう? 彼氏もちゃんと送ってあげてね」

 

 そう話してる間に真耶はマンションの最寄り駅に着いた。

 じゃあここで、と別れて降りようとする前に海原が真耶の手を掴んで電車から一緒に降りる。

 

「わるい。あそこであぁしないと俺も責められる気がしたから」

 

 女性達に対しても警戒している様子を見せる海原。

 

「いえ。私もお礼がしたかったですし」

 

 今思いついてそう答えたが嘘ではない。

 ただ、お礼を言う前に逃げようとしたのは思ったよりもアルコールが回ってるのかもしれないと思った。

 

「そこの喫茶店で話しません?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「山田さんは美人だし、気をつけた方がいいよ」

 

「はい……」

 

 喫茶店で注文を終えた後に、心配からそう声をかけてくれる海原に真耶はコクンと頷く。

 

「あの人……どうなると思います?」

 

「ん。このご時世だからね。タダじゃ済まないと思うよ。声を上げてた女の人の中には明らかに冤罪被せる気の人も居たし。まぁ、本当の被害者の山田さんが気にする事じゃない」

 

 冤罪のところで多少の嫌悪感を滲ませる海原。

 ISという道具が世界に認知されて時間が経ち、女にしか扱えない事から世間では女尊男卑の風潮が広まっている。

 もちろん全ての女性がそれを良く思っている訳ではないが、それ以上に男性を下に見る女性が多くなってしまったのは事実だ。

 その事を一旦頭から追い出しつつ、真耶は海原に礼を言う。

 

「ありがとうございます。お陰で助かりました」

 

「いいよ。男尊女卑だろうが女尊男卑だろうと、あぁいうのは間違ってると思うからさ」

 

 海原が苦笑したところで頼んだ飲み物が来た。

 真耶は話題を変える事にする。

 

「でもやっぱり、海原くんが工場勤務って意外です。製造業に興味が?」

 

「そういう訳じゃないよ。大学卒業後はちょっとの間は銀行員やってたんだけどね。リストラされちまった」

 

「えっ!?」

 

 リストラ、という単語に真耶の肩が大きく跳ねる。

 

「あ〜。ここからは酔っぱらいの愚痴だと思ってくれると助かる。実は────」

 

 海原も誰かに聞いて欲しかったのか、一度話し始めると止まることなく話し始めた。

 銀行員として働き始めて少し経った後に7つ歳の離れた先輩に告白された事。

 海原自身、就職して余裕が無かったのと、その女性に異性としての興味が無かったので丁重にお断りしたらしい。

 それからその先輩が海原にセクハラやら横領やらと身に覚えの無い事を職場で言い触らすようになったという。

 海原も勿論、事実無根を訴えたが、銀行の方から解雇通知されてしまった。

 

「後で同期から聞いた話だと支店長からすれば、新人で男の俺より、そこそこベテランで女の先輩を残した方が面倒が少ないっていう判断らしい。俺もそこで労基にでも駆け込んで訴えれば良かったんだけど、クビになったショックでそれどころじゃなかった。次の仕事も探さなきゃいけなかったし」

 

「それは、酷いですね……」

 

 銀行側も海原が何もしてないのを察してたのだろうが、近年女性の声の方が大きくて強い傾向にある。たとえそれが全くのデタラメでも。

 

「それで就活中に今の会社の社長に拾ってもらったってわけ。今の職場は男所帯で女性なんて年配の人が三人居るだけだから気が楽だよ」

 

 給料以外はね、と冗談混じりに笑う。

 なんだかISに関わる仕事をしている身としては肩身の狭い思いのする話だった。

 互いに頼んだ飲み物が空になると、海原が伝票を持って立った。

 

「愚痴を聞いてもらった礼に俺が出すから。今日山田さんは災難だったし、早く帰った方がいいよ」

 

「え!? でも……」

 

 いいからいいからとさっさと会計を済ませる海原。

 これではまったくお礼にならない。

 

「俺、あと二駅くらい先だから、駅に戻るよ」

 

 駅に足を向ける海原の手を真耶は反射的に掴む。

 

「その……私、まだ飲みたりなくて。良かったら、もう少しだけ付き合ってくれませんか?」

 

 

 

 

 

 

 その後、コンビニでお酒とおつまみを買って、真耶の住むマンションで二人だけで飲んだ。

 互いの仕事の愚痴なども肴となり、思った以上に酒が進んで。

 それから────。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「や……んんっ……」

 

 いつもは真耶しか使わないベッドを男と一緒に使っていた。

 どうにもベッドに入るまでの記憶があやふやで。

 

「真耶の胸……甘い……」

 

「あ……純、さ……んっ!?」

 

 荒い鼻息と舌が真耶の胸を弄る。

 気がつけば、お互いに着ていた服は床に脱ぎ散らかされていた。

 だけど、アルコールのせいか、そんなことは些細な事に思える。

 互いを名前で呼んでいる事も含めて。

 彼と手の平を合わせて繋ぎ、反対の手が真耶の股間に伸びる。

 

「ん、あふ……やっ!」

 

 生まれて始めて誰かにクリトリスを触れられる恥ずかしさに、真耶は脚を閉じる。

 

「いや?」

 

「そういうわけじゃ……でも恥ずかし……ハァッ!?」

 

 脚の力を抜いて少しだけ開くと、膣内に指がゆっくりと、押し進む。

 狭い穴を広げるように膣内の肉壁を広げられる。

 

「んむっ!! んん……っ!」

 

 その間に海原からキスをしてきて、舌と唾液が混じり合う音が鼓膜を刺激する。

 重ねていた手は外され、真耶の乳房を揉む。

 顔を離し、間近に彼の顔があると、途端に恥ずかしかった。

 

「それにしてもデカいな……」

 

「うう……言わないでください……」

 

「そう? 俺は好きだけど」

 

「私、顔が子供っぽいから……生徒によくからかわれるんですよぉ」

 

 ほぼ女子校のIS学園だ。先輩のように威厳のない真耶はよくからかいの対象にされてしまう。

 逆に言えば、親しみやすいという事でもあるが。

 それは大変だと海原は膣壁を広げていた指を抜く。

 

「そろそろ、いいか?」

 

 その意味が理解出来ないほど、真耶は子供ではない。

 

「はい……来てください……」

 

 腕を広げた真耶に縋るように彼女の胸に顔を埋め、愛撫をしている内に大きくなった肉棒を真耶の膣内へと押し込んでいく。

 

「くっ……あ、イ……ッ!?」

 

 痛い、と言おうとした口を閉ざし、歯を食いしばって耐える。

 

「真耶……まやぁ……っ!」

 

 そんな真耶に気付いているのかいないのか、海原は真耶の名前を呼びながら奥へ奥へと肉棒を進めていった。

 ミチミチと自分の膣内が開拓されていき、海原が腰を落とすと触れていく面が増えていく。

 

「届いた……」

 

 海原の肉棒が真耶の深いところに繋がった。

 

「あ……」

 

「わるい、我慢出来そうもない。動く……!」

 

 腰を動かしてピストンを始める。

 

「……ん、ふっ……は、やんっ!?」

 

 痛みから閉じていた口は次第に自然と開き、喘ぎ声を発するようになった。

 性に対する順応の早さに驚きつつも真耶は自分から少しずつ腰を動かす。

 

「痛くないか?」

 

「少し……でもそれ以上に……気持ちよくて……あっ!」

 

 海原の腰の動きが激しさが増す。

 何度も膣内を擦り、子宮の入口を突いてきた。

 それだけ、終わりの感覚も迫っていた。

 

「真耶! お前、本当に……っ!?」

 

「アンッ! はげし……わたし、もう……」

 

「俺も……うっ!?」

 

 呻き声と共に放たれる射精。

 肉棒が脈打つ度に真耶の子宮へと注がれる。

 

「あつっ!? あっ……これ、がぁああ……っ!?」

 

 大きく脚を広げたまま最後まで注がれる液を受け入れた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 真耶が目を覚ましたのは、携帯の着信音が原因だった。

 

「ふぁい……」

 

『……随分と飲んだようだな、山田先生。今が何時か分かるか?』

 

 通話相手の声に真耶の頭は一気にクリーンになった。

 そのままに携帯の時刻に目を落とす。

 11時23分。

 それが携帯の示した時刻だった。

 眼鏡をかけてからもう一度見るが、やはり時間は変わらない。

 

『私は何度もかけたんだがなぁ。残念だ。実に残念だよ……』

 

 その静かな声に含まれる怒りの感情に真耶は冷や汗をダラダラと流す。

 

『今すぐに学園に来い! 昼まで来ない時は、分かってるな?』

 

「は、はいぃっ!?」

 

 真耶の声に一緒のベッドで寝ていた海原が驚いてベッドから落ちた。

 

 

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