小学生でもイケる程度の軽度のロリコンが人生リセットする 作:翠晶 秋
正直言って働きたくない。
ブラッキーな企業で死ぬほど働いた上に、新しく案件が入ったらしい。
ふらふらとおぼつかない足取りで横断歩道を渡ったとき。
マンガアニメで定番の、空間を移動させる能力を持つトラックが、目の前に現れた。
◇
目を覚ますと見知った天井があった。
実家かよ。
ちくしょう、ちくしょう。転生もできんとは。神は死んだのか。
と、思ったら体の自由が効きません。
金縛りとかじゃなくて、全身に力が入らないっていうか……。
目を動かして、辺りを見渡すと、なんか若々しいぞマイボディ。
あぁ、わかった。ちゃんと転生はしてたんだ。
赤ん坊の頃に。
とにかく、俺にできることは少ない。
おぎゃあと泣いて人を呼び、今まさに我慢している排便を訴えることくらいだ。
◇
時は流れて幾星霜。
幼稚園を無事卒業することになり、あと少ししたら小学校。
ここまで過ごしてきてわかったのは、大人と同じ思考能力をしていると頭に負担がかかってすぐ眠くなってしまうこと。ある程度に成長するまで、俺はぐっすりすやすやタイムが人より多いことになるんだろうなぁ。
とは言ってもぴっかぴかの一年生の学習なんてたかが知れとる。大人に「1足す1は?」と訊くのと同じだ。なぜなら僕は……ごほん、俺は、人生リセットした勝ち組小学生だから!
どうせリセットされた人生、やれないことをやりつくして生きていきたい。
というわけで今後の計画。
ロリ小学生を犯します。
同人誌でよく見ていたロリっ子のよがり顔をこの目に焼き付けてやるのだ。
……一度、母親と銭湯で女湯に入ったが、お姉さんを見てもなんとも思わなかった。
やはりロリ。小学生が全てを解決するのだ。
と、そんなことを考えていると、父親が仕事から帰ってきたようである。
急いで絵本を開いて適当な面を眺める。
「おぉ、蓮、待たせたな!早めに帰って来たぞ!」
「ぱぱ!」
口の発達がまだ緩く、したったらずな声しか出ぬ。
まだ時刻はお昼前。
両親が共働きのため、小学校に入るまでの待機期間の一年は、やむなく俺に留守番をさせている。
あっかあ、おやじ、俺が俺で良かったな。俺がリセットの記憶を持ってなかったら……ん?俺が本当に赤ん坊の時もこの両親は俺を一人にしてたのか???
…………深く考えないことにしよう。
そんなわけで、たったそれだけの思考で活動限界が来た俺は早々に眠り、ひらがなや一般常識を学びながら(性知識は除く)、ついに入学の時が来た。
◇
鈍く光る黒いランドセルには、新しい教科書と新しく筆箱、そしてリコーダーが入っている。
……実際のところはリコーダーは小学生三年生辺りにならないと使わない。心底悔しいから先に買っちゃったでごんす。
だってしたかったんだもん、マン穴にリコーダーぶっさすの。
入学式は終え、とりあえずかわいこちゃんはいないかとキョロキョロしていると、そこもかしこも可愛い子だらけ。
なるほど、小学生はニキビの後とかがないからつるつるなのか(下のほうも)。
となるとまずはモテねばならん。この子らの信頼を勝ち取り、物知りムーブをかまして色んな(色んな)事を教え込むのだ。
「
ふっ。自己紹介はクリア。
ドヤ顔で自分の席に座ると、机の端がちょんちょんとつつかれる。
「れんくん、よろしくね」
「うん、よろしく!」
ウチのクラスは男女ともに15名。
隣の席は必ず女子になる計算だ。
で、中学や高校と違って小学生は机をくっつけるから距離が近い。
この子なら悪戯しやすそうだ。
ターゲットは、君に決めた。
タイトルは仮決めなのでネーミングセンスのあるロリコンがいらっしゃったらだれかお願いします