※この作品はR-18です。

白いウサギは人肌に溶ける~執筆中=彼氏持ちレフィーヤ光のNTRストーリー   作:37級犬築士

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アーニャのパートになります。デリヘルで本番がダメと知って驚愕受けてます。けれどソープは本番は合法、エロの法律って難しい。


(1) デリヘル呼んだら猫が来た。アーニャさん何してるんですか?

 覚悟を決めた。だからなんてことのない、少しだけ不快感に耐えればいい。

 

 これはただそれだけの仕事、返済のために、これぐらいならなんのこともない。

 

 

 

  ×  ×  ×

 

 

 アーニャ・フローメル。豊穣の女主人では主にボケ担当、少しだけ親族関係に暗いところはあるが、今の彼女はあくまで看板娘の一人。時折自称で探偵行もやるが、毎度方向性やテーマもばらばら、解決力は皆無だが端から見る分には可愛いので問題はない。

 

 愛らしく、時にあどけなく、おのが持つ魅力を爛漫に振りまく。出るところは出ていて、お転婆さの中にも確かな女を感じさせる。彼女を目当てに足しげく通う客は少なくない。

 

 そして、今ここに居る男も、そんな彼女を好む冒険者であり、毎夜ダンジョンから帰還しては豊穣の女主人でお金を落としていく。後ろから尻を眺め、酒をあおるたびにいつか自分のモノを容赦なく叩きつけたいと願っていた。

 

 そして、その夢が今

 

「あぁ、可愛いよぉ…………俺の、アーニャたん」

 

「…………」

 

 自分の体を覆い尽くす男、そして下腹部に感じる中途半端な違和感。称賛する語彙も、それを唱える尊顔も、何もかもがひどいできで、けれどこんな男でも金は金だ。

 

 普段ならケツを蹴るなり罵倒するなり、だけどそれはできない。できない代わりに、アーニャは作った表情をよりわざとらしく、ただ男の望む理想のメスを演じてやることにする。

 

「……んっ、またおっきくなったニャ。きもちいいにゃぁ、もっとがんばってにゃぁ…………」

 

……ぐにゅる、ぐちゅ、ぎちちッ

 

「!?…………そんなにされたら、また、出るよ!いぐっ!!」

 

 打ち付ける腰は深く、肉竿はあっけなく膣の中で耐え切れず白濁を漏らす。どぷどぷと、十分に達したところで体が押された。

 

「…出たニャ、ならもうぬくニャ。もう時間ニャよ」

 

「あぁ、そうだね……ありがとう、気持ち良かったよ」

 

 腰を抜き、彼女の膣口からぬるりと、ゴムを付けた肉竿が抜き出る。痴毛が茂る蜜壺、ぬらぬらと、愛液でまみれたそこはなおも欲さんとするようで、男の中にまた精力を復活させる。

 

「お客さん、まだ出してすぐニャのに……おミャー、よっぽど変態さんニャね」

 

 誉めるようで、けれど本音はちがう。脳内でアーニャは男に、出すなら全部出せニャ!早漏はお呼びじゃないニャ!!…………なんて、口に出せばどれほど爽快か、しかし黙る。

 

 演じなければならない。今は仕事、自分の役目はただ

 

「あはは、その喋り方。本当にアーニャたんみたいだよ。嬉しいね、延長いいかな、なんならチップも出すよ」

 

「あはは、うれしいニャア、もっとがんばるニャァ」

 

 演じる。デリヘル嬢の自分はあくまでそっくりさん、フェイスベールを着けて、ちょっとだけメイクと髪型を変えればそれだけでも似た風になる。

 

「……仕方、ないニャァ」

 

 どこか嬉しそうに、しなおつくって魅せる色気。まるで本当に彼女と接していて、関係が進んでいるような錯覚、男は我を忘れてまた女体の柔らかさにおぼれていく。

 

 

……はぁ

 

 

「あん♡…おっきいちんぽ、ミャアはもうだめニャ、もっとおまんこついて欲しいニャ♡」

 

「そ、そうかい……なら、もっと……かはっ」

 

 腰をグラインドさせる。絡みつく膣の心地に耐えながら懸命に性を堪能する。男は恍惚な笑みを浮かべ、この性交の主導権をさも自分が握っていると考えている。だが

 

 

「………ッ」

 

 アーニャは男を見る。年は30前半、冒険者の癖に酒太りの腹が目立つ。汗のにおいもきつく、ろくにシャワーで洗ってないことがわかる。

 

……あぁ、もう。なんでこんなおっさんばっかなのニャア!さっさと終わらせるニャァ!!

 

 

 男の腹に手を置き、何度も腰を叩き付ける。

 

 膣の半ばで止まる男の肉竿、これで固ささえなければ絶頂までもフリにしなければならない。

 

「いっ、いくっ…………アーニャちゃんのなかに!俺の、精子!!」

 

「…………ッ、ひニャ」

 

 男が腰をつかみ、射精する肉竿を奥へと突き入れる。

 

 

…バカッ!下手糞!!

 

 

 わざわざ感じられるように、半端な肉竿で膣のGスポットに当たるように、アーニャは腰を使っていた。

 

 あと少しで、そのタイミングでポイントをズラされた。やりきれない淡い震え、ただ、膣奥に生暖かいものが注がれただけ。

 

「…………イっちゃったニャア。孕んじゃうニャァ」

 

 だから、だからこそ嬉しくして見せる。不快にさせてはいけない。仕事のために、返済のために

 

 

 

 

 

◯

 

 

 

 

 

「アーニャちゃん、次のお仕事だよ。そろそろ行かないと」

 

「…………わかってる、わかってるから」

 

 ぐでっと机に突っ伏して、アーニャはもはや語尾にニャを付けることすら億劫であった。

 

 理由は明確、精神的な疲労とストレス。デリヘル業務一週間目にしてこの状態、肉体よりも先に心がやられた。

 

 待機所である店の楽屋で客を待ち、来れば店から出て近辺のホテルで適当に抱かれる。

 

 それで合計5時間ほど、昼にはじめて夕方には撤収、夜は酒場で給仕の仕事、元冒険者でなければまず持ちはしない。

 

 

「アーニャちゃん、大変なのはわかるけどさ、先方もお得意さんだし、行ってくれないと困るんだ。ね、返済のために、ね、ね。」

 

「……………行くニャ」

 

「あぁ、さっすがアーニャひいっ!?」

 

 恨み辛みの視線を飛ばす。返済のためなら致し方ない、着替えを用意し、足音をわざとらしく立てながら部屋を出る。

 

……イライラするニャ、ニャんでミャーがこんなこと!!

 

 

「…………ッ」

 

 握った拳を壁にぶつける、振り切った腕を掲げた時、ふと壁に張ってある壁紙が目にはいった。

 

 なんでもない、よくある風俗の雇い広告。そこには今自分がしているデリヘル業から、色んな物も

 

 その中には、自分と同じく覚悟を決めた彼女たちの勤め先も

 

「…………うぅ」

 

 力が抜けた。抜かざるを得なかった。

 

 自分だけではない、こんな煩わしいことに、懸命になっているのは決して自分一人ではないのだ。

 

…………そうにゃ、クロエとルノアも。

 

「ミャーだけが、文句言ったらダメニャ。」

 

 気分を変える。たとえこれが返済のための苦行だとしても、やる以上はやりきらなければ。

 

 演じる。普段の自分をより強調して、相手が望む都合のいい売女を

 

 

 

 

  ×  ×  ×

 

 

「ただいま、紹介にあずかったニーアですニャ!今日もいっぱいお疲れぴゅっぴゅっ、ミャーが搾っちゃうニャン!」

 

 ニーアという源氏名、作りに作ったウェルカムサービスの決め台詞。あどけない満面の笑みで今宵もあなたにリフレを届ける。そんな使い慣れたいつもの登場

けど、今宵に限ってその相手は

 

「げっ!」

 

「げっニャ!?」

 

 見知った顔、服装、どこからどうみても知人に相違なし。というかただのモルドだ。

 

「おっ、おま……お前さんどうして」

 

「…………」

 

 面食らった様子、どうやら自分と知らず指名したようだ。驚くのは仕方ない、けど、するべき対応は。

 

「え、えぇ~、こんなところで奇遇ニャア。おミャー、そんなに凝りが酷いのかニャア?」

 

「え、いや…こってるっちゃあこってるが…………なあ、お前さん、本気で」

 

「…………」

 

 見えないように、支配人にハンドサインを出す。意味はエマージェンシー、特別なサービスは施せないという意味

 

「…ごほん、お客様。サービスの方は」

 

「!……じゃあ、抜きは「ございません」はあぁ!?」

 

「そういうわけニャ、勘違いはほどほどにしやがれニャ」

 

…………モルド、おミャーには悪いが知り合いはNGなのニャ。

 

 豊穣の女主人との二重生活、守るためのそっくりさんの装いである。行為に及ぶのは限られた相手のみ、デリヘルは表上はマッサージのみ、特別は金払いがいい常連のみ、問題が生じる客は門前払いかただのマッサージのみ。デリヘルに法的制限はないが、時にはこうした断りは必要である。

 

「いや、別に俺は問題起こす客じゃ」

 

「やってないものはやってないニャ、マッサージとおしゃべりなら、ミャーでも出来るからしてるのニャ」

 

 だから体を売っていない、ということで理解しろと遠まわしに伝える。これで黙らなければのちのち闇討ち案件である。記憶を消す頭部攻撃は無論可能。なぜなら高レベルだから

 

 

「…………まじかよ、じゃあもうそれでいいか。あいつにはそれぐらいでちょうどいいかもしれんな」

 

「?…………あいつって誰ニャ」

 

「あ、言い忘れてた。客はおれじゃねえ、あくまで俺は付き添いなんだ…………おい!」

 

「?」

 

 モルドが声をかける。すると店の外から、もう一人

 

「!」

 

 開いた扉から覗く白髪、それはまさしく知人であり、というよりいるはずがない人物が、よりにもよってここに来てしまった。

 

 

「…………あ、あの」

 

 

「!!」

 

………ニャ、ニャんで白髪頭が

 




今回はここまで、次話は近々投稿するかもしれません。
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