※この作品はR-18です。

砕けよわが妖精   作:伊土 讃阿

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【お客様同士の交流もお楽しみくださいませ Part.2】

 

 

 

 体勢を変えられる。ベッドに押したおされて、組み伏される。

 

 じゅくじゅくのあそこに、インタポーザをあてがわれる。ぐちゃって、音がする。

 

 りんっ♥ りんっ♥ りんっ♥ りんっ♥ りんっ♥

 

 鈴……っ、うるさ……っ、あそこ……あつ……っ。

 

 喉が、からからになってる。心臓が、胸を突きやぶっちゃいそう。

 

「あ、あの、こ、これって――」

「へいき、こどもはできないよ」

「そ、そういう意味じゃ――」

 

 バイブは、英姉妹のときにつかわれたけど……、それとは圧倒的にちがう、威圧感。押しつぶされそうな、感覚。

 

 自分が、ほんとうに屈服して、支配されて、だれかのものに、されてしまうみたいな――。

 

「いいよね? いやならいってよ?」

 

 どっどっどっ――。

 

 窒息しちゃいそうな、鼓動。ことば、出てこない。緊張しすぎて――それとも――。

 

「……っ!♥」

 

 ペルセが、腰をすすめる。ずにゅって、おなかを掻きわけてくる。

 

 まるで、焼けた鉄。とてつもない異物感。おなかが、ごろごろする。

 

「ぅはぁぁああああ……っ!♥♥」

 

 あつい息が漏れる。海老ぞりになる。侵入者のかたちが、はっきりわかる。

 

 それぐらい、粘膜が隙間なくみっちりと、べっとりと、張りついちゃってる。

 

 嘆息する、ペルセ。

 

「吸いつき、すご……メイのなか、よすぎるよ」

「あ、うそ、これ――」

 

 真っ白になる。ふわっと浮く。

 

 イッてる? っておもった瞬間、すさまじい絶頂感が突きあげてきて、翻弄される。

 

「――っ!? ――っ♥ ――っ♥ ――っ♥」

「っく、とばし、すぎ……」

 

 ペルセがなんかうめいてるけど、それどころじゃない。ちかちかする。

 

 身震いするほどの充溢感。多幸感。

 

 これが、これが――。

 

「落ち着いた? もう動いていいよね」

 

 ゆっくり、抜き差しされはじめる。ずるずる引きだされ、ごりごり押しこまれる。

 

 ことばにならないぞわぞわが、全身に染みわたって、身動きが取れなくなる。ただただ、それを受けとめるしかなくなる。

 

「あっ♥ あっ♥ あっ♥ あっ♥ あっ♥」

 

 歯の根が、合わない。ひとりでに声が出る。

 

 こんなの今までと全然ちがう――、これが……これが――、せっくす――!

 

「あっ♥ あっ♥ すごい……♥ せっくす♥ しちゃってます……♥ すごい♥ すごい♥」

「あれ、ほんとにはじめてなんだ、昨日はあんなに乱れてたからてっきり大好きなのかと」

「えっ?♥ きのうっ?♥ えっ?♥」

「オンエア、見てたんだ。めちゃくちゃに腰うねらせまくってて、今まで見た子で、いちばんドスケベだったよ」

「~~~っ♥♥♥」

 

 ぎちぎち、締めあげる。あの拷問のような快楽が、蘇る。さっきよりもふかくイク。

 

 ペルセがおおいかぶさってくる、舌を絡めてくる。

 

 あ、だめ、これだめ――いってるときに、きす、だめ――こころ、とろけちゃ――。

 

 今度はゆるやかにイク。脳みそが溶ける。ぐずぐずになる。がくがく、びくびく。

 

「キスだけでイッてんの? えっろ……ねえ、あんときみたいに腰振ってよ」

 

 上下を入れ替えられる。ペルセの上に乗らされる。

 

「んおぉっ♥♥ お゙♥ お゙っ♥ ――っ♥♥」

 

 硬いインタポーザが、奥をつらぬく。内臓を揺さぶる。はしたない声が出る。

 

「れ、れも……うごきかた、わかんな……」

 

 ふいに、くびれをつかまれて、前後に揺すられる。

 

 入口がぐちゃぐちゃに擦れる。おなかのなかが、掻きまわされる。腰から下が、ぐずぐずになる。

 

「ん゙っ♥ ん゙っ♥ ん゙っ♥ んはぁあぁああっ♥♥」

「これがグラインドで」

 

 今度はおしりをつかまえられて、持ち上げられては、下ろされる。

 

 おなかの奥にごんごん当たる。先っぽの段差が、ごりごり粘膜を掻きわける。あたまのなかが、真っ白になる。

 

「あ゙っ♥ あ゙っ♥ あ゙っ♥ あぁああぁあっ♥♥」

「これが杭打ち。簡単でしょ? 好きなようにうごいてみてよ」

 

 ペルセにうごかされただけで気持ちよすぎて、へとへとだったはずなのに――自分からも、おそるおそる腰を振ってしまう。

 

「……んっ♥ んっ♥ んっ♥ あ♥ あぅっ♥ はあぁあっ♥ あ゙っ♥ あ゙っ♥ あ゙っ♥」

 

 はずかしくてどうにかなりそうなのに――とまらない。とめられない。

 

 りんっ♥ りんっ♥ りんっ♥ りんっ♥ りんっ♥

 

 次第に、自分のペースがわかってくる。自分からうごいたほうが、自分の好きなとこを、好きなように刺激できて、快楽に没頭しやすいことに気づく。

 

 たんっ、たんっ、たんっ、って、無我夢中で、腰を振りたくる。くねらせる。ペルセの上で、おどりまくる。

 

「あっ♥ あっ♥ あっ♥ すごい♥ すごい♥ すごいぃい♥」

 

 ぐちゃぐちゃ、ばちゅばちゅ、一心不乱に。

 

 りんっ♥ りんっ♥ りんっ♥ りんっ♥ りんっ♥

 

 ペルセがにたにたしながら、あたしを見てるのに気づいても、やめられない。

 

 顔をかくす。腰を振りながら。

 

「やっ♥ やああぁっ♥ みっ、みないでっ♥ くださぁいぃっ♥♥」

「だったら、腰振るのやめればいいのに。こんなエロいの見なきゃ損でしょ」

「だっ♥ だってぇっ♥ こしっ♥ とまんなっ♥ からだっ♥ いうこときかなっ♥♥」

「……いくらなんでも、淫乱すぎ、でしょ。今までよく、えっちせずに、生きてこられたね? セックスするために、産まれてきたようなもん、でしょ、メイ。そんなイキ映えする、童顔してるし、さ」

 

 ぞくぞくぅ――!

 

 りんっ♥ りんっ♥ りんっ♥ りんっ♥ りんっ♥

 

「う、わ、こんだけなじられて、もっと激しくなるとか、どんだけスキモノなの?」

「そっ♥ そんなん、じゃ♥ ないれふっ♥」

「いい加減、みとめたら? 素直になれば……、もっとよくなれるよ」

 

 そんな……今よりも、もっとだなんて――。

 

 りんっ♥ りんっ♥ りんっ♥ りんっ♥ りんっ♥

 

「ほら、言ってごらん。あたしは、えっち大好きな、ふしだら女ですって」

「――っ♥ ――っ♥♥ ――っ♥♥♥」

 

 ぞくぞくぞくぞくぅ――!

 

 りんっ♥ りんっ♥ りんっ♥ りんっ♥ りんっ♥ りんっ♥ りんっ♥ りんっ♥ りんっ♥ りんっ♥

 

「あた、しはぁ……っ♥ あっ♥ あっ♥♥ あっ♥♥♥ えっちっ♥ だいすきっ♥ ふしだらぁっ♥♥ おんなですぅううっ♥♥♥」

 

 りんっ♥ りんっ♥ りんっ♥ りんっ♥ りんっ♥ りんっ♥ りんっ♥ りんっ♥ りんっ♥ りんっ♥

 

「会ったばっかりのひとの、ちんぽしゃぶって、まんこでくわえこんで、尻振りまくってる、ドスケベねずみですって」

「~~~っ!♥♥ 会ったばっかりの、ひとの……っ♥ おちんちんっ、しゃぶって……っ♥ おまんこでっ、くわえ、こんで……っ♥ おしり振りまくってる……っ♥ どすけべっ♥ ねずみっ♥ で、す……♥」

 

 りんっ♥ りんっ♥ りんっ♥ りんっ♥ りんっ♥ りんっ♥ りんっ♥ りんっ♥ りんっ♥ りんっ♥

 

 ほとんどがなり立てるような、鈴の音。

 

 もう、もう、もう――!

 

「機械に犯されて、ひと以下になってるのを、見られてよろこぶ変態です」

「きかいにぃ……っ♥ おかされっ、てっ……♥ ひといかになってるのっ♥ 見られてっ♥♥ よろこぶっ♥♥♥ へんたいですっ♥♥♥ はぁ――♥ あ――♥ ~~~っ♥♥♥」

 

 そう宣言した途端――、今までと一段階ちがう、なにか壁みたいなのを突きぬけたような、昂揚感のある絶頂に、辿りついちゃってた。

 

 瞬間的な気持ちよさなら、昨日のサンのすら、上回ってるぐらいの、はじめて体験する領域。

 

 なんというか、なにかを解放したような――、手放したような――、こわれちゃったような――、そんな快楽。

 

 がっくんがっくん痙攣する。全然、おさえられる気がしない。

 

「~~~っ♥♥♥ ~~~っ♥♥♥ ~~~っ♥♥♥」

 

 あたしのからだ、おかしくなっちゃったんだ――。

 

 ……でも、へんたいなら、あたりまえなのかも――。

 

「……っ、さすがに、これはたまんないね……っ!」

 

 ペルセも、過度に興奮してるのか、瞳孔が針みたい。ちょっぴり、こわい。

 

 ペルセが、ぐったり脱力したあたしからインタポーザをを引きぬいた。四つん這いになってよって、言われる。

 

 朦朧としたあたまで、言われたとおりにしようとするけど、がくがくひきつって、もたもたする。

 

 手足……、言うこと、聞かな……。

 

 おもむろに、後ろから腰をホールドされる。またインタポーザを、突きこまれる。

 

「んおっほぉおぉおお♥♥ ――っ♥♥」

 

 じわじわ痺れてる真っ最中の奥までとどく。目がばちばちする。

 

「ふかぁあ♥♥ あ♥ あ♥ はへっ♥ これっ♥ だめっ♥ おくっ♥ ごつごつ♥♥ ぶつかっちゃってますぅう♥♥」

「子宮が下がってきてるんだよ。精液ください、孕ませてくださいってなふうに、ね」

 

 孕む、なんて――。

 

 今まで味わったことのない、ひりひりするようなぞくぞくが、駆けのぼってくる。

 

「あ゙♥♥ やらっ♥♥ らめっ♥ にんしん♥♥ らめぇ♥♥ らめれすぅ♥♥」

 

 それは――それだけは、ほんとうのほんとうに、いけないことなのに――。

 

 這って逃げようとする。尻尾をつかまれる。焼けるような痛みが走ったかとおもうと、すぐにあまいしびれに代わる。

 

 尻尾をにぎりしめられたまま、ぱんぱんぱんぱん腰を打ちつけられる。ぐちゃぐちゃぐちゃぐちゃすごい音が、あたまのなかで反響する。

 

「はっ♥ はっ♥ はっ♥ はひっ♥ これっ♥ こんなっ♥ どーぶつみたいな♥ かっこ♥♥」

「メイみたいな、生殖本能剥きだしの子は、動物みたいな交尾の方が、似合ってる、だろ? ほら、わたしが、だらしない動物まんこ、しつけて、調教してやってんだから、おもいっきり、イケって……!」

 

 ただちから任せの、技術も、気づかいもない、荒々しい腰振りでしかないのに――。

 

 あたしが、とほうもない色狂いかのように、刷りこまれて――。

 

 顔も見えず、ただ道具のように性器をつかわれて、動物がするような体勢で犯されて――。

 

 それを自覚した瞬間にはもう、今日いちばん激しくイッてて。

 

「~~~っ♥♥♥ っくぅ♥♥ イッだ♥♥ イッでる♥♥」

 

 あたまのなかが、ばちばちする。おなかのなかが、どんどんやわらかくなってくのが、わかる。

 

 種付けされる、準備してるみたいに。

 

 りんっ♥ りんっ♥ りんっ♥ りんっ♥ りんっ♥ りんっ♥ りんっ♥ りんっ♥ りんっ♥ りんっ♥

 

「はっ、はっ、はっ、だす、よ……! いくよ……!」

 

 腰をおもいっきり引きよせられ、最奥に、インタポーザを押しつけられる。粘膜がごりゅごりゅ抉られて、子宮がぺしゃんこにされる。

 

「かふ――ぅ!?♥♥」

 

 内臓が揺さぶられて、一瞬意識が飛ぶ。

 

 そこへ、びゅぐびゅぐって、熱湯みたいなものを、体内に吐きかけられる。

 

「んーっ♥ んーっ♥♥ んーっ♥♥♥」

 

 臓器全部が燃えあがるみたいに鮮烈な、まさに自分の生き物としての、根源的な悦楽の瞬間を味わわされている、そんな実感――。

 

 だれも……、だれも、こんなすごいこと、教えてくれなかったけど――。

 

 これが、せっくす……。

 

 これが、こづくり……。

 

 これが、こーび……!

 

 みんな……、こんなこと、しちゃってるんだ――!

 

 こんなの、教えられちゃったら、あたし……あたし……!

 

「んぅううっ♥ んんっ♥ んっ♥ んっ♥ んっ♥」

 

 インタポーザが引きぬかれる。あたまを撫でられる、感触。

 

 ぅあ……あったか……。

 

「は……っ、は……っ、は……っ、最高、だよ、メイ……こんなに出たの、はじめてだ」

 

 さっきまで、してるときはちょっと乱暴でこわかったのに、急に優しくされて、胸のなかがじわってする。うれしい気持ちが、湧きあがってくる。

 

 ペルセのことばに、嘘はなさそう。ほんとにあたしで、きもちよくなってくれて、よろこんでくれたんだ――。

 

 はっきりとした、自分を求められる感覚。

 

 産まれてはじめて自分のからだを褒められて、それがおべっかとかじゃないって、はじめて、信じられた――。

 

 どうして――どうしてだれも、こんなすてきなこと、教えてくれなかったんだろ――。

 

 口元に、どろどろになったインタポーザを押しつけられる。

 

「終わったら、舐めてきれいにするもんなんだよ。できるよね?」

「ふぁ……はぃ……」

 

 のろのろと、自分とペルセの混合液を舐めとる。

 

 すごい臭気。味。こんな濃いの、出されちゃったんだ……、あたしのなかに……。

 

 くらくらする。ぞくぞくする。

 

 舐めるだけのはずが、いつのまにか、しゃぶりついている。ちょっとやわらかかったのに、また硬く、張りつめていく。かちかちになる。

 

 りん……っ♥ りん……っ♥ りん……っ♥ りん……っ♥ りん……っ♥

 

 ペルセに苦笑される。

 

「がっつきすぎだってば。あーあー、また勃っちゃったじゃん。どうしてくれんの、これ」

「ぁ……、ご、ごめんなさ――」

「こういうときはね――」

 

 ペルセに耳打ちされる。それを聞いて、かっとあつくなる。

 

 唇がふるえるくらい、勇気が要ったけど、素直に従う。

 

 そうするものなら、そうしなくちゃ――。

 

 ペルセに、あたしのあそこを、ひらいて見せる。りんりん、鈴を鳴らしながら。

 

「は、はしたない、おしゃぶりで……っ♥ ぼ、ぼっきさせちゃって、ごめんなさい……っ♥ おわ、おわび、に……っ♥ かのんの、つかいほーだいっ、どすけべおまんこで……っ♥ たーっぷり……っ、ぬいてってください……っ♥」

「――っ、あんたほんと……やばすぎ」

 

 ペルセが、ごくりって、喉を鳴らした。

 

「……あのさ、今日帰れるとおもわないでね、本気でしつけて、堕としちゃ……う……か……ら――?」

 

 ぽたり、って赤い染みがシーツにできる。

 

 赤い筋が、ペルセの鼻から垂れて、胸を濡らしてた。

 

「あ、え……」

 

 ペルセがぐるんと白目を剥いて――ベッドの下に、たおれこんだ。

 

 

 

 

 

 

 また、散々な目にあった。

 

 事情聴取やら、検疫やら――、ほとんど一日、つぶれちゃった。

 

 結局ペルセがたおれた原因は、不明。毒とか菌とかも検出されなかった。

 

 過度の興奮、ってことになった。命に別状もなくって、健康そのものなんだとか。

 

 それを聞いて安心したけど……、ペルセを心配するより、正直なところ、欲求不満がまさってた。

 

 これから、いっぱいされるとこだったのに――。

 

 あたしは、そう、はっきりおもってしまってた。

 

 部屋に帰って自分をなぐさめてみたけど、全然イケる気がしなかった。それに、イッたとしても、満足できそうになんか、ない。

 

 もう明日には帰らなきゃいけないというおもいのせいで、集中もできなかった。

 

 サンのとこに行くっていうのもかんがえたけど、今はなにより、ひと肌が恋しかった。

 

 英姉妹に挨拶に行くことにした。……ちょっぴり、期待しながら。

 

 でもふたりは、ちょうど帰り支度してるとこだった。

 

「あ……、もう、帰っちゃうんですか」

 

 がっかりした感じを極力出さないように、がんばった。

 

「明日から仕事だからねー」

「……あたしも、明日帰るんです、もっといたかったんですけど」

「つい先週きたとこなのに、短い休暇だね?」

「……たまたまもらった、チケットだったので……。ほんとは、一日だってここに来れるような、仕事じゃないですから――」

「なら、デトオクに出ればいいのに、メイならたぶんずっと買い手つくよ?」

 

 なつのさんが、怪訝そうに言った。

 

「デト、オク……?」

「知らない? デートオークション。自分のデート権をオークションにかけるんだよ」

「ピンハネ率とんでもないけど、高く売れれば宿泊延長できるんだってさ。そうやって住み着いてる子もいるらしーよ?」

「ま、純粋にデトオク料だけで何か月ものこれるほど高くつく子は、そうそういないらしいけどね」

「そういう子は、シスターって呼ばれてるんだって。で、そのシスターのさらに一握りが、スタッフになれるって話だよ」

「シスターとまではいかなくても、メイなら、一週間は延長いけるんじゃない?」

「……あの、それ、どうやったら出られるんですか」

 

 

 

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