※この作品はR-18です。

白いウサギは人肌に溶ける~執筆中=彼氏持ちレフィーヤ光のNTRストーリー   作:37級犬築士

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Q:アルフィアの胸はどんなお胸? A=大きめ、美乳、母性たっぷり

Q:アルフィアのアンダーヘアー、黒?白? A=ah~ワカラナイ

悩む、黒髪じゃない女性のアンダーヘアーは本当に悩む。以上、プロット作成中に起きた問題





(3) 聖夜の奇跡、アルフィアお義母さんは叶えたい

 

 

 おかあさん。そう、僕は無意識に呟いた。

 

 この人が誰かもわからない。なのに、見せられた悲し気な顔は、思い昂って抱きしめたこの人の温もりは、きっと僕にそう錯覚させてしまったのかもしれない。

 

 ほとんど覚えの無い親の顔、僕を産み育ててくれた母親は確かにいる。だけど、僕はもうその顔を知ることはできない。

 人は死ねば魂は真っ白になって、だから僕が死んで魂だけになっても、僕の母親とは二度と会えない。合えるはずがない親の顔、昔は恋しさに泣き喚いたこともあったらしいけど、でも今の僕はそんな感情すら忘れている。

 

 僕の中に欠けたものがある。だから、僕は間違えた。

 

 今、目の前にいるこの人を、だから僕はそう呼んでしまったのかもしれない。

 

 出会ったばかりの他人に、いきなり母親だと言って、そんなのすごく失礼でダメなのに

 

 なのに、この人は

 

 

「……ぁ、あぁ……ベル、ベルッ」

 

 

「!」

 

 ただ、ただ強く抱きしめて、僕の名前を大切そうにつぶやいている。

 

 息苦しいほどに胸の谷間で顔を包み、震える声が僕の名前を何度も繰り返される。その声色が耳孔の敏感な場所をくすぐる度に、全身が敏感に震えあがる。

 

 初対面で、まだ何もわかっていない状況。なのに、僕はというと

 

 

……暖かい、優しくて……すごく、気持ち良い

 

 

「――――――ッ」 

 

 

 動けない。抱かれたまま、頭を撫でられたまま、ずっとそのまま静止している。

 

 動かないといけない、そう思っても逆らえない心地よさ

 

 聞かないといけない、このままじゃいけない、そう思って、けど思うだけで、そんな自分が情けない。でも、今のその情けない僕は、目の前のこの人によって須らく受け入れられている。

 

 

……いけないのに、ダメ、なのに

 

 

 

「……ぁ、うぅ……あ、あの」

 

 

 

 

 

『コンコン』

 

 

 

「!?」

 

 

 

『ベル様、お食事の用意が出来ましたが……起きておられますでしょうか?』

 

 春姫さんの声、溶け切った思考に渇が入り、僕は急いで言葉を繰り出さんと脳を動かさせる。

 

 

……どうしよう、こんな状況で、部屋を出るなんて

 

 

 

 

「……わ、ない」

 

 

「!」

 

 声に振り向き、間近で見つめ合って僕は酷く狼狽した。涙目で浮かべた微笑み、上気した頬の色のせいかどこか官能的で、吐息の湿り気が視覚で見えそうなほどにうっとりと艶やかで

 

 年上の女性の魅力を間近で受け止めてしまって、こんな危機的な状況でも僕は蕩けてしまう。

 

 色香の衝撃、けどこの人はただ優しく見つめて、そして

 

 

「行っても、構わない……私は、隠れている」

 

「……ッ」

 

「すまない、こんなことをしておいて、私には発言の権利などありはしない。だが、あと少しだけ、君と……会話の時間を欲しい、そう思ってしまうのだ」

 

 だから、だから

 

 繰り返し、頬を撫で、優しく微笑みかけ、そしてまた額をくっつけて

 

 

「ごめんね……ベル。こんな私で、本当にごめんね」

 

 

 震えた声で、何度も繰り返す。ともすれば接吻が交わせそうな距離で、この人はずっと僕に暖かく接してくれる。

 

 なんで、こんなことを、わからない。けど、今は

 

「……謝らないで、ください」

 

「!」

 

 温もりの恋しい毛布から逃れるように、惜しむ思いを振り切り僕はこの人の腕にふれ、そっと抱擁から離れその場を立つ。ドレス姿で床に膝をつく美しい麗人、涙が未だ枯れずにいる姿にまたどきっとして、とにかく動かないといけないと自分に言い聞かせ半歩横に

 

 

「隠れなくて、大丈夫です。春姫さんは、勝手に僕の部屋には入りません」

 

 食事が終われば、すぐ皆は用事でホームを後にする。

 

 だから、すぐにまた

 

「戻りますから。ちゃんと、話をさせてください……だから、床じゃなくて、布団で待っていてください」

 

「?……ぁ、あぁ、そうか。そうだな。すまない、こんな服を着ていたのだから、気を使ったのだな」

 

「――ッ」

 

 ドレスが汚れないようにと、気を使った心が見透かされて顔が真っ赤になった。

 

 逃げるように、早足で僕は部屋を出る。

 

「…………うぅ、なんなんだ。あの人、本当にッ」

 

 僕は急ぎ足でホームのダイニングで、羞恥を取り払いきらないまま顔を出した僕は盛大に注目を浴びてしまった。神様やリリの誤解を解くだけで、僕はまた心労を加算してしまった。

 

 

 

 

 

   ×   ×   ×

 

 

 

 

 

「!」

 

 

 部屋に戻り、ドアを開けてまず見た姿

 

 ベッドの布団を片付けられて、ついでに部屋の本とか諸々とかを今現在も片付け中の綺麗な麗人。メイドというにはそのドレス姿があまりにも高貴で、おもわずそんな高貴な人の屋敷に迷い込んだのかと、変な勘違いが芽生えてしまった。

 

「……すまない、つい気が向いてしまい、色々としてしまった」

 

「え、あぁ……いえ、ありがとうございます」

 

 布団が無いベッドをソファ代わりに、僕とこの人で……この、人

 

「……あの、すみません」

 

「?」

 

 先にベッドで腰を掛けた誰かさん。そうだ、この誰かさんというのが、少々いけない

 

「……その、いい加減にといいますか、えっと」

 

「名前、聞きたいのか」

 

「あ、はい。その、お名前は」

 

 待ってましたと、僕の質問に少し考え、数秒して

 

「……おかあさん」

 

「へ?」

 

「君がそう呼んだんだ。なら、わたしはおかあさんでいい」

 

「いや、それはさすがに……というか、そもそも名前も知らないのに、そんな」

 

「気にしない。私は気に入った。しかし、あれだ……お母さんではなく、あくまでお義母さんだ。ここは大切だ、後々に問題にならないようにしよう」

 

 一人腕を組み、納得に入っている。うん、僕は納得がいかない

 

 初対面で名前も知る前から母親呼びとは、それはいったいどんな特殊なプレイだろうか。

 

「えっと、だから名前「あと、お姉さんと呼んでもいいが……決しておばさんとは呼ばないように。私がいくら君が大好きでも、それだけは許容できない」

 

「だ、大好き!?……え、でも、それは」

 

 お義母さん、そう呼ぶということは、つまりこの人は僕の知らない親戚か何かの人、ということなのだろうか

 

 おばさんと呼んではいけない、そう言うということは、つまりその若々しい美貌とは反して

 

「……その、意外にお年を召されて」

 

「――――」

 

 

……す

 

 

「?」

 

 手を差し出した。犬にお手を支持するようにも思えて、ほぼ無意識に手が反応して、ポンと

 

 置いた瞬間

 

 

「!!」

 

 

 足が地面から浮いた。重さが一瞬消えた感覚で、気づけば

 

 

……バシンッ!!

 

 

「痛ッ!?」

 

「罰だ。言っただろうに、許容できないと」

 

「……え、今僕……なん、ひぎっ!!」

 

 バシン、また叩かれた。

 

 視界は低く、僕の体は横向き

 

 座っているこの人の膝にお腹を乗せ、いつの間にか露出している尻を今、この人は平手打ちをしている。説明するなら、これはそんな状況だ

 

 

 

……え、なんで、なんで僕お尻ぺんぺん? 子ども? 子ども扱い?

 

 

 

「……綺麗なお尻だ、ふふ」

 

「!!」

 

「こらこら、暴れるな……お尻以外の恥ずかしい所も、私に見られてしまうぞ」

 

「…………」

 

「よし、いい子だ」

 

 半ば脅されたことでの静止、そして今は叩かれたお尻が優しく撫でられている。たたかれてちょっとひりひりしてるのもあるけど、なんだかいけないことをしてるみたいで、これ以上は不味い気がしてくる。

 

「……あの、本当に何を」

 

「すまない、悪いとは思っている。だが、そうだな……はっきりとさせておこう」

 

「……」

 

 年上の女性の膝の上でうつぶせに、生尻を出したままという恥ずかしく情けない光景で、この人は神妙に言葉を紡ぎ出す。

 

 

 

 

 

「まず、私の正体と何故君のベッドに現れたか、その問題は……置いておこう」

 

「……」

 

 神妙な顔で一体何を言っているのだろうこの美人さんは。よりにもよって一番大事な点を

 

 やっぱり、何かを隠している。この人のことは悪い人とは思えないけど、でも悪くないからとはいえ、このまま信用しても

 

 いつか神さまが脅し文句で行った、僕を付け狙う悪い女の人、というものなのか、一瞬僕はそう思ってしまった。逆セクハラ、逆痴漢、ショタコン

 

 

……でも、いきなりそんな好意的な人なんて、都合よくいるはずが

 

 

「それと、私は君が大好きだ。」

 

「ゲフンッ、ゴホガホッ」

 

「おや、そんなに意外だったか? まあ、要はそう言うことだから、ついイジワルもしたくなってしまう……こんなふうに、な」

 

 

……つつー

 

 

「!」

 

 はたいた部分を指先でなぞられた。続々と体が震えて、イケない気分がいやましてしまう

 

「ベル、私のことを追い出したいのなら、好きにして欲しい。きっと、それだけで私は消える。もう、現れないはずだ……だが」

 

「……ぁ」

 

 抱え上げられ、僕の体が180度回る。

 

 抱きかかえられて、ちょうど顔の位置がその豊かな胸に触れるか触れないかの位置に

 

「!」

 

 呼吸を押さえた。息でさえ触れるにははばかれる女体の至宝。赤面絶えず狼狽する僕を見て

 

「……ベル」

 

 

……ふにゅり

 

 

「!?!?!?」

 

 やさしく、口元を押し付けるようにして、僕の顔を乳房へと迎え入れた。押し付けるからドレスの形が崩れ、また乳房の先がはみ出て

 

 その心地よい硬さの質感が、僕のほほを撫でて、今唇の方にまで

 

 

「……君が拒まないなら、どうか許して欲しい。常にとは言わないんだ、ただほんの少し、君との時間を共有させてほしい。私は、君に優しくして、ただ甘やかしてあげたいと思う」

 

『ただの、都合のいいお姉さんなんだ。だから』

 

「気にせず、気を遣わず……好きなだけ、求めてもいいから……ね」

 

「!」

 

 口を開けない、ズボンもずり落ちそうで、僕は抱きかかえられたまま微動だにできず、また発言もできないでいる。

 

 狙って作ったのか、この状況でさらに、僕を揺さぶる言の葉を畳みかけてくる。

 

 

「……アルフィア」

 

 

「!」

 

 

 

「決して、口外しないというのなら……この名前を使っていい。私の名はアルフィア……君が大好きだ。心の底から、ベル・クラネルのことを愛しく思う」

 

 

 

「……ぁ、あるふぃ……んッ、はぷ」

 

 

 

「…………」

 

 

 

  

 

……じわ

 

 

 

 

 

〇

 

 

 

 

 

―数日後―

 

 

 

 

 メインストリート、街はすっかり聖夜の祝い事に浮かれている。

 

 信仰に基づく行事、しかし街の人々や神々も、総じて言えるのは浮かれている、ということだろう。

 

 つがいの男女が街を歩く。そんな中で、魅力的な少年が一人歩けば嫌でも目にとどまり、独り身で焦る異性は声をかけずにはいられない。

 

 

「ねえボク、もしかして暇? お姉さん、今一人なんだ……一緒に遊ばないかしら。別に、取って食うわけじゃないから安心して、なんて」

 

「……」

 

 待ち合わせで一人、話しかけられてどう答えたモノか、そう悩んでいると

 

 

「……失礼」

 

「へ?」

 

「!!」

 

 音も無く表れた彼女、静寂を纏う美しい異性。目の前のこの人も十分に魅力的な人だけど、けど

 

「……先約があるのだ。他をあたってくれ」

 

「――――ッ」

 

 僕の顔を胸に抱きしめて、どこか見せつけるようにこの人は言い放つ。相手の人は自分の体とこの人のそれを比べ、どこか悔し気に何も言わず足早に去る。

 

 少し申し訳が立たない。せめて言葉ぐらいかけるべきとも思うけど

 

 

「ベル、必要ない……何か言えば、余計に後ろ髪を引くだけだ。」

 

「……はい、んっ」

 

 抱きしめられたまま、僕の髪が優しく撫でられ、その指先で漉かれる。

 

 セーターにコートを着込んだ厚手のコーデ、中で温められたこの人の体温が顔に伝わる。服越しとはいえ十分に感じる胸の柔らかさ、心がほだされるには十分が過ぎる要素だ。

 

「……あの、目立ちますから……その」

 

「気にするな。ここはアベックばかりだから、皆自分たちのことしか目に入らない。だから、君も私だけを見ればいい。私も、君だけを見ている」

 

「――――ッ」

 

 弄るつもりなんてない。この人は正直な気持ちで、そうぼくに告げる。羞恥の理由に気づきもせず、ただ可愛らしいという気持ちで甘やかして、上気した頬をそっと撫でる。

 

 子ども扱い、幼子に接する年上の女性、そんな関係を僕は、心の底から否定せず、ただ受け入れてしまっている。

 

「……あるふぃ」

 

「ベル」

 

「!……あ、おかあさん」

 

「ふふ……それでいい」

 

 撫でられる。外で呼ぶときは名前を使わない。そんな約束を誓ったのはあの日

 

 出会ったその日に、僕はもう、この人のことを受け入れて、そして今に至ってしまった。拒んでいい、そんな卑下を受け入れることなんて僕にはできなかった。

 

 恥ずかしくて、情けなくて、でも我慢しきれない。僕が欲しいと心に思ったこと、他の人には言えない悩み、それを今この人はどこまでも許容してくれてから。だから僕も離れられない。

 

 

 

「ベル……手を」

 

 

「……はい、おかあさん」

 

 

 手を取る。そんな彼女の名前はアルフィア

 

 僕の知らない誰か、聖夜の日々に突如として現れた不思議な出会い。経緯も背景も何も知らない。知っていることは、この人が僕を愛しく思い、その母性を余すことなく与えてくれること

 

 色々想うことは多いけど、結局今は一つだ

 

 

……この人は、おかあさんを、受け入れてくれる。

 

 

……今は、ただそれだけでいい

 

 

 

 難しいことは置き去って、今はただ

 

 

 この、聖夜の奇跡を、謹んで受け入れよう。

 

 

 

 

 

 

 

「おかあ、さん」

 

「?」

 

「あ、いえ……呼んでみただけです。すみません」

 

「……」

 

……ぐい

 

「!」

 

 横並びで、歩きづらいほどに腕を絡めて密着する。腕が、アルフィアさんの胸に当たっている

 

「構わない、むしろ……もっと聞かせてくれ」

 

「……はい」

 

 

 

 

 

次回に続く

 

 

 




今回はここまで、ここまで書ききってようやくプロローグは終わりといった感じです。次回以降から物語はさらに甘々に、そしてがっつりエチエチへと、つながっていけばいいなぁ






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