※この作品はR-18です。

俺の彼女が何人もいるのだが。 2期   作:月島柊

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キャンプに来ていた8人。ここで楽しもう!


咲良

キャンプを8人と1羽で楽しんでいた。遊んでいるうちに夜になり、焚き火の周りでトークをしていた。ガールズトークをすると言って俺たち男3人は離れて話をしていた。

 

「相変わらず男は参加できないんだな」

「姉ちゃんはできるんだけどな」

「あっはっは、しょうがないだろ」

 

男だけのトークとか全く話がない。

 

「姉ちゃん、どうして猫耳できたんだろうな」

「分からない。けど、治す魔法はある」

 

ギジルが言った。治す魔法なんて聞いたことなかった。

 

「どんな魔法だ」

 

「上位回復魔法なんだが、解毒がついてる上位回復魔法はあるんだが、何もついていない上位回復魔法が必要なんだ」

 

解毒がついてないって、不可能に近いはずだ。大体上位回復魔法は毒状態になったときに使うのだから、解毒を外すのは難しい。

 

「解毒作用外せって、簡単じゃないぞ」

「分かってるさ」

「他の方法はないのか」

 

暁依が聞く。そりゃあ他の方法があるんだったら他の方法でやりたい。

 

「あるが……」

 

ギジルが少しためていった。

 

「殺してから蘇生魔法……」

 

蘇生するからどうでもいいと思う人もいるだろう。しかし1回でも殺してから蘇生させると残る傷だってある。その傷で、俺は人を殺したことがあるから……

 

「俺が回復魔法覚える」

「リアルの用事はどうするんだ。それにボスモンスターの討伐だ。結構な人数も必要だ。そう簡単にはいかない」

「それでも、俺は行く」

 

俺が真剣な眼差しになると暁依が言った。

 

「しょうがない、俺も行こう」

「私も協力するよ」

 

協力するといってきたのは暁依とミサだった。

 

「ミサ!?いつからいたんだ」

「2分くらい前かな」

 

ミサが来てると困ることはなにもないが少し驚いた。

 

「それで、咲良ちゃんのだよね?」

「あぁ。ミサも来てくれるのか」

「うん!頑張ろ!」

 

 

 

 そして当日になり、仮想世界の中心地に集まった。合計3人のグループだ。

 

「じゃあいくか。装備は大丈夫か」

「大丈夫だ」

「私も!」

 

俺は転移魔法を使って目的地に向かう。ここは高レベルエリアで、魔法を覚えられるエリアだ。

 

「上位回復魔法だったな。ここの奥だ。行こう」

「おーっ!」

 

歩いてしか行けないため何十分もかかった。

 

歩いていくほど敵のレベルは上がっていく。レベルは3人全員80を越えていた。

 

「あと500mくらいで着くからな」

「やっぱ遠いな」

「けど助かるんだったらいいんじゃない?」

 

猫耳を消せるんだったらこのくらい軽いものだ。これで救えるんだったら。

 

やがてボスのところに着く。レベルは238。俺のレベルでやっと追い付くくらいだ。

 

「準備はいいか、行くぞ」

「あぁ。いつでも大丈夫だ」

「行こう!」

 

3人揃って俺たちはボスのもとに行く。後衛はミサ、前衛が俺と暁依がやる。

 

「はぁっ」

 

もちろんだがHPは全く減らない。レベルの差がありすぎるからだ。

 

「たあぁっ」

 

2人で協力するが100分の1程度。まだ程遠い。

 

 

 

 ここまで10分格闘したが、分かったことは1つだけ。急所が頭の上と言うのが分かっただけだ。

 

「胡桃、急所は頭だ!行けるか」

「多分。やってみる」

 

胡桃は跳んで頭の上に乗っかる。そしてダガーを刺す。

 

「ぐああぁっ」

 

ボスは音を立てて消えていく。そして討伐報酬の上位回復魔法を獲得する。

 

「よし、これで救えるな」

 

 

 

 俺が家に戻ると咲良がちょこんと座っていた。

 

「お兄ちゃん、おかえり」

「咲良、猫耳消すからな」

 

俺が言うと咲良が言い出した。

 

「待って、最後に、猫耳触って?」

「いいのか?」

「うん。いいよ」

 

俺は咲良に近づいて、猫耳をさわる。モフモフしていてさわり心地がいい。

 

「ひゃっ、触られてる……」

「猫耳くすぐったいのか」

「そりゃあっ、くしゅぐったい」

「やめとこうか?」

 

俺は惜しみながらもやめようか聞いた。

 

「消しちゃう?」

「残しとこ。確かまた作れるでしょ?猫耳」

 

そんな魔法は持ってないんだが。

 

「え?そんな魔法持ってないぞ?」

「知らないの?習得したら一緒に付くんだよ?」

 

初耳だった。猫耳にはなにもかけてないけど。

 

「そうだったのか。分かった、残しとこう」

「じゃあ、しよっか」

 

俺と咲良は本当の恋人のようにイチャイチャした。

 

「んちゅっ」

 

キスなどもして、俺たちは1つになっていた。

 

「んあぁっ、お兄ちゃん、しゅきぃ」

 

俺たちは仲がいいどころではないほどだ。一言では言えない関係だ。

 

 

 

 咲良は疲れたのか寝てしまった。俺は仰向けで寝ている咲良のお腹をさわる。

 

「んんっ」

 

かわいい反応だ。やっぱり寝ててもかわいい。俺は胸をちょっとさわる。

 

「んっ」

 

俺は思った。起きてるのではないかと思ったのだ。俺は羽交い締めにして耳に息を吹き掛ける。

 

「ふみゃっ!」

「ほら、起きてた」

「起こさないでよぉ、お兄ちゃん」

「ごめんよ。かわいくてさ」

 

本当にかわいかったのだからしょうがないだろう。

 

「明日からしばらくは一緒だから」

「うん。約束」

「あぁ。絶対だ」

 

 

 

 今夜はいっしょに寝た。だって恋人候補だから。こんなことをするのは当然だ。

 

「絶対守るから」

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