白いウサギは人肌に溶ける~執筆中=彼氏持ちレフィーヤ光のNTRストーリー 作:37級犬築士
それではどうぞ
〇
「………」
「……おい」
「……………」
「おーい……」
「…………………」
「!?おいっ、聞こえてるか!!」
「!!!!……えっ、どうしたのヴェルフ」
「はぁ、お前さっきから行儀悪ぃぞ、その年で食べ物咥えたままボケっとするなよな」
「あっ、ああ!……ごめん、ついぼうっとしちゃてて」
「たくっ、しっかりしろよ」
…………。
〇
「なぁベル君、さっきからずっとそうしてるけどどうかしたかい?」
「あっ、すいません。つい」
「なんだベル、おめえ最近葉巻でも始めたのか」
「?……どうしてそう思うんですか、ボールスさん」
「いやなに、俺の知り合いにも同じ癖してるやつがいてな、なんって言ったか……こ、こう……こうし、なんかそうしねぇと落ち着かねぇって」
「ああ、それは口唇欲求のことかい?」「そう、それだそれ、ヘルメスの旦那!なんかよ、口に何か含んでねぇと口寂しくて落ち着かねってやつ。お前それなんじゃねぇか」
……口寂しい。確かに、言われてみれば
「まぁ諸説ありだけどね、口に何かを咥えたいのは幼少期の授乳経験の名残なんだよ。まぁ、人によって誰しもあることだし、まぁ人前で恥をかかないのは大事だけど、そんなに重く捉えなくてもいいんじゃないかい」
「はぁ、そうですね。朝もヴェルフに怒られましたので、ちょっと気を付けます。」
……授乳体験、か
ベルの脳裏をよぎるのは二人とのプレイでさんざん吸い尽くしてきた自分の所業、思い返せば自分は中々に滑稽なさまを晒してきたかもしれない。
………うぅ、思い出すと恥ずかしいな、これ
その後、ベルは問屋で多めに飴玉を購入し口寂しさを紛らわすようにするのだった。
〇
………口唇欲求を自覚してからというもの、ベルはある悩みに駆られるようになった。
「………んん……」
……なんか、落ち着かない。口元が寂しい
時刻は深夜、日付もすでに回っている時間、未だにベルは眠れずにいる。
「んん……、ああもう、眠れない」
日中は飴を舐めて口寂しさを埋めるようにしている。だが、寝るときとなればさすがに幼子ではあるまいし、飴玉を含みながら眠るわけにもいかず。
「はぁ、何か口にできるものって、それじゃあ本当に赤ちゃんじゃないか………」
……いや、止めよう。こういうこと考えだしたらすごく墓穴を掘ってる気がする。
「はぁ、ちょっと気分でも変えよう」
そう独り言ちると、ベルは自室を後にし談話室の方へと進む。
……外が明るい、晴れてるから月明かりがきれいだ。
そんな感想を思い、ベルは談話室へと進む。廊下を進み、部屋が見えた時、そこには
……ひくっ、ひっ……うぅ
「?」
…誰か、いる?
窓からは月明かりが柱のように降り注ぐ部屋の中、淡い光に包まれながら、一人涙に暮れる少女がそこにはいた。
……あれ、なんで
「あれ、神様」
「……へ?」
そんな拍子抜け多様な返事と共にことらを振り向くヘスティア、ほのかに暗い部屋でも月明かりに照らされていることでその姿は鮮明に写る。
「ベル、君」
「か、神様。泣いているんですか……何か、悲しいことが「ち、ちがう。本当にそういうのじゃないから」いや、でも……」
確かに、自分を認識してからはすぐに涙が引っ込んだのか、その顔は動揺こそすれ悲しみの後は無い。だが、女の人があんな物寂しく涙に暮れている姿を見て黙って踵を返す、そのようなことなどベルには到底できるはずもなく、ベルはヘスティアのもとにすぐ駆け寄り、その手に自分の手を重ねる。
「っ!?ベル君……」
「神様が泣いてるのに、僕は何もしないなんてできません。理由は何であれ、こうしてそばについていることを許してくれませんか」
「!!………。あ、えっと」
「………。」
何も言わず、じっと両手を握りしめる。この子は純粋だ、口説き目的とか神様だからとか、そんな薄い建前なんかじゃない、ただ当たり前に、考える暇すら蹴っ飛ばして女の子に手を差し伸べている。
やっぱり、この子はそういう子だ。
……ああ、こういう所が本当にずるい、さっきまでの悩みはなんだったんだ。この子が来てくれたから解決した、とまでは言わないが、少なくとも、こんなに……こんなに簡単に、心が落ち着かされるなんて、……僕は、どうしようもないくらいに単純なようだ。
「……ベル君」
「はい、神様」
………。
ヘスティアは自分が座っているソファから少し横にずれる。
「ほら、ここ座りなよ。ちょっとだけ、いっしょに夜更かしを付き合ってくれないかい」
そう答えると、ベルはふっと柔和な笑顔を浮かべて、口を開く。
「はい、一緒にお供します。神様」
〇
「ほら、今日は少し冷えるから……」
「あ、お酒ですか。……では、一口だけ」
ヘスティアからグラスを受け取り、真っ赤なワインを一口、恐る恐る含む。
舌に触るのは熟成されたブドウの酸味と渋み、舌に響く味わいを避けてそのまま喉奥に流し込むと、酒特有のアルコールの熱が喉と肺を温める。
「うっ………、ごちそうさまです」
「ふふ、お酒はまだ苦手かい。まぁ、これはあまりいいモノじゃないからね。安酒は体に毒だよ」
くすくすと、笑いながらグラスを受け取るヘスティア、酒に慣れないベルの反応が思いのほか嬉しく、どこかいたずらに成功したような、あどけない笑みを浮かべている。
「むっ、勧めたのは神様じゃないですか、まぁ……お酒はまだ苦手です。」
「うんうん、急ぐ必要はないよ。こういうのは自由に楽しむからいいのさ……ん……んっ」
調子をよくしたのかグラスの中身を一気にあおり、またもう一杯継ぎ足そうとしている
「神様、明日に響きますし少しは控えたほうが」
「だーいじょうぶだよ。そんなに簡単に酔うほど初心な女の子じゃないよ、僕は」
先ほどの寂しさとは打って変わり、今のヘスティアの心境はたいへんおだやかでのんきなものだ。若干、テンションが酔っ払いの悪ノリのそれだ。
飲んでいる酒が安酒と言うのもあるが、やはり隣にベルがいるということが、その有頂天の何よりの理由であろう。
ベルから見て、ヘスティアが気をよくしていることは理解している。だが、先ほどの悲しみにくれる月下美人の後では、今の姿に安心感を感じずにはいられないのだ。
「はぁ、しっかしベル君。きみも一体何でこんな時間まで起きているんだい。子供は早く寝ないとおおきくなれないぞぉ」
若干酔いでろれつが拙い状態で喋る。眠気も合わさって良い気分なのか、視界がぼやけて距離感がつかめないらしい。ベルの頭を撫でようとする手がことごとく宙を切っている。
「あぁ、神様も限界ですね。そろそろ、部屋に「こらぁあ、ちゃんとしつもんにこたえないといかんだろ……んん、ベルくんはどうして、起きていたんだい!」
「か、神様、皆もう寝てますから。あまり大声で、……ああ、もうわかりました、言いますから、……じゃあ聞いてくださいよ」
「うん、はなしたまえー。えへへへ…」
「ちょっと、神様!あぶないっ」
ヘスティアはベルの半身に抱き着いてくる。持ったままのグラスが危うくぶちまけられそうになるが、とっさにベルはグラスを取って机に戻す。
……もうこの人は。
簡潔にすましてもうつれて上がろう。それが良い
「……あまり眠れなかっただけです。最近寝つきが悪くて………そういう神様も夜分に起きてたのはどういうことです……あっ、いや」
質問をしていてすぐにそれが危うい事に感じた。ベルからしてみれば女性が泣いていた理由をストレートにしかも気軽に話せといったんだ。それはさすがにまずいと前言を撤回しようとする。だが
「えっ、ああ
り、理由は言わないけど…君と同じで眠れなかっただけさ。……さっきの泣いていた理由は、まぁ……あれだよ。この月明かりでセンチな気になったからにしておいてくれ」
「……。はい、確かにそうですね。」
窓に視界を向ける、澄んだ星空に月の光がよく映える。
「神様のいう通りです。本当に、月がきれいですね。」
「………」
「どうしました、神様。急に下を向いて」
「………。まぁ良いよ、知らないならそれでいいさ。ぼくの胸中にしまっておくとするよ」
「??……。えっと何か僕悪い事しちゃいましたか」
と、疑問を浮かべるベルには当然とある極東の文学表現に心当たりなど無かったりする。
「何でもないよ、君は君のままでいいから。」
「あの……神さ「ふわぁ……ん」
話を遮るようにヘスティアの欠伸が響く。溜まっている眠気がどっと出たのか、ヘスティアは今にも寝る寸前な状態であった。
「神様、そろそろ」
「うん。でも、きみはどうするんだい」
「……そうですね。まぁ、観念して布団でじっとしていればすぐに眠れます。たぶん」
「………」
「あの神様?」
「……。やっぱりよくない。こうしてつきあってくれたんだから、僕に恩返しをさせてくれたまえよ。」
「恩返しだなんて、別に心配しなくても大丈夫です。さっきのお酒で少し酔いが回ってて……もうベッドに寝転べば自然に眠れると思います。」
「……本当に、大丈夫かい。ならいいんだけど…」
心配そうに見つめるヘスティア。ベルはそっと言い聞かせるようにヘスティアの手を取る
「はい、だから…そろそろ寝ましょう。神様と夜更かしできて、ぼくもうれしかったです。では……また明日」
「………うん。また、明日にね。ベル君」
その後、ベルはヘスティアを部屋に送った後に自身も自室へと戻り、すぐに床に就いた。口寂しさで寝付けなかったベルも少し酔いが回ったことで、すっと落ちるように眠りに入った。
静かな夜が過ぎる。
日の出とともに街の声も少しづつ響いていき、朝日がベルの体を包み込む。触覚、聴覚、視覚のすべてで一日の始まりを認識する。
「んん、ふぁあっ……んん」
夜更かしのせいか、いつもよりすこし過ぎた時間に目が覚めたようだ。日が昇りきる前と違ってさんさんと眩しい光が窓から部屋に入り込む。真っ白にぼやけた視界がゆっくりと晴れていき、段々と視界の中の模様や色に目が行く。ベルの目の前にあるもの、それは……
「………すぅ……すぅ」
「………。」
目の前の情報を許容せんと脳内で一気に血が巡る。思考がクリアになりすぐベルも自身の置かれた状況に気づく。
「えっと……」
「ん……むにゃむにゃ……べるくぅん」
知らぬ間にベッドに侵入をしていた犯人、その正体は言われるまでもなく知って当たり前なその人物、のんきな寝顔と寝言をさらし、気持ちよさそうに寝入っている少女こそ紛れもなく自身の神である。
「なんで、神様?」
〇
「………うん、んん……」
体勢が苦しいのか熱いのか寝返りを打ちあおむけになる。ベルが起きて布団が取り払われているため、その気崩された胸元や腹から見える肌色がいっそうにだらしなさを演出している。
「あぁ……これ、起こした方がいいのかな」
とりあえず肩を掴み揺さぶってみる。だが、ヘスティアは起きない。というより
― ゆさゆさ、ブルンブルン!
「――――」
思わず顔を赤らめて顔をそらすベル。寝間着ということかブラをつけていないそれは大変、それは柔らかにぷるぷると揺れていた。服越しでもそれは伝わる。
「ぁぁ……神様、いくらなんでも無防備すぎます」
昔からこうしたことは少なからずあったが、やはり、この神はいくら自分が眷属といえども意識がないにもほどがある。教会の地下暮らしのころにも朝起きて体の上に神様が密着してたこともあった。確かに自分は年端もいかない青年かもしれないが、少しは危機感というものを持った方が一般的だ。
「………」
服越しに見てもわかるその重量感。上向きで重力につぶれててなお張りがあって上に膨らむその弾力感、今まで直接手にしたことこそないが、ハプニング的にとっさに触れた際に得たあの感触は確かに忘れられない。
それは自身が童貞を捨てて女性と関係を持った今でも……
「………」
ベルの視点が一転にそそがれる。エイナやリリからも味わった女性の象徴。
仮にだ。もし、仮に今この胸を揉みしだいたなら、それはどんなにすばらしい事か。二人を超える想像以上の何かがあるのではないか。
そんなことをベルは考えに浮かべてしまう。だが、相手は自分の神だ。そんなことをすれば……
「………んっ、ベル、くん」
……!!?
起きはしない。どうやら寝言のようだ。ヘスティアはよほど深く寝入っているのかまったく起きる気配がない。
「………」
自分の部屋に女が一人、自分の前で無防備な姿をさらしている。そんな創作物のごとき状況にあい、ベルの思考では理性を上書きするように性の本能が目を覚ましてきた。
「神様………。」
ベルの手が伸びる。狙いは二つの山。
両手を上から落とすようにゆっくりと下す。服に触れ、手に収めるように両手が添えられる。服の感触と人肌の温もり。掌越しにヘスティアの息遣いが伝わる。そして、指先に少しずつ力が込められていき、今
「……ん……んぁ…んん」
指が沈んでいく……だが底が無い。落とせば落とすほど無限に指と掌が吸い込まれていくような、冗談抜きでそれほどの柔らかさがそこにはあった。
「すごい……神様の、こんなに」
胸に添えられた手を少し浮かせ、今度は越しをそれぞれ別々に緩急をつけて揉みしだく。
「んんッ……んん……ぁぁ」
胸を揉まれる快感から、寝ているヘスティアの口から艶やかな音が漏れる。それが一層ベルの欲情を刺激し、すっかりベルのまたぐらにはそれは大きなテントが作られていた。
……はぁ、はぁ。……これすごい、ずっと触っていられる
ベルはすっかりヘスティアの乳房に魅了されていた。理性による躊躇など無く、今のベルにこのヘスティアの肉体でどう楽しむか、それだけしか考えていなかった。
服越しに揉みしだく、掌と指の付け根に時折触れる心地よい硬さ。その感覚に目を付けたベルはさらに大胆な行動に移る。
「はぁ、はぁ……ん。脱がし、ますね」
ヘスティアのボタンを一つ一つ解きその胸元を完全に露わにする。
「―――――!!!」
あまりの光景に息をのむ。飲まずにはいられなかった。
寝ていてなお上向きにつんと張りのある乳。とくにそのボリューム感には目にみはるものがあった。エイナやリリの胸がバランス重視であるならヘスティアはまさに規格外だ。その小さな体にこれだけの質量をぶら下げるとは。まさしく神秘と形容するにふさわしい。
ありあまるほどの豊満な乳房、そしてそこに乗るは色素も薄く薄桜色のぷっくりした乳頭。ベルの視界が二点集中される。ふと、ベルの中である感情が湧きたつ。
そう、ここ最近ベルを悩ましてきた口唇欲求が急激に沸き起こったのだ。口寂しさが、口でこの乳房を堪能せんと欲望がベルを突き動かす。
もはや理性など無し。ベルは赴くままに顔を近づけ、乳房を口で責めだした
「ん……んん。……はぁ…神様」
吸い付きながら両の手の動きは止めず。執拗にヘスティアの胸を弄る。
「ん、はむ……んちゅ、はぁ……んはぁ」
……神様、もっと欲しい。神様の……もっと
ベルの責めが強くなる。四つん這いで馬乗りに、両の手と口で乳房を責め続け、さらにベルの腰がゆっくりとヘスティアの股へと降りていく。
………少しだけ、あと少しだけ。
興奮が高まっていく。朝立ちでギンギンになる肉竿も次第に高まる快楽で……ヘスティアの秘部に……
― だが
「ん、んぁあ……あれ……ベル、くん………」
「!!!?!?!?」
「えっこれ、なにかな……へっ!?」
目が覚めたヘスティアの視界に移るのは上気にみちたベル、そして露わになった自分の胸。さらに、自分に乗っかっている当人のまたぐらときたら、その光景は見た本人にしかわからない衝撃と恐怖があったのだろう。
「あの……これは「……ノ」……えっと、神様」
ガシッ、と……ヘスティアの手がベルの肩を強く握りしめる。
『ベル君の……ケダモノ!!!!!?!?!?!?』
「えっ!?……うわぁぁあああ!!!」
ベルの体が宙を舞う
ヘスティアの投げっぷりたるや、それはまあなんと見事な、ほれぼれするほどの巴投げであった。
「ぐはぁっ!!」
壁に叩きつけられ倒れ伏すベル。
「べ、ベル君のバカ、アホ!!ぼくは君を、こんな子に育てた覚えはないぞ!!?」
「神様、ごめんなさい!……本当にぼく、こんな「聞きたくない!!早く出ていけ!!!!」は、はいいい!!!!」
枕や目覚まし時計や、手当たり次第に物を投げるヘスティア。情けなくも、ベルは一目散に部屋から逃げ出す。後に残されたのは怒りと羞恥で今にも沸騰寸前なヘスティア
「………!!!……うう、ベル君のあほぉ、あんな、あんなことって」
ヘスティアの脳裏にちらつくのは先ほどのベルの姿、特にその一点について。処女神といわれるヘスティアにもあれがどういうことかよくわかる。
目に見えてわかるぐらいにギンギンに高ぶったそれが、その高ぶりが自分に向けられていたことが頭から消えない。
「ううう、ベル君。ぁぁぁぁ、早すぎるよぅ……僕にも、ペースってものが……」
ヘスティアがベルの部屋にいたのはあくまで気遣いからだった。眠れないベルを案じ、こっそり添い寝をしてあげようという算段だった。だが、それがこんな結果に
「ベル君……。ばか、ばかぁ」
ン億年生きた神と言えど、ヘスティアも一人の少女である。意中の男がまさかこんなにも積極的の行為に及ぼうとするとは。ヘスティアにとっては完全に許容オーバーであった。
次回に続く
2話はここまでとさせていただきます。プライベートが落ち着いたのでしばらくは連続投稿が出来そうです。
次回は明日までに