※この作品はR-18です。

レミリアが遊ぶようですよ   作:魁勒犠

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二人目

一人の人間と遊んで一日がたった

時間がたつのは早いものだ

昨日のお昼少しすぎに終わったのだから まあまあの時間はあったはずなのに

まあ 過ぎちゃったのものは仕方ないわよね

だから、さっさと次の 二人目の人間を連れてこさせようっと

咲夜は今度こそは呼んだらちゃんと来るかしら?

 

「咲夜、いる?」

 

来るかな? 来ないようならまた少し大きな声を出さなければいけないんだけど

んー・・・少し遅いかな?

これは言わなければいけのないのかな? 面倒くさいよ?ねぇ

 

「・・・はい」

 

あ、良かった良かった♪

ちゃんと(少し遅れたけど)来てくれたわ

来なかったらほんとどうしようかなって思ってたところなのよ

やっぱり従者はあなたがいいわ(勝手なこと言ったけど)

 

「二人目を 連れてきてくれる?」

 

「・・・すぐに ですか・・・?」

 

うーん、すぐだと ちょっと準備の時間がないから

あいつにも会いに行くわけだしね

 

「すぐじゃなくていいわ。でもそれほど時間はかけないでね」

 

あなたなら時間を止めれるからやろうと思えばすぐに連れてこられるでしょ?

探してる間は あなたの寿命の時間は減ってるけどね すぐには死なないわよね?

死んだら悲しいわ 紅魔館の掃除をするメイドがいなくなるんだもの

 

「かしこまりました」

 

「私は少し、ある妖怪のところに行ってくるわ」

 

先にあいつのところでいいか

あ、何貰おうか決めてなかった

まぁ、言ってる間に決まるかしらね

 

 

お嬢様が、変わられた

あの時から あの事から

まるで別人のように

家族のように愛してくれたのに

今じゃ主従関係 主とメイド 上と下

怒鳴りつけられることもなかった けど怒鳴られた

もちろんそれは 私がお嬢様に呼ばれてすぐに来なかったから

あの時私は 行くのを 躊躇わなかったら

いつもの 表面上では いつものお嬢様でいてくれたのかもしれない

けど それだと私は何かが壊れるような気がした

私まで 変わっていくような気がした だから躊躇った

判断は正しかった?間違っていた?

あとはもう 誰かに 他に 頼むしかない?

 

 

あ、日傘忘れた

やばい、太陽がやばい

何がやばいかというと太陽から出てくる紫外線がやばい

肌が荒れちゃう どうしよう

 

 

私も必要みたいです

良かったと思います

必要とされているのはいるようです 捨てられることはないようです

とりあえず 日傘を渡しましょう

 

 

あ、日傘ある

もしかして咲夜かしら?

どこからか見てるの? 正直言うと少し薄気味悪いわよ

たまにそういうことがあるから ちょっとそばから外そうと思うのよね

 

 

最終的にこれはフラグ回収ですか 嫌ですほんとに誰か止めてください

 

 

まぁ、今は良いか

結構前からな訳だし それもそれでだめね

とりあえずは無しね

 

 

ありがとうございます

 

 

やっぱ寒気するわ

早いとこ行きましょう

えーっと、あいつに会うためには

確か ここら辺だったかしら?ここで待っていれば次第に来るはず

来なかったらどうしよう

また少し大きな声を出す?それがあいつに通じる?そんなわけないわよね

それで通じるんだったら今までの苦労は何だったのよって話になるわ

ん?どこからか視線を感じる?まさか来た?もう来たの?

あと数分は待つ覚悟だったのに 覚悟ないけど とういうか持たないけど

持つ必要ある?って言いたい 今じゃ私はもう怖いものはないわ

死すらも恐れないんだから ああ、でも 恐れると言ったら 人間と遊ぶことができなくなることかしらね 今の状態の私じゃ色々と厳しいもの

 

「話に入っていいかしら?」

 

え、誰よ 私の考えに入ってきてる奴は

まだまだ全然考え足りないのよ

少しは待ちなさいよ 我慢というもの覚えなさいよ 私は無理だけどね

我慢しろって誰だが誰なのよ 意味わかんないわ

 

「意味が分からないのは、あなたの頭でなくて?」

 

あ、なるほど

やっと理解できたわ ありがとう 妖怪

じゃねぇや賢者

あれ、どっちだ?どっちだっけ?ねぇ 紫

 

「私に聞かれましても、そもそも喋ってくださらない?」

 

あれ?私喋ってなかったっけ?

てっきりこんなにも沢山喋ってるものだと思い込んでたわ

びっくりね 驚きね 兄弟ね あ、間違えた 驚愕ね

 

「あの、本当に黙っていたら分かりませんわ」

 

「あー、遊び道具ない?」

 

「第一声がそれかしら?」

 

いやそれ以外に何があるのよ この妖怪が

何?挨拶が欲しかったの?そんなもの私じゃなくてもいいでしょ

ここにはたくさんの人間 妖怪 幽霊 がいるんだから

そんなに挨拶がないと寂しいの?かわいそうね 思ってないけど 思ったことないけど

あんたなんかに思うわけないでしょこの馬鹿が 阿呆が

 

「どんどん口悪くなってない?」

 

「気のせいよ、このすっとこどっこい」

 

「初めて聞いたわ、その言葉」

 

ええ、そうでしょうね

私も初めて言ったのだから

なんであの言葉が出てきたのかしら?言語野逝かれたのかな?

逝かれてんの頭か 誰が馬鹿だこの馬鹿

 

「私何も言ってないのになんでこんな罵倒されなきゃいけないのよ」

 

そんなもん私が知るわけないでしょ

そもそもなんで私達はこんな内容のない会話をしてるのかしら?

時間潰し?あいにく私には時間はそれほどないのよ

次に行かなきゃいけない場所があるのだから

 

「あーはいはい、それじゃあ本題に入りましょうね」

 

やっとか

これだからBBAだとかなんとかって言われるのよ

 

「もうこれ話ずらしてるのあなたよね?私関係ないわよね?」

 

「いいから早くしてくれない?あなたが心覗くからいけないんでしょ?」

 

(後で覚えておきなさいよ)

 

すっごく嫌な予感がするんだけど

これ以上厄介なのはいやよ?関係なく突っ込んでくるな、これ

 

「それで、あなたは、一体何が欲しいのですか?」

 

ああ、一応この会話の間に考えていたのものでいいわよね

これ誰に確認取ってるのかしら?

 

「人間が丸々入る、樽を貰えないかしら?その中に塩を入れておいて欲しいわ」

 

必要な器具はこっちで準備するから

あなたには必要な物が欲しいわ

承諾してくれるかしらね

 

「一体それを何に使うのかしら?」

 

ふふっ、面白いことを聞くわね

そんなものの用途なんて決まってるじゃない

 

「人間と遊ぶためよ?それ以上でもそれ以下でもないわ。ただそれだけ」

 

私は人間と遊ぶためにわざわざあなたから道具と知識を借り 教えてもらってるのよ

そのおかけで色々なことが浮かんでくるのよ

あなたには珍しく感謝してるわ したくないけど 本当は感謝するなんて真っ平御免だけど

それでもまぁ、感謝せざる負えなかったわね 私を嵌めるなんて 覚えておきなさい!

 

「もう無視します。それで人間と遊ぶと言いましたね。もちろんそれは構いませんが、決まった人間にしかしないのでしょうね?」

 

「無論、私が遊びたいのはあいつらだけだ。他はどうでもよい。しかし とある遊びの一種で その人間の家族に少し協力してもらうことになるかもしれない。それは良いか?」

 

ダメなのなら少し いや かなり内容を変えなければいけない

新しく付け加えを考えるのは楽しくていいけど 変更はちょっと気分が萎えるわ

 

「世の中には 連帯責任という言葉あるそうですわ。だから今回はその言葉をここに持ち込むとしましょう。それで私は目を瞑ります」

 

へぇ、そんな言葉あるなんてね 全然知らなかったわ

でも、結構いい言葉なのかもしれないわね

好きになるかも とういうかなったかも

 

「ありがとう、礼を言うわ」

 

「あの事があってから、変わったわねぇ。態度が」

 

どう変わって言うのよ

柔らかくなったの?軽くなったの?それとも逆かしら?体重は増えてないわよ

女性に レディに聞くことではないわよ たとえ同姓でも

同種であっても なくても こいつと同種とかマジ嫌だわ

 

「あなたってことあるごとに私を罵倒しなければならないのかしら?」

 

「そんなことあるはずないじゃない。まったく妄想もたいがいにしてほしいわね。これだから巫女に弄られるのよ。虐められるのよ。どう?お分かり?」

 

私的にはあの巫女の方が結構変わってると思うけどね

人間って成長していくにつれてどんどん悪くなっていくから不思議よね

何がそんなに変わらないといけないのかしら

 

「それが罵倒してると思うんだけど」

 

「そんなことはどうでもいいわ、私も忙しいの。頼んだものは紅魔館の地下の部屋に置いておいてくれるかしら?」

 

「あなたは持って行かないの?」

 

いや、どう考えたって無理でしょ

何考えてるの?やっぱり馬鹿?いいえ馬鹿ね 馬鹿というしかないわね

 

「私はこれからまたちょっと行かなきゃいけないの。だから急いでるの」

 

ここはもう心読めるわけじゃないから仕方ないけど

妖怪で賢者でしょ?それくらいは範囲に入れときなさいよ

能力位追加できるようになりなさいよ

あ、私はもう行くからね 後は頼んだわよ よろしく

 

 

「もう嫌になるわねあの子。でもまぁ、最後はきっちり収まるかしらね」

 

今は罵倒でも戯言でもなんでもいえばいいわ

人間と遊ぶの首を突っ込まない

だって人間があの子にしたことは返されても文句の言えないことだから

それでもいう文句を言うのなら人間として終わってるわね

私もこんな人間が産まれるなんて思いもしなかったって 情けなくなるわよ

全員の人間を探って ダメな奴はすぐさま消そうかしら

その方が、今のままよりもましになる気がする

家族がいるのなら一緒に送ってあげれば悲しくならないと思うの

いいよね?私もあの子と一緒の考え 行動をしても

誰も文句は言わないわ 多分 あの子以外は

 

 

あぁ、地霊殿に来るなんて久々ね

いつ以来かしら?えっと、あいつの妹がフランを無理矢理ここに来させたときだったわね 懐かしいわ 数か月前だったかしら? 記憶が曖昧ね 歳かしら? もう? 嫌だわ

というか地霊殿にいける道がここしかなくて ここの穴がとても長くて退屈するのよね

たまにあちこちに蜘蛛の糸があるからそれが邪魔ね 絡まると大変なのに

入口 まあ玄関みたいなものよね そこが蜘蛛の糸であちこちにあるってどうなのかしら まぁでも、そんな行き来する場所ではないから仕方ない気もするが それでも邪魔

 

「やっと地面に着いたわ。ここから真っすぐだったわよね、地霊殿は」

 

ここからまた長いのよね

しかも、この途中には鬼が住んでいる街みたいなのがあるわけだし

気づかれるかしら?一応気づれないように蝙蝠にでもなろうかな

ん?橋?橋なんてあったっけ?えーっと・・・あ、あったわ

ここにも妖怪がいるのよね 妬ましいっていう妖怪だったかしら?

ここでも羨ましいわね 何もかもにもその言葉が言えるなんて

私の場合、羨ましいっていう妖怪ね 新しい妖怪だわ 人気なさそう

 

はぁ、鬼がワイワイと呑気に 楽しそうに騒いでるわね

お酒かぁ、そういえばあの一件以来 お酒を口にしてないわね

酔った状態での遊び、いいかもしれないわね

これも入れておこうっと

これは、言った方がいいのかしら?

地底の入り口に入った時からずっと意識の無い気配がついてきてるのよね

少しでも集中力を外せば見逃しそうになるほど薄いわね

確か、あいつの妹だから こいし、だったかな?

少し、目を凝らせば薄いけど 姿は見えるわね

閉じているけど、私からしたら人間の心が読めるサードアイが羨ましいわ

今の私に必要な物は心が読めるようになる力

それがあればもっと遊びが楽しくなるはずなのに

まぁ、そのためにあいつを呼びに行ってるんだけどね

どこまでもついてくるのかしら?こいしは

自分も少しは無意識になってるのかしら?そうしたら入るのが楽になるんだけど

 

「前より少し地霊殿の場所が遠くなった?」

 

さっきまでのことを考えるほどの距離がある

それは結構長いはず 前来たときはもう少し短かったような気がするのよね

さっきよりこいしの距離が近くなった?

どれぐらい近づいても気づかれないか試しているのかしら?

それならまぁ、ちょうどいいか ここでちょっと利用させてもらう

 

「こいし、そこにいるんでしょ?ちょっと協力してほしいことがあるの」

 

「わっ!気づいてたんだ、レミリアお姉ちゃん」

 

お姉ちゃんか、そう呼んでくれるのはあなただけ

というよりあなたしかいないものね フランはお姉様だもの

新鮮ね 悪い気がしないのがいいわね こういうもの好きだわ

純粋のような気持ちをあの時から忘れていたのね どれもこれも人間のせいね

酷いわ 悲しいわ 怖いわ たまらないわ ゾクゾクするわ

 

「えぇ、割と最初からね。それより私はあなたの姉に用事があるの、中に入ってもいいかしら?」

 

「最初からなの!?えぇー、残念。驚かそうと思ってたのに」

 

やっぱり驚かそうとしてたのね

まあ、それもそうよね この子はイタズラが好きなんだから

うちのフランも一緒よ だからこの二人は仲がいいのね

あいつとこの子は仲がいいのかしら?私とフランは仲がいいのかしら?

分からないわね 紅魔館に向かっている最中に聞きましょう

フランは遊んだ後か遊ぶ前に聞けばいいかしらね

 

「えっと、それで お姉ちゃんに会いに来たんだよね?」

 

「そうよ。会えるかしら?」

 

「もちろんだよ!レミリアお姉ちゃんなら大歓迎だよ!」

 

あら、まぶしい笑顔ね

この子はあの件のことを知ってるのかしら?

もし知らないのなら、そのまま知らない方がいいわよね

この子の笑顔が絶えることはあるのかしら?

それとも、まあ 知らない方がいいのかしらね

 

「ありがとう、それじゃあさっそく連れて行ってくれるかしら?」

 

「うん!」

 

はぁ、数少ない癒しかしらね

心が浄化されていくようだわ

浄化される心なんてないけど

そもそもの心は生まれて100年で止まった それ以来動いてない

いや、動いてなかった かな

やっぱり あの件だろうね

悪い方向心に動いちゃったね 溶けるかな? 王水、か 欲しいわね

また、頼むか あいつに それか あっちに

 

「どうしたの?顔色が悪いよ?大丈夫?」

 

おっと、この子に心配をさせてしまったみたいだわ

これじゃ全然だね

まだまだ未熟者だわ もっと強くならないと

また、あの時みたいになる それは嫌よね 嫌だわ 人生の中で最大級に 嫌だわ

 

「ううん、大丈夫よ。安心して頂戴」

 

「レミリアお姉ちゃんが大丈夫って言うんなら大丈夫だよね。うん、良かったぁ」

 

この子には表裏がないのかしら?

私ってこの子を見習うべきかしら?

どこを? 元気? 正直さ? 素直さ? 純粋さ?

この子にあって私にないものって何なのかしら

もしかして、すべて?私に生まれ変われって? 嫌、この子がそう言ったわけじゃないのよね 私の勝手な思い過ごしよね まぁ、すぐにでも 私は変わるわ

 

「お姉ちゃんはこの扉の先にいるよ。お仕事をしてるみたい」

 

あいつは仕事中か

それでも引っ張っていこうかな

絶対来てもらわないといけないし

来なかったら脅す(妹でも使って)(最低)誰?あなた誰?

まあいいわ、今はあいつを紅魔館に来させることを目的として

 

「お姉ちゃーん、レミリアお姉ちゃんが会いたいってー!」

 

勢いよく扉を開けるのはよろしくないと私は思うな

でもまあ、ここ私の館じゃないし。地霊殿だし、あいつの殿だし。あってる?殿って

 

「こいし、扉はもう少し静かに・・・ってあなた」

 

あ、そういえばさとりは知ってるんだっけ?

だとしたら連れ出すのは少し厳しいかもしれない

そこはまあそこはかとなく何とかするしかないか

底ってあるのかしらね 地底が底だけど

 

「久しぶり、かしら?さとり」

 

その目は怒りかしら?それとも哀れみ?それか同情?

 

「お久しぶりです、レミリア・スカーレット。今の私の眼はどれに当たりますか?」

 

あら、流石さとり妖怪だわ

やっぱり心が読める相手だと会話が楽になるわ

あの妖怪賢者はだめだめね 話にならないともいえるわ

 

「どれかはあなたが決めることだと私は思うわ」

 

「そうですか、ならば 私は悲しみだと思います」

 

悲しみか

一体何に悲しんでるの?

私が人間と遊んだこと?あなたが私に人間の遊び相手になってって言ったこと?

自分だけが助かったこと?私を助けられなかったこと?それともその他?

 

「どれ?」

 

「・・・分かりません」

 

ま、大体予想通りなんだけど

自分でも良く分かっていないものね

そういう事故が多かったわけでもないから

こういう時はどんな気持ちでどんな言葉で 言えばいいか分からないものね

そりゃそうだ 私ですら分からないのだから あなたに分かるはずがない

 

「まあ、それは良いとして 私がここに来た理由は分かる?」

 

「・・・行かなければいけないのですか?」

 

「これが、お願いって、思う?」

 

「・・・命令・・・ですか」

 

いやまあ、命令ってより、普通にお願いなんだけど

それなんだけど、ただ 拒否権がないだけよ

 

「それ・・・お願いですか?」

 

「私にとってお願いよ」

 

私にとっての命令は必ず連れてくる

殺してでも連れてくる

それが私にとっての命令よ

 

「殺したら、意味がないのでは?」

 

「私の友人に蘇生してもらうから心配無用よ」

 

拒否したら意地でも蘇生させるから

人間にもこれは使えるわね

これも入れておこうかしら

 

「殺されずには 済むのですね」

 

「ついてきてくれさえいれば」

 

何か脅しでもいるかしら?

 

「いいえ、いりません。あなたについていきますよ」

 

何だ、つまらないわね

少し、いや 本気で脅しをかけて

怯えるあなたの顔が脳裏に焼き付けたかったのに

またその姿が悦びの一つとして増えるのに

悦びが無くなったわ 残念ね 本当に残念よ

あなたは私を少しでも楽しませてくれる人物の一人なのに

私の中のあなたの評価が勝手に落ちたわ

 

「本当に、勝手ですね」

 

「私は自分勝手なの。そのおかげで生きてられるわ」

 

「・・・死んだんですか?」

 

何でそうなるの?

誰もそう言ってないよ?

あなたの耳は正常なの?

あなたの頭は異常なの?

あなたの口は縫い合わせた方がいいのかしら?

縫い合わせるのなら任せて、糸と針はあるわ

それでだめなら、鉄の塊で頭を潰すわ さぞ ぐちゃぐちゃになるでしょうね

あ、そのあとで、あなたの血を飲んでいいかしら?美味しいそうだから

 

「だんだんひどくなってませんか?」

 

あ、言うの遅くなったけど

地霊殿はもう出てるわ

今は紅魔館に向かって歩いているところよ

その間に話をして楽しく済んでるところ

 

「誰に言ってるんです?」

 

私達を見てるみんなに言ってる

だから私達は常に監視されてるのと同じこと

なんかそう考えると興奮してこない?

股が濡れてこない?

レズ的展開になったりしない?

期待とかしてない? 受け?攻め?両方いける?

ちなみに私は両方いけるわ

そしてもう濡れてるわ

期待もしてる

 

「無視していいですか?」

 

え?何?蟲姦?

 

「あなたの方こそ耳大丈夫ですか?」

 

大丈夫よ、もともとこんなものだから

一回こんな感じになれば、斬り落とせば元通りになるわ

やって見せようか? というより今の私がやりたい

あ、こっちのヤリたいじゃないからね

 

「誰も聞いてませんよ。それとやらなくていいです。どうしてもしたいなら私の眼の映らないところでやってください」

 

あ、そうそう 話変わるんだけどね

さとりはこいしとどのぐらい仲がいいの?

 

「ありえないくらい、話の内容が変わりましたね。びっくりです。それでこいしとの仲でしたね、それはもう仲良しこよしですよ。たまにですけど一緒の布団で寝ることもあります。それにお風呂はほぼ毎日一緒に入っていますよ」

 

えっ、嘘マジでっ、私とフランは最近そんな事全然ないよ

最近の会話とかはもう「お姉様、お願いだから、元に戻ってよっ!」っていうことしか話してないよ

嫌だよ、今のさとりの話を聞いて本当に羨ましいよ

私フランと仲良くないのかな?どうかな?さとり

 

「フランさんの言う通り、あなたが元通りに戻ればいいと思いますよ。そうすれば前みたいに仲良くできると思いますよ」

 

何を言ってるの?さとりは

私は別におかしくなったりしてないわよ?

私はいつもと同じだよ?どこも変わったりしてないわよ?

変わったのはフランやほかのみんなじゃないの?なんで私なの?

どういうこと?

 

「自覚がなければ、無理ですかね」

 

自覚?

まぁ、何のことは分からないけど 自分がおかしいってフランから言われるならばおかしいんだろうね

ならそれを治せばいいのよね?

なら簡単なことだわ 私と遊んだ人間全員ともう一回遊べば元に戻るわ

そしたらすべてが元通りになるわ

それで解決でしょ?

 

「それで、解決何ですか?納得いきませんけど。あと聞いちゃいけないような気がしますけど、何人何ですか?あと」

 

これから遊ぶ人間も入れて十二人よ

昨日一人と遊んだから合計十三人ね

 

「・・・多くないですか?」

 

そう?

少ないと思うけど

私とあなたで感覚が違うのかしら?

同じような年代を生きてると思うんだけど

どうかしら?

 

「分かりません」

 

そっか、残念

まあいいか、それで紅魔館に着いたわけだけど

何故かフランが待ってるわ

何でかしら?

 

「帰りを待っていたのでは?」

 

ほんとにそうかしら

多分だけど違う気がするわ

 

「言った私が何ですけど、そう感じます。心配という声が心からでも聞こえてきますよ」

 

心配?本当に心配してるのかしら?

ただ勝手紅魔館を後にして平然と帰ってきてるからそれについて怒ってるんじゃないの?フランは怒りっぽいからね

 

「もう少し信用してみては?」

 

それはあなたを?それともフランを?

それとも両方?

 

「とりあえず両方で」

 

曖昧ね 嫌いじゃないわ

好きでもないけど

 

「お姉様」

 

何よフラン、そのいかにも怒りに満ちた瞳は

ほら、見なさいさとり

どこも心配してるなんて嘘じゃないの

よくも騙してくれたわね

決闘なら受けてたつわ

私はあなたより強いのよ

 

「一体何のことですか。私が言ったことは間違いじゃありませんよ。目が赤いですし、頬に涙が流れた跡がありますよ。よく見てください、今も少し目に涙がたまっていますから」

 

そんなことはすでに気づいていたわよ

でもそれは、怒りのあまりに出た涙なんじゃないのかしら?

だから心配して出た涙の可能性は低くなるわ

 

「どこまで認めない気ですか?あなたは」

 

認めたくないわよ、だって自分がおかしいと思われてるんでしょ?

それなら誰だって認めたくないでしょ?

それが普通よ

 

「あなたに普通ありましたっけ?」

 

ないわ

 

「ですよね」

 

「あの」

 

「あ、ごめんなさいフランさん」

 

何でさとりが謝るんだろう

何も謝る必要はどこにもないはずなのに

なんでなんだろう? 私意味わかんない

 

「いえ、さとりさんは悪くないんです」

 

えっ、じゃあまるで私が悪いみたいじゃない

フランったらひどいわね 姉を悪者扱いするなんて

ちゃんと躾がなって無かったのかしら?

 

「お姉様、さとりさんを連れてきて、何をするつもりなんですか」

 

フランには以前にちゃんと説明をしたはずなのに

それが伝わって無かったのかしら?

ならもう一度伝えないと

 

「これから人間と遊ぶのよ、さとりを呼んだのはその人間の心を読んでもらうため」

 

これからずっとね

 

「何で?私は何も気にしてないから止めてって言ったじゃない!」

 

はぁ?こいつ馬鹿なの?

私は何も気にしてないから止めて?

フランはもうどうだっていいのよ

あいつらはフランにはいかなかったんだから

フランじゃなくて

 

「私なの、私が気にしてるの。分かる?あなたの気にしてる気にしてないはどうでもいいの、私がただ気にしてるの。私が人間に遊ばれたからその逆で私が人間で遊んでるの。ねぇ、知ってるのよね?もともとあなたは対象に含まれていたのよ?それが私一人で抑えたの。頑張ったのよ?我慢したのよ?どんな事されたのかじっくり聞きたいの?聞きたいのなら聞かせてあげるわよ?どう?」

 

私はフランのために頑張ってきたのよ?

まぁ、最初は だけど

遊ばれて終わったらフランのことはもう頭から欠片もなかったの

私の頭の中はもう人間のことしかなかったの

それ以外はもうどうでもよくなったの

もうあなたの事なんて特に何とも思ってないの

 

「でも、私、お姉様にこれ以上、壊れて欲しくなくて」

 

「ああ、それなら大丈夫よ。全員の人間と遊び終わったら元に戻るから」

 

そこは安心していいわ

私自身のことは必ず守るもの

約束するわ

 

「あの、そのことを心の中で言ってもフランさんには伝わりませんよ」

 

わざとそうしてるの

もうなんかこの子と話すの疲れちゃって

もういいかなって思って

だから

 

「もう言うことはないわよね?邪魔だから早く自分の部屋にでも戻って」

 

「お姉様!私は・・・私、は・・・」

 

何言おうとしてるのか分からないけど

もう何も聞く気ないからね

フランが動かないのなら、私が先に地下に行くわ

さとりもちゃんとついてきなさいよ

 

「分かってますよ、レミリアさん」

 

 

私はただ、もう人間の事なんて忘れて お姉様と 咲夜と パチュリーと 小悪魔と 美鈴と 妖精メイドたちと仲良く過ごせればと思ってるだけなのに

でも、もし私がお姉様の立場になったら 遊びと称して復讐をすると思う

お姉様と同じような行動をとると思う

なら、本当にお姉様の遊びが終われば元の生活に戻れる?

それなら、最後までお姉様の遊びが終わるまでちゃんと待っててあげないと

それで、しっかり傷をいやしてあげないと

「おかえりなさい」って迎えてあげないと

お姉様、今度こそはちゃんといい子にして帰りを待つから

だから、だから、お願い、お姉様

 

 

はぁ、やっとだ、やっと二人目に行ける

長かったよぉ、ここまであいつにもの頼んで

地霊殿まで向かってそこからまた出て紅魔館まで話しながら歩いて

フランの相手をしてここまで 何時間かかったことか

でも、やっとだからやっとできるんだから簡単には終わらせない

ふふっ

 

「急に笑ってどうしたんですか?」

 

あなたはそう聞く必要はないでしょ?

何故聞くの?

 

「まぁ、何となくですよ。そんなに気にしないでください」

 

そういえばさとりって、耐性あるの?

 

「あんまりありません」

 

そう

辛くなったら言ってね

もっときつくするから

 

「そこは普通、一旦止めるとかしません?」

 

私がそんな我慢できるわけないでしょ

今までの会話で何聞いてきたわけ?

何度も言うけど、頭逝かれてる?

 

「すみませんでした、あなたに私の持っている事は無意味でしたね」

 

そうだよ、無意味だよ

まぁ、失敗は誰にでもあるよ

無論私にもあるよ

同じ失敗をしなければいいんだよ

おっと、そうこうしてるうちに着いちゃったね

 

「広いですね。本当に紅魔館が2~3個入る感じですね」

 

そうでしょ、自分でも驚いているのよ

こんなにも土地を広げることができるなんてってね

そして、そこにいる手足を椅子に結び付けられてるのが今日の遊びの人間よ

 

「咲夜さんが連れてきたんですよね?」

 

そうよ、咲夜は優秀な従者だからね

ちゃんと言いつけは守ってくるのよ

ご苦労様、咲夜

もう戻っていいわよ

 

「ありがとうございます、それでは、失礼いたします」

 

「咲夜さんから早くもここから去りたいという言葉と早くすべてが終わってほしいという言葉が分かりやすく伝わってきましたよ」

 

何でよ

こんなにも至福な時間はこれ以上にはないと言っても過言ではないのよ

その時間を早く終わってほしい?早く立ち去りたい?ふざけてるの?

あの従者

 

「まぁまぁ、今は抑えてください」

 

・・・そうね、今は目の前にある人間で遊ぶことが最優先よね

楽しくなりそうだわ

まずは歌声が聞こえやすくするために始めから布を取っておこうかな

あーもー、ギャーギャーうるさいわね

それは歌声ではなくてただの雄たけびよ みっともない

ちゃんとこれから歌声を上げさせてあげるんだから 待ってなさい

まずはこの皮むき器で全身の皮膚を剥くわ

結構綺麗に向けるのよね

皮むき器の刃を 腕に 足に 胴に 顔に と入れていくだけで歌声を上げてくれる

それから すぅ と剥いていくとより歌声を上げてくれるのよね

まだまだ、皮膚はあるからね

どんどん行くわよ

 

片腕と片足の皮膚は全部剥ぎ終わったかな?

血がドロドロと垂れているわね

真っ赤にただれているわね 可愛いわ

 

「あなたの感性は、ウプッ、どうなっているのですか」

 

そのなもの、本物の吸血鬼見たいな感じよ

血に興奮し、人間で遊び、悪戯をする

ああ、吐くなら吐いててもいいわよ

でも、ここから少し遠いところで吐いてね

 

「分かりました、善処します」

 

善処じゃなくてちゃんとやってくれないと

まぁ、いいけど この後アレで片付けるし

今は次の皮膚に行こうか

まだまだいっぱいあるからね

楽しめるよ もっと興奮出来るよ

 

「私は吸血鬼じゃありません」

 

いつかそのような感覚を持つようになるわ

そしたら私と言い仲を気付けるわ

 

「申し訳ないですけど、それは遠慮したいです」

 

なんでよ、素敵なアイディアじゃないの

何が気に食わないのよ

 

「もうそれいいですから、早く次に進みません?結構苦しんでますよ?」

 

ああ、これは違うは苦しんでるんじゃくて楽しすぎて歌声を上げているだけよ

ね?素敵でしょ?

こんな芸術は滅多に見られないわよ

 

「そうですね、滅多に見られそうにないですね」

 

あと、楽しいことはすぐに終わってしまうのよ

ほら、見てごらんなさい

もうすべての(すべてのじゃないけど)皮膚を剥がせたわ

全身が真っ赤よ 可愛いわよね

 

「この後は、どうするんですか?」

 

あなたがこの人間の心を読んでくれる?

そしてどんな犯罪を犯してきたか教えてくれる?

 

「そういうことなら、まぁ 良いですけど」

 

ありがとう、あなたならそう言ってくれると信じてたわ

 

「そうとしかいえないようにしようとしたの間違いじゃありません?」

 

そうともいうかもしれないわね、それで?なんて読み取った?

 

「まぁいいです。それで犯罪は、食い逃げ ちょっとした強奪 ですね」

 

それだけ?

 

「・・・はい」

 

嘘はだめだよ?

 

「・・・」

 

ねぇ、他にはなんて?

 

「・・・誘拐と強姦を」

 

うん、言ってくれてありがとう

やっぱりこいつは生きていちゃだねな奴だよね

どっちみち最終的には悪戯する予定なんだし

結果的には変わらないんだよね

それにしても、やっぱり人間って愚図だね

救いようのない愚図だよ

何でこんなやつ生きてるんだろう

 

「あの、この次は、何を?」

 

ほら、すぐ横に樽があるでしょ?

その中に塩が大量に入ってるの

それが何を流石わかる?

 

「・・・傷口に塩を塗り込む・・・?」

 

そう、塗り込むとありえないぐらい痛いって言うみたいよ

それでこの人間は皮膚が無い

だから肉に直接塩が当たる

それならすごく痛いよねっていう

 

「その人間を樽の中に入れるんですか」

 

それ以外にないでしょう?

大丈夫よ私が直接触るわけじゃないわ

魔法で浮かせて中に入れるんだから

それじゃあ、浮かせて樽の上にもっていき

中に思い切り入れる!!

あぁ、耳が、鼓膜が 破れるほどの歌声が上げられているわ

昨日の奴よりすごいかもしれないわね

 

「なんで!あ、あなたは!平気なんですか!!」

 

こんな素敵な歌声を上げてくれてるのに耳を塞ぐなんて無礼極まりないじゃない

最大限まで聞いてあげないとね

至福の時間だわ あら、もう弱まったの? つまんないわね

 

「気絶、しないんですか?」

 

私の友人の魔法でそういったことは一切ないわ

私が直接殺すしかこの人間は死ぬことができないわ

 

「それで、この後は どうするんですか?」

 

そうねぇ、この樽を転がしましょうか

それで満遍なく塩をつけましょう

食べるわけじゃないけど きっと美味しくなるはずよ

たべるわけじゃないけど(二回目)

 

「そんなに念を押さなくて大丈夫です。分かってますから」

 

そう

歌声には慣れたのかしら?

 

「いえ、耳栓をさしています」

 

本当に無礼極まれないわね

まぁ、いいわ

次第に慣れて行ってもらわなくてはならないし

 

「もしかして、次の人間でも私は呼ばれるんですか?」

 

当たり前でしょ?何寝ぼけたことを言ってるの?

まぁ別に嫌ならいいわ 嫌ならね

 

「何を企んでるんです」

 

あなたの妹、こいしは私のあの事を知ってるかしら?

 

「・・・いえ、知りません・・・もしかして」

 

そう、こいしに次の人間で遊ぶときに呼ぼうと思うの あなたが来なかったらね

どう思うかしらね 凄く仲良かったお姉ちゃん的存在がこんなにも残酷だったら

 

「・・・分かりました。次も私が行きますから、こいしにはなにも言わないでください」

 

うん、その約束 守れないかもしれないけど、いいよ

 

「・・・守れないんですか?」

 

こいしは妙に勘が鋭いでしょ?だからそこでもしばれたら

そのままばらしちゃうからね

 

「その時になったら・・・分かりました、お願いしてもいいですか」

 

もちろんだよ

任せて

 

「それで、どのくらい転がし続けるんですか?」

 

うーん、もうやめようかなって

それでもう悪戯しようかなってね

 

「終わり、ですか・・・解放、ですか」

 

言い方ちょっと気に食わないけどそうだね

そうするよ

 

「助かりました」

 

ふふっ

お疲れね

こっちの人間もお疲れ様

樽の中で悪戯よ

 

「聞こえなくなりましたね」

 

そうね、やっぱり ちょっと虚しいわね

まぁ、まだ沢山聞けるからいいけど

 

「私も聞くことになるんですよね?」

 

もちろんよ

 

「寿命が縮みそうです」

 

大丈夫よ

私は逆に伸びてるからね

あなたも一緒に伸びてるはずよ

 

「そんなわけがあるはずないでしょうが」

 

厳しいわね

あなたって

 

「これが普通なのではないのですか?」

 

違うんじゃないの?

私は分からないけど

まぁ、今は次の人間を楽しみに待っていましょうか

 

「私は、その考えに至りません」




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