着脱可能な相棒と共に、イキ抜け!女尊男卑世界 作:コメディ希望
そこにあったのはただのレベルとちょっとした情報だ。
最初見たときは何かの間違いだと思った。
しかし考えて見れば見るほど合点がいく。
種族:人類
性別:ふたなり
年齢:16
状態:処女
アクティブ:妄想補完、猥褻捏造
サポート:偽装、タフネス
パッシブ:早漏、性欲増大
最大射精回数:6
たったそれだけ。けれど覚えはいくつかある。
僕の体は昔から筋肉がつきにくい。まるで女の子の様に白くすべすべで、幼稚園の頃はよく女子と間違えられていた容姿だった。
それだけならまだいいんだけど、おちんちんはやたら大きいくせして皮被りで、それが恥ずかしくて必死に周りから距離を取っていた。
それもこれも両親が僕に男でも女でも大丈夫と適当に名前をつけたことに由来する。
僕の名前は木城紫。ぱっと見女子の名前だが、僕には歴とした男の子。おちんちんの大きさでわかる通り、僕は精通した11歳の頃から自慰活動が日課になる程精欲が強かった。
あの表示にある様に、すぐに出てしまうほど早漏なんだ。
でも無駄に体力があって、日の射精回数は6発。
勿論お風呂で処理してるよ。お部屋でなんてとてもじゃないけど無理。匂いも強いから特にね。
みんなは僕を見た目で女子の様に扱うけど、誰も性欲が強いって気づけてない。クラスの女子全員で抜いた事があるって言ったら非難されても文句はないと思う。
僕がそういう風に装ってるからね。だから偽装か。納得。
だけどメスレベルなんていうのは全く身に覚えがない。
確かに容姿は女子のそれだ。でもそれだけじゃない何かがある?
状態に『処女』と書かれているのが証拠で……
「あんまりの気持ちよさにだんまりかい? 私自らが相手してやってるんだ、もっと気持ち良さそうな声でお鳴きよ」
この猿轡さえ無ければとっくにそうしているよ!
けれど僕の声は相手には届かない。
びゅくびゅくと震える僕のおちんちんを弄んでは悦に浸っているだけだ。
「まぁ、いい。こっちを味わいたくてウズウズしてるってところだろう? 男ってのはそういう生き物だって教わって知ってるよ。ほら、さっさとイキ狂っちまいな!」
女性騎士のなんの恥じらいもない便所座り。
僕の股座に、おちんちんを鷲掴みにして、秘所にあてがったと思ったら一気に座り込む。
にゅるるるるん!
あっという間に内側に入り込むと、僕はたまらず射精した。
「もう出ちまったのかい。でもこれっきりってわけでもないんだろう?」
無慈悲なまでのピストン運動。
嗜虐心たっぷりな表情でのピストンに『猥褻捏造』で自分の都合の良い様に解釈する。
するとおちんちんに力が宿った気がする。勃起した。
膣内で勃起する。さっきまでの半勃起ではない、お腹に張り付くほどのフル勃起で女性騎士を迎え撃つ。
「なんッ だ、これは!」
隙ができた!
一瞬の油断。
僕は背に力を込め、ブリッジするが如くやり返した!
いつもの様に、クラスメイトに劣情を向けて種付け交尾だ。
僕のことをからかう女子には徹底的にメスに落としてやる。
有無を言わせないピストン運動を女性騎士にぶつけてやる。
「キサッ、くぅん♡ なんだ♡ これは♡ 知らないぞ、こんなもの♡」
先ほどまでの劣勢が嘘の様に女性騎士は喘ぎまくる。
効いている? 僕のおちんちんが女子に……
それを理解すると同時に射精した。
相変わらず早い。そう思いながらも、悪くない攻めだったと自分で自分を褒め称える。
そこでまた頭痛にも似たアナウンスが響いた。
<オスレベルが上昇しました>
<状態異常『童貞』が解除されたことにより、パッシブスキル『独立』を覚えました>
<独立しますか>
YES/NO
意味が分からない。
理解はできるが独立?
しかし今の状況を乗り越えられるならなんでもいい!
そう願い、意識的にYESと答える。
すると……
<スキル『独立』を確認した事により、パッシブスキル『感覚共有』を覚えました>
<スキル『独立』を確認した事により、メスレベルの封印が解除されました>
<これよりペニスはあなたより離れ、フル勃起状態で独立稼働致します>
にゅるん。
そんな音と共に、僕のおちんちんは僕から独立した。
さっきまでの勢いは何処へやら……腰を突き上げる勢いは空振りし、僕の体は大きくのけぞった。
意味が分からない。ただ、同時にお腹の奥から激しく鼓動する何かが蠢く。
「くぅん♡」
自分とは思えないほどの甲高い声。
猿轡をしているというのに、なんとも艶のある声を猿轡内で上擦らせる。
意識して出さなければ出ない音域で、僕は自らの身に起こったことを再確認していく。そう、閲覧で。
種族:人類
性別:ふたなり
年齢:16
状態:童貞、処女
アクティブ:妄想補完、猥褻捏造
サポート:偽装、タフネス
パッシブ:早漏、性欲増大、独立、感覚共有
★最大射精回数:6
アクティブ:ーー
サポート:ーー
パッシブ:ーー
性嗜好:???
性交回数:1
★最大出産回数:0
アナウンスが言った通り、先ほど見た時より内容が様変わりしている。
メスレベルの解放。
オナニーだけでも上がったオスレベルを考えれば、自慰行為だけで上がると考えれるが……しかし今の自分にそんな余裕はない。
今はなんとかこの場をやり過ごさねば。
そんな風に思いながら、未だ続く射精余韻に僕は酔いしれる様に体を震わせるのだった。
事後。
僕が目を覚ました時、近くに女性騎士の顔が近くにあった。
何かを確かめる様にジッと僕の顔を覗き込んでいる。
「目覚めたか」
「あの……」
声が出る事に気がつき、そして申し訳なさそうにする女性騎士の態度の変化に気がつく。
猿轡は外され、手は自由に動かせている。
体はあの時のまま、傷物にされたままではあるが。
「まさか女性が男に紛れているなんて気付かずに。本当に申し訳ない! このままじゃあたしは同胞に顔向けができない!」
「あの、顔をあげてください。僕は気にしてませんから」
「しかし……あたしは……」
この態度の代わりようはなんだ?
まるでこのまま自殺しそうな勢いで態度を改めた女性騎士。
どうすれば納得してもらえるのだろうか?
そう思った先で、あることを思い出す。
僕に襲い掛かる前、なんと言っていた?
確か楽しむ……そう言っていた筈だ。
ならばそこを突けば!
「じゃ、じゃあ僕が男との遊びに興味を示していることを隊長さんに黙って貰って良いですか?」
「それは構わぬが……」
「じゃあそれで許します。それでこの件はおしまい。良いですか?」
「分かった」
少し歩き、雑談をする。
そこで僕は女だけど男として育てられたと嘘の告発をし、あっさりと信じてもらえた。チョロすぎませんかねぇ?
道中で女騎士さんからマントを貸して貰う。これで露わになった肌を隠せと言われた。自分で切り裂いた癖にと言ったら平謝りされた。
なんか調子が狂うというか、根は悪い人ではないのだろう。
ただし、僕が男だとバレた時はやっぱり的に回りそうで怖いというのはあった。
未だ僕の手の中で震えているおちんちん。
この独立した相棒は未だ
命は助かったけど、どうしようこれ。
「ついたぞ、ここが我らの一時的な拠点だ」
女性騎士さん事、ルウィアさんは僕にテントの一つに入れと促した。
話を聞く限り、どうもさっき別れたクラスメイトの女子達が隔離されてる様である。
これで僕がそこに入ってどんなことを言われるか、今から気が重い。
それでも僕の足は意を決した様にその場に向かわざるを得なかった。
ルウィアさんに限らずこの世界の女性はみんな男に対して野蛮です。
ただし女性同士の場合は、やけに可愛いところを見せてくる。