鬼ヶ島を待っていた人、すまない。終わったら書くから気長に待ってほしい。
ついでに活動報告の方に淫霊に関する色んな設定を募集する場所を作っておいたから、興味がある人は自分の考えた淫霊やらクラスやら宝具やらスキルやらを書いていってほしい。
そうすると筆者が助かる。色々考えなくてよくなって助かるんだ。
この特異点でも読者さんからいただいた淫霊の設定を持ち出すから、その辺も楽しみにしていてほしい。
んじゃ、そういうことで。
監獄島と刑務所
「……武蔵、聞こえるか?」
「ええ、大丈夫。今回もレイシフトは無事に完了したわ。ここは……島、かしら?」
2度目のレイシフトを行った私は、前回の特異点での経験を活かして即座に周囲の状況を確認し、ご主人様へと報告をする。
私が降り立った地点は海沿いに切り立った崖の上であり、遠くまで広がる地平線を見て取った私は、ここを島だと判断したわけだ。
ついでにもう1つ気になるものを見つけた私は、それを見つめながら再びご主人様へと報告を行った。
「あと、あれはなにかしら? 大きな建物があるけれど……」
この島の中央に立つ、巨大な建造物。
建造物というよりも、要塞と例えた方がいいかもしれない。巨大な門とそれを囲む高く分厚そうな壁が建てられているその建物に圧巻されていた私は、ご主人様からの通信を受けて我に返った。
「武蔵、どうやらビンゴのようだ。あの建物の中に強大な魔力の反応がある。おそらくは……」
「あそこに性杯がある、ってことね? だとしたら、行くっきゃないでしょ!」
「その通りだ。しかし、どうやらあの建物の中には結解のような物が張られているらしい。おそらくあの建物にある程度まで近づいたら、俺たちとの通信が途絶されるようだ」
「えっ!? 本当!? ってことは、今回はご主人様たちのサポートなしで任務を達成しなくちゃならないのかぁ……」
「そうなるな。……武蔵、出来るならば定期的に建物から出て、俺たちに現状を報告しろ。それが出来ない場合は、お前の身に何かが起きたと判断し、俺たちもそちらにレイシフトしてみる」
「だ、大丈夫なの? 性杯の影響で性欲が凄いことになるんじゃ……?」
「短時間なら何とかなるだろう。お前を失うことの方が遥かに痛手だ。だが、これはあくまで最終手段。出来ることならば使いたくはない手であることを忘れないでくれ」
「りょ、了解っ! ……定期的な連絡が来ないと、ご主人様たちがここに来ちゃうのね。手間をかけさせないように、しっかり報告をしなくちゃ……!!」
性杯の影響を受けかねない危険地帯にご主人様たちを来させるわけにはいかない。何としてでも、私だけで性杯回収をこなさなくちゃ。
そう、硬く決心した私は、取り合えず性杯の反応がある例の建物へと向かい、調査を開始するのであった。
「たのも~! ねえ、誰かいないの~!?」
というわけで巨大な門の前にやって来た私は、そこで大声を出して向こう側へと呼び掛けてみた。
残念ながら私にはこっそり侵入するようなスキルはないし、こうして敵意がないことを証明するためにもまずは正面から堂々と相手に接した方が良いはずだ。
そんな考えの下に行動を開始した私であったが……大声を出した数秒後に、思ったよりも近い場所から返事が返ってきて、そのことにびっくりしながら、顔をそちらへと向ける。
「おい、うるせえよ。そんな大声を出さなくても聞こえてるっつーの」
「あ、あはは、ごめんごめん! そんなところに受付があったんだね」
巨大な門に気を取られていて気が付かなかったが、そのすぐ傍に受付と思わしき小さな建物があったではないか。
その内部にある窓口に立つ男は、大声を出した私へと迷惑そうな表情を向けていたが……私が真正面に立った途端、すぐさまその眼差しに色欲が籠り始めた。
(あっはぁ……♡ 流石は性杯がすぐ近くにある場所、いい女を見た時の反応もわかりやすいことで……♡)
着物の上からでもわかるくらいに大きく膨らんだ胸や、その丈の短い腰部分から伸びる生足へとわかりやすく欲情が込められた視線が向けられる。
これも性杯の影響か、あるいは私という魅力的な女が受ける当然のものか……などと考えていた私であったが、窓口の男はニタリと意味深に笑うと、私に向けてこんな問いかけを投げかけてきた。
「……お前、理由はどうあれ、この島にやって来たんだな?」
「え? まあ、そうだけど……」
「なら、お前はこの建物の中に入らなくちゃならない。それがこの島のルールであり、お前らが守るべき法だ」
そう言いながら、男が何かを操作する。
そうすれば、私たちのすぐ近くにあった門が開き、その向こうへと続く道を開放した。
「さあ、行け。言っておくが、お前には拒否権なんてものは存在していない。この島にいる者は、1人の例外なく1度はこの建物の中に入らなくちゃいけないんだ」
「ふ~ん……よくわからないけど私も中に入りたいと思ってたところだし、丁度良いわ。お望み通り、中に入ってあげる」
「ああ、そうしろ。運が良ければすぐにでもここから出られるだろうさ。運が良ければ、な……!」
ククク、と喉を鳴らして意味深に笑う男の姿に違和感を感じながら、私は窓口に背を向けて建物の内部へと足を進める。
開いた門を潜り、その敷地内に足を踏み入れた瞬間、眩暈のような感覚に襲われて首を振ったが、特に異常はないみたいだ。
(これが性杯のプレッシャーって奴、かな。一層ふんどし締めてかからないと……!!)
全身にびりびりと緊張感を走らせながら、気合を入れ直す私。
この先に何が待ち受けているかはわからない。だが、性杯を回収しなければ世界に歪みが生まれる以上、任務を達成する以外に道はないのだ。
そんな風に覚悟を決める私の背後で、重厚な音を響かせながら門が閉まっていく。
次に外に出られるのはいつになるのか? 不安に駆られながらも、絶対に性杯と共にここから脱出してみせると、そう決意を固めた時だった。
「気を付けろよ……! ここは脱出不可能の監獄島さ。この刑務所から解放された奴は、未だかつて誰一人としていないんだからな……!!」
「えっ!?」
門が閉じるその瞬間、窓口の男が意地の悪い笑みを浮かべながらそう口ずさむ。
刑務所、監獄島、脱出不可能……そんな、物騒な単語が並ぶ彼の言葉に青ざめる私の目の前で、外界へと繋がる唯一の出口が完全に閉ざされてしまった。
直後に、直感。
何か自分にとってよろしくないことが起きる予感を私が感じた時には、それは現実のものとなって私の身に降りかかっていた。
「よう、ようこそこの監獄島へ。歓迎するぜ、女囚人ちゃん!」
「きゃっ!? なに、あなたたち!? 女囚人って、私が!?」
「そうだよ! ここはアルカトラズ島! 島1つを丸々監獄とした、凶悪犯罪者専用の収容所さ! ここの島に送り込まれたってことは、お前も犯罪者なんだろう?」
「違うわよ! 私は犯罪者なんかじゃ……ひぎっ!?」
突如として現れた2人組の男が、馴れ馴れしく私の体を触りながら尋問紛いのボディタッチを仕掛けてくる。
彼らの言葉を否定し、私は罪人ではないということを断言しようとしたのだが……その瞬間、雷に撃たれたような衝撃が全身を駆け巡り、何も言えなくなってしまった。
「く、くくっ! 残念だったな、新入りちゃん。ここでは誰も自分の罪から逃れることは出来ない。この監獄に足を踏み入れた時点で、お前は囚人になるんだよ」
「人間は大なり小なり罪を犯して生きている。例えそれが小さな嘘の1つだとしても、それは罪だ。囚人となった者は罪を否定することは出来ない。ここにいる人間の種別は2つに1つ、罪を犯した囚人か、それを管理する看守のどちらかだ」
「お前は罪を犯した、だからこの監獄に収容される。しかも、くくくっ! ……どうやら、お前の犯した罪は相当に重いらしい。否定の言葉を口にした瞬間、その重みに意識が焼かれるくらいにはな」
「あ、あぐ……っ、く、ぁぁ……」
息が出来ない。胸が苦しい。途轍もなく重い何かに臓腑を潰されているような感覚に、精神がおかしくなってしまいそうだ。
その苦しみと男たちの言葉から、私はこれが自分の犯してきた罪であることを悟る。
かつて剣士として、数々の人を斬ってきたことへと罪……現代風に言えば、殺人罪という奴だ。
それに加えて、銃刀法違反や暴行罪、決闘罪、その他諸々の罪状が単語となって頭の中を埋め尽くす。
あまりにも多いその罪の数々を頭の中に叩き込まれた私は、自分が罪人であるという意識を刷り込まれてしまった。
「どうだ? 自分の罪深さを理解出来たか?」
「おっ、おおっ……! り、理解、出来まし、たぁ……私は、
「それでいい。さて、それじゃあ収監にあたって必要な措置を行う。まずは身体検査だ。服を脱げ!」
「は、はい……!」
言われるがまま、私は着物を脱いでそれを男たちへと手渡していく。
青い着物も、両手を覆う手袋も、靴も靴下も髪留めも全て外した私は、最後の砦であるふんどしをも脱ぎ捨てるとそれを男へと差し出した。
「これで、全部、です……」
「くくくっ! よし、そのまま手を頭の後ろで組んで、俺たちがいいと言うまでその場で回転するんだ」
「は、い……」
これも命令通りにして、私はその場でゆっくりと回り始める。
何も隠していないことを証明するための身体検査は、私のストリップショーと視姦の場になっていることに気が付いたのは、それから暫くしてからのこと……男たちが十分に、私の裸体を堪能し終えてからだった。
(し、しまった! 場の空気に流されちゃったけど、これって何かおかしいわよね? 抗わなくちゃ駄目だったんじゃ……!?)
ようやく精神の重みから解放された私が冷静さを取り戻すも、そんなのは後の祭り。
既に服は男たちの手にあるし、それを取り返せるだけの力もない。
このまま素っ裸のままで彼らの言いなりになるしかなくなってから正気に戻ったことを後悔する私に向け、男たちは更に屈辱的な命令を下してきた。
「よし、そこで止まれ! こっちに尻を突き出して、まんことケツの穴を開いて見せるんだ!」
「なぁっ!? な、なによそれ!? どうしてそんな真似を……っ!?」
「そこに物を隠す奴がいるからだよ! いいからとっとと見せやがれ! 出来ないってんなら、無理矢理にでも確認するだけだぞ!」
「くぅっ……!!」
ニタニタと笑みを浮かべ、男たちは羞恥する私の反応を楽しんでいる。
ここで反抗しても彼らを喜ばせるだけで、結局はおまんことお尻の穴を改められるのは間違いない。ともすれば、彼らにレイプの口実を与えてしまうことにもなるわけだ。
ここは……命令に従うしかないだろう。
この先のことを考えても、ここでこいつらに逆らうことにはメリットがない。
一時の屈辱に耐えてでも命令に従うべきだ。
「わかったわよ! はいっ、これでいいんでしょ!?」
「「おおーーっ!!」」
反抗の意志を言葉の荒々しさで示しながら、男たちへとお尻を突き出す。
そうした後、両手でおまんことお尻を大きく広げて、その内部を彼らの前に曝け出してみせた。
「さあ、好きなだけ確認しなさいよ! 私は何にも隠してなんかないんだからね!」
「へへへ……! そうみたいだな。綺麗なピンク色のまんこと、縦に割れたえっろいアナルしてやがるぜ……!!」
「反抗してたら指を奥まで突っ込んで調べてやってたところだが、その必要もなさそうだ。新入りちゃんが素直で助かるよ」
「ふんっ! ……もういいでしょう? 確認は出来たんだから、いつまでもこの格好をしている必要はないじゃない」
「ああ、そうだな。それじゃあ、身体検査はここまでにして、新入りちゃんに我がアルカトラズ刑務所の内部を案内してやるよ」
「えっ!? きゃあっ!?」
自らおまんことお尻の穴を広げるという屈辱のポーズを取らされていた私は、その格好を解除されると共に後ろ手に回していた両手を手錠で拘束されてしまった。
これでは体を隠すことはおろか、こいつらに抵抗することも出来ない。
体を揺すり、何とか抵抗の意を示す私であったが、男たちは2人がかりで私のことを左右から挟むと、それぞれ胸とお尻を片方ずつ弄びながら私の耳元で囁いてきた。
「んっ♡ ああっ♡ な、なにを……っ♡♡♡」
「隠す必要はねえって。新入りちゃんはこういうのが好みなんだろう? お前さんが恥ずかしい目に遭わされて、たっぷり虐められると興奮しちまうマゾだってことはわかってるんだよ」
「そ、そんなことは……っ♡♡♡」
「気付いてなかったのか? さっき自分でまんことケツ穴広げてる時に、愛液滴らせてたのをよ。ケツの穴も興奮でひくひくしてやがったし、隠すつもりがねえのかと思ってたぜ!」
「うっ……♡」
図星を突かれた私が、体をびくりと震わせる。
そうだ、私は感じていた。開発と調教、そして数々の変態性交を重ねられたこの体と精神は、羞恥すらも快感として貪れるようになってしまっており、先程の屈辱の両穴開放の際も、背筋が痺れるような快感を味わっていたことは確かだ。
「今も体が熱くなってやがるし、乳首も勃起して硬~くなってる。抵抗出来ずに俺たちに嬲られるのが気持ちいいんだろう?」
「んっ♡ くぅぅ……♡ は、うぅっ♡」
「おおっと? 黙秘するつもりか? 囚人の権利だ、構やしねえが……あんまり俺たちを甘く見るなよ? うん?」
「あぁぁぁぁぁ……っ♡」
ぎゅっと、乳首を強く抓られる。お尻の肉を潰されるくらいに、思い切りお尻を握られる。
屈服させてやるという強い意思を感じさせる雄たちからの愛撫に蕩けた声を発してしまった私は、耳元で熱を帯びた彼らの声を囁かれ、子宮をきゅんっとときめかせてしまう。
「覚悟しろよ、新入り……必ず、自白させてやるよ。お前がこうやって男から乱暴にされると感じちまう、筋金入りのドマゾだってことをなぁ……!!」
「まだまだ収監までやることはあるんだ。取り合えずはこのまま、気持ち良さそうな顔とエロい体を見せつけながらお散歩といくか」
「ひぅぅ……っ♡ あ、ああっ♡」
もう、声を抑えることは出来ない。口を閉ざすことは、出来そうにない。
快楽に負けつつある私は、逃れられない蜘蛛の糸に絡め捕られたことを自覚しながら……性杯が作り出した本物の特異点がどういうものであるかをようやく理解する。
この前のように旅館1つだけではない。この広大な敷地を持つ島が、丸々1つ貸し切りとなって異様に変異しているのだ。
しかも、この島は地球上に本当に存在しているもののはずだ。
サーヴァントとして現界した際に与えられる知識の中に、アルカトラズ島という情報があったような気がする。
(ああっ♡ マズいっ♡ 正直ちょっと舐めてた♡ 性杯のこと舐めてたぁ♡ このままじゃ……自白させられちゃうっ♡ 私がクソマゾ女だってこと、認めさせられちゃうぅっ♡♡♡)
性杯の恐ろしさを理解しながらも、目下最大の問題は男たちから受ける尋問代わりの愛撫だ。
全く抵抗出来ないまま、おっぱいとお尻を好き勝手に嬲られる。男たちの玩具と化してしまったこのシチュエーションには、正直おまんこもときめきっぱなしになっていた。
「ほら、素直に認めて楽になっちまえよ。私は男たちの慰み者になって感じる、変態マゾ女だって自分から言えばいいだけなんだぜ?」
「素直になるってんなら、たっぷり可愛がってやるよ。まんこを奥まで穿って、めろめろになるまでイキまくらせてやるからよ……!!」
「ふぅっ♡ あぁぁ……っ♡ ふ、あぁぁぁぁっ♡♡♡」
完全に、遊ばれてる。
こいつらがその気になれば私なんか簡単に堕とされるっていうのに、それをしないで私を弄んで楽しんでいるんだ。
その証拠に、こいつらは発情して弄られ待ちになってる私のまんこに触れもしない。
そこを責めるのは私が堕ちてからだって……私に自分から自分の変態性を告白させて、看守である彼らに屈服してから、褒美代わりに弄ってやろうという思惑が透けて見える彼らの行動を感じ取りながらも、私は懸命に自白を堪え続ける。
好き勝手に嬲られた状態で素直に認めてしまうのが悔しかったから?
性杯を回収する役目を担う者として、こんなに簡単に快楽に屈するわけにはいかないから?
ううん、違う。私は……これから先、もっともっと虐めてもらいたいから、まだ屈しないのだ。
より強い羞恥を。より強い被虐を。そして、それらが生み出してくれる快感を……味わいたい。
ここで屈したら、彼らに従ってしまったら、それを味わえない。そんなの、凄く勿体ないじゃないか。
「あふぅっ♡♡♡ はぁぁぁぁ……っ♡♡♡ あっ、あああぁぁっ♡♡♡」
腰を震わせて、甲高い声で喘いで、敏感に開発された体を愛撫する男たちに全てを委ねる。
性杯が隠されている刑務所の中へと連れ込まれ、その内部で待つ淫猥な出来事に期待を疼かせる私の口元には笑みが浮かんでおり、その笑みを目にした看守たちもまた、楽しそうな笑みを浮かべて、新人女囚人である私を弄ぶのであった。