着脱可能な相棒と共に、イキ抜け!女尊男卑世界 作:コメディ希望
朝食を終えた僕たちは自由行動を許された。
何処へ行くかは特に決めておらず、取り敢えず男子の行方を探す前提で歩み始める。
が、分かっていたけど女同士のカップルが多く如何わしい玩具を使って乳繰り合う姿が散見された。前の街よりその姿の多さは顕著だ。
男がこんな世界で生きていけるのか甚だ疑問である。
「そこに居るのは井上か?」
「ん?」
ふと、脇道から声がかかる。
秋葉は訝しみ、確認する様にその人物を伺う。
「あたしを知ってるって事は、お前……」
「今俺たちは追われてる。残念だが姿を出すことはできない」
「分かった。どうすればいい?」
「信頼できる相手を連れて今からいう場所に来てくれ。分かってると思うが、男と言うだけで捕まえようとしてくる連中は連れてくるなよ?」
「分かった」
すぐに言葉はかき消え、カランと何かの音がする。
音の鳴った方へ視線を向ける。
「なんだこりゃ? 葉っぱ?」
「どうしたの井上さん」
「喜べ光里、男子の消息が掴めた」
「本当?」
今までどこか焦っていた彼女の表情が見るからに明るくなる。
「けど御手洗が無事かって言う証拠はない。ただしあたしが井上という苗字を持ってる事と、男を排斥する人間を連れてくるなと言う約束を取り付けて場所を教えてもらった。行ってみる価値はあると思う」
「うん、結果はどうあれ彼らがどうなったか知る権利はあると思うの」
「じゃ、行くか」
秋葉が遠野さんに笑いかける。
ちょっとだけ意地悪そうに。絶対こいつ、よからぬこと考えてんだろ。
僕はそんな気がしてならない。
彼女の純血をもらうのは僕だからね?
視線で釘を刺しつつ、僕は警戒を強めた。
「ねぇ、それって絶対行かなきゃダメ?」
そこで僕の腕にすり寄っている美樹ちゃんが面倒臭そうに声を上げた。
その表情には『男に用はない』と書いてある。
「いや、行きたくないなら無理にとは言わねーぞ?」
「じゃ、紫ちゃん一緒に残ろ♡」
美樹ちゃんは昨日の延長戦を続けるつもりで瞳にハートマークを続けていた。
まったく、君の性欲はどうなってるの?
付き合う方のみにもなれってんだ。
イチャイチャするのは良いけど、四六時中だと気が滅入る。
ま、嫌われてるよりは良いんだけど。
「僕としては男子達の動向は気になるな」
「えー、どうしてぇ?」
「美樹ちゃんは忘れてるかもしれないけど、僕は元男子だよ? 生存報告と状況のすり合わせも兼ねて顔は出したほうがいいと思うんだ」
「ま、おまえがいてくれたほうが話を進めやすいわな」
「でも、今の紫ちゃんを見て誰が元男だと思うの?」
「うーん……それなんだよな」
美樹ちゃんの言及に秋葉は唸った。
彼女的には僕のおっぱいが日に日に成長してる事が目障りらしい。
「それはスキルだと言えば良いんじゃない?」
「スキルっつっても碌なスキルのない現状でどうやって納得させる?」
「さっきの葉っぱを使った連絡手段とか何かのスキルじゃないの?」
「オナニーやセックスとなんの関係があんだ、それ」
「そんなの僕が知るわけないじゃん」
話し合いは堂々巡りだった。
なので多数決で決を取る。
僕はさっきも言った様に情報のすり合わせも兼ねて賛成。
遠野さんは御手洗君の情報を求めて賛成。
夏燈ちゃんはどっちかと言うとおちんちん食べたいだけっぽい。なので賛成。
秋葉は責任者として行く義務があるので賛成。
美樹ちゃんは反対だ。
4対1で行くことが決定。まぁわかりきってたことだな。
秋葉の案内の元、僕達は街の脇道の隠し通路から地下水路に降りて、意味深な扉の前で案内した。ノックをすると言葉が聞こえた。
「ここへは何しにきた」
「囚われた仲間を救いに」
「井上か? 何人で来た」
「5人だ」
「女子は4人の筈だ。もう一人は誰がいる」
「木城だ」
「アイツ、生きてたのか! そうか、今開ける。少し離れててくれ」
秋葉との押し問答を黙って効いていた僕達。
僕の生還を純粋に喜んでいるのが分かってちょっとだけ嬉しい。
クラスで地味だったからてっきり忘れ去られてるかと思ってたのに。
重い音を立てて開けた先にいたのはボロボロの学生服を纏った4人の男子の姿だった。
16人は居たのに、生き残りはたったこれだけ?
その事実を知って、ようやくこの世界の厳しさを思い知る。
「成城、松葉、易部、二輪! お前ら良く生き残れたな。木城から話を聞いた時はびっくりしたぞ。それと、前田の奴は残念だったな」
「ああ、アイツは死ぬ瞬間に満たされたのだけが救いだな」
「違いない」
たった四人の生き残り。その中に御手洗君の姿は見えなかった。
明らかに遠野さんは落ち込んだ。無理もない。
「ところで木城はどこだ? 姿が見えないが……」
成城君がキョロキョロと辺りを見回し、僕をみない様にしている。
「酷いや成城君。いくら僕が地味系男子だからってあからさまに無視することないじゃん」
「えっお前が木城? 女子じゃん!」
「そうなんだよ、こいつ女になって生き延びたんだよ」
「この裏切り者!」
「なんで!?」
もっと感動的な再会があると思ったのに、口をついて出た言葉は罵声だった。
酷いや!
事情を説明し、女になってもそれなりに面倒な生活を押し付けられていると苦言を呈したら同情された。まぁ、この中に一番の加害者が居るからな。
同時に秋葉から距離を取り男子四人。
夏燈ちゃんを見て微笑んでいるところを悪いが、そのケダモノを癒し対象にするのは即刻やめておけと心の中で切に叫んだ。
声に出して言わなかった、言えなかった理由はあるっちゃある。
秋葉に止められたからだ。
まぁ知ってた。こいつ性格悪いからな。
「ねぇ、成城君」
「なに、かがりちゃん?」
「私成城君が無事ですっごく嬉しいの」
擦り寄る様に夏燈ちゃんは成城君に頭を預け、甘ったるい声を上げた。
「ここ、すごぉく硬くなってるね。どうして?」
「こ、ここここれは、あれだよ! 男の生理現象って奴!」
嘘つけ、こいつきっと今まで夏燈ちゃんをオナネタで使ってたぞ。
そこで際どい衣装をつけたご本人登場で自制が効かなくなってきてるんだ。
まぁ、その気持ちはすごくわかる。
「成城君、無理しちゃ、めーだよー? ほら、出して出して。私弟で見慣れてるから、ほら」
君、一人っ子だよね? そんなツッコミを入れながら流される様にチャックを下され、結構なサイズのイチモツを張り上げる成城君。
おぉう。夏燈ちゃんも目の色変えてガン見してる。よかったね。
今なら思うさましこり抜いて貰えるかもよ?
「あの、ごめん! すぐしまうから」
「んーふふふ。成城君のにおいがするぅ」
「か、かがりちゃん? ダメ、汚いよ……ふぐっ!」
「すごーい、弟と全然違う。すっごい脈打ってて、びくびくってしてるんだね?」
「あ、のかがりちゃん」
「なぁに?」
「良ければ僕がスッキリできる様に手伝ってくれたりーなんか……」
「???」
成城君はしどろもどろになりながら、しっかりと性欲を夏燈ちゃんの小さな体にぶつけてきた。この正直者め!
夏燈ちゃんはわからないフリしながらきゅんきゅんとお股を濡らしていた。これは結構ガチめに食べるつもりっぽい。
「私で良ければ手伝うよ。どうすれば良いか教えてくれる?」
「じゃ、じゃあこの中央の部分をしっかり握ってくれる?」
「こう……?」
「そうそう、それくらいの強さ、凄くいい!」
「良かった。こういうこと、初めてだから色々教えてくれる?」
上目使いと純真な眼差しのダブルコンボで成城君はノックアウト寸前だ。
その上で無知シチュ手コキとか業が深すぎませんかねぇ? ヤバイ、僕もおっきしてきたぞ! 他の三人も目の前で行われてる状況に思わずスタンディングマスターベーション!
失礼、見抜き良いですかと言わんばかりの自分勝手射精の準備を始めていた。
おい、ここには純真無垢な女子もいるんだぞ?
しかし動き出してしまったマスカキ運動は射精するまで止められることはなく、そのあまりにお下品な精的欲求に遠野さんは吐き気を催してしまった。そばには美樹ちゃんがついて今頃助平な介抱でもしている頃だろう。
「ほーら、がんばれ♡ がんばれ♡」
やってる事は非常に真剣に。けれど成城君はそんな彼女の頑張りを汚す様に金玉の中でグツグツのザーメンを精製している。これはヤバイだろう。僕だったら抜く、僕でも抜く。
だって二輪君とか結構ラストスパート入ってるもん。
だからこそ成城君も焦っていた。誰が一番にその綺麗な顔を汚すか。
童貞男子の歪んだ欲望の捌け口になってきた少女は、それをうまく煽って射精へと導いた。
ドビュッ! ビュピッ!
一番最初に名乗りを挙げたのは松葉君だった。スローペースな手コキに思えたが、まるでスナイパーの如く狙いを済ませて彼女の頬に一番乗りを決める。弧を描いて鼻、額にひっかけ勢いを失わずにそのまま際どい衣装を汚していた。
ビューッ、ビュルルル!
二番手は夏燈ちゃんの無知シチュ手コキで達した成城君。勢い良すぎて額から髪にかけて満遍なく汚した。とんでもない濃度を誇り、ゼリー状の白濁液は髪に引っかかって溢れずにいた。
ビュッ、ビュルル、ビュピュッ!
三番手は易部君。こちらは勢いが足りない。夏燈ちゃんに届く事なく床を汚してしまう。
ビュルルルルルルルッ!
ラストフィニッシャーは二輪君だった。
あんな速度でシコってたのに、出るのは一番遅いときた。
しかし汁っぽいザーメンは余す事なく夏燈ちゃんの顔面を汚して行く。
試合に負けて勝負に勝った。そんな素晴らしいフィニッシュを決めていた。
まぁ、男の意見ではね。
「ま、前が見えないよぉ」
「ごめん、かがりちゃん。ドチャシコ過ぎて抑えが効かなかったんだ!」
媚びっこびな声で狼狽る夏燈ちゃんにどもる男四人。成城君に至ってはもはや開き直ってる始末だ。それもこれもエロい衣装を着てる夏燈ちゃんが悪いとでも言わんばかりの態度である。
他の三人に至ってはようやく興奮状態から醒めたのか、自分のやらかしてしまったことに顔面を蒼白にさせてしまっていた。
そこへ満を辞して秋葉の登場だ。
「お前らがっつき過ぎだろ」
「わるい。シコる暇もなくてな。身を潜めて生きて行くのもやっとだったんだ」
「んま、あたしも鬼じゃねぇ。疲れたチンポを癒してやんのも女の務めってな。一人づつ相手してやんよ」
「おぉ! 助かる」
「でもそういうの出来ない奴もいるからそこはご愛嬌な?」
「わーってるって」
「言ってるそばから助平め」
秋葉の誘惑に負けた二輪が秋葉とおっぱじめる。
どうも二人は以前からこういう仲だったみたいだ。
事前に聞いてたからなんとも思わない。
そう思っていたけど、僕以外の男子に良い様にされる秋葉を見ていてなんだか腹が立つ。
僕は、いつの間にこんなに心が狭くなったのだろうか?
松葉君は成城君と夏燈ちゃんの行方が気になるのか見守ってる。
残る易部君は一人だけ部屋の隅っこで体育座りをしていた。
一人だけ飛距離が届かなかったのを悔やんでいるのかもしれない。
そんなに落ち込む事ないのに。
僕は彼の横に座って、そっと話しかけた。
「易部君」
「木城君か。何?」
「僕で良ければ手伝おうか?」
「は?」
何言ってんだこいつ、という顔で見られる。
まぁ男に手コキされて嬉しい奴はいないもんね。
「ごめん、まぁ気持ち悪いよね。普通に考えて」
「いや、こっちこそ。そっちだって急にそんな体にされて大変だったろうに」
「僕なんて全然苦労なんてしてないよ。命からがら、本当に殺されるところでスキルが発動した」
「うん、さっき聞いた。スキルって聞けば普通もっと便利なものだと思うのに…………」
長考の後、易部君は天井を見上げた。
「僕はさ、そんなスキルを手に入れても好きになれなかった」
「聞いたよ。僕がもらっても絶対に使い道に困る奴だ」
「でもそれでここまで生き残れた。あの時の覚醒で僕達の今がある」
「そうだね」
僕は易部君の股間をガン見しながら話を聞いている。
「木城君」
「なに?」
「君がどうしてもしたいっていうなら、別に僕は構わないよ?」
易部君は僕の瞳を……とりわけ胸部をガン見しながらさっきまで萎えてたおちんちんを張り上げていた。
「なにそれ、なんの気の迷い?」
「今の木城君、普通にエロい身体してると思ってさ。助けると思って、この通り」
「なんだよそれ」
僕はそう言いながら彼の股間へ手を伸ばしてやるのだった。
【小ネタ】
木城=騎乗位
成城=正常位
松葉=松葉崩し
易部=駅弁
二輪=二輪刺し
御手洗=清潔そうなイメージ(でもトイレの時点でお察し)