白いウサギは人肌に溶ける~執筆中=彼氏持ちレフィーヤ光のNTRストーリー 作:37級犬築士
ティオナ可愛い、ティオナ×ベルは癒し、もっとはかどれ、ダンメモに期待
エッチなお姉さんに襲われた。言葉だけ聞けばなんとも魅惑的なフレーズだけど、実際に遭ってみれば恐怖でしかなかった。
心は竦んで、だけど体は正直に反応して、それが一層罪悪感という痛みを胸に募らせて辛い。僕はあの人に、ティオナさんに申し訳が立たなかった。
関係を持った今、他の人との行為をしてしまえば裏切りになる。裏切れば嫌われる。
嫌われたくない、見限られたくない。僕はもう、あの人に忘れられることを許容できないのだ。
他の女性の味を知って、ティオナさんを比べてしまうようなことを考えたくなかった。
自分の中に芽生えたこの心を、安易に気持ちよさの単純感情で壊したくなかった。
疑念を抱いてしまったら終わりなんだ、僕はティオナさんが……だから
だから、この思いが……あぁ、考えたくない。
……考えたくない、壊さないで欲しい。
「……て、助けて」
『……それ、アタシの獲物だよ』
〇
大好きな彼が犯されていた。自分と同じ肌色の女達、普段なら見過ごすかもしれないけど、今回だけはそうは行かない
「!」
気が付けば体は動いて、取り戻した彼を腕に抱いて、奴らを見た。
静かだけど、あたしのこころは怒っていた。自分でもよくわからないけど、とにかくこんな気持ちは初めてで、でも冷静で、それで
……冷えてる、震えて……あぁ、ダメだ
腕に抱いた彼が、ベルの体が震えていた。じゃあ、それは誰が、いやもう聞くまでもない。
そっと、抱いた彼を下ろした。自分の後ろに隠れさせて、背を向けさせて。出来るなら、これから行う行為を見せたくないから。
「あぁ、これはやっちまったね。なあ、大切断……ここは穏便にさ」
「……」
「……マズイね、どうしたら許してくれるんだろうねぇ」
「?」
許す、そんなこと、どうして
あぁ、知ってる。そうだ、こういうのって、命乞いだよね
……でも、無理だよ。だって
「……獲物」
「!」
アマゾネスの流儀、獲物を捕るのは力ずく。取り合いになれば奪った側が正義。
彼女たちはその流儀に倣った。ならつまり、人の獲物を奪ったからには
「……ッ!!」
踏み砕く地面、ゆっくりと、しかして確実に死の音を響かせる。
ティオナ・ヒリュテは今、己の獲物に手を出したくそったれを抹殺するために、生涯一度も実行しようとしなかった殺意を。ただ純粋な憤りのみの行動を、同族に執行しようとしている。
獲物を奪ったクソ女どもには、その命をもって制裁を
「……絶対許さない、アイs」
だが、しかし
「――――ッ」
「!?」
制裁を放つ拳は届かず、踏み砕く歩みも4歩で停止。
場の空気は止まる。ティオナの放つ殺意に飽和した空気の中。皆が見たのはその塔の本人、ではなく
「……ッ」
「ひぐ……くっ、てぃおなさんッ」
一人の、それはなんとも情けなく悲痛に泣きじゃくる、少年の姿であった。
「てぃおなさん、てぃおなさんッ」
「あ、アルゴノゥトくん!? もう、なにしてるの。止めるなんて、いいの?」
「……ッ」
なまじレベル4の力で自分の足に抱き着いているのだ、ティオナも加減するためか、その場から動けないでいる。
逃走の空気は一気に薄れ、ようやく周囲のアマゾネスたちも思い出したかのように息を繰り返した。
繰り返し、そして
「……総員、撤退!!」
「「「「「アイ、マム!!!」」」」」
「……は、待って、勝手に逃げるな!!!!」
ふぬけた空気の隙を疲れ、蜘蛛の子を散らすように雌どもは立ち去る。
追うことも叶わず、ティオナはベルと奴等の背を交互に見て、そして今ここに二人以外誰もいなくなった。
× × ×
アマゾネスたちには逃げられた。一発も殴れずに、そう一発も
「……」
追いかけるつもりもあった。一人一人、腕の2~3本、足の5~6本もへし折ってやるって。頭の中で叫んで実際に叫んで、次目撃したらもう一度叫んで襲撃してやろうと、そう決めたのに
「ぐす……ひぐ」
「……もう」
……アルゴノゥトくん、離れないなぁ
今は足に抱き着く体勢から変わって、座ったまま胸に抱いて背中をさすっている。ティオナもずっと声をかけながら、裸のベルをずっとあやし続けている。
「……よしよし、怖かったね。ごめんね、一人にしちゃって」
「うっ、あぐ……ひくっ、く……ティオナさん、おねえちゃん」
「あぁ、重症だよねこれ」
なんとも庇護欲にかられる姿。不思議とこの状況を嬉しく思っている自分、ベル・クラネルが一層に幼い年下の男の子に感じたティオナである。
ぐっしょりと濡れた自分の服、でも今は気にせず、ただやさしくベルのえづきを受け止める。
母性を感じながら、落ち着かせるように背中を撫で続ける。優しく、甘く、慣れたようにベルの呼吸を整えてやる。
……なんだか、こういうの慣れちゃった
「……弟、でもいいなぁ。」
「おねえちゃん?」
「そうだよ、お姉ちゃんだよ。おっぱいは小さいけど、でもベルのお姉ちゃん。だからよしよし、怖かったね、嫌だったね……だから、今はいっぱい甘えようね」
「……ッ」
少しずつ、ほんの少しずつだがベルの震えが止まる。
自分の甘やかしで痛みが癒えていく、そう思えると心のムカつきも落ち着いてくる。
「う~ん、なんかもう冷めちゃった。お仕置きはまた今度かな…………あ、服も着替えさせないと、汚れちゃったねアルゴノゥトくん」
「……はい」
「体洗わないと、あの雌達にいっぱい汚されたもんね……今度、見つけたらぶっ殺してあげるから。だから泣かないでね」
「…………はい」
「……ねえ、アルゴノゥトくん。今気づいたけど」
「……」
「おちんちん、勃起してるでしょ」
「!!」
……ビクッ
「しかも、さっきよりもずっと……そんなに、アタシに興奮してるの」
「……ッ」
片に置いた手を、今はベルの両頬に
うつむく顔を半ば強引に持ち上げて、涙で濡れた顔を、どこか詰問するように見つめてこんどは恥じらいに変える。
……ちょっといじわるだけど、でも
「あの雌達に犯されて、でもまだしたいんだね。エッチなこと、誰でもいいの、それとも」
「……ぁ、えぁ」
「あたしに、さっきのが全部塗り潰すぐらいに、いっぱいエッチなことがしたい、して欲しい……そう、思っているんだ」
「……ッ」
頷いた。期待と恥じらい、震えて今にも崩れそうな、そんな弱弱しい姿で懸命に気持ちを発した。
襲われて、恥ずかしめられて、でも今は自分に助けられた。抱きしめられて、それだけでもう、たまらないぐらいに嬉しくなっている。
「……抱かれたいの?」
「はい、はいッ」
涙を振りはらって、なんとも食い気味に元気よく答えてみせた。
行為で傷ついた分を、また行為によって解決する。なんとも倒錯的な手段である
「……デート、また今度だね」
「?」
「予定変更、遊びに行くのはまた今度にしよっか」
今の時間はまだ昼になって間も無い。
太陽が頂点にある時間から、日が沈んでまた太陽が昇るまで
「……ホテル、行こっか」
今日の予定も何も全部つぶして、ただ交じり合うだけに時間を費やす。
たとえ嫌と言っても、もうこっちも止める気はない。こんなにも自分を求めて止まない彼を前に、上品ぶって理性を掲げるなんてばからしい。
ティオナは決めた。あのクソ女達に倣うつもりはないが、今日だけはアマゾネスらしく、もっと情熱的になろう、と
「……容赦、しないから」
これ以上どうにもならないくらいに、後から他の色に染められないくらいに、とにかく自分の色でベル・クラネルを塗り潰す。
徹底的に、荒々しく、アマゾネスらしく抱きしめて
そして、その果てには、必ずこの思いを
今回はここまで、行為はもう少し先です。