※この作品はR-18です。

花騎士イチャラブ短編集(旧題:花騎士マンリョウ短編)   作:マンちゃんすこ

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今回、セリフはないですがオリキャラを出しました。詳しくはあとがきで触れてますので、読んでいただければ幸いです。あ、興味ないねって方は読み飛ばしていただければ。一応、タグは追加済みです。

で、本当はこれもっと早く投稿する予定だったんです。言い訳になってしまいますが、なぜこんなにも遅れたかと言うと3話と同時に投稿したかったからなんですよね。
今回、オリキャラ出して、団長のことにも少しだけ言及した箇所があるんですが、それとちょっと重なるというか補強できるように3話書いてたんです。いや、それがだいぶ難産で……。

元々、書いてた3話の内容が十五夜のネタだったんですが、10月1日に間に合わなくなって一週間以上経ちますし、このままだと夏祭りまでお蔵入りしそうなので投稿します



夏祭り回

 「ふふっ、団長さんとお祭りに行けるなんて……私、本当に嬉しいです」

 

 マンリョウと二人で夏祭りに来ていた。

 センリョウも誘ったが、俺に目配せをして「私は後から行くよ」と言ってきたのだ。

 まずは二人で楽しんでこい、とそういうことだろう。これは気を使われたな。センリョウだってマンリョウのことが大好きだから一緒に行きたかったはずなのに。

 しかし、せっかくセンリョウにお膳立てしてもらったのだ。目一杯楽しむべきだろう。

 

 と、その前にだ。浴衣を身にまとったマンリョウの姿がかわいいことといったら。いつもの着物姿や七夕の時の格好の時も思ったがやはり和装美人という言葉がよく似合う。

 それを伝えるとマンリョウは顔を赤く染め「あ、ありがとうございます。団長さんも浴衣姿似合っていて、かっこいいですよ」と言ってきたのだ。

 それにお互いに照れてしまうが、どちらからともなく手を繋ぎ祭り会場へ歩いていく。

 

 

 「見てください、団長さん。屋台もいっぱいありますよ」

 

 確かにマンリョウの言う通り、定番の金魚すくいやヨーヨー釣り、くじ引きといったゲームの屋台や綿菓子、焼きそば、かき氷などの食べ物を売っている屋台もある。ブロッサムヒルのとある団長の補佐を務めているナズナという子のお面を売っている屋台もあるな……。

 まあ、それはともかくメインイベントの花火までは時間があるからそれまでは適当に見て回ろう。

 

 「うーん、そうですね……。どれも楽しそうで目移りしてしまいますね」

 

 団長さんのオススメは何でしょうか? と尋ねてくる彼女に俺も思案していると屋台の店主に見知った顔がいるのを見つけて、マンリョウの手を引いてその場所へ向かう。

 その見知った顔とは射的の屋台で店番をしている爺さんだ。俺が子供の頃から関わりがあって、俺が騎士団長になった時も我が事のように喜んでくれた恩人であり俺にとって本当の祖父のような存在だ。

 

 挨拶がてら射的もやってみるかと思い、適当に挨拶を交わした後、射的で遊ぶことにした。狙いはマンリョウの好きなぬいぐるみだ。

 事前に読んだ夏祭りデート関連の本に載っていた射的のコツや数年前、ヨルガオに銃の扱い方を聞いた時のことを思い出しながら引き金を引く。

 当時はブロッサムヒルのサクラに憧れていたということも手伝って、魔力を放出する銃を武器として使用するヨルガオに銃について訊いたのだ。と言っても後に検査した結果、俺に魔力適性は無かったので、それ自体は無用の長物となってしまったが、何もそれしか学んだわけではないのだ。

 

 そう思いながら撃っていくと何発かは外れてしまったが、ほとんどの弾は吸い込まれるようにぬいぐるみに当たっていき、ぬいぐるみはぽとりと音を立てて倒れていった。やはり知識はあるに越したことはないな。

 

 そういうわけで取れたぬいぐるみをマンリョウに手渡すと「団長さんと一緒に来れただけで幸せでしたのに……。こんな可愛らしいプレゼントをいただけるなんて。……でも、こんなに大きいと団長さんと手を繋げないですね」と彼女は後半を少し残念そうに口にする。

 

 しまったな。確かにそのぬいぐるみは持ち歩くには少し大きいサイズだ。ぬいぐるみの大きさについては全く考えていなかったな。マンリョウの喜ぶ顔が見たいとそればかり考えていた。

 終盤ならまだしも祭りもまだまだ始まったばかりだし、どうするかとマンリョウと顔を見合わせていると俺たちのやりとりを見ていた爺さんがそのぬいぐるみを預かっておこうと言ってきたのである。

 後で取りに来ればいいと言うと俺の肩を叩き頑張れよと言ってきたのだ。俺は爺さんの気遣いに心が温かくなるのを感じ、俺とマンリョウは爺さんに礼を言うとその厚意に甘えることにした。

 

 そこからもしばらくの間、他のゲームの屋台で遊んだりや食べ物を食べたりなど色々マンリョウと一緒に楽しんだ。やはり側にマンリョウがいるだけで、いつもの夏祭りがとても楽しく感じるのだから我ながら単純だなと苦笑してしまう。

 

 

 ああ、やばいな。正直に白状すると先ほどからマンリョウが手を絡めるというより腕を絡めるというほどに密着してきて、彼女の豊満な胸が腕に押し付けられているのだ。さらに彼女から甘い香りが漂ってきていてペニスが勃起しそうになっていた。というかこのままでは直に完全に勃起してしまうだろう。

 マンリョウにそれを伝えるのは簡単だが、この柔らかい感触を自分から手放すというのは惜しいと考えていた。しかし、マンリョウの隣で小さくりんご飴を齧る様子の艶やかさにこれ以上は我慢が効きそうになかった。

 

 「んむっ……ちゅっ、ちゅぷっ……ちゅく、れろ、れろれろ……ぢゅるっ」

 

 祭りの喧騒が遠くに聞こえる茂みの中、俺はマンリョウを抱きしめてキスをしていた。マンリョウの口の中はつい先程までりんご飴を食べていたこともあってかいつも以上に甘かった。そのりんご飴の味がしなくなるほどにぐちゅぐちゅに舌を絡め合い、ちゅぱちゅぱと唇を吸う。

 そう俺は結局我慢できずにマンリョウを茂みに連れ込んだのだ。マンリョウは最初はされるがままだったが、次第に彼女も積極的にキスを返してくる。

 

 「んちゅっ、ちゅぱっ……んぅ……ふぁ……団長さん……っ」

 

 祭ばやしが遠くに聞こえると言ってもそこまで距離があるわけではないので、いつ誰が来てもおかしくない。

 もちろん、マンリョウがここでするのは嫌だと言えば止めるつもりだったが、彼女の目はそうは言っていなかった。とろんとした目で俺を見つめてくるマンリョウを見つめ返しながら浴衣の上からでも主張する双丘を揉み込んでいく。

 

 「んぅ、ん……あっ……おっぱい、団長さんに触られちゃってます」

 

 外なのに、と小さく声を上げるマンリョウにいやかと尋ねると彼女は首を振り、「今までこんなに強引に迫られたのは数えるほどしか無かったので少し驚きはしましたが、それ以上に団長さんに求められるのが嬉しいんです。……それに……私もエッチ、したいです」と言う。

 

 そんなマンリョウの可愛らしい言葉に堪らなくなり、彼女を後ろを向かせると秘部が見えるように浴衣をはだける。すると既にそこは愛撫の必要もないほどに濡れていた。

 それを見た俺は早くマンリョウと繋がりたいと痛いほどに勃起したペニスを取り出すとそのまま蜜壺に挿入していく。

 

 「あっ、あああぁっ、団長さんのおちんぽ……んっ……とっても熱いです……っ」

 

 そういうマンリョウの膣内も熱々でとろとろで挿入れているだけで気持ちがいい。

 ぴったりと俺の腰とマンリョウの桃のような尻がぶつかる。

 後ろから挿入すると前からする時よりも深く入ることもあってマンリョウにペニス全体を包まれいるような感触が襲いかかってくる。

 今まさに腰を動かそうとしたその時だ。誰かの声が聞こえてきたのである。

 

 「あれ? こっちの方にお姉ちゃんと団長がいるって聞いたんだけど……いったいどこに行ったんだろ」

 

 「……!!」

 

 まずいな……。この声はセンリョウだ。確かにいつ誰が来てもおかしくないと言ったが、よりによってセンリョウとは……。おそらく俺たちを探しているのだろう。

 まだセンリョウの声は遠いとはいえ、こんなところを見つかるわけにはいかないと思い動きを止めるが、マンリョウもセンリョウの声が聞こえたらしく緊張からかいつも以上に膣口を締め付けてくる。

 

 「~~~……っ!」 

 

 その膣圧と動いていないのに吸い付く子宮口、うねうねと纏わりつくとろとろの肉ヒダ。

 それらの気持ちよさから俺は腰を無意識のうちに小さく動かしていたようでマンリョウは声にならない声を上げる。

 

 「だ、団長さん、このままキスをしてほしいです。……こ、このままだと声が出てしまいそうで……」

 

 そういうことならと近くにあった木の幹に寄りかかるようにしていたマンリョウに覆いかぶさるようにしてキスを交わす。

 

 「んっ……ちゅ、ちゅる……ん、ぢゅるっ、ぢゅるっ、ぢゅるるっ、くちゅっ」

 

 マンリョウの口内は唾液で潤っていて、その唾液を舌でかき回すように動かす。

 さらにお互いに舌を絡め合い、唾液を交換していく。抑えなければと思いつつもマンリョウとキスをしていると幸福感でいっぱいになり、辺りに水音が響いてしまう。

 

 「んちゅっ、ちゅるっ、れるれる……んふうぅぅぅっ……イッ……あぁっ、団長さん……私だけ……ちゅ、ちゅるっ」

 

 こんな状況なのにマンリョウの膣内は相変わらず甘く俺のペニスを抱きしめるように締め付けてくる。だが、やはり声も出せず、ペニスを少しずつしか動けないのが辛い。

 やがてもどかしさだけが募っていき、一瞬、ピストンを速めてしまう。その瞬間、膣壁が収縮し抱きしめているマンリョウの身体がビクビクと震える。どうやら軽くイってしまったようだ。

 センリョウには悪いが早く去ってくれと願うほどに逼迫していた。

 

 「分かった! 今行くー! んー、入れ違いになっちゃったかな?」

 

 その思いが通じたのかセンリョウは友人と来ていたようで、その友人に声をかけられたらしく足音が遠ざかっていくのが聞こえた。

 足音が完全に聞こえなくなるまで腰を大きく動かせなかったが、その分を取り戻すように徐々に抽送を激しくしていく。

 

 「ちゅるぅ……あっ」

 

 マンリョウとはいつまででも繋がっていたいが、この場所ではそうもいかない。

 そう思い、唇を離すと名残惜しそうにマンリョウの舌先が俺の舌を追いかけてくる。

 

 「あっ……あぁっ、んぁあっ……団長さん……団長、さんっ」

 

 それに後ろ髪を引かれる思いを感じながらマンリョウの腰を掴み、腰を思い切りぶつけていく。その俺の動きによって撹拌され白く濁ったマンリョウの愛液が地面を濡らしていく。

 膣肉を掻き分けるように突いていく。その度にマンリョウは甘い喘ぎ声を漏らす。俺の名前を呼びながら快感を堪えるマンリョウの姿に一気に射精感が高まっていくのを感じる。

 

 「んうぅっ……あっ、あああぁっ……だん、ちょうさんの……ん、はぁ……子種が……んぁぁっ……私の膣内に……っ」

 

 精液を子宮の奥に叩きつけるように出していくとマンリョウの膣内が震え、俺の射精した精液を飲み込んでいく。そして、膣内の震えが伝わったかのように彼女の身体が震えていく。

 どくどくと俺の精液マンリョウの体内に注ぎ込まれている、そう思うだけでペニスがぶるりと震え二度、三度と幾度も精液が吐き出されていく。

 

 

 行為を終えて冷静になると流石にセンリョウの近くで腰を動かしたのはまずかったと思い、すまなかったと謝る。マンリョウの普段のセンリョウが誇れる姉でいたいという思いを知っている俺がするべき行為ではなかった。

 それを伝えるとマンリョウは少しきょとんとした顔をして、鈴を転がしたような声でふふっと笑うと俺に抱きついてきてこう言ったのだ。

 

 「私、団長さんのそういう優しいところが大好きです」

 

 「確かにセンリョウに見つかってしまいそうになった時は冷や汗をかいてしまいましたが……私は団長さんに求められるのが本当に幸せなんです」

 

 それに私も団長さんとエッチしたかったので、ここは両成敗ということで。

 そう言って微笑むマンリョウに愛おしさが溢れ、彼女を抱きしめて礼を言う。

 

 だが、やはり今後は外でするのは控えるべきだろう。

 行為に夢中になっている間はそういうことを考える余裕がなかったが、落ち着いて考えると見つかってしまった場合の時のことが思い浮かぶ。その時、俺だけならいいがマンリョウやセンリョウ、騎士団の皆にまで迷惑がかかってしまう。今回だってセンリョウに見つかりそうになったわけだしな。

 それにマンリョウのこういった姿を他の誰かに見られるかもしれないということも大きい。……どうやら俺は独占欲が強いらしい。

 

 

 あの後、結局センリョウとは合流できなかった。というか今センリョウと顔を合わせると気まずいなんてものではないからある意味良かったと言えるだろう。

 さて、そろそろ花火が打ち上がる時間だな。

 

 「花火を見るのに場所を移すんですか?」

 

 ああ、とっておきの場所へ案内しよう。少し芝居がかった口調でそう言うとマンリョウの手を取り、その場所へ向かう。

 その場所とは祭り会場から少し外れた小高い丘の上だ。そこでは花火がかなり近くで見れるということもあり本当に綺麗なのだ。それにこの場所は両親と最後に行った思い出の場所でもある。そのため、いつかマンリョウと二人で来たかったのだ。

 

 「わぁ……綺麗……」

 

 ちょうどその丘の上にたどり着いた時、夜空にに大輪の花が咲き誇る音が辺り一帯に鳴り響いた。

 ちらりと横目でマンリョウの顔を伺うと彼女はその煌びやかさに魅入っているようだった。しばらく二人で眺めていると、彼女は「団長さん、こんなにも素敵な場所に連れてきていただいて本当にありがとうございます」と俺に向き合って言う。

 その時、マンリョウのガーネット色の瞳に花火が映り込む。

 それがとても綺麗で、この光景を来年もその先も見ていきたい、そう思ったのだ。




まえがきで書いた通り、今回、オリキャラとして主人公である団長とかなり懇意にしているお爺さんを登場させました。というのも先に射的のシーンを書いたんですけど、その後のセックスをしたりしている時、ぬいぐるみどこに行ったの? ということに気づいてしまったんですよね。ただ、予定では3話エロなしにするつもりだったので先に3話の方が書き終わってるはずだったんです。
うん、もう2話も3話も書き終わらないのでオリキャラ出して無理やり解決させました。

だからというわけではないですが、ただ何も考えないでこのオリキャラを登場させた訳ではないということは書いておきます。このお爺さんの設定も一応、考えてはあります。……考えてはありますが、それを出すところまでいけるかは分からないですけど。
キリもいいし今回はここまでにします。あとがきまで読んでいただきありがとうございました。

オジギソウ後編を書き上げるまでにちょっと息抜き程度に全く別系統の話に挑戦したいなと考えています。そのアンケートになります。(ただ、絶対に書くとは約束できません。そこはご承知おき下さい)

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