※この作品はR-18です。

淫霊 宮本武蔵   作:タロタロ芋

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幕間の物語(2)
第三再臨に臨む


 

 

「ひゃっほー! ひっさびさのご主人様とのセックスだ~っ!」

 

 朝九時、複数存在している再臨セックスのために用意されている部屋の一つで暴れている私は、これから始まるプレイへの期待を存分に疼かせていた。

 

 待ち切れなくてかなり早めに来てしまったこともそうだが、既に素っ裸になっている私は明るく広い真っ白な部屋の真ん中に設置されたベッドの上でおっぱいとお尻を跳ね回らせながら、淫猥な想像を膨らませている。

 ご主人様たちからしてみればほんの少しだけの時間なのだろうが、特異点でループしまくりながらドスケべチアリーダーとして活動していた私からすると、数十年ぶりにご主人様たちに抱いてもらうことになるわけで、しかもそれが宝具を使ったプレイだなんて最高以外の何物でもないではないか。

 

 私も淫霊堕ちしてから幾つかの特異点を旅し、性杯を回収し続けてきた。

 多少はスケベ女として成長したはずだろうし、今回のセックスではいつも以上に気持ち良くしてもらえるかもしれない。

 

「は~っ♡ 今日のお相手はどんな人なのかな~♡ どんな宝具を使って、どんな風に私を気持ち良くしてくれるのか、今から楽しみ……♡♡♡」

 

 乳首が勃起する。お尻が震える。おまんこから愛液が涎のようにだらだらと溢れ出す。

 発情したトロ顔ではぁはぁと息を荒げている私が、今か今かとご主人様の到着を待っていると――

 

「おいおい、どういうことだ? 予定だと開始は正午からのはずだろう? 随分と予定を前倒しするじゃあねえか」

 

「あっ♡ 来てくれたのね♡ 待ってた、わ、よ……っ♡♡♡」

 

 背後のドアが開き、本日の再臨セックスのお相手となる男性が部屋に入ってくる。

 その人物の声を聞いた私は大喜びで振り返り、そして……彼の姿を見て、ごくりと息を飲んだ。

 

 そこに立っていたのは、女性でも高めの身長を持つ私ですら見上げてしまう程の巨漢……ゆうに二メートルは超えているであろう長身と鍛え上げられた筋肉で包まれた全身、丸太のように太い腕と脚を持つ益荒男だった。

 見るからに力強くて、雄々しくて、逞しい彼の姿に雌としての本能を刺激された私は既にときめきを覚えて腰を引いているが……それ以上に私を興奮させたのは、彼の立派なおちんぽだ。

 

 デカい。デカ過ぎる。冗談抜きで、凶器としか思えない大きさだ。

 肉の棒とか、槍とかいうレベルじゃあない。あれはもはや、城を作る際に使う巨大な杭としか言いようがないサイズをしている。

 

「やっばぁ……♡♡♡ このちんぽ、凄過ぎでしょ……♡♡♡」

 

「ほう? 俺のモノを見た女は、大半が恐怖して怯え竦むもんだが……お前はそうじゃないらしいな。流石は淫霊、宮本武蔵だ」

 

「そりゃあ、ねえ♡ セックス大好き淫霊としては、こんな立派なちんぽを見せられたら恐れるどころかヤる気が満々になって当然でしょう♡」

 

 ヤバい、絶対楽しいセックスになる♡

 このちんぽにまんこの奥底までを蹂躙されて、ぐっちゃぐちゃに犯し尽くされてイかされまくる、最高に気持ちいいセックスをしてもらえる♡

 

 そんな風に期待を疼かせて垂れ流すまん汁の量を爆増させていた私は、不意に彼に脇腹を掴まれて体を持ち上げられた。

 ひょいっと、大人が子供を高い高いするかのように軽々と私の体を持ち上げた彼の力強さに、雌としての本能が刺激されて増々期待が高まっていく。

 

「軽いな、武蔵。本当に軽い。しかし、華奢さはまるで感じないいい体をしている」

 

「いや~、お褒めに預かり光栄です♡ おっぱいもお尻も大きくなったから英霊時代より体重は増えたはずなんだけど、あなたには関係なさそうね♡」

 

「そうだな。……自己紹介が遅くなった。俺の名はトランドル・ズオーン。生前は極寒の地でヴァイキングとして活動していた男だ」

 

「ヴァイキング……なるほど、通りで屈強なはずね♡」

 

 ヴァイキング、ノルウェーやスウェーデンといった北欧の地でその名が知られている、海の荒くれ者たちの総称。

 今ほど航海技術が発展していなかった九世紀ごろを中心に暴れ回った、いわば海賊たちだ。

 

 また、ヴァイキングには自分が見初めた強い女を連れ去り、妻としたという逸話が残っている。

 トランドルはそういったヴァイキングの性の部分を抽出して誕生した英霊なのだろうと考えた私は、同時に彼の赤黒いペニスを見つめながらこう問いかけた。

 

「本当に凄いおちんぽね♡ 生前は何人の女を抱いたの?」

 

「そんなもん、いちいち数えちゃいねえよ。気に入った女は抱く、やりたいようにやる、それがヴァイキングの生き方だ。細かいことを気にしてる暇なんざねえ」

 

「わぉ♡ 私好みの脳筋な返事だことで♡」

 

「ふへへ。俺もお前みたいな強い女は好きだぜ、武蔵。今日はお互い、楽しもうじゃあねえか」

 

「……♡♡♡」

 

 そう言うが早いが、トランドルは私のおまんこに己の雄々しい怒張をあてがった。

 まどろっこしいこと全部を取っ払って本番から入るっていうのは嫌いじゃないし、私ももう限界が近いから速攻でおちんぽぶち込んでもらえるのはありがたいことだ。

 

「久しぶりにご主人様とセックスできるっていうのもあるけど、自分が淫霊としてどこまで成長したのかを確かめられるっていうのが燃えるわね。トランドル、お相手よろしく♡」

 

「ほう? つまりこれは決闘ってことか。いいぜ……思う存分、俺の力を教えてやるよ!」

 

「んほへっっ♡♡♡」

 

 ずどんっ、と音を立てるくらいに強く叩き込まれるトランドルのおちんぽ。

 容赦なんて一切なしの本気挿入を決めた彼は、私の子宮を一気に奥の奥まで押し込むと獰猛な笑みを浮かべる。

 

「どうだ? 俺のちんぽはデカいだろう?」

 

「んへっ♡♡♡ ほぉっ……♡♡♡ わ、わかってたけど、想像以上よっ♡♡♡ でも、全然息苦しくなくって、むしろ心地いいわ……♡♡♡」

 

「はっはっは! そいつはお前が淫霊として成長した証だろうな! ドデカいちんぽをぶち込まれても感じることができる霊基に育ったってことだ!」

 

「えへへ~……♡♡♡ やっぱそうだったか~♡ どれもこれも、ご主人様の教育の賜物です♡」

 

 こんなに大きなおちんぽをぶち込まれたっていうのに、苦しみは一切ない。

 むしろ気持ち良くって、早くずっこんばっこん犯してほしいくらいだ。

 

 トランドルも私のことを成長してるって言ってくれたし、やっぱり少しはマシな淫霊になってるみたい。

 自分自身の成長を実感した私は、その嬉しさに蕩けた笑みを浮かべていたんだけど……。

 

「だがなあ、武蔵。この程度で満足されちゃあ困るぜ。俺の本領が発揮されるのはここから……そろそろ、お目覚めの時間だろうしな」

 

「はぇ? お目覚めって、何の……おおおぉおおおおおっ!? んひいぃいいいいいいいぃいいいいいいいいっ♡♡♡」

 

 意味深なトランドルの言葉に疑問を抱き、首を傾げた私は、次の瞬間におまんこから発せられる快感に思考を真っ白に塗り潰された。

 おまんこの襞の一枚一枚がイキ狂い、奥深くまで押し込まれた子宮もビクつきながら絶頂する中、私は連続して襲い掛かるアクメに無様なアヘ顔を晒して吼える。

 

「あおおぉっ♡♡♡ んひぃっ♡♡♡ ひいぃいぃいっ♡♡♡ な、なに、これぇっ♡♡♡ い、いぐの、とまんなっ♡♡♡ おおぉおっ♡♡♡ んおおぉおぉおおぉおっ♡♡♡」

 

「……こいつが俺の宝具の一つ、『愛液啜の性杭(ハーフアライブ・ラブジュースパイル)』だ。数え切れない程の女たちをイかせまくった俺のペニスには、そいつらの流した愛液が絶頂の記憶と共に染みついている。普段は眠っているこいつだが、こうしてセックスをして、女の温かいまんこの中で溢れた愛液をその身に浴びると……目を覚まし、自分がイかせてきた女たちの絶頂の記憶を再現させ始めるのさ」

 

「じゃ、じゃあっ♡♡♡ あなたのちんぽハメられてる限り、私は――っ♡♡♡」

 

「そう……常時イキっぱなしだ。しかもただのアクメじゃねえ、何十、何百、何千もの女たちが味わったアクメが入れ替わり立ち代わり襲ってくる。さて武蔵、お前はいつまでこの快感に耐えられるかな?」

 

「い、いつまでってっ♡♡♡ もっ、この時点でっ……無理いぃいぃいいぃいいぃいぃいぃいいっ♡♡♡ あぐっ♡♡♡ んへおおおおおっ♡♡♡ い、いぐぅうっ♡♡♡ イっクううぅううぅうぅううっ♡♡♡」

 

「そうそう。ちなみにこいつは常時発動型の宝具だから、俺はほとんど魔力を消費しない。手加減はできるけど効果を切ることはできねえから、そのつもりでいろよ」

 

「んひぃいいいいぃいいぃいいっ♡♡♡ はっっ♡ はぁあああっ♡ 待っ、てぇっ♡♡♡ ハメられただけでこれ、なのにっ♡♡♡ この状態でデカチンピストンされたら、私――っ♡♡♡」

 

 マズいとかそういうレベルじゃあない。淫霊としてちょっと成長しただけでどうにかなる話じゃあない。

 そうだった、忘れてた……カルデアから数十年間離れてたから完全に失念してたけど、ご主人様のセックスは半端なくって、私は何度も何度も泣かされてきたんだった。

 

 ドスケべチアリーダーとして曲がりなりに活躍できちゃってたから勘違いしてたけど、私はクソザコ淫霊で、おまんこも超弱い。

 ご主人様たちは雑魚淫霊である私がたった十程度レベルを上げただけでどうにかなる相手じゃあないし、今までず~っと手加減してもらった上でわからせられてきたんだった。

 

 そんな相手に、しかもよろもよって屈強で好戦的なヴァイキングを相手に……自分の力を測るためとはいえ、決闘セックスを申し込んでしまった。

 これ、もしかしなくても……私、大ピンチじゃない?

 

「武蔵……俺たちヴァイキングはな、容赦ってものを知らねえんだ。殺すのも、奪うのも、犯すのも、徹底的にやる。お前は俺に決闘を挑んだ。なら、蹂躙され尽くされる覚悟はできてるんだろうな?」

 

「んひいぃいいぃいぃいいっ♡♡♡」

 

 トランドルの手の甲に刻まれている令呪が紅に光る。

 ご主人様たち全員が所持している淫霊への強制命令権を一画行使した彼の手によって、私の四肢は大木のような彼の体に強く絡みついて離れなくなってしまった。

 

 逃げられない……ハメただけで女をイキ狂わせる凶悪な宝具ちんぽをぶち込まれた状態で、トランドルとの真っ向勝負を強いられることになった私は、もうこの時点で戦意を失っている。

 だけど、だけれども……ヴァイキングとして何もかもを徹底的に潰すトランドルにとっては、そんなことは関係のないことだった。

 

「うおおぉおおぉおおおおおおおおぉおおおおおおおっ♡♡♡ おおぉおおおおおおおぉおおおおおおおおおおおおっ♡♡♡ んひぃいいいいいいいいいいぃいいいいいっ♡♡♡」

 

 臓腑を根こそぎ持っていかれるような感覚だった。

 広く開いた毒キノコのようなカリがおまんこ全体を削ぐようにして襞を捲り、私の魂までもを奪い取るかのように引き抜かれていく。

 膨大な熱量を持つトランドルのペニスがイキっぱなし状態になっている私のおまんこを余裕たっぷりに撫でるみたいにギリギリまで抜かれたその直後、滾りの塊としか思えないそれが再び最奥まで勢いよく叩き込まれる。

 

「おっっほおっっっ♡♡♡ ひぎゅっぅううぅうううぅううぅうううぅうううううっ♡♡♡ ほへぇえぇええええぇえええええええぇええぇえええええええっ♡♡♡」

 

 快感が、子宮から脳天までを貫通した。

 鋭い槍で股間を串刺しにされたような感覚と、巨大な鈍器で子宮を思い切り殴られたかのような感覚が同時に襲い掛かってくると共に、それらが混じり合い、爆発的な快感へと変換されて私の心を揺さぶる。

 

 イっているのに、更にイク……この感覚にも慣れたつもりだった。

 だけど、今まで私が味わってきた絶頂の中の絶頂なんてものはまだまだ序の口で、少しはマシに育ってしまったが故に味わえるようになった次のステップの快感は今までの何百倍も激しいものになってて、私はたった一回のピストンで完全に堕ちてしまっている。

 

 だけど、わかってるんだ。こんなのトランドルにとっては軽いご挨拶の一発程度の認識しかないってことは。

 引き抜きの動きも、ピストンの動きも、どっちも全然ゆっくりとしたものだった。

 本気のセックスが始まるのはここからで、がっしりと掴まれたお尻を今から乱暴に振り回されておまんこを極太ちんぽでぐちゅぐちゅに掻き回される正真正銘の蹂躙がここからスタートするって理解している私は、歯を見せながら獰猛に笑うトランドルの目を見つめながら自らの敗北を受け入れるようにして叫ぶ。

 

「ああああぁあああああああぁああああああああああぁああああっ♡♡♡ んあぁああああああぁああああああああぁあああああっ♡♡♡ ま゛け゛ま゛し゛た゛ッッ♡♡♡ 調子に乗ってすびばぜんんんっっ♡♡♡ ほんの少しでもご主人様のおちんぽと勝負ができるとか考えてごめんなざいぃいいいぃいぃっ♡♡♡ わだじはっ♡♡♡ 宮本武蔵はぁっ♡♡♡ まだまだクソザコな淫霊でずぅっ♡♡♡ ご主人様たちの立派過ぎるおちんぽで育てていただいているご恩を忘れっ♡♡♡ あまつさえ身の程をわきまえずに勝負を申し込むなんて愚行を働いてしまいっ♡♡♡ 申し訳ありませんでしたぁあああああぁああああっ♡♡♡」

 

「はっ! 今更理解しても遅いんだよ! 武蔵、今からお前をギリギリぶっ壊れない程度にぶち犯してやる。ヴァイキングの流儀と恐ろしさ、そしててめえ自身の弱さをしっかりとまんこに刻み込みなぁっ!!」

 

「はいいぃいいぃいっ♡♡♡ 敗北アクメでおまんこと霊基と魂に刻み込みますっ♡♡♡ 私はご主人様のおちんぽに育てていただいている立場だってことをもう忘れないようにしますっっ♡♡♡ 今日もおまんこしてくださってありがとうございますっ♡♡♡ 宮本武蔵のおまんこ教育してくださってありがとうございますっ♡♡♡ 敗北感謝アクメしまくるために一生懸命お尻振らせていただきますっ♡♡♡ おへぇえええぇえっ♡♡♡ んいぐっ♡♡♡ んいぎゅうぅうううぅうぅううっ♡♡♡」

 

 まだおちんぽをぶち込まれてから一分も経ってないっていうのに、私は完全に敗北を認めてトランドルに媚びを売っていた。

 自分から激しく腰を振って彼のおちんぽを迎え入れると共に、犯していただくことへの感謝の気持ちを嬌声と共に叫び続ける。

 

 ああ、そっか。そういうことか。ご主人様たちはみんな、こうなるってわかってたんだ。

 何十年もドスケべチアリーダーとして活躍してた私が自分の身の程を忘れて淫霊として成長してるって天狗になってるって理解してたから、その鼻を折るためにこんなセックスをしてるんだ。

 

 本当に……ご主人様たちは、私以上に私のことを理解してくれている。

 強さを求める上で大きな障害となる要素、慢心。再臨セックスの際にそれを排除すると共に私の現在位置を教えてくれるだなんて、なんと賢くて優しい方々なんでしょう♡

 

「ほぉおおおぉおおぉおっ♡♡♡ おほひぃいいぃいいぃいいぃいぃっ♡♡♡ んへおぉおおおぉおぉおおおぉおおおぉっ♡♡♡ あへっ♡♡♡ んへっ♡♡♡ ほへぇえええぇえええええっ♡♡♡」

 

 響く嬌声。無様なアヘ声。ぱぁん♡ ぱぁん♡ と激しく腰を打ち鳴らし、その度に私を淫霊に堕としてくれたご主人様とおちんぽへの感謝を魂の深くにまで刻み込む。

 女殺しの宝具を持つ彼らの実力を再認識しながら、私はただただ時間を忘れてトランドルのおちんぽに蹂躙されることだけを望み、だいしゅきホールドの格好で彼のおちんぽを受け入れ続けた――♡♡♡

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ――それから三時間後、再臨セックス用の部屋を飛び出した私たちは、人の多い食堂で未だにセックスを続けていた。

 

 いや、違うな。セックスっていうより、一方的な願望によるおちんぽ奉仕だ。

 再臨とかそういうのを抜きにして、私は今、トランドル様にイってもらうためだけに尻を振り続けている。

 

 もうとっくに令呪の効果は切れてて、その気になればだいしゅきホールドを止めて彼から離れることはできる。

 だけど私はそれを拒否して、未だにデカケツをばるんばるん振りながら彼の極悪ヴァイキングちんぽ様におまんこで奉仕させていただいていた。

 

 理由は単純、まだ私は、彼のことを一度もイかせられてないからだ。

 

 敗者としての礼儀に則り、ご主人様に育てていただいている淫霊として全身全霊の愛と感謝を注ぎ、懸命に腰を振り続けてご奉仕を続けていた私だが、イクのは私ばっかりでトランドル様は一度たりとも私のクソ雑魚まんこに射精をしていない。

 まんこの締め付けを強くし、腰の振り方を円にしたり、リズムを変えたりと工夫しても、先にイクのは私の方で、どうしたって彼を満足させることができなかった。

 

「んあぉぉ♡♡♡ ほ、へぇ……♡♡♡ また、イクぅ♡♡♡ トランドル様のおちんぽイかせられないまま、私だけが、いぐぅ……っ♡♡♡」

 

「おう、どうした? 尻が全然動かなくなってるぞ、武蔵」

 

「ごめんな、さいっ♡ が、頑張るからぁ♡ おまんこ一生懸命締めてデカケツいやらしく振るからぁ♡ おほっ♡ ほっ♡ ほっ♡ ほぉぉっ♡♡♡」

 

 トランドル様から指摘を受けた私は気合を入れ直して腰を振り始めるも、すぐにその動きは弱々しく情けないものになってしまう。

 当然だ、三時間ものあいだ、ぶっ続けで彼の超巨大ちんぽを咥え込んだ状態で腰を振り続けた私は、既に体力の限界を超えてセックスをしている。

 しかもそこに『愛液啜の性杭(ハーフアライブ・ラブジュースパイル)』による常時おまんこイキっぱなし状態という精神力の消耗を引き起こす状態異常まで追加されているのだから、ここまでヤれたのが奇跡と呼べるほどだ。

 

「も、もう、限界、です……♡ ご主人様を満足させられない、ダメまんこ淫霊で申し訳ありま、おひょおぉおおおぉおぉおおぉおぉおっ♡♡♡」

 

 完全敗北だった。

 成す術なくただただ絶頂し続けて、おちんぽ様には勝てないと身の程をわからされて、その上で敗者として臨んだご奉仕セックスでも相手を満足させられなくて、私は淫霊としても雌奴隷としても何一つとしていいところがない負けを認めざるを得なかった。

 

 謝罪と、降伏……自分自身のプライドをズタズタにされながら、目に涙を浮かべながら、トランドル様へと己の限界を伝えた瞬間、私は彼に激しくお尻をぶっ叩かれてマゾアクメを迎えてしまう。

 ああ、やっぱりご主人様は不甲斐ない私のことを怒ってるんだ……って、そう考えた私は甘んじてこの折檻を受け入れようと思ったんだけど、話はそれよりももっと手前の、馬鹿みたいな部分で繰り広げられていく。

 

「なんだ? もしかして武蔵ちゃん、俺たちのことをイかせられると思ってたのか?」

 

「おいおい、予想以上に思い上がってんな? っていうか、俺たちのことを舐めるのも大概にしろよ?」

 

「あ、え……? んひいぃいいいっ♡♡♡ あおっっ♡♡♡ んおっっ♡♡♡ おしっ、おしりいぃいいいっ♡♡♡ ぶっ叩かれて、んいぎゅぅうううぅううぅうっ♡♡♡」

 

 私たちを取り囲むご主人様が何を話しているのか、私には理解できなかった。

 それについて考えようとするとお尻をスパンキングされて、その快感で思考がぶっ飛んでしまうからだ。

 

 だけど、そうやって私のいやらしいデカケツを思い切りひっぱたいてくださったトランドル様の大きな手で顔を掴まれ、上を向かされた私は……瞳に映る彼の表情が怒りに満ちていることに気が付き、背筋を凍らせる。

 ビキッ、ビキッ、とその憤怒と共にヴァイキングおちんぽの滾りを増させていく彼は、低い獣じみた声で唸るようにして私にこう言い聞かせ始めた。

 

「武蔵、何を勘違いしていやがる? 俺たちを満足? イかせる? ……☆1のクソ雑魚淫霊であるお前が、そんなことできると思ってるのか? あぁっ!?」

 

「お゛ッッ♡♡♡ はへぇっ♡♡♡」

 

「今まで俺たちがお前とセックスする時に本気を出したことが一度でもあったか? 本気の宝具を解放したセックスをしたことがあったのか? 何度も何度も言い聞かせてきたよな? 俺たちが本気を出したら、今のお前は間違いなく致命的なダメージを受けて消滅すると!」

 

「おひぃっ♡♡♡ んひぃいぃいっ♡♡♡ んへおぉおぉおぉおっ♡♡♡」

 

「『着床させる肉棒という名の剣(セックスカリバー)』、『不毀の性槍(ドゥリンダナ・ペニス)』、『肛門を貫き犯す肉の槍(ゲイ・ボルク・アナルタナティブ)』……これまでお前が相手をしてきた男たちが使った宝具は、本気で使用されたものじゃない。お前はそれを知っていたはずだ。もちろん俺も、『愛液啜の性杭(ハーフアライブ・ラブジュースパイル)』を本気で使ってなんざいねえ! 俺がその気になれば、こうだっ!!」

 

「んぴゅぅうぅうぅうっ♡♡♡ ほっっ♡♡♡ おぉおおおおおおおおおおおおぉおおおおおおおおおおぉおおおおおおおおおっ♡♡♡」

 

 ……一瞬、何が起きたのかわからなかった。刹那の間を空けて、自分が馬鹿みたいなアクメを迎えたことを理解した私は、その直後に襲ってきた強過ぎる快感に脳を沸騰させんばかりの衝撃と熱さを感じて無様に叫ぶ。

 

 これまで私が味わってきた『愛液啜の性杭(ハーフアライブ・ラブジュースパイル)』の快感は、快感が次々と押し寄せてくるものだった。

 一つの絶頂が終わるや否や即座にまた別の絶叫が襲ってきて、絶え間なくイかされ続ける……絶頂の連打に翻弄され、成す術なくアクメし続けてきた私であったが、そこから一つギアを上げた宝具の力は更に想像を超えている。

 

 押し寄せてくる快感が、一つじゃあない。

 同時に十数人分の絶頂の記憶がおまんこに叩き込まれてきて、しかもそれが延々と続くのである。

 

 トランドル様がほんの少しだけ力を発揮しただけで、私は一瞬の内に精神が崩壊してしまうくらいの快感を味わうと共に身動きができなくなってしまう。

 これが私とご主人様たちの間にある差……今の私ではどう足掻いたって覆すことのできない、羽虫と巨竜ほどの実力差。

 

 ああ、なんで忘れていたんだろう……? 私が淫霊として強くなろうと思ったのは、この差を少しでも埋めてご主人様にしっかりご奉仕できるようになろうと決意したからじゃないか。

 今の私はまだまだ弱くて、百戦錬磨の女殺し英雄であるご主人様たちのお相手を務めるには力不足で、そんな自分が大嫌いで……少しでも早くスケベになって、立派な淫霊になって、そんな自分を変えたいって思ってたじゃない。

 

 それなのにどうして、私はその決意を忘れていた?

 淫霊として生まれ変わった宮本武蔵の根幹に存在していたその覚悟を忘れ、思い上がり、ご主人様のお相手を務めることができるようになったと勘違いしていた?

 

 思い出せ、私はまだ最低の格しか持っていない☆1の淫霊だぞ。

 そんな私が、圧倒的な実力を持つご主人様たちに敵うわけがないじゃない。

 

「あ、うぅ、ぐっ……ん、へぇ……」

 

「……武蔵、どうやらお前にはもう少し教育が必要みたいだな。お前が淫霊としての心根を正すまで、第三再臨はお預けだ」

 

「は、い……わかり、まし、た……」

 

 身も心も、ズタズタのぼろぼろだった。

 激しい絶頂を繰り返しながらの全力セックスによる疲弊が今しがた味わった絶大な快楽によって溢れ出し、もう止められなくなっている。

 そして、そこまでイキ狂ったこのセックスがご主人様たちにとってはほんのお遊びにもならない完全なる私の教育のための行為であったことと、自分自身の恥ずべき思い上がりを自覚したことによる失望感と絶望によって精神を摩耗した私は、意識を手放す寸前にトランドル様からのお言葉になんとか頷くので精一杯になっていた。

 

(ああ、ああ……こんなんじゃ、『五淫書(ごいんのしょ)』の完成どころか、淫霊としての成長もまだまだだよ……悔しいなあ、恥ずかしいなあ。私、もっと淫乱にならなきゃいけない、の、に……)

 

 ぶつん、とそこで私の意識は途切れる。

 完全にブラックアウトした視界の中、私はトランドル様の体へともたれ掛かるようにして気絶し、力なく腕をだらりと垂らす。

 

 こうして……第三回目の再臨は、私自身の思い上がりによって未遂という結果に終わってしまった。

 この数十年で忘れていた身の程と決意を思い出すために、翌日から私は厳しい特訓を開始するのだが、それはまだ次の機会に話すとしよう。

 




男性の宝具に関してはまた別の機会に解説させていただきます。
それまで少々お待ちを……。
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