白いウサギは人肌に溶ける~執筆中=彼氏持ちレフィーヤ光のNTRストーリー 作:37級犬築士
自分が誰かの伴侶になる。そんな未来の光景は思うだけですら頬が赤くなる。
……あぁ、似合わない。それが似合うのは、私の恩人だけだ
きっと私では無理だと、卑下することで考えることを放棄した。
けど、最近になって、私は一人の異性を、そう彼のことを
ベル・クラネル、彼との出会い、そしてその歩みに私は幾度も関わってきた。
きっかけは深層でのひと時、地上に戻り、ことが終わってしばらく。幾重ものトラブルも過ぎて、落ち着いたころにふと私は思い出した。いや、私はずっと過去の記憶に振り回されている、そう言った方がふさわしい。
思い出す記憶はいつも彼に素肌をさらしている情景ばかり。過去に二回、リヴィラの森の湖畔で水浴びをしている時、そして深層でのコロシアムの下の未開拓領域で身を寄せ合った時。
二回肌を見られた。見られてしまったのだが、私はそれを不快に思わない。羞恥こそ生まれるが、どこかでそれを嬉しいと感じてしまっている。思い返すと、どうにもそうなってしまう。
けど、それではダメだ。
良き友として、これからも彼と、彼と共にあるべき正しい先達として、自分は恥ずべき姿を晒せない。そのためには、この内から湧きおこる背徳的な思いを捨てなければ。
だから、私はある行為に手を染めた。
ふしだらで、嫌悪するべき生理的欲求を晴らす行為、誰にもバレないように、この欲求を満たさねば。
× × ×
「あにゃ、おミャアタイツはどうしたニャ?」
「……」
アーニャの問いかけ、他にはクロエやシルにも、そんな質問を受けた。
別に何もない、ただ伝染して見映えが悪いから脱いだと、そう伝えて会話を終わらす。
「……はぁ」
ほっと、バレないことで胸を下ろす。
……大丈夫、何も怪しくない。
〇
……おしっ、今日も飲むぞ!
……姉ちゃん、エール大ジョッキ全員分だッ
……なあなあ、シルちゃん、たまには注いでくれよ……ほれ、ここに……ぐべっ!?
喧騒絶えない、いつもの酒場のにぎわい。
客達は酒と料理に夢中で、ときおり悪い酒でウェイトレスの私たちに絡むものもいるが、そう言う輩はすぐにあしらわれる。物理的に
「……まったく」
「ひっ、ひぃい」
怯える男性客。その眼は何度も見てきた。というか、この客は悪酔いすることで有名だ。
金づるだから、適当にあしらってお金だけ落とせと言われて、やりすぎないように気を使いながら手を下す。
だから、この男のトラブルは最近のストレスの種だった
そして、今も
「……はぁ」
「!」
掲げた手、それを勢いよくその男に
「や、やめ!」
……ダンッ
「?」
掲げた手を、私は勢いよく男の目のまえ、机の上に叩きつけた。
「……お帰りを」
「はっ、いやおれまだ」
「いつもいつも、そうやって悪酔いしに来るぐらいなら、あなたは体を気遣うといい」
「……は?」
男の目が、その周りの客たちの目も点になる。なぜそんなことを、まるで人が絶対しないことをしているとばかりに、その眼は
「……まったく」
振り下ろした手、それを再度上げて、今度は伝票をそっと置く。
「それが嫌なら、今日は酒を控えて普通の食事をしなさい。あなたには今、酒を減らし滋養を取ることをお勧めします」
「りゅ、リューちゃん、何言って」
「……」
何を言って、確かにそうだ。
怒りはない、不思議と冷静で、どうしてか心の波はせせらいでいる。
……気を使っている。私が、面倒なお客に
「……そ、そうだよな。気を遣わせて、悪かったよ」
「え、あぁ……はい」
「たまには、嫁の飯を食うよ。そんで、あいつには謝る……すまなかったね、いつも当たり散らして」
「……いえ、その……お構いなく」
拍子抜けた様子で、酔いがさめたのか男は帰っていった。客たちは、そんな光景を見て、最後に皆私に視線を集める。
……おい、なんだかおかしくねえか
……だよな、いつも骨折手前が定番なのに
……デレ期、俺たちのリューちゃんデレ期!……クールビューティーママ、バブみが尊いぜ!!
騒ぎ立つ客方、すぐに暴れ出す客をアーニャとクロエが沈静化する。無論物理で
「……リュー、おミャアどうしたニャ?」
そして、今度は身内から疑問の矢が飛んでくる。
……何も私は、いや、でもさっきの対応は普段なら……どうして
「アーニャの言う通りニャ。なんで、今の客」
「……別に、ただ接客の務めをした、だけなのでしょうか?」
「いや、ウチに聞かれても……おミャア」
「おい、何堂々と休んでるんだい!料理運びな、働きな!」
「「「は、はい!!」」」
ミア母さんの叱責。結局忙しさに皆は忘れ、今日は滞りなく過ぎていく。
× × ×
場所は変わって、そこは従業員トイレ
「……んッ」
誰もいない。人目もないから、当然だが下半身を露出する。
ただし、まくったスカートの下には、何も履いていない。
むき出しのアソコ、痴毛がべっとりと淫らな液で肌に張り付いている。濡れていた、衆目の中下着を付けず空気に秘部をさらす行為に、ここは歓喜で涙を流していた。
「……ばれ、なかった」
……くちゅ、ぬるる
「んっ、でも、これっきり……明日からは、もう」
……くちゅ、ぬちゅぐちゅ
「ぁ、ひぁ……ふぅ、あん」
指先が割れ目をなぞる。我慢できなかった、あと少し、もう少しで正気が無くなるかと思った。
人前で秘部をさらす。そんな危機感は間違いなく快感であり、それは危うく、私に絶頂を至らしめるほどに
「声、出すのは……駄目だ、抑えなければ」
ハンカチを噛む。はた目から見れば猿轡をさせられて、その上で自慰行為にふける。想像力が働く、もしそんな状況があるとしたら
……彼に、絶対ないのに、私は今彼の手で
自慰行為のおかず。膣を指でかき回しながら、空いた手はクリを弄る。
……み、見られている。私のオナニーが、ベルに
『……リューさん』
「!」
服が脱がされる。起伏に乏しい、皆に比べれば肉付きの足りない乳房。それを今彼が乱暴にわしづかみ、その先っぽをつまみ上げる。
「……ッ!!」
『……変態、リューさんは変態ですね。オナニー見られて、その上胸も敏感で』
「……ち、ちが、ははひあ……ほんな」
布を噛んでいるからまともにしゃべれない。気づけば、そこは誰もいない暗い部屋。
木の椅子に座らされ、服は何もなく素肌の上から荒縄で縛られている。
「んっ、んんッ!」
『……うるさい』
……じゅる、ぐぷぉッ!?
「!!」
『お口、塞ぎましたよ……ほら、舐めてください』
「……ん、んじゅる」
ベルのモノを口に、初めて舐める男性器に私は喜びを抱いている。仮初めの性器を舐めたくて、指二本を口にいれて奉仕するように舐めていた。
「あむ、んくじゅるくッ、んくぐちゅ、ぬりゅ……れろ、れるあむ、んくく」
……くちゅ、ぬちゅちゅ、ぐちゅ、ずちゅっ
『……リューさん、上手ですよ……エッチで、すごく気持ちい』
「……ッ、あむ、じゅるぅ」
奉仕を褒められ、心が満たされていく。より淫らに舌を使い、乳房と膣を弄る手つきも激しくなる。
快感が高まる。見られながら、思い人の前で私の情けない絶頂が、今
「!?」
……ぷしゅっ、ぴっしゃぁああああああッッ!!!
『リューさん、イったんですね』
「ぁ、うぁ……はぃ」
ビクビクっと、全身に走る快楽の電撃。視界が白紙に染まるほどに、それほどの衝撃が神経を焼き付けながら駆け巡る。。
見られることの快感、虐げられ、弄ばれる幸福、それがなんとも気持ちのいい。これで辞めるなどできない。それに、彼も求めているなら
……もっと、私はまだ
求める、これ以上を……子宮が、疼いてくる。
「ベル、もっと……わたしを」
手を伸ばす。拘束されていたはずの手で、抱きしめた体は……何の感触もなかった。
「?…………はっ」
ぼやけた思考が急激に覚める。
そこは変わらず、トイレの個室の中。人知れない謎の場所でも、その上自分を拘束する縄や拘束具なんてものはない。
誰もいない、ただ一人そこには自分だけがいる。オナニーの快楽に飲まれていた自分がいるだけだ。
「……ッ」
我に返る。いつの間にか晒していた乳房、口に突っ込んでいる指先
……今、私は何を
勘違い、けれどあの映像は、まるで現実のようで
「……なにを、これでは本当に」
『変態、ですね……』
「!!」
想像の世界、自分が作り出した虚言、それなのに
「だ、だめだ、こんなのは……彼が、そんなことを」
言うはずがない。求めてはいけない。
客前で密かに下着を脱ぎ、その上妄想とはいえ彼と不埒な行為にふけようとした。冷静になってそれらのことを猛烈に後悔する。何度も何度も否定して、本当の自分はそうでないと心で叫ぶ。
……違う、私は疲れているだけ……明日からは、また普通の
『ゴンゴンッ!!』
「ひゃッ!?」
「なんだ、リューなのね……ちょっと、トイレ長いニャ。ミャアだって我慢してるんだから、早くして欲しいニャ」
クロエの声、我に返り、すぐ行動に移る。なぜなら、私がまき散らした恥ずかしい汁が
床や壁にびっしゃりと塗れている。
立ち香る淫臭、これをそのままにはできない。
……はやく、バレないように
「もしかしてお通じ?……それとも、リューちゃんのオナニーだったりニャ?」
「……ッ!!」
「なんてニャ、冗談冗談、でも早く変わってニャ」
「え、ええ……すみません」
装いを直し、戸を開ける。表情は崩さず、息も整え何事もなかったように
「あの、少し体調が……何も問題はありませんから……何も!」
「あ、うん……そんな強気で言わなくても、わかったニャ」
バタン、と……戸を閉じてクロエは消える、。
「……はぁ」
安堵のため息。思わず腰が抜けそうになるが辛うじて踏ん張り、よろよろと歩き出す。
……いけない、これではいつか、本当に大変なことに
次回に続く
「?」
……なんか、甘酸っぱいような……芳香剤かニャ
「んっ……ふぅ、ニャ」
……なんか、変な気分ニャ。ちょっとぐらい、良いニャね。オナニー、まだ仕事中だけど……駄目、我慢できないニャ!!
その後、絶頂で盛大に声を上げてしまったクロエが恥をかくのは、また別の話
今回はここまで、一人エッチシーンも妄想の相手が居ればなかなか書きごたえがあると知りました。むっつりポンコツエロフ最高。
感想も多くいただき、期待を寄せていただき恐縮です。評価に違えないよう、良いモノを作っていきたいと思います。
感想と評価の方もよろしくお願いします。