黒の騎士団編・カレンEND後の話になります。
その日は、特区日本に反対する勢力の掃討作戦が行われ、
ちょうどその作戦が終了して、ライとカレンはアジトに戻っていた。
「あ、ライ。お疲れ様、はい貴方の分」
先に紅蓮から降りていたカレンが、遅れて試作型月下から降りてきたライに、
ドリンクの入ったボトルを手渡す。
「ありがとう。作戦が無事に終わって、良かったな」
「ええ、みんな頑張ってくれたわ」
作戦に関する話を進めながら、二人は汗を流すべく、シャワールームへと向かう。
しかし、ただでさえ蒸し暑い日に行われた作戦だったため、
同様の目的を持つ者は多く、シャワールームは順番を待つ列ができていた。
「あらら、やっぱり今日は混むわねえ」
「まあ仕方がない、部屋で待とう」
「じゃあ、私の部屋に来ない?どれくらい待つかわからないし、話し相手が欲しいから」
「ふむ。そういう事なら、お言葉に甘えて」
二人は来た道を折り返すと、カレンの部屋へと向かうのだった。
カレンの部屋に着くとすぐ、彼女は冷房のスイッチを入れた。
程なくして涼しい風が吹き始め、ソファに並んで座った二人は軽く一息つく。
「しかし、今日は蒸し暑いな。ただでさえ作戦後で汗をかいたのに、これはきつい」
「こればかりは、仕方ないわ。日本の夏だしね」
カレンは苦笑すると、パイロットスーツのファスナーに手をかけ、引き下ろした。
汗ばむ柔肌と、深い胸の谷間があらわになり、ライは視線をそらす。
「ふぅ…って、どうしたの?」
「どうしたって、そりゃあ…君が大胆な事をするから」
「あっ…ご、ごめんなさい」
胸を両手で隠し、カレンが赤面する。
「自分の部屋で、他にライしかいないし、つい気が緩んじゃって。
あっでも、こんな事というか姿、貴方にしか見せてないから。
昔はもっとおおざっぱだったから、やっちゃってたけど」
「あぁ…まあ、君らしいから構わないさ。
他の人というか、男性陣の前で同じ事をされると、驚くだろうけど」
「うん、大丈夫。気をつけてるし」
「なら安心だ。だから、その…君の部屋だし、楽にしてていいと思うぞ」
「そ、そう?じゃあ…」
カレンはそう言うと、胸を隠していた両手を下ろした。
だがライから視線を感じて、少し戸惑いの色を見せる。
「あの、やっぱりこの格好…やめた方がいいかな?
何だかライが落ち着きがないし、ちょっと視線が…」
「あぁっ、す…すまない」
二人の間に微妙な空気が流れ、沈黙が続く。
全身に火照りを感じたカレンは席を立ち、冷房の前で涼み始めた。
同じく火照ってきたライはというと、彼女の姿から目を離せなくなっていた。
パイロットスーツによって浮き上がる彼女のボディラインが扇情的で、
彼は股間が窮屈になっていくのを感じる。
(いや…これはまずいだろう。時間もそうだが、外に団員がいるのに。
作戦直後で軽い興奮状態とはいえ、今は自制心を保たないと)
だが理性とは裏腹に、ライは斜め前に立つカレンに見とれた。
引き締まった尻、くびれた腰、豊かな乳房が彼の心を掻き立て、
彼のパイロットスーツを押し上げるように、ペニスが勃起する。
一方、彼女もその熱い視線に気づいており、ソワソワしていた。
(もう…ライってば、ジロジロ見過ぎ。時間と状況を考えてよ。
でもこっちまで、何だか…熱くなってきちゃった。戦闘で興奮してたから?
とりあえず落ち着かないと、でもスーツで擦れて…)
少しずつ敏感になっていく乳首に戸惑いつつ、カレンは気持ちを鎮めようとする。
だがライと視線が一瞬合うたび、ますます意識してしまっていた。
そして、それは彼も同じで、強くなる欲望と戦うのであった。
(ひとまず、飲み物でも飲んで、落ち着こう)
カレンはドリンクの入ったボトルを目指し、テーブルの方へ向かう。
そしてライを意識しないよう、注意して手を伸ばしたが、
「あっ!」
ボトルをひっくり返してしまい、開きっぱなしだった飲み口から、少しテーブルの上にこぼしてしまった。
「だ、大丈夫か?」
「う、うん、ごめんね。すぐ拭くから」
カレンは布巾を持ってくると、少し屈んでテーブルを拭き始めた。
するとライの目の前に、胸が突き出される形になり、彼は唾を飲み込む。
「ほらぁ、やっぱり見てる」
「うっ…」
気づいたカレンににらまれ、ライは小さくなった。
「申し訳ない、どうにも抑えが…」
「あー、別に謝らなくてもいいの。その…こっちもライの反応が見たかったし」
「反応を?」
「ずっと視線は感じていたから、エッチな…気分なのかなって」
「うぅ、否定はできない。作戦直後で軽い興奮状態なのもあるが、君が大胆で魅力的だから」
「もう、本当に自然に、そういう言葉が出るのね。こっちは単に自堕落だっただけなのに」
カレンは小さく溜め息をつくと、ライを見ながら話す。
「私も実は、戦闘で興奮していたせいか、体が熱いの。
でも時間帯とか、外に団員がいる状況を考えると、ね」
「えーと、君も同じ気分…という話なのか?」
ライの問いかけに、カレンは恥ずかしそうに、しかしはっきりと頷く。
「どんどんいやらしい気分になってきて、戸惑ってるの。
シャワーも浴びたいし、外も気になるけど、それ以上に貴方が気になって…」
ライの隣に腰掛け、カレンがモジモジする。
「そうなのか。このまま夜まで何もしないのは、おそらく二人とも無理…だろうな。一度だけ、その…」
カレンの顔と胸の谷間を交互に見ながら、ライが下半身をモジモジさせる。
すると彼女が手を伸ばし、彼の股間に触れた。
パイロットスーツの上からでも判別できる剛直に、彼女は少し驚く。
「おっ、おいカレン…」
「大きい…。こんなにしちゃったら、夜まで待つのは無理よね。
そもそも、部屋の外で誰にも見せたくないやつかしら。
はぁ…ていうか私もそうだけど」
カレンが自嘲の笑みを見せつつ、ライの股間を撫で続ける。
「もしかして、このまま撫でただけで出ちゃいそう?」
「そこまではないと思うが…すごく、気持ちいい」
「そう?じゃあさ、もっと気持ちいい事…する?」
カレンはライの膝の上に乗ると、パイロットスーツの胸元をはだけ、乳房をあらわにした。
固くなった乳首に彼が触れ、彼女は小さく体を震わせる。
「いいんだな?」
「ええ。それがお互いの為だと思うわ」
二人は見つめ合い、蕩けるようなキスを交わす。
部屋の外に声が漏れないように気をつけつつ、熱いひとときが始まった。
それから後、二人はパイロットスーツを脱ぎ、ベッドの前に並び立っていた。
「じゃあ、脱がせるわよ…わあ、もうガチガチ」
ひざまずき、ライのパンツを引き下ろしたカレンが、彼のペニスに驚く。
「かなり、我慢はしている。正直そろそろ…うっ」
「んむっ、少しだけ舐めさせて…」
カレンはライのペニスを口に含むと、舌で転がし始めた。
彼が小刻みに体を震わせるたび、先走り液が亀頭から溢れ、彼女の口の中に流れる。
「れろ…ふふっ、先っちょがすごく光ってる。
いやらしいのが糸を引いてるわよ…はむっ」
「あぁっ、ちょっ、そこは…」
亀頭を重点的に攻められ、ライが喘ぐ。
だが彼が射精しそうになると、カレンはペニスを口から離した。
「ふうっ…はあ、す、寸止めか」
「ふふっ、すごくビクビクしてたから、多分そうだと思ったわ。
実は、私の方もそろそろ気持ち良くなりたくて」
カレンが立ち上がってパンツを下ろすと、愛液が垂れ落ちる股間があらわになる。
「なるほど、君も我慢の限界だったか」
「ええ。口で楽しむのも良かったけど、こっちにも欲しいの。
だから、仰向けになってくれる?今より気持ちいい事、したいから」
「ああ、わかった」
ライはベッドに仰向けになり、カレンが来るのを待った。
そして彼女は彼の上にまたがると、ペニスを膣口に挿入し、腰を落としていく。
「あぁっ、中でビクビクしてるぅ」
「さっき寸止め…されたからな、くっ、途中で出てしまいそうだ」
「うん、私もすぐイキそうだしお互い様よ。我慢し合う必要は…ないわ」
カレンが完全に腰を落とし、亀頭が子宮口近くまで達した。
柔肉がペニスをキュッと包み、ライの体内に電流が走る。
「うぁっ、これはっ…!」
「いいわよ…出して、ねっ」
カレンがライの耳元で囁いた瞬間、膣内でペニスが震えた。
「…くぅ!」
「あっ…ふふっ、本当に出てる」
温かい精液が膣奥にジワジワ広がり、ライがカレンを抱き締める。
彼女も軽い絶頂に達しつつ、彼を抱き締め、一度目の射精を子宮で受け止めた。
「すまない、一人だけで先に気持ち良くなってしまった」
「いいのよ、私も少しイったし。それにあの状態じゃ、我慢しろって方が無理だわ」
ライの頭を撫でながら、カレンが優しく言葉をかける。
「そもそも大きな声は出せないんだから、かえって好都合よ」
「確かにそうだが、まだ君が十分満足できないだろう」
「そうね。だから、まだできそう?まあ聞くまでもないか」
自分の下腹部を撫でながら、カレンが尋ねる。
すると、彼女の膣内でペニスが反応し、硬さを取り戻していく。
「それじゃ、動くわよ…んんっ、中がヌルヌルしてすごく…いいっ」
カレンが腰を動かし始め、二人の呼吸が少しずつ荒くなっていく。
やや前傾姿勢になった彼女の体にライが手を伸ばし、乳房を優しく揉みしだいて、彼女がさらに悶えた。
「やんっ、胸…揉まれたらっ、声が出ちゃうよぉ…!気持ちいいけど、あんっ、やめっ…!」
「じゃあ、こうすればどうだ?」
ライは上半身を起こすと、カレンを抱き寄せ、彼女の顔を自分の肩に埋める格好にした。
「これで動いてみてくれ」
「んっ…んふっ、声は抑えられるけどっ、はぁっ…どこまで抑え…ふぅっ」
ライの肩で声を殺しつつ、カレンは腰を淫らにくねらせて、二人が得る快感を増幅させていく。
彼も彼女を支えつつ、乳房を揉み続け、彼女をどんどん煽っていった。
「やっ、気持ち良くて…蕩けちゃうぅ…!すごくいいっ」
「僕もだ、もっと気持ち良くなりたい。もっと、もっと…!」
「でもっ、これ以上は…はぁっ、また声…大きくなっちゃうぅ、んんっ!」
口の端からよだれを垂らし、カレンがトロンとした表情を見せる。快感は欲しいものの、声が外に漏れる事が、まだ気になってるらしい。
するとライが何か思いついたのか、彼女に声をかけた。
「じゃあ、攻守交代だ。四つん這いになって、枕に顔を埋めてみてくれ。それで、僕が後ろから動く。
そうすれば、君の声が外に漏れる事はないだろうし、最後まで気持ち良くなれるはずだが、どうだろう」
「そっか…それなら何とかなるかな。私も動きたかったけど、今回は仕方ないわね。じゃあ、ライに任せる」
カレンはライから離れると、彼に背を向けて四つん這いになり、尻を高く突き出して、顔を枕に埋めた。
精液と愛液が掻き混ぜられ、白く濁った液体が秘部の周りに付着し、一部は陰毛に絡みついて、非常に卑猥な光景である。
その姿を見てさらに欲情した彼は、何も言わずにペニスを再び膣奥まで挿入し、彼女を後ろから強く突き始めた。
「んんんーっ!やっ、激し…ふぅんっ!すご…過ぎるよぉ!」
「君の…格好がいやらしくて、くっ、欲望が止まらない!どうにも…抑えられないっ!」
「あっ、抑えないでぇ!私…大丈夫だからっ、んっ、もっと動いてぇ!ちゃんと声も抑えるから、ふむぅ…!気持ち良くしてぇ!」
二人の体がぶつかる音が加速し、ライの腰の動きも速さを増していく。その快感に悶えつつ、カレンは枕で声を抑え、ギュッと目を閉じていた。
やがて激しい動きでペニスが限界を迎え、彼は射精の瞬間を彼女に告げる。
「カレンっ、出すぞっ!」
「ひゃんっ、ひあっ、いっ…いいよぉ出してぇ!中…いっぱいにしてぇ!」
「ああっ、もちろん…うっ、くぅぅっ!」
「んっ、んんー!奥まで当たってるぅ…!全部奥まで、なっ、流し込んでぇ…!」
絶頂を迎え、激しく震えるカレンの腰をしっかり支えながら、ライは二度目の射精を膣奥で行い、要望通り一滴残さず子宮に向けて流し込むのだった。
「そういえばさ、その…音、出ちゃってたね」
その後、ライの腕枕に抱かれながら、少し冷静さを取り戻したカレンが赤面しながら呟いた。
その言葉で先程の自分の行為を思い返し、彼もまた頬を染める。
「あー…よく考えればそうだな、僕は声自体は我慢できるが、その…腰を動かす事で出る音までは抑えられないんだった。
良かれと思っての提案だったが、あのまま君に任せるべきだったかもしれない。その、悪かった」
「いや、まあ…私ももし任されたとしても、声を我慢できる自信はなかったから、仕方がないかも」
「バレないといいんだが」
「うぅ、恥ずかしいなあ」
「若気の至りだな、今後は気をつけよう」
「ええ、そうね…」
今回の行為が他の団員にバレたかは定かではないが、以後二人は、一応時間帯と状況だけは気にするようになったのだった。