白いウサギは人肌に溶ける~執筆中=彼氏持ちレフィーヤ光のNTRストーリー 作:37級犬築士
(1) 命とベルの秘密の姉弟ごっこ~極東の神秘を余すことなく堪能してしまう甘やかしおねショタドスケベエッチ
かつて、命の危機に追いやった責任を抱いた者がその相手と仲間になれば、たとえ相手が許しても必要以上に気を使い、礼を尽くし、過剰に奉仕をするのも無理ない事。
ヤマト・命はベル・クラネルに責任を感じ、それ故に手厚く世話をした。着替え、食事、按摩、挙句の果てには閨の相手にもなろうとした。
だが、ベル・クラネルはそんな命を許し、過剰に責任を感じなくていい、そう言葉にして許すのだった。
少年は、ダンジョンでパスパレードにあった被害よりも、それ以降に戦争遊戯で助けられたことや仲間として共に戦ってきた結果を重要とした。
責任を追及するなど、根に思うなど、そんなことは一切抱かない。ベル・クラネルは命を許し、そして同じ家族になろうとした。
二人は良き関係になっている。
そう、周りには思われている。
……命さんは今日もベル様に謝って、もう昔のことなんですから
……いいんじゃねえか、ベルも世話されて色々楽だろう。
……ダンジョンでも私生活でも、ベル君を支えてくれてボクも安心だね。それに、命くんならベル君に変なことはしないだろうし、良い感じに姉として弟の世話を焼いてくれてる。二人が仲良くして安心だね。
ホームでは、まるで姉妹の様に仲睦ましい二人の姿がよく見られる。
私生活での便利知識諸々、人に対する礼儀においては極東らしく丁寧な教養を叩き込む。そんな姿に誰も不純な関係を想わない。
常に近くにいる二人の関係が親しい関係にとどまっていないことを、誰も知りえていない。
ヤマト・命がベル・クラネルと性的な関係に至っていることに誰も気づいていない。
〇
暖かい。
命さんの太腿に頭を預けて、上を仰ぎ前髪を優しく漉いてもらっている。命さんの指先が櫛のようで、僕の頭髪を優しく漉いて整えてくれている。
毛先が乱れているわけではない。
でも、髪の毛に触られるのも指先が頭皮を刺激するのも、すごくすごく安心してしまう。
息が落ち着いて、眠くなってしまう。
「……綺麗な髪です。柔らかく、軽く……そして、綺麗な白髪。年老いた白髪にはない艶と輝きもある、まるで白金を細くして編んだ糸の様です」
「そんな、そんなこと」
仰々しく褒められて、顔を背けてしまった。すると今度は耳のあたりに指先をおいた。
耳の裏を中心に、髪の生え際や首筋にまで触れてくる。いっぱい触られている。
嫌と言っていないから。命さんは続けてくるし、僕も拒まないからもっと献身的に触ってくる。
これは、いけない。これは本当に、ダメになる。
……命さん、たまに、ちょっとだけ
……はい
……駄目になっても、良いですか?
……ええ、かまいません
……撫でてくれませんか
……ええ、もちろん
「…………ッ」
いつかに交わした会話を思い出す。命さんが僕に対してまだ強張った反応ばかり示していて、申し訳ないと思う気持ちを変えて欲しくて、僕は自分から命さんと親しくなろうとした。
けど、その結果こうして姉弟のような距離感が出来上がってしまった。
命さんも、なんだかノリノリで、つい日常の会話でもうっかりお姉さんと呼んでしまいそうになり。この前だって、皆とご飯を食べている最中にうっかりお姉さんと口にしてしまって、恥ずかしい思いをした。
僕は赤面して、ヴェルフや神さまもにやにや笑って、けど命さんだけは何か嬉しいものを得たような顔をして。
そう、それからだ。さらに、命さんの距離が狭まったのは。
「よしよし、ベル殿は幼子ですね……しっかりしませんと、格好いい男子にはなれませんよ」
「……ッ」
言いながら撫でる。
厳しくするようで甘やかす言葉を無自覚に吐いている。
「何か、して欲しいことはありませんか……背中をかいてほしいですか?それとも、お腹をポンポンと撫でて欲しいですか?」
「……や、そこまでは……流石に、破廉恥ですッ」
「破廉恥……ですか、そう……破廉恥が」
「え、あの」
命さんは役に身を投じてしまっているのか、僕の世話を焼き甘やかす姉という役を非常に拡大解釈してしまっている。
理性はあるのか、本能で動いているのか、もう僕にはわからない。
続けてお楽しみあれ