※この作品はR-18です。

白いウサギは人肌に溶ける~執筆中=彼氏持ちレフィーヤ光のNTRストーリー   作:37級犬築士

144 / 295
投稿していない間に評価増えててびっくりしました。

デート回です。あとがきにて今後の投稿ペースについて言及


(5) ティオナ・ヒリュテは告白したい、誰にも負けないあたしの一途愛

 

 

 デート、耳にするだけで舌が甘酸っぱくなってしまいそうなその言葉、けれどいまの僕にとって、デートという言葉はそれほど身構えるものでもなく、また自分にもそう不釣り合いなものだとも思ってはいない。

 

 色々と言われそうだけど、もう僕はデートを恐れていないのだ。経験済みだから

 たとえデートといえど、そこには理論があって、法則があることを知った。しかるべき手順を踏めば、男女とも互いに楽しめる時間は能動的に作れるものなのだ。

 

 

……全部、マスターのちょうk……指導のおかげだから。 

 

 

 とある件で、ベルはある女性をエスコートする術をヘディンという美しくも恐ろしい、そして恐ろしいエルフから懇切丁寧に叩き込まれた。故にベルはデートにおける所作云々にはそれなりの覚えが身に付いている。連日にわたる訓練がもたらしたトラウ……技術はそう簡単に消えるものではない。

 

……そう、だから僕は決してデートを恐れたりしない

 

 調子づくわけじゃなく、ただ自信をもって、堂々と振る舞えるに足る積み重ねがある。それは紛れもない事実なのだ。

 

 あの時に身につけたモノは決して偽りじゃない。たから、今回も、きっとうまく回ってくれるはず、だったのに

 

 悲しきかな、ベルの身につけたスキルでは至らない、というよりかは分野が違う

 

 

……教えてください、マスター。世の中には、理屈では通じないデートも存在します。

 

 

 

  ×  ×  ×

 

 

 

……じゅぷ、ぬるぷぶっ!……くちゅ、じゅるくッ!

 

 

「…………ッ」

 

「……あの、お客様」

 

 カーテンの外から聞こえる店員さんの声。フィッティングルームで着替えをしている時間が妙に長い。それを不自然と思って声をかけたのだろう。

 

「なにか、お困りでしょうか………いささか、お時間が」

 

「……」

 

 さすがに怪しまれる。僕は手で、今その不自然さの原因であるこの人に音を止めるような伝える。

 

「……その、えっと…………他に似合う組み合わせが欲しくて、買いますからッ……ら、他の似たデザインで…………色、違うのを…………いくつ、か」

 

「はぁ……あ、はいッ!」

 

 戸惑い、そして生きの良い返事と共に店員さんが遠ざかっていく。

 

 音が消える。なんとかばれずにすんで、僕はそっと胸を下ろし、止めた呼吸を再開。息を吸って吐いて……すってぇ、えぁ、くぁ…………は、はひ、吐きぃ………は、くぁ

 

 

「ん、んくく……じゅるぷ、んごきゅ…………まだ濃い、ごちそうさま」

 

「ーーーーッ!??」

 

「じゃ、あたし外で待ってるね。…………バレなくて良かったね、おちんちんしゃぶる音」

 

「…………はい」

 

 首を縦に振るしかできない。射精の度に頭のパーツが数本抜け落ちてる気分だ

 

 服を買いに来たはずが突然の行為、満足したティオナさんの笑顔はとても可愛らしくて、輝いていて。たぶん僕の生気を吸いとっているからだと思う。文字通り吸って、飲み干してだ、二回も射精してまだ僕のものは衰える気配は無い。

 

……僕、なんで枯れないのかな

 

 己の絶倫さに感謝するべきか、それとも恨むべきか

 

 というわけで、僕とティオナさんのデートは無事始まったのはいいけど、色々と搾られてどうにかなりそうで、でもまあなんとか萎れずに耐えられています。

 

「……まだ、あそこがむずむずする」

 

「したいの?」

 

「あ」

 

 

~処理中~

 

 

「……はぁ、あ、ふうぅ」

 

「もう、疲れるの早いよ。今度はあたしの買い物だから、ちゃんと付き合ってよね」

 

「……」

 

 誰のせいで疲れているのか、あまりにも明快ではあるけどそれを言ってはいけない。というよりいう権利もない、なんだかんだで喜んでしまっているのは僕の下半身だ。

 

 改めて、デート中に裏路地や飲食店のトイレでしっぽりする行為を挟むデートについて考えさせられる。

 

「……これ、デートなんですよね」

 

「ん、デートのはずだよ。大好きな人と、お外で楽しいことをするなら、それってデートでしょ。あたし、デートフェラ好きだな」

 

「あ、あの、声を落として……そんな堂々と言わないでください」

 

 何人かぎょっとした顔で振り返った。頼むから顔だけは覚えないでいて欲しい。

 

 

 

 

〇

 

 

 

 

 服のショッピングと口淫から始まったデート、ファッション系のお店ひしめくストリートを訪れては品を買い、こっそり精を吐き出す。

 後者について触れなければ普通に楽しい有意義なデートだ。僕自身の買い物も、店員さん以外の人に服を選んでもらえるというのは普通にいい機会だったし、ティオナさんに選んでもらえた服を買えたのは素直に嬉しいことだ。

 

 次に赴くのもレディース系のブティック、ちょっと恥ずかしいけど、デートなら躊躇する必要はないから。即刻店へと足を進める。

 

 

 

……カランカラン

 

 

「いらっしゃせー……お、彼氏連れじゃん」

 

「……ッ」

 

 躊躇するべきだった。何せ、開けた瞬間そこはセクシーさに飽和した空間だった。

 

 扉を開けたらほとんど裸の店員さんがお胸を揺らして視線を向ける。右を見ても左を見てもアマゾネスのお姉さんひしめく空間。肌の色は褐色だけど部屋の空気は真っピンクに感じる。

 

「あの、ここって」

 

「うん、あたしとティオネの行きつけだよ」

 

「ですよね、やっぱり

 

 少ない布地、店員やお客だけでなくマネキンですら褐色肌、そうここはアマゾネス向けのブティックだ

 

「……」

 

……視線が痛い。視線の位置もなんだか怪しい

 

 ちらほらと女性達が自分たちに注目している。歓楽街で浴びた時と同じ、肉食獣ににらまれた草食獣の心境。きっとそばにティオナさんがいなかったら即試食されていたことだろう。

 

「店長、久しぶり~…………ほら、どしたの」

 

「……あの、やっぱり外で」

 

「このストール可愛い。ねえ、こっちとこっち、どっちの柄が似合う?」

 

「…………右で」

 

「そっか……じゃあこれ買うね。次は……」

 

 退路は無い。転進していい空気はどこにもない。だから僕は観念するしかない。でも、できるだけティオナさんのそばに

 

「……ねえ、近いと歩きづらいよ」

 

「すみません、どうかこのままで」

 

 握った手は離さない。そんな僕に対して

 

「えへへ、もう甘えんぼなんだから。いいよ、離れちゃメっだよ」

 

「……」

 

 弟に対する姉のようなふるまい、状況が状況なだけに心に染み入る。

 

 僕の表情が緩むと、ティオナさんも笑みを漏らし、続けて頭をなでようと手を伸ばす。僕は少し頭をさげて、されるがままに甘やかされる。人目があるのに、つい自分たちの世界に没頭してしまうあたり、やっぱりこれはデートなのだろう。

 

 でも、そんな一連の光景を晒したせいか

 

 

……いたいけな少年を、泣いて甘えて懇願させて……じゅるり!

 

 

……寝取り、私だけのかわいい坊や、ずっと女の子の服で……じゅるるり!

 

 

……調教、いたいけな少年をあたし色に、うさ耳と首輪で……いや、それなら一生逆バニーも、ありね。じゅるるりりりぃ!!

 

 

「……っ」

 

 ほら、こんなにも熱烈な視線とか色々、でも見た目の麗しさに騙されてはいけない。彼女たちは捕食者だと僕は学んでいる。

 

 

……よかった、ティオナさんがいてくれて本当に良かった

 

 

「よし、これとこれを……じゃ、あたし着替えてくるから」

 

「……はい」

 

 一人、思考にふけているあいだにティオナさんの手にはいくつもの衣類の塊が。向かう先は別室で区切られた試着部屋。ティオナさんに続けて僕も続くのだが

 

「あれ、アルゴノゥトくん駄目だよ。外で待ってなきゃ」

 

「?」

 

「もう、したいのはわかるけど、この店は試着室に一人だけ。だよね、店長」

 

「そうだよ、さかられちゃ掃除するに困っちまうよ。ま、そこの坊やを味見させてくれるなら、考えてやってもいいさね」

 

「ほら、こんなこと言ってるでしょ。だから待っててね、いい子で待ってたらすぐだからね」

 

「??」

 

 思考がフリーズする。うん、だって、それじゃあつまり

 

 

 

「「「「……ガタ」」」」

 

 

 

「……」

 

 状況を整理しよう。ここにいる人はみんなアマゾネスさんで、もちろんその食欲は僕に向けられている。

 

 ティオナさんというガードが無い今、僕を例える言葉は生餌か、それとも生餌か

 

「……ねえ、坊や」

 

「お姉さんたちと」

 

「一緒に」

 

 

 

「「「スケベしようや!!!」」」

 

 

 

「――――ッ」

 

 

 豊満なおっぱいをブルンブルンと揺らしながら、不吉な光を放つ眼光宿した雌の捕食者に囲まれている。

 

 襲われる、攫われる、食べられる。体が危機を察知してすくんでしまう一方で、目の前のふくらみの数々には無条件で一部が反応してしまう。

 

 

……見てる、みんな僕のものを食いちぎらんばかりに見ている!!

 

 

 逃げなければ、震える足に鞭を打って、僕は脱兎のごとくわずかな隙間へと飛び出した。

 

 

「ティオナさん、ちょっと外の空気を吸いに……ッ」

 

 

 

……ぱふん

 

 

 

「?」

 

 飛び立ったはずなのに、体が失速した。そのうえ、視界もゼロに。

 

 ほんの少し酸味が感じる、けれど脳をくすぐるようなフローラルさ、異臭となるかならないか、そんなぎりぎりを攻める耽美な香。そうだ、これは麝香の香りだ

 

「おや、だれかと思えば……あんたかい」

 

「……」

 

 聞き覚えのある艶っぽい音色。察してしまった、今僕がどうなって、つまり誰の胸に飛び込んだのか

 

 

 

「なんだい、盛ってるのかい? それとも乳恋しな童なのか……はっきりしない、かいッ」

 

 

……ぎゅむっ!!

 

 

「!?」

 

 動けない。つかまれてしまったのは竿だけじゃない、玉ごとぐにぐにと絶妙な指加減で締め付けてくる。これでは逃げられない。なぜなら、文字通り魂をおさえられてしまったからだ 。

 

 

……不味い、この状況は本当にマズイッ!!!

 

 

「へえ、ビンゴだね……買い物は無しだ。そこのあんたらも、一杯やるなら」

 

「「「「「青姦なら任せて、いい裏路地を知ってるわ」」」」」

 

「いい返事さね」

 

「…………ッ!!」

 

 

 

 

次回に続く




 投稿が思った以上に捗らない理由、続編の話に力を入れすぎたこと。2~3話程度で終わらすつもりが普通に単独ルート一本書くぐらいの話数と気力を使っていたことに1ヶ月過ぎてから気づきました。

 なのでしばらくは力を抜いて投稿します。週1が最低ペースとお考えください。他の健全作品でエロスパワーをリカバリーさせます。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。