白いウサギは人肌に溶ける~執筆中=彼氏持ちレフィーヤ光のNTRストーリー 作:37級犬築士
新作書きました。ダンまちのクロスオーバー作品でBLACKLAGOONとのコラボイベント風ストーリ-です。興味があればそちらもどうぞ
ピンクライトの眩しいベッドルーム。そこで繰り広げるは卑猥な夜遊び
男は首輪を、女は扇情的で攻撃的なドレスを
「……豚」
「……ッ」
ゴミを見るような目で、黒髪の猫人は男を見下す。その姿は威圧的で、しかして淫猥。網の走るガーターベルト、腰回りを包むエナメル質なコルセット、たったそれだけだ。むき出しの乳房と痴毛が張り付く秘部が一切隠されていない。
……趣味の悪い、ほんと最悪
そんな本音を胃の奥に落として、クロエは今一度目の前の客を見据える。パピヨンマスクで顔を隠し、蝋と鞭という、ドのつく定番アイテムを装備し、今宵も仕事をこなす。
ここはSM風俗店、文字通り女が男を嗜虐して快楽を与える遊び場。
……おら、良い声で鳴け!
……誰がイっていいと言った。汚いナニで床を汚して、この家畜!
……はふんっ!?
……もっとぉ、もっとぉおおお!!
個室とはいえ隣り合う部屋の壁は狭い。同じような格好をした同僚たちも忠実に仕事をこなしているようだ。
……あたし、なにしてんだろ
「―――――ッ!!」
訳(ほ、放置プレイ!!たま、たまらぁああああんんッ!!!)
「気持ち悪い、死ね」
今宵も、また今宵も同じような光景。嗜虐的な自分に酔いしれんと、金子をばらまき痛めつけられに来る醜い雄蓋。毛のしげる肛門をさらし、ヒールブーツとペニスバンドをねだる姿はモンスターよりも醜い。
……あぁ、もう
すべては借金返済のため、そのためにクロエは望まないクソッタレな仕事をこなす。これも全て自業自得、特に二人では容易にできないこの仕事、であれば自分が頑張るしかない。二人の為にも、甘いことは言えない。
自分を押し殺して、クロエは今日も夜の女王として君臨する。
× × ×
「止めてやる、絶対やめてやるニャ!」
ジョッキグラスを叩き壊さんばかりに盃を飲み干し、そして置く。ちなみに飲んでいるのは店の余った酒。開封済みで保存も聞かない酒をしこたまかっぱらいこうして一人悲しい晩酌にありついている。
「荒れてるね、私もう寝たいんだけど」
「嫌にゃ、付き合ってくれニャ! ミャアには今癒しが欲しいニャ。シル、あんたならこの気持ちわかってくれるニャ」
「……だったら、何があったか」
「それは言えないニャ!」
「じゃあ、どうしろと……もう」
仕方ないとばかりに、席に戻ってシルはつまみを手に取る。酒はクロエの物、さっきから飲み明かしているのはクロエだけだ。
「うぅ、ひくっ……しかた、ないのにゃ。みゃーが、二人の分まで、やらないと」
「……二人って、誰の事」
「……ルノアと、アーニャ」
それぐらいは良いかと、ついクロエは口を漏らす。
今の時刻はちょうど日付を跨ぐ頃合い。仕事を終えてすぐに出ていった二人は今日ももう一つの仕事に、おぼこなルノアなんかは特に苦戦していると風の便りで聞いた。
……二人、絶対無理してるニャ
クロエには想像つかない。その日あったばかりの男を相手に、性の対象として振舞うことを、自分の用意後ろ暗い人間ならまだしも
……アーニャは冒険者だし、ルノアだってデメテル様のとこに身を置いてる。やっぱり、二人には無理強いさせてるかも。あたしでさえ、結構きついのに
「ルノアとアーニャか、でも最近二人楽しそうにしてるけどな」
「?」
「店のお客さんもね、ルノアは前よりも親切で優しくて、とっても魅力的になったって。アーニャもなんか落ち着いて、まるで頼りがいのあるお姉さんみたいだって、二人とも評判が良くなってるよね。何かあったのかな……って、クロエどこに」
〇
……嘘にゃ、まさかそんなこと
信じがたい。もしそんなことがありうるなら、クロエはありとあらゆるバッドなリーズンを浮かべる。薬、調教、堕落、洗脳、追いつめられたあまりひどい結果に、そう悪く考えたクロエはいてもたってもいられず走る。
走って、走って、見て、聞いて、それから数日もしないうちに
「ふぅ、さてさて」
「むぐ――――ッ!?!?!?」
「そうわめくなにゃ。今外してやるニャ」
そこはどこかのラブホテル。それなりに良い部屋で、例えば少年一人攫って、そこで叫ぼうと誰も気づかないであろう、そんな場所で今彼はようやく目隠しと猿轡を外される。
「ぷはっ……え、ここどこ、怖い!」
「何おびえてるにゃ。それでも冒険者かニャ」
「い、いきなりさらわれて、目も耳も口も隠されたらそうなりますよ! というか、なんで、何しているんですかクロエさん!」
× × ×
通りを歩いていた。ダンジョン帰りで、何でもない日常だ。
いや、正確には違う。今日は確か、ローテーション的にアーニャさんの番だ。朝の処理も我慢して、少しいけない心持で胸が躍っていた。そんな中、僕は
「……急に後ろから薬を盛られて、こうして拉致られたのはいったいどうしてなんですか?」
「自分の胸に聞いて見るニャ。それとも、クロエお姉さんの胸に聞いて見るかニャ?」
「……ッ」
「今、チンポがビクってなったニャ?」
今だ拘束は完全に溶けないまま。ベッドの上で、ロープに縛られて座っている。そして目の前で彼女は
「やることは一つニャ、ほら」
「!」
「聞いてなかったかニャ? クロエさまは、こういうお仕事をしているのニャ」
身に着けたバスローブを外す。そこには彼女の仕事着であろう、SMの女王様らしい、独特の光沢が艶めかしい。
「丸見えにゃ、いつもは制服に隠れたミャアの胸も、陰毛が張り付く大人のまんこも、おミャァに魅せて居るニャ」
「……ッ」
「良い反応ニャ、じゃあさっそく」
ロープが解かれる、身軽になったと思いきや、そのまま肩を押されてベッドに押し倒される。
不思議と、もう慣れたせいか、無駄な抵抗はしようと思わない。何故なら、そろそろこの人の番だと予想していた。
「口、開けるニャ」
「……ッ」
間髪無く、その口づけは思いのほかやさしく、甘く唇を噛んできた。
唾液の甘さ、吐息の暖かさ
「ん、んく」
「くちゅ、あむ、じゅる」
顔を手で固定され、舌を入れて絡めてくる。重力に任せて、混ざり合う唾液が僕の中に流れていく。
気持ちいい。慣れたキス、人を気持ちよくさせるやり方を知っているキス。
体内をくすぐられる心地に体が感じる。敏感に、より求める。スイッチが入れられる。自然と手を伸ばす。その先は彼女のふくらみ
「んっ」
柔かかくしっとりと指に吸い付く。先っぽが硬く手の平をこする。
ルノアさんの大きさになれていたが、やはりこれでも十分に大きい。母性感じる重量感、触り心地、心がほだされていく。
欲しい、もっとと
「……ん、んぅ」
「にゃぁ、あむ、じゅるく」
……もっと、されたい。クロエさんの、もっと
「ぷはっ」
「!」
「キスは終わりニャ、これだけで終わったらつまらないニャ。それよりも」
傍なる紙袋、そこから取り出したのは
「……首輪」
「そうにゃ、下僕につける、マゾ豚のアイテムニャ」
嬉々として、その首輪引っ提げてクロエさんが寄ってくる。おそらく、その趣向は
「……ッ」
「期待してるニャ、それもそうニャ」
目をつぶる。今か今かとその首輪を
「ほい」
手に受け渡されて。そして
「ふふ、やっとニャ」
首輪を持った手を掴まれて
……ガチャ
「?」
「ニャァン、つ、け、ら、れ、た♡」
今持たされた首輪は、クロエさんの首に。
……なんで?
今回はここまでで、次回は明日以降に