白いウサギは人肌に溶ける~執筆中=彼氏持ちレフィーヤ光のNTRストーリー 作:37級犬築士
というわけでおねショタです
事の次第はモルドが原因だった
————おねショタだ!!モテるためにはもうショタになる以外の選択肢は無いんだ!!!
聞くに堪えない男の慟哭がリヴィラを揺るがした。今年もバレンタインゼロという現実にもがき苦しみ酒浸り、そんなモルドがたどり着いた答えはクスリの効果でショタになることだった。
当然周りは止める、バカ止めろ、ショタになってもお前に言い寄るオネは存在しない、と。だがそんな外野のセリフで止まるモルドではなかった。
四方八方手を広げかき集めたのは数種のアイテム。某苦労人ペルセウスのつくりしアイテムや過去も今もヤバい酒しか作っていない陰険男神の秘蔵酒からなにまで、とかく若返りに効果のありそうなものは片っ端から手に入れた。そうして集めた諸々を調合(適当)して作り上げたモルド謹製のショタ化薬。野望に近づき調子づいたモルドは人を集め、今日ここリヴィラでお披露目を開いたわけだが
群衆を集め見せびらかし騒ぎ立てた時、それはアリシア達が来る数時間前のこと
————やるぞ、俺は人間を止めるぞ!!!ジョジョーーッ!!!?!?
ポーション瓶片手に意味の分からぬ叫び声、叫ぶついでに天高く手を掲げたため勢い余って手元から瓶はすっぽり抜けて宙を舞う。
————ウリィイイイイイイ!!?!???
弧を描き落ちていく瓶、それは幸運かそれとも悪運か落ちる先には案の定とでもいうべき人がいた。ベル・クラネルがいた。
それも口を半開きに、のんきに天を仰ぎ落ちる薬を眺めていれば、すっぽりと
————あァァァァァッ!!!?!?
……ふぶ、んっ……ぷは、なにこれまずい、へ、あれ……なんか、声が、たかく
————クソッタレェェェェ!!!?!?!
結果、モルドの愚かな行為で一人のショタが誕生した。それも、見た目も中身も完全にショタとかした、ショタコンお姉さま垂涎な弱気美少年なショタに
ふぇぇぇ……と、何をしなくても勝手に泣きそうな、まさにショタ・オブ・ショタ。しかし、そんな事態バレてしまえばまず命はない。とまでいかなくても、モルドが己の身を案じるには十分な理由であった。
証拠隠滅、リヴィラ内でどうにか解決したい。しれっとモルドに協力して自分もおねショタハーレムを計画していたボールスも容疑者の一人。いずれにせよリヴィラの責任問題になる。それはよろしくない
薬が抜けるまで、どうにか誤魔化せば、そんな安全策に走るのは当然の流れであった。だが、むさくるしい自分達独身野郎に子供の面倒なんてしたくもないしできもしない。ガキの面倒は女の仕事と、時代錯誤で糾弾されてもおかしくない主張を声高に掲げる彼らによって、こうしてアリシア達は厄介ごとを押し付けられたわけである。
ふざけるな、おいモルド、人間出来てないモルドさん、言いたいことは山々あるが時すでに遅く、アリシア達はモルドの意見をのまざるを得ない。なぜなら
……おねえちゃんたちも、こわいひと、なの?
「――――ッ」
× × ×
思えば、そもそもなぜ自分たちが彼らのしりぬぐいに手を貸さねばならなかったのか、ギルドなりに報告してしょっぴくなり、その後に対処法を探せば事足りることであった。
口車に乗せられる必要なし。ではなぜ、それはどうして……いや、自問自答せずともアリシアは理解していた。
「り、りーねーちゃ……える、ねえちゃ…………」
「んん~~っ!!」
「そうですよ~……お姉ちゃんですよ~」
「…………」
仲睦ましく、ベッドの上で楽し気にしている三人を見ている。アリシアだけは一歩引いて部屋の木椅子に腰かけて。
……本当に、小さい子供なのですね
内心で独り言、あらためて現状踏まえ冷静に思考するアリシアであった。
視線の先ではエルフィの背中をのぼりまるで遊具で遊ぶようにじゃれつくベル・クラネル。対し、リーネは優しい振る舞いで諫めつつもそのにやけた顔はさっきから変わっていない。
といった感じの光景が繰り広げられている。酒場で泣き喘ぐベルを連れ、取り合えず宿を借りこうして部屋に来て、なんだかんだともう夕方の刻である。泣きじゃくり、不安になるベルに接して、今はこうして打ち解けるに至ったのだが、いささか打ち解けすぎなぐらいである。
また、その際にいくつか質問形式でベルの心を調べたが、どうやら中身もまるっきり幼児退行しており、そして記憶にも混濁が見られる。おそらく、自分が元冒険者でヘスティアファミリアの一員であることも理解していないし、理解することもできない。ファミリアやオラリオ、モンスターなどの基本知識すら今は欠けているのだ
そんな、まるっきり白紙なまでに無垢な幼子になってしまったベル・クラネル。10歳前後にしてもなんとも幼く活発で、あれではダンジョンから連れ帰るにしても危険でしかないし、かといって今更置いて行くのも無理だ。
もとより連れ帰ることも出来かねる中、やはりこのまま自分たちが面倒を引き受けるしかないと、そう結論をつけざるを得ない。
「……」
「アリシアさん、どこに行くのですか?」
「いえ、少しお手洗いに」
悩ましいばっかりに、頭がすっかり知恵熱で火照ってしまった。少しばかり外の空気を求めその場を後にしようとした。
振り向かず返事だけ、アリシアはドアノブを捻り、空いた隙間に体を通そうとした時
ドン、と
「……うぅ」
「ひゃ……なに、を」
ぶつかる小さな衝撃、腰辺りに手を回し、がっつりと己の尻に顔をうずめてきた。つい変な声を上げてしまったが、アリシアは冷静に己に抱き着く少年を見る。
「あ、ちょっと……こら」
急な抱擁、悪戯かと思いその手で剥がそうとするが
「いっちゃう、の……や、やだぁ…………ひぐっ」
「……うっ」
うるんだ瞳、きらきらとしてまるで流動的な宝石だ。そんな目で見てきて、その上密着しているのだから、エルフであるアリシアとしてはなんとも気が落ち着かない。しかし、そんな風にされては無下に抱擁を跳ね除けられない。
……まったく、本当にどこまで幼子なのですか
驚きはない、困って呆れて、しかし可愛い故に心は若干身もだえてしまう、戸惑うアリシアは痛感しているのだ、自分たちがモルドの誘いから逃げれなくなった理由を
「あらら、アリシアさんも好かれてますね。」
「ほんと、おかあさんだって思ってるのかな?」
「リーネ! じょ、冗談でもおよしくださいッ……どこで、同族が聞き耳を立てているか、わかったものじゃありません」
そう言うが、じっさい適性値は高い。口では否定しながらも、アリシアは自然とベルに寄り添い、泣きあえぎ不安がる姿に、ただ
「……まったく」
「!」
そっと、その手を取って振り返り、膝をつきしゃがんで目を見て語りかけた。
「泣いてはいけないですよ。男の子なのですから、しっかりしませんと」
「……ん」
「もう、目元が真っ赤ですね……」
ハンカチで優しく目元を拭く、顔を触っているとどうしてかベルの方から身を寄せて、アリシアの手のひらの中に納まらんとしてくるのだ
きづけば、涙を拭いているのか、その柔らかい頬を揉み繰り回し愛らしく弄ってあげているのか、恐らく後者だ
……まったく、鳥の雛か何かですかこの子は
そう、アリシアが思う通り、今のベルは生まれたての雛と変わらない。このリヴィラで意識を覚えて初めて目にしたまともな年上の人間。汚らしくむさくるしいおっさんたちの中で見つけた三人の女性、母性を求めるのも無理はなく、とまあベルにとって実質頼りになるのはこの三人の姉、ないし
「……お、おかあさん……いかない、で……ぼく、いいこ、なるから」
「――――ッ!!」
二人の姉と、一人の母親である。
「ははおや、わたくしが……は、は?」
ガクっと項垂れた。この場で最も年長ではあるが、それでもその呼ばれ方を容易に飲み込めるほどアリシアは楽観的なエルフではない。引くつく表情を噛みしめてこらえ、どうにか笑顔でベルに向き合う
「ベル・クラネル……わたしは、あなたの母親ではなく、その……本当の母親は別に」
優しく語り掛ける、が後ろではリーネとエルフィがストップだのとぼやく。
忠告空しく、ベルは
「おかあ、さん……ごめん、なさい……ぼく、ちゃんと、いいこになり、ます……なり、ひぐっ……ふぇえええええッ」
号泣。母親ではない、その一点だけを受け取り涙腺は爆発。
「……あぁ、もうッ」
仕方なく抱擁、その自慢の胸にベルを抱いてアリシアは己の甘さを痛感した
ベル・クラネルをなまじ知っているばかりに躊躇う気持ちを拭いきれてないでいる。だが、例えそうであっても今は懸命に振舞わねばならない。
……今だけ、今だけですから
「う、嘘ですよ……わたしは、あなたの……くッ、おかあさん、です」
振り絞るように引き出した言葉、すると不思議なほどにベルは様子を変え、落ち着きを取り戻し
「ん、おかあさん……かあ、さん」
……もにゅり、むにゅぐ
「くっ……我慢、我慢です」
年長でお淑やかなエルフ美人、しかし特徴的なのはその体つき。若さの中に隠し切れない肉感的な色気、そのお胸は最も豊満な釣り鐘型の巨乳である。
色気と落ち着きも兼ねた理想の母、対面してすぐにとりあって庇っただけあって、その母親具合は完ぺきであった。故に、ベルは遠慮なく目の前の母性にパフパフをするのであるが、それを拒み跳ね除けることはアリシアにはできない。なぜなら、子供だから、そう子供だから
「さすが、アリシアさんのおっぱいすごい」
「……く、止めてくださいまし」
リーネの珍しい軽口に少しむきになる。
二人の生暖かい視線にさらされ、しかしどうすることもできずアリシアは胸をベルに預けたまま静止。そんなアリシアに、ベルはなおも胸に顔を押し付けぐりぐりと埋めて掘り進める。谷間の中、落ち着くポイントを見つけているのだ
「……ん、おかあ、さん」
「アリシアです、まったく何度教えれば」
「ありしあ、まま……まま?」
「……もう、好きに呼びなさい」
膝をつき、抱擁して背中をポンポンと叩く。口ではどうこう言おうとなんだかんだで母親役が板に入っているアリシアであった
今回はここまで、これにて前説は終わり、次回からおねショタ官能描写どんどん投入していきます。
リーネの裸はショタベルくんの目にどう映るかな?