※この作品はR-18です。

白いウサギは人肌に溶ける~執筆中=彼氏持ちレフィーヤ光のNTRストーリー   作:37級犬築士

123 / 295
やはりダンまちファンはリューが好き。正妻候補おそるべし






(2) リュー・リオンは我慢しない、素直になりたい妖精の本音

 自分が誰かの伴侶になる。そんな未来の光景は思うだけですら頬が赤くなる。

 

……あぁ、似合わない。それが似合うのは、私の恩人だけだ

 

 きっと私では無理だと、卑下することで考えることを放棄した。

 

 けど、最近になって、私は一人の異性を、そう彼のことを

 

 ベル・クラネル、彼との出会い、そしてその歩みに私は幾度も関わってきた。

 

 

 きっかけは深層でのひと時、地上に戻り、ことが終わってしばらく。幾重ものトラブルも過ぎて、落ち着いたころにふと私は思い出した。いや、私はずっと過去の記憶に振り回されている、そう言った方がふさわしい。

 

 思い出す記憶はいつも彼に素肌をさらしている情景ばかり。過去に二回、リヴィラの森の湖畔で水浴びをしている時、そして深層でのコロシアムの下の未開拓領域で身を寄せ合った時。

 

 二回肌を見られた。見られてしまったのだが、私はそれを不快に思わない。羞恥こそ生まれるが、どこかでそれを嬉しいと感じてしまっている。思い返すと、どうにもそうなってしまう。

 

 けど、それではダメだ。

 

 良き友として、これからも彼と、彼と共にあるべき正しい先達として、自分は恥ずべき姿を晒せない。そのためには、この内から湧きおこる背徳的な思いを捨てなければ。

 

 だから、私はある行為に手を染めた。

 

 ふしだらで、嫌悪するべき生理的欲求を晴らす行為、誰にもバレないように、この欲求を満たさねば。

 

 

  ×  ×  ×

 

 

「あにゃ、おミャアタイツはどうしたニャ?」

 

「……」

 

 アーニャの問いかけ、他にはクロエやシルにも、そんな質問を受けた。

 

 別に何もない、ただ伝染して見映えが悪いから脱いだと、そう伝えて会話を終わらす。

 

 

「……はぁ」

 

 ほっと、バレないことで胸を下ろす。

 

……大丈夫、何も怪しくない。

 

 

 

 

 

〇

 

 

 

 

 

……おしっ、今日も飲むぞ!

 

……姉ちゃん、エール大ジョッキ全員分だッ

 

……なあなあ、シルちゃん、たまには注いでくれよ……ほれ、ここに……ぐべっ!?

 

 

 喧騒絶えない、いつもの酒場のにぎわい。

 

 客達は酒と料理に夢中で、ときおり悪い酒でウェイトレスの私たちに絡むものもいるが、そう言う輩はすぐにあしらわれる。物理的に

 

「……まったく」

 

「ひっ、ひぃい」

 

 怯える男性客。その眼は何度も見てきた。というか、この客は悪酔いすることで有名だ。

 

 金づるだから、適当にあしらってお金だけ落とせと言われて、やりすぎないように気を使いながら手を下す。

 

 だから、この男のトラブルは最近のストレスの種だった

 

 そして、今も 

 

「……はぁ」

 

「!」

 

 掲げた手、それを勢いよくその男に

 

「や、やめ!」

 

 

……ダンッ

 

 

「?」

 

 掲げた手を、私は勢いよく男の目のまえ、机の上に叩きつけた。

 

「……お帰りを」

 

「はっ、いやおれまだ」

 

「いつもいつも、そうやって悪酔いしに来るぐらいなら、あなたは体を気遣うといい」

 

「……は?」

 

 男の目が、その周りの客たちの目も点になる。なぜそんなことを、まるで人が絶対しないことをしているとばかりに、その眼は

 

「……まったく」

 

 振り下ろした手、それを再度上げて、今度は伝票をそっと置く。

 

「それが嫌なら、今日は酒を控えて普通の食事をしなさい。あなたには今、酒を減らし滋養を取ることをお勧めします」

 

「りゅ、リューちゃん、何言って」

 

「……」

 

 何を言って、確かにそうだ。

 

 怒りはない、不思議と冷静で、どうしてか心の波はせせらいでいる。

 

 

……気を使っている。私が、面倒なお客に

 

 

「……そ、そうだよな。気を遣わせて、悪かったよ」

 

「え、あぁ……はい」

 

「たまには、嫁の飯を食うよ。そんで、あいつには謝る……すまなかったね、いつも当たり散らして」

 

「……いえ、その……お構いなく」

 

 拍子抜けた様子で、酔いがさめたのか男は帰っていった。客たちは、そんな光景を見て、最後に皆私に視線を集める。

 

 

……おい、なんだかおかしくねえか

 

 

……だよな、いつも骨折手前が定番なのに

 

 

……デレ期、俺たちのリューちゃんデレ期!……クールビューティーママ、バブみが尊いぜ!!

 

 

 騒ぎ立つ客方、すぐに暴れ出す客をアーニャとクロエが沈静化する。無論物理で

 

「……リュー、おミャアどうしたニャ?」

 

 そして、今度は身内から疑問の矢が飛んでくる。

 

……何も私は、いや、でもさっきの対応は普段なら……どうして

 

「アーニャの言う通りニャ。なんで、今の客」

 

「……別に、ただ接客の務めをした、だけなのでしょうか?」

 

「いや、ウチに聞かれても……おミャア」

 

「おい、何堂々と休んでるんだい!料理運びな、働きな!」

 

「「「は、はい!!」」」

 

 ミア母さんの叱責。結局忙しさに皆は忘れ、今日は滞りなく過ぎていく。

 

 

 

  ×  ×  ×

 

 

 

 

 場所は変わって、そこは従業員トイレ

 

「……んッ」

 

 誰もいない。人目もないから、当然だが下半身を露出する。

 

 ただし、まくったスカートの下には、何も履いていない。

 

 むき出しのアソコ、痴毛がべっとりと淫らな液で肌に張り付いている。濡れていた、衆目の中下着を付けず空気に秘部をさらす行為に、ここは歓喜で涙を流していた。

 

「……ばれ、なかった」

 

……くちゅ、ぬるる

 

「んっ、でも、これっきり……明日からは、もう」

 

……くちゅ、ぬちゅぐちゅ

 

「ぁ、ひぁ……ふぅ、あん」

 

 指先が割れ目をなぞる。我慢できなかった、あと少し、もう少しで正気が無くなるかと思った。

 

 人前で秘部をさらす。そんな危機感は間違いなく快感であり、それは危うく、私に絶頂を至らしめるほどに

 

「声、出すのは……駄目だ、抑えなければ」

 

 ハンカチを噛む。はた目から見れば猿轡をさせられて、その上で自慰行為にふける。想像力が働く、もしそんな状況があるとしたら

 

 

……彼に、絶対ないのに、私は今彼の手で

 

 

 自慰行為のおかず。膣を指でかき回しながら、空いた手はクリを弄る。

 

 

……み、見られている。私のオナニーが、ベルに

 

 

『……リューさん』

 

「!」

 

 服が脱がされる。起伏に乏しい、皆に比べれば肉付きの足りない乳房。それを今彼が乱暴にわしづかみ、その先っぽをつまみ上げる。

 

「……ッ!!」

 

『……変態、リューさんは変態ですね。オナニー見られて、その上胸も敏感で』

 

「……ち、ちが、ははひあ……ほんな」

 

 布を噛んでいるからまともにしゃべれない。気づけば、そこは誰もいない暗い部屋。

 

 木の椅子に座らされ、服は何もなく素肌の上から荒縄で縛られている。

 

「んっ、んんッ!」

 

『……うるさい』

 

 

……じゅる、ぐぷぉッ!?

 

 

「!!」

 

『お口、塞ぎましたよ……ほら、舐めてください』

 

「……ん、んじゅる」

 

 ベルのモノを口に、初めて舐める男性器に私は喜びを抱いている。仮初めの性器を舐めたくて、指二本を口にいれて奉仕するように舐めていた。

 

「あむ、んくじゅるくッ、んくぐちゅ、ぬりゅ……れろ、れるあむ、んくく」

 

……くちゅ、ぬちゅちゅ、ぐちゅ、ずちゅっ

 

『……リューさん、上手ですよ……エッチで、すごく気持ちい』

 

「……ッ、あむ、じゅるぅ」

 

 奉仕を褒められ、心が満たされていく。より淫らに舌を使い、乳房と膣を弄る手つきも激しくなる。

 

 快感が高まる。見られながら、思い人の前で私の情けない絶頂が、今

 

 

「!?」

 

……ぷしゅっ、ぴっしゃぁああああああッッ!!!

 

『リューさん、イったんですね』

 

「ぁ、うぁ……はぃ」

 

 ビクビクっと、全身に走る快楽の電撃。視界が白紙に染まるほどに、それほどの衝撃が神経を焼き付けながら駆け巡る。。

 

 見られることの快感、虐げられ、弄ばれる幸福、それがなんとも気持ちのいい。これで辞めるなどできない。それに、彼も求めているなら

 

……もっと、私はまだ

 

 求める、これ以上を……子宮が、疼いてくる。

 

 

「ベル、もっと……わたしを」

 

 手を伸ばす。拘束されていたはずの手で、抱きしめた体は……何の感触もなかった。

 

「?…………はっ」

 

 ぼやけた思考が急激に覚める。

 

 そこは変わらず、トイレの個室の中。人知れない謎の場所でも、その上自分を拘束する縄や拘束具なんてものはない。

 

誰もいない、ただ一人そこには自分だけがいる。オナニーの快楽に飲まれていた自分がいるだけだ。

 

「……ッ」

 

 我に返る。いつの間にか晒していた乳房、口に突っ込んでいる指先

 

 

……今、私は何を

 

 

 勘違い、けれどあの映像は、まるで現実のようで

 

 

「……なにを、これでは本当に」

 

 

『変態、ですね……』

 

 

「!!」

 

 想像の世界、自分が作り出した虚言、それなのに

 

「だ、だめだ、こんなのは……彼が、そんなことを」

 

 言うはずがない。求めてはいけない。

 

 客前で密かに下着を脱ぎ、その上妄想とはいえ彼と不埒な行為にふけようとした。冷静になってそれらのことを猛烈に後悔する。何度も何度も否定して、本当の自分はそうでないと心で叫ぶ。

 

……違う、私は疲れているだけ……明日からは、また普通の

 

 

『ゴンゴンッ!!』

 

 

「ひゃッ!?」

 

「なんだ、リューなのね……ちょっと、トイレ長いニャ。ミャアだって我慢してるんだから、早くして欲しいニャ」

 

 クロエの声、我に返り、すぐ行動に移る。なぜなら、私がまき散らした恥ずかしい汁が

床や壁にびっしゃりと塗れている。

 

立ち香る淫臭、これをそのままにはできない。

 

 

……はやく、バレないように

 

 

「もしかしてお通じ?……それとも、リューちゃんのオナニーだったりニャ?」

 

「……ッ!!」

 

「なんてニャ、冗談冗談、でも早く変わってニャ」

 

「え、ええ……すみません」

 

 装いを直し、戸を開ける。表情は崩さず、息も整え何事もなかったように

 

「あの、少し体調が……何も問題はありませんから……何も!」

 

「あ、うん……そんな強気で言わなくても、わかったニャ」

 

 バタン、と……戸を閉じてクロエは消える、。

 

 

「……はぁ」

 

 

 安堵のため息。思わず腰が抜けそうになるが辛うじて踏ん張り、よろよろと歩き出す。

 

 

……いけない、これではいつか、本当に大変なことに

 

 

 

 

次回に続く

 

 

 

 

「?」

 

……なんか、甘酸っぱいような……芳香剤かニャ

 

「んっ……ふぅ、ニャ」

 

……なんか、変な気分ニャ。ちょっとぐらい、良いニャね。オナニー、まだ仕事中だけど……駄目、我慢できないニャ!!

 

 その後、絶頂で盛大に声を上げてしまったクロエが恥をかくのは、また別の話

 




今回はここまで、一人エッチシーンも妄想の相手が居ればなかなか書きごたえがあると知りました。むっつりポンコツエロフ最高。

感想も多くいただき、期待を寄せていただき恐縮です。評価に違えないよう、良いモノを作っていきたいと思います。

感想と評価の方もよろしくお願いします。

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。