白いウサギは人肌に溶ける~執筆中=彼氏持ちレフィーヤ光のNTRストーリー 作:37級犬築士
~レフィーヤside
我ながら、なんとも倒錯した行動だと自覚はある。だけど、そうでもしないとこの想いとは向き合えない。そうレフィーヤは内心で自嘲気味に頷いている
気にして、むきになってしまう、なんだったら嫌いよりな相手に、なんともほだされたものだと。
……でも、それって案外、悪くはないかな
抱きしめられたのは、心地よい体験だった。そのことは否定できないと、レフィーヤは気付きてしまった。
生肌を見られ、意味深な第三者の言葉に流されて、では今の自分は何がしたいのか、そう聞かれればレフィーヤはこう答えるだろう
「……悪い事、しちゃいますから」
「!」
動揺するベルの表情、それを見てレフィーヤは満足げだ。
もう否定のしようが無いのだ。ベル・クラネルに対し、レフィーヤ・ウィリディスは親しみを覚えている。距離感は縮まって、そして今はおかしくなっている。
今こうして勢いの過ちを犯せるぐらいに、この距離はゼロに近づいてしまっているのだ。
「……耳、敏感なんですね」
「いっ!?」
くちゅり、舌の先がベルの耳の端を撫でた。それだけで肌はひりつき、ベルは吐息の回数を乱している。
「ふふ、おもしろい……れぇ、れろれろ……んっ、ちゅぷ」
「ひゃ、ひゃあぅ」
耳たぶ、唇ではみ唾液を塗りたくるように舌を揺らした。肌の味、ベルの声、レフィーヤはだんだんとおもしろくなり、ついつい興に乗ってしまった。
……不思議、こんなことしてるのに、もっと
「もっと……貴方の声、聴きたい」
「レフィー……くっ、あぁ」
……くちゅ、ぬるる、ずる……くちゅ、ぴちゃぴちゃ
「……耳、なんだかふやけてます? あ、ここが弱いんだ。面白いですね、くす」
「面白、がらないでッ」
抵抗する、しかしレフィーヤの手は、否その舌は止まらない。
ベルの反応、敏感故に悶える反応を見るたびにレフィーヤは楽しんでしまっている。
……こんな反応、知らない
「……ん、ちゅぷ……知らない声、聴きたい」
求め続けるのだ。レフィーヤはベルに抱きしめられて、ある種何かを得てしまった。
得たなにかは内に残り、自分をどこか変にしたのだ。そして、その変えたものはまた欲しいと覚えてしまうどこか中毒めいてすらいた。もはや羞恥に躊躇うこともない、であれば好き勝手に欲するだけ
……でも、ぞれじゃあ足りない
あの時得たもの、それは異性へのドキドキ。胸高鳴り、体の内側から突き動かす衝動のようなもの、それをもっと得るには、ただの抱擁では足りないのだ。
……イケないって、わかるのに……やめたくない
「ん、ちゅぷ……れぅ、ちろちろ、ちゅぷ」
「ぁっ!」
耳を撫でるように舌先はツツ―と別の場所へ、首元、首筋へと移り、咥えやすそうな部分を見つけるや
「……ぁ」
「ぁ、やっと終わって」
「イタダキマス」
「今なんてんひゃぁあ!?」
……くちゅちゅ、ずりゅるる、ぐちゅ……ぐ、ぐくく
「ん、んく……ぷはっ、ふふ……舐めたら、くすぐったいですか? それとも、甘噛み、しちゃいます?」
「……え、選べないよ」
「なら、両方で……はぷ、んぐく」
「!!!??!?」
× × ×
レフィーヤさんが吹っ切れた、というか壊れた。
僕が手を出したのが原因だとしても、これはさすがに豹変がすぎる。まるで、ため込んだものが一気に噴き出たみたいに、とにかく容易には収まりそうにないとだけわかる。
「……くっ」
首筋に触れるもどかしい快感、食いついた歯がいたこそばゆくて、舌のヌルつく感覚は神経を直に舐められているようにすら感じ取れる。
気づいていないようだけど、レフィーヤさんのそれで僕の下半身には硬いテントが出来上がっている。みをよじり、逸らして当たらないようにしてるけど、これでは正直たまったものじゃない
じらされて、じわじわと生殺しにされて、なにより
「……ッ」
……今の、レフィーヤさん……すごく、クるッ
密着して顔は見えない、だけど漏れ出る声、触れて感じる体温の生々しさ、本当にエルフなのかと疑うぐらいに淫靡で艶めかしい。
服だってほどけて、今こうして胸を押し付けていないとその奥の果実がこぼれ出てしまいそうなほどだ
「!」
……くびすじ、見えて
柔肌、それが口元まで寄っている。ごくんと、口内に溜まった唾液を嚥下して、気が付けば閉じた唇は開いて
「……ごめん、なさいッ」
「くちゅ、んぷ……んんっ、ンンンンッ!!!?」
言葉のない悲鳴が声高に響いた。口が離れ、今レフィーヤさんは悶える声を抑えんと必死だ。
原因は、僕の口だ。レフィーヤさんの鎖骨を、首筋の敏感そうで肉の薄い部分に、僕の舌と歯が刺激を与えている。随分と感じやすいのか、鎖骨の形を味わい過程でその形を確かめるようにしゃぶりつく。すると、レフィーヤさんは面白いように反応を示し、全身を悶えさせてまるで落雷に打たれたようだ。
……肌、綺麗なレフィーの肌
汗ばんでいたせいか、微かに塩味を覚える。それが一層に生々しくて、余計にレフィーヤさんを感じられる。
もっと、もっと味わいたくなってしまう。
「ぁ……だめ、今は私の、番だからぁ」
「――――ッ」
……ぐちゅ、ちゅるるぅ、じゅぱっ
「んひゃうゥウ!?? や、やぁ、吸わないでぇ……跡、ついちゃいますからぁ」
声が聴きたい、首筋を撫でて、今度は耳のあたり、耳の内側や裏側にと舌を這わす。
レフィーヤさんの味、されるがままで悶えるばかり、肩に置いた手は引き離さんとしているようでその実は何の力も籠っていない。
「……レフィー」
「いっ、今名前を呼ぶとか……止めてください、反則です!」
羞恥と快感に悶える様、反応がもっと見たくなる。あのとき、昨日今朝の抱擁とはまた違ってくる。
「……したい、もっと」
「!」
体温や吐息、無防備なままで得られる情報では飽き足りない。
もっと、もっと欲しくなる。生きた反応を、今までよりもずっと素直な可愛いレフィーヤさんが
「可愛い、です……レフィーヤさん、すごく、可愛いですよ」
「……ッ!!」
真っ赤に染まる、半開きの口がもぞもぞと震えているが言葉を出せていない。情報が処理落ちして、もはやどうもできないでいるのか
「……」
……服、乱れている。
浴衣の帯がほどけていて、胸元が開いてお腹とショーツまで露わだ。ブラはしていないのか、縛っていない浴衣の布が胸に引っかかっているだけでしかない。
「……ゴク」
敏感な部分、そこはきっと、いやかなりいい声で鳴いてくれることだろう。
照明も付いたまま、部屋を暗くすることなく、そんな行為をすることに背徳感をぼ得てしまう。
「レフィー……いいかな?」
「!」
聞いた、わずかに残る理性がその問いかけをしてしまった。
けど、それはきっと、この質問をしてどう反応するか、レフィーヤさんの羞恥をもっと見たいだけという僕の悪い欲からだろう。
「……レフィー、どうかな」
「む、胸は……だめ、です」
「……そう」
さすがに駄目であったかと、内心で少し落ち込む。レフィーヤさんはたどたどしい手つきで帯を直し、服の前を閉じる。
これで終わり、そうなるかと思ったが
「……ベル」
「!」
そっと、またもその両手が僕の頬を包んだ。
首をもたげさせ、目線も並ぶ。
「……これぐらいなら、良いですから」
「レフィー……ん」
唾液を飲み干した。迫りくるそれを前に、僕は身構えてただ待つ。
やり返すはずが、やられてしまった。それ故に、これは最後の意地からなのか
……これも、大概なんじゃ
思う、しかし口にはしない。ムードが壊れるからだ
我ながら冷静に俯瞰で物事を受け止めてしまう。夢にまで見た行為、しかしいざ実行すればこんなものか、それとも受け入れきれていないだけなのか
「……しないの、ですか」
「え、レフィーからじゃ」
「……そう、ですか」
では、と
息を整え、いま改めて向き合いなおす。
「……ッ」
閉じた唇を、ほんの少しだけ開く。
レフィーも、その手を肩に置きゆっくりと体を寄せてくる。僕は近づくレフィーの腰を抱き、これで態勢は完成した。
「……目、閉じてください」
「なら、レフィーも……閉じてよ」
見つめ合う視線、気まずくなって逸らすことはしない、ぎりぎりまで、この距離感を、至るまでの仮定を楽しみたい。
そう、今二人の距離がよりゼロへと近づく。吐息と吐息が混じり合う、二人の位置が重なる行為。
「……バカ」
何に対してか、だがその言葉が引き金になった。眼を閉じて、レフィーヤさんが僕の唇にしっとりとした感触を与えた。
「!」
触れあっている。開いた唇を押し付け、変形させ、交じり合わせ擦り寄せ合う。
気持ちがいい。単調だけど、感想はそれ以外にない。
「……ぁ、んっ」
「んっ……ら、はむ……ぷ、くちゅ」
重ねて、少し離してまた押し付けて、緩急をつけて何度も唇を重ね合う。
抱き合って、じっとりと艶めかしいキスの時間を続ける。
唾液も混ざり、二人が一つになっていくのを感じる。二つの色を一つにまじあわせたように、もしそうならこれはきっと取り返しのつかない道へ足を踏み入れたのも同然だ。
混ざり合ったインクはもう二つには戻らない。キスという調合を経て、僕とレフィーの関係は変わってしまった。
もう、戻れない。ここに至って改めて思う、僕とレフィーの関係は友達、親友?それとも
それとも、それ以上の
次回に続く
友達以上恋人未満、今のベルレフィの進展はその程度、ですがその程度に来るまでにもう12話とか、さすがに悠長かな?
なので起爆剤投入、リッピングだけならノーセックスという暴論で今回は仕上げました。
ソードオラトリア四巻まで読んでるのですが、やはりというかベルとレフィーヤの絡みって無いのですね。本家でもレフィーヤまず描写が無いし、まあまだ僕がオラトリアの先を知らないだけなのかもですが
レフィーヤの良さを考えてみると、やはりベルとの対等な距離感ですよね。基本ダンまちヒロインは年上お姉さんと少年の構図で、どこかおねショタテイストを感じさせるのですがことレフィーヤにおいてはそれがあまり無い、というかほぼ無いのが良いですよね。正統派ヒロインとして魅力がいっそう増します。と、この理屈でいうとリューも同じ理由からなのかな?
正統派ヒロインのデレ、仮定を経てたどり着いたデレ期、原作で深層帰還後のリューがごっつ可愛いくなったわけだし、是非ともレフィーヤにもベルにデレを見せて欲しい。そしてその光景を眺めてご飯を食べたい。
長々と喋ってしまいました。次回投稿は早ければ明日深夜0時、それか翌日の夕方ぐらいに