※この作品はR-18です。

白いウサギは人肌に溶ける~執筆中=彼氏持ちレフィーヤ光のNTRストーリー   作:37級犬築士

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ちょっと執筆疲れです。他の作品で気分転換したりします。だから、ちょっと白ウサギは投稿ペース広げます。


(4) リュー・リオンは我慢しない、素直になりたい妖精の本音

  

 

 見てしまった。けど、それがわからない。

 

 その光景を言い表せるほど、僕は見識な人間ではないから、いや果たしてそうだろうか。だめだ、わからない。

 

 あり得ないのだ。そもそも、リューさんともあろう人のスカートの下が、まさか

 

 

……あるはずがない。あのリューさんが、ノーパンだなんてッ

 

 

「あの、えっと…………」

 

「……」

 

 

……ダッ!

 

 

「え?」

 

 逃げ出した。それはもう素晴らしい切り替えの早さで

 

 脱兎のごとく。

 

 ウサギと揶揄される僕が思うのもなんだけど、とにかくこの一瞬のスロー映像で知覚するリューさんの動きはまさしく卓越した強者の神速。危うく見逃しかねなかった。

 

「まっ……!」

 

 反射的に、その場を去ろうとするリューさんに反応して僕も飛び出す、のだが

 

 そこからは、なんとも互いに運が悪かった。

 

「きゃッ!」

 

 らしくない、甲高い悲鳴はリューさんから

 

 修理しかけだったから、そばの壊れたテーブルのささくれにスカートがひっかかり、布地が弱かったのか簡単に引き裂かれていく。

 

「!」

 

 そして、僕もまた床の工具箱につまずき、リューさんのスカートの端をつかんだまま転倒。

 

 引き裂いたスカート引っ張って剥ぎ取るように、僕の目には足元の肌面積が広がっていく光景が映っている。

 

「あっ」

 

「……ッ」

 

 こけた。それはもう盛大にこけた。

 

 こけて、リューさんを巻き込んだ。倒れた先はそう、そこは剥ぎ取ったスカートの先、というか

 

 僕は今、リューさんの股に顔を埋めている。

 

 

……ぬちゃ

 

 

「!」

 

……口のまわりにじっとりした感触、それにどこか惹かれる酸っぱい匂い、それと毛が生えていて……

 

「……ぁ、あぁッ」

 

 スカートはないから、照明で視界は曇りなく。生え際から割れ目の内のピンク色までしっかりと目に映る。

 

 見えている。やはり見間違いではなかった。

 

「ーーーーッ!」

 

「ふぇ?」

 

 だかその瞬間、僕の意識は飛んだ。

 

 首を締め上げられ、どういう原理か宙を舞い……うん、なんだか床に近づいて

 

 

……ばっこぉおおおおんんッッ!!?!?

 

 

 

「めこぉお!?」

 

 近づいて、激突。

 

 はい、顔面から床に叩きつけられました。やっぱりすごい、リューさんはこんなことも出来るなんて

 

 

……あれ、なんだか急に瞼が…………眠い

 

 

「はっ、私はなにを?………………って、あぁああッ!!」

 

 我に返り、リューはノックアウトされたベルを介抱する。

 

 寝技首四の字固めからの投げという、変型フランケンシュタイナーを決めてみせたお前が言うなと、この場では代理して天の声が告げておこう。

  

 

 

  ×  ×  ×

 

 

 

 昨日を振り返り、改めて気づく。我ながらひどい目に遭った。

 

 結局昨日は気絶した僕が店の中で朝を迎え、その上中途半端な修理現場を見られ起きぬけに大工仕事を済まし、そして今ようやくホームへ帰宅した。

 

 

「……ごちそうさま」

 

 机に残されたランチボックス、そこには僕の分の食事と、神様直筆の小言が書かれたお手紙が。夜遊び疑いで説教をするから心するようにと

 

 

……まあ、実際そうだし、文句は言えないよね

 

 

 食器を片し、他の家事は滞りなくこなされているためすることはない。

 

 じゃあ、そろそろダンジョンに行くべきか

 

 と、なれればどれだけ簡単だったか。

 

 

「……ッ」

 

 ベッドにボフンッ、とダイブ。僕はずっと、そうずっとなのだ

 

 悶々としている、理由は当然

 

 

……あれ、やっぱり

 

 

 顔に触れた湿り気、独特な芳香、毛の感触、間違いなくあれが女性器であったと

 

「やっぱり、あれは……でも、なんで」

 

 

……ジリリリリッ

 

 

「!」

 

 ベルが鳴る。ベルとはもちろん玄関の方だ

 

 誰が来たのか、僕は部屋着のまますぐに玄関へ、扉を開けたその先には

 

「あの、クラネルさんは……はっ!?」

 

「……ッ」

 

 扉を開けてすぐ、うつむいた顔を上げて、申し訳なさそうな顔で問いかけて、そして相手が僕とわかるやすぐに目を開き硬直する。

 

 うん、そんな気がしてた。

 

 来た、目下悩みの頂点に坐する人が。けれどそれはお互い様か。

 

「……リュー、さん」

 

「――――ッ」

 

 互いに余裕はなく、どう切り出していいかわからず、結果無言で中へ招き、そのまま自室へ招いてしまった。

 

 

 

 

〇

 

 

 

 

「申し訳ございません!!」

 

「!」

 

 開始の言葉、沈黙を破ったのはリューさんの謝罪だった。僕の部屋で、ベッドに座る僕に対し、リューさんは出した椅子から飛びのき、そして床に土下座を……うん、なんだろうか、すごい罪悪感を感じる。

 

 リューさん程の器量の人を跪かせる、そんな行為を正当化できるほど僕は怒り狂っていないし、趣味の悪いサディストでもない。

 

「あの、もう大丈夫です……怒ってもないですし、だって」

 

 だって、そうその先だ、言えるかどうか

 

 

……む、無理!どう切り出せばいいの!

 

 

 あなたの女性器を至近距離でガン見して、そのうえ匂いまで堪能したと、そう言うべきか、そんなことをすれば間違いなく葬られる。魔法で

 

 だが、それを切り出さなければ

 

 今この事態は、結局のところそれが原因だ。僕が見てしまったもの、その原因は

 

 

……どうして、リューさんはあんなことを

 

 

 聞くべきである。例え蹴られようと、僕は

 

 

「……あの」

 

「!」

 

 ビクッと、土下座の態勢のままビクつく

 

「……その」

 

 打ち出す。聞くべきは、そのスカートの中

 

 偶然か必然か、今身に付けている服装はいつものウェイトレス服、の改良版だ。

 

 昨日にも見た生足、首回りもすっきりしていて谷間が覗く装いはセクシーさを魅せる。

 

 

……ゴクリ

 

 

 そして、もし今、リューさんは昨日と同じなら

 

 そのスカートの下は、きっと

 

「また、履いてない……ボソッ」

 

「!?」

 

 飛び上がり、リューさんが距離を置いた。

 

 スカートだけは強く握りしめ、うつむいたままでも長い耳が燃えそうなほどに真っ赤だから、その赤面具合はよくわかる。

 

 

「!」

 

……バカッ、どうしてそんなストレートに……いやでも、そうでもしないと話が……あぁ、僕は何て

 

「は、履いてますから」

 

「……へ」

 

 呆気にとられてしまう。そのみ次回返事を処理するだけに、数秒ほど要してしまった。

 

 その間にリューさんは動いていた。涙目で、頬を赤めたリューさんはベッドの上に、僕の横にちょこんと座っている。

 

「……なにか?」

 

「!……いえ、なにも」

 

……ほんとうに、何を考えて

 

 拍子抜けというか、僕は折檻を覚悟したのに、やはり様子はおかしいまま。

 

 困惑し、どうしようかと思考する僕。そんな僕に

 

「……ベル」

 

「!」

 

 手首を握られる。その意図はわからない、けどそれはすぐに

 

「……ッ」

 

 

……ぬちゃ

 

 

「!!」

 

「これが、答えです」

 

 握られた手が、僕の指先が、今何かに触れた。

 

 生暖かい、少しぬるりとした質感、それは今、リューさんのスカートの中で感じる感覚だ。

 

「……なに、をッ」

 

 心臓が高鳴る。動機が収まらない。

 

 どうして、なんでこんなことを

 

 わからなわからないわからないわからないわからないわからないわからないわからないッ!!

 

 

 

「話を……」

 

「ぁ、あぁ………ッ」 

 

……ぬちゅ、ぬちゃり

 

「聞いて欲しい。私のことを、ベル…………あなただけには、いえ」

 

 触れたまま、女性器の熱を指先で感じながら、ただ僕はリューさんを見つめる。

 

 目が離せないのだ。

 

 上気した様子で、けれども真剣で、ただまっすぐにみつめあう距離感

 

「リューさん、これは…………はぅ!」

 

「…………あなた、だけには」

 

……にぎ、ぐにぐに

 

 

「知って欲しいから、でないと、私はもう耐えられない、からッ」

 

「……ッ」

 

 触られている。ズボンの上から、膨らんだ僕のモノを

 

 その綺麗な細い指が、服越しとはいえ僕のモノを弄っている。

 

 困惑が絶えない。本当にこの人に、いったい何が起きているのか。

 

 

……知りたい

 

 

 清廉で正しく、他人を思いやれる彼女が、あのリュー・リオンが

 

 どうして、こんなにも卑猥に、堕ちようとしているのだろうか

 

 

「リュー、さん…………ッ」

 

 

 

 




今回はここまで、次回は今週中に
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