※この作品はR-18です。

白いウサギは人肌に溶ける~執筆中=彼氏持ちレフィーヤ光のNTRストーリー   作:37級犬築士

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プライベートでお金を稼がないといけなくなってきたのでバイトいっぱい増やします。なのでしばらく投稿が若干落ち込むかも

有償でskebでも始めようかな(本末転倒)


(11) 遠くて近きは男女の仲、レフィーヤ嬢は打ち解けたい

 直に感じ取れる体温、腕に抱いた背中はすごく細くて、華奢で、加減を間違えてしまえば簡単に手折れてしまいそうなぐらいだ

 

「……ッ」

 

 抱きしめている。あの、いつも合えば反発してしまう関係の、僕に叫んだり怒ったりしていたあのレフィーヤさんを、今この腕の中に収めているのだ。こうして、肌に感じて薄々と気づく。レフィーヤさんと僕は、果たしてそこまで悪い中だったのかと、疑問を抱いてしまう。

 

 

……あの時も

 

 

 初めてまともに接したのは、確かリヴィラで覗き騒ぎが起こった時。あの時も散々追い回されて怒られて、すごく印象を悪くしてしまった、だけども罠に落ちてから共闘して無我夢中とはいえ僕とレフィーヤさんは共に大きなことを成し遂げた。

 一緒に協力した、あの時の達成感は嫌い合う相手からでは絶対に生じ得ないものだ。

 

 

……まだ、いっぱいある。僕とレフィーヤさんは、いっぱい重ねてきたんだ。悪い事以上に、良いことも

 

 

 街で見かけて怒られたり難癖をつけられたり、でもそれ以上に協力して助け合って、最後は一緒に笑いあうこともあった。

 

 そして、レフィーヤさんの方からも

 

 

「……言いたいこと、あります」

 

 思い返せば随分と出てくるものだ。その中でも、あの時のことはどうしてすぐに気づけなかったのか

 

 ゼノス騒動の終結、僕と彼の決闘の場で、確かに知った声の声援を覚えている。僕の姿を見て、背中を押さんとした少女の声、あれは

 

「レフィーヤさんは、僕を見て……気にかけて、応援もしてくれている。僕は、そんなレフィーヤさんと」

 

「……や、めて」

 

「もっと、親しくなりたい。今回の旅行みたいに、ほんの少しだけ近い所に居させて欲しい。」

 

「!」

 

「一杯謝ります。今も、今朝のことも……でも」

 

 自然と腕に力がこもる。謝罪のはずがいつのまにか要求を通そうとしていて、そんな自分がまるで自分ではないように感じられるのだ。

 

 しかし、たとえ自分が変わるとしても、この行為を無かったことにしたくない。それは、過去も同様に

 

 

……そうだ、僕はしたいからしたんだ。だから

 

 

「……何を、したいんですか、あなたは」

 

 

 震える声、怯えてからに思えるがどこか違う。

 

 とまどい、動揺、そんな色は見えない。今、レフィーヤさんは僕の背に腕を回している。微かな力で、縋るように爪を立てているのだ。

 

 

「謝るとか言って、真逆の行動じゃないですか……バカ、スケコマシ、変態、犯罪者」

 

「……うっ」

 

 後半、中々に来る罵倒にベルの顔がしかむ。特に犯罪者という言葉には、つい腕の抱擁が緩むぐらいには

 

 

「ぁ……その、怒ってます?」

 

「……」

 

 回答はない。先まで余裕のあったベルに冷や汗が沸き立つ。

 

 

 

 

「……もう」

 

 

 

 

 

——ぎゅぅ

 

 

 

 

 

「!」

 

「……何、勝手に止めているんですか。止めろなんて、言ってないのに」

 

「?」

 

 プンスカ、擬音をつけるならそんな感じだろうか。少し、いやかなり空気が浮ついている。

 

 でも、それは軽くなったという意味合いが大きい気がする。重苦しさは消えて、幾分か気持ちが楽になった。そんな楽な気持ちのまま

 

「……?」

 

 僕の抱擁を抜けて、今度は逆にレフィーヤさんが僕の腋下に腕を通して、ぎゅ~っと強く抱きしめてきた。胸板に顔を預け、半ば押し倒さんとばかりに、自重を預けている。

 

「え、あぁ……っと」

 

 たじろぐ足取り、レフィーヤさんを抱えたまま、僕は近くの椅子へと腰掛けた。シングルソファーがぼふっと腑抜けた音と共に沈み込み、僕の膝の上にレフィーヤさんが跨っている。

 

「な、何座ってるんですか……これじゃあ、抱きしめて」

 

「へ、抱きしめて……?」

 

「……ええ、そうですよ、欲しかったのに、もう」

 

 

 

……もう?

 

 

 

 そんな語尾を可愛らしくするなんて、一瞬僕は夢を見ているかと疑った。

 

 だって、それじゃあまるで

 

 

 

「……ん、もういいです。となり、詰めてください」

 

「え、でも狭いよ」

 

「いいです、狭い方が……良いこともあるんです」

 

「??」

 

 

 おかしい言動、こっちが飲み込み切れないままにレフィーヤさんはグイグイと迫る。

 

 それでは、まるでレフィーヤさんが、喜んでいるようではないか

 

 

「……ッ」

 

 

 今朝のこと、それを繰り返しているのに何も反発しない。むしろ、それを今は求めているとすら見える。

 

 今だって、服が若干乱れているのも気にしないで、僕の体を触りまくっているから

 

 

 

……気にならない、どうして

 

 

 

「……ちょっと、もう少し横に」

 

「えっ……あぁ、無理だよ、これ一人用だし。その、向かい側のソファに……って、ちょっと!」

 

 言って聞かぬ、レフィーヤさんは強行に移った。

 

「ぁ……っと」

 

 慌ててしまい声が上擦った。今、僕はレフィーヤさんの背中を抱いて、もう片方もその両足の裏に通っている。

 

 座ったまま、お姫様抱っこなる態勢。僕の腕に抱かれているから、顔はすごく近いし、なんだかいい匂いだってする。

 

 

「……悪くない、ですね……落ち着きます」

 

「!」

 

 肩に頭を置いた。頬にふわっとした髪が触れて鼻先に良い匂いが漂う。

 

 体にかかる負担も、レフィーヤさんという存在をより強く感じさせるファクターとなっていて、この逃げ場のない態勢が不覚にも心地よい、とすら感じられる。

 

「……変、ですか?」

 

 聞かれた。しかし、すぐに返せない。

 

 今の行動、すごく大胆になったレフィーヤさんの行為、でも裏を返せばそれは意趣返しなのか、僕だって今しがた相応の行為を働いた。

 

 僕も、レフィーヤさんも、大胆になっていて、だから

 

 

「……答えないなら、いいですよ。別に、どうおもわれても、いいんです」

 

「へ……ぁ」

 

「ん、もっと強く支えてください。あと、足の方は良いですから……ほら、手を」

 

 そう言うなり、僕の手を手繰り寄せて奪うように、レフィーヤさんの右手は僕の左手をつかむ。

 

 

「!」

 

「……大きい、ですね……やっぱり、男の子なんだ」

 

 指と指、がっちりと組み込むように結んだ手の平。時折握る感触を交えて、レフィーヤさんは静かに息を繰り返す。

 

「……ッ」

 

 レフィーヤさんを抱きかかえて、その吐息を肌身に感じている。握り合った手は、生きた脈動を如実に伝えてくるのだ。

 

 時間は、ゆるやかにすぎていく。レフィーヤさんはまるで飼い猫のように、目を閉じて気持ちよさそうに、眠っいるのかどうかわわからないけど、ただ甘えているのだと理解できた。

 

 

「……匂い」

 

「へ」

 

「男の人の匂い……ちょっと臭いですね」

 

「嘘、体はちゃんと洗って」

 

「ふふ、何うろたえているんですか」

 

「……レフィーヤさん」

 

「あはは……気になるなら、こんなことしませんよ」

 

 くすくすと笑って返す。でも、もぞもぞと体を揺らすのは止めて欲しい。

 

 

……あまり、良くない……当たって、お尻の感触

 

 

 一部分、ベルの敏感な部分に荷重を賭けながら、レフィーヤは続けて畳みかける

 

 

「ん……すぅ、んっ……ぁ…………あぁ」

 

 吐息が、服の隙間を抜けて素肌をくすぐる。もどかしくて掻きむしりたくなるけど、今は両手を塞がれているから耐えるしかできない。

 

「うん、あなたの体臭……そんなに気にならない。風呂上がり、それともなよなよしてて男らしくないから」

 

「あの、その表現は心が痛むのですが」

 

「知りません。ほら、両手がおざなりですよ……ん、んッ」

 

 

 訴える、突き動かすように、無言でうなって、意を汲み取れということか

 

 

「……え、えっと、こうですか」

 

 

 考えて、悩んだ結果僕はレフィーヤさんの頭を撫でてみた。

 

 

「……ふふ、良い判断ですね」

 

「はあ……でも、この態勢辛いですね」

 

 背中を抱きかかえる手で、何とか伸ばして後頭部を撫でてみる。左手はつないだままで使えないからだ、何故握った手を放してくれないのか

 

 

「レフィーヤさ「レフィーでいいです」……んって、ふぇ?」

 

 

 遮るように言葉を置いた。黙したベルに、レフィーヤは視線を合わして満足そうに告げた

 

 

「前々から思っていたんです」。レフィーヤじゃなくて、レフィー……ほら、呼んでみてください」

 

 

「……ぁ、うん」

 

 

 顔が近い、照れるのをいいことに、レフィーヤさんはもぞもぞと体を近づけて、より近づいてくる。

 

 

「うぅ……れ、レフィー」

 

「ぷふ、まあいいでしょう。頑張ってくださいね、ベル」

 

「!」

 

「あら、不思議ですか……ま、いい加減フルネームも疲れました」

 

「……いいんですか」

 

「構いませんよ、だって…………えぇ」

 

 言葉が止まる。軽い調子から変わって、レフィーヤさんは少し表情を曇らした。顔を背け、表情を見られまいとするように顔を隠し

 

 握り合う手を離して、そのまま僕の首へと両腕を回してきた

 

 

「!」

 

 

「ほんと、言いたいことばっか言ってくれて……なんだか、ずるいです」

 

 

 耳元でゾゾっと、潤いに満ちた声が敏感な部分をなぞる。

 

 吐息、湿った唇が開くことで起きる微細な音まで、とにかくレフィーヤさんの発する音が微細なまでにも感じられる。

 

 しなだれかかり、その胸に収めた果実を押し付けてさえいるのに、レフィーヤさんは強行を止めない。

 

「……ひゃ、あのこの態勢はずいぶんとまずい気が」

 

「知らない、あなたが勝手に抱きしめるからこうなったんです……自業自得です」

 

 

……くちゅ

 

 

「!」

 

 

 湿り気の在る感触、それは耳に感じた。少し離れ、顔一つ分の距離で向かい合う。仰ぎ見たレフィーヤさんは何かを舐めとった後のように舌なめずりをしていた。

 

 

「ふふ……どうかしましたか?」

 

 

「??」

 

 

「やり返し、覚悟できてますよね」

 

 

 

 




今回はここまで、次回からちょっと官能テイスト入ります。
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