※この作品はR-18です。

白いウサギは人肌に溶ける~執筆中=彼氏持ちレフィーヤ光のNTRストーリー   作:37級犬築士

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濃厚なマゾ向け作品で読者様を笑顔にしたい。


【サンプル】(2) ベル×シル~白いウサギは弱くて可愛い、女装ベル君の甘マゾ調教体験記

 

 女神も町娘も、失恋というきっかけ以降どこか吹っ切れた様子に落ち着いていた。無論、今後何かをすることはない、なんていうことは誰も断定はできないが少なくともベルを求めオラリオ史上歴史に残る規模の戦争遊戯を起こすなんてこと、流石にないと誰もが願っていた。

 

 当然、彼女は既に終わった後の話だと、だから弱みに付け込むことはしない。

 

 あくまでも、一人の少年が裏に隠す誰にも言えない渇望に、恩を返すが如き思いで手助けをするだけ。

 

 シル、彼女はベルに施すだけ。

 

 背中を押すこともしない。ただ、望むことをしてやるだけ。

 

 

 

「ベルさんったら、素敵な趣味をお持ちなんですね」

 

 

 

 

〇

 

 

 

 

……バタン

 

 

 

 休憩を許されたベルが駆け込んだのは酒場の裏側、給仕たちが住まう宿舎のある部屋にて、ベルは溜め込んだ感情を荒い呼吸と共に吐き出していた。

 

 

「……ぁ、はああぁッ……ぁ、ああぁッ……ぁ、ああぁッ」

 

 

 大きく、何度も何度も呼吸を繰り返す。それこそ、過呼吸を引き起こしかねない程に。

 

 吐かないと熱が冷めない。息を吸うよりも多く吐いてしまって苦しいけど、とにかく吐かないと辛い。

 

 今の僕はおかしくなっている。

 

 なんで、あんなことをしたのか

 

 周りに流されてしまって、いや違う

 

 そうじゃない、そんな思いからじゃない。

 

 

「ベルさん、大丈夫ですか?」

 

 

 

「!」

 

 

 ノックもしないで、部屋に入ってきた。見られた、聞かれた?

 

「あ、大丈夫ですよ……そのままで、大丈夫です」

 

「シルさん……ごめんなさい、今は」

 

「ほんと、悪ふざけはいけませんね……今頃、ミア母さんに叩かれているころですね。お客さんも、あとクロエも」

 

 心配させてしまった。他意はない、のだろう。本当に心配しに来ただけか。なら、余計に恥ずかしい。

 

 こんな取り乱したところを見せてしまった。

 

「……あの」

 

「大丈夫ですよ」

 

「…………」

 

 優しく微笑み、僕に甲斐甲斐しく世話をする。

 

 床にうずくまって動けないでいた僕を支えてベッドの方にまで運んでくれた。女の子の姿をした僕だから、妙に丁寧で気を遣う。

 

 座って、うつむいたまま。恥ずかしくて面を向けない。かといって、隣に座るあなたに目を向けるのはもっと恥ずかしい。

 

 隣にシルさんがいる。妙に、近い距離で、腕と腕を絡めている

 

 沈黙を保ったまま。

 

 妙に、いっぱい触られる。不快感は無い、むしろ心地いい。

 

「……あ、あの」

 

「大丈夫ですよ、落ち着いて……取り乱しちゃいますよね、あんなことがあったら。あんな、恥ずかしいこと」

 

 そっと、シルさんの手が僕の太腿に置かれた。

 

 スカートの上から手が僕の足を撫でて、指先が内腿に少しだけ届いて、落ち着かない。

 

 下を向く僕には自分の足が見える。スカートから覗く足。タイツを履いている、太いとも細いとも言えない足。

 

 膝と膝がくっついて、内股になっているからだろうか、全然男の足に思えない。

 

 男なのに

 

 僕は男の子なのに

 

……服のせい、この給仕服のせい?

 

 気が変になる。

 

 視線が、女の子として見られる視線が、妙に

 

 

「ドキドキしちゃいますね……興奮しちゃいますよね」

 

「……ッ」

 

 

 ぞくり、耳元でささやかれる言葉に体は震えた。

 

 強張るではなく、妙に力が抜ける。

 

 止めて欲しい、貴方は、僕をどうして

 

 

「シルさん、もう……もうこんなこと」

 

 

「……今日、とっても綺麗でした。誰も、ベルさんのことを男の子だなんて思わないぐらい、すごく女の子らしくて素敵です」

 

 

「ちがう、僕は……僕は」

 

 

「男の子です、知ってます……そして、私の……いえ、この先は言えませんね。もう、貴方は私をフった……だから、今はちょっとだけ複雑な思い人です。自信を持ってください」

 

「し、シルさん……」

 

 返答に困る。

 

 戦争遊戯でフレイヤ様を振った僕は、シルさんとこうして以前の様な仲に戻れた。 

 

 なのに、なのにまた、貴方は良からぬことを企んでいるのか、そう疑ってしまう。でも、悪い企みであるとして、貴方はいったい何をしたいのか、僕をどうしたいのか

 

 

「私が言う言葉じゃないですけど、あの時のことはもう終わったことです。気にしないでください、今の私はベルさんに恩返しをしているようなものなんです」

 

「……恩返し、って」

 

「ベルさんの女装願望をかなえてあげています」

 

「……違う、そんな」

 

「ふふ、揶揄っちゃいました。そうですよね、そんなわけないですよね」

 

「…………そう、だよ」

 

 

 誓って、僕に変な趣味は無い。それじゃ、まるで変態だ。

 

 これは、あくまでも給仕の仕事がしたいから着ているだけ。

 

僕はあの戦争遊戯が終わって、学区に通ったりして無理のない休息期間ともいえる日を送っている。

 そんな中で、久しくしていなかった給仕の手伝いをしたいと願った。ただ、それだけだった。

 でも、シルさんは頑なにこの給仕服を勧めてきて、結局ここ数日僕は女の子の姿でお仕事をしている。男性用ウェイター服が無いなら、そう仕方ない。

 

 仕方ない事、だから

 

「嫌ですか?……ベルさん、とっても似合ってますよ」

 

「違う」

 

「違うわけないじゃないですか」

 

「!」

 

 

 強く、そして覚えのある声がした。

 

 町娘の声じゃない、重くそして大きい女神の声色。

 

 身構えてしまって、何時でもその場を立とうとしているのに、僕は動けない。魅了にかかっているか、いや違う。僕は、僕はそうならなかった。

 

 それに、動けないとは違う。

 

 

…………力が、どこにも見つからない?

 

 

 ベッドの縁に座っている。クッションに沈む臀部が妙に軽く感じる。

 

 自分を支える骨の感覚が薄い。重心が減っている。

 

 触れられて、肩を撫でられて、頬をくすぐられて、そして胸板にも手がとどく。指先が、一部分だけをくすぐる。

 

 

「どうしたのですか……逃げたいなら、力に任せればいい」

 

「…………ぁ」

 

 

 気が荒い、またたくさん息を吐き散らかしてしまう。

 

 熱が抜けない。あの時みたいに、また

 

 

 

「女の子、なんです……ベルさんは今とっても弱い女の子なんですから、力なんて無いに決まってます」

 

 

「……ッ————ァ」

 

 

……なに、今の

 

 

 声が出た。

 

 自分じゃない、自分が出したとは思いたくない声が出た。

 

 

「可愛い声、出しちゃいましたね♡」

 

 

「……ち、ちが」

 

 

「えい」

 

 

「!!」

 

 

 触られた。横腹の、撫でるように、引っ掻くように、抱き寄せる手の先が僕の内側に刺激を加えた。

 

 お腹の下、近い場所を、性器が反応して、だめッ

 

「シルさん、そこ……だめ……や、やだ」

 

「……大丈夫ですよ、服のしわを直しているだけですから」

 

「!」

 

 下腹部を撫でる手が、じっくり上に登っていく。手首があばらをこすって、手の平が胸板を押し込む。そうやって、まるで男が女性の胸を揉むような不埒を、貴方の手が致してしまっている。

 

 声が、出ている。

 

 出したくないのに、声が出るッ

 

 

「だ、ダメ!……ぁ、やぁッ……ぁあ」

 

 触られているのは、胸板の突起。

 

 平たく硬い胸に小さな点が二つ。耳元で吐息を吹きかけられながら、僕は男なのに胸の気持ちよさを感じている。

 

 甘い声が出る、甘い息が出ている。

 

 僕の口から、シルさんのせいで

 

 

「………ぁ、ァア……ぅ、ぅうぅッ♡」

 

 

……クリクリ、カリカリッ

 

 

「ァ、アァァッ♡♡」

 

 

……ぬちゅ、ちゅ

 

 

「!」

 

 

 

「……ぁ、む……ぁ、れる、るりゅ……んぅ、ふふふ♡」

 

 

……ぐちゅ、くちゅくちゅ、つちゅ、ぷ

 

 

「!?」

 

 

 乳首が、爪でカリカリされて尖ってしまう。硬くなって、余計に変な感覚を拾ってしまう。

 

 その上で、右耳から入ってくる唾液の音、舌の音、吐息の音

 

 シルさんに責められている現実を飲み込む。甘い、甘くて息が乱れて、変に

 

 

「だ、ダメッ」

 

 

 目に見えて、僕は僕の恥ずかしい生理現象を自覚する。そして、シルさんにも見られてしまった。

 

 持ち上げている。

 

 スカートが、不自然に

 

 

「……ベルさん、素直になっていいんですよ」

 

 

 疼く、痛い。声が耳を撫でるだけで背中が震え続けて座っていられない。バランスが無くなる、内側が溶ける。

 

 駄目、これ以上は、ダメッ

 

 嫌だ、無視できなくなるッ

 

 

「……素直、だめ」

 

 

「いいえ、素直にします♡」

 

 

 

……くりくりくり、ぎゅむッ

 

 

 

「!?」

 

 

 

 痛い、痛いのが気持ちいいッ

 

 声がひきつって、口が閉じなくなった。感じている、喘いでいる。女の子の姿で、僕は乳首を抓られてイきそうになってるッ

 

 

「確かに、ここ一週間の初めの日、私が冗談で手渡したお古の給仕服……着たのはベルさんの意思です」

 

 

「ち、ちが……だめ、乳首……ぁ、痛いの、だめぇ」

 

 

「男のウェイトレス服が無い?いやいや、無いならエプロンでも付ければいいのに……貴方は、仕方ないからなんて、そう言って私の服を着てしました。皆、私の眷属たちも貴方に服なんて貸したくないから、だから仕方ないなんて……通らないですよね、おかしいですよね」

 

 

「……シル、さん……ぁ、ああぁ、あああぁああああッ」

 

「着たいから、着ていた♡……ベルさん、この一週間どうでした?女の子になった気分は?」

 

「————ッ」

 

 女の子になった気分、そんなの……し、知らないッ

 

 僕は、ただ仕方なく着ていた

 

 仕方なかったら、だから

 

 

「……違うというなら、どうして自分からスカートをまくりあげたのですか?」

 

 

「!!」

 

 

 駄目だ、考えるな。

 

 あの時の僕は、ただ流されて、でも、でもあの時の皆の目が

 

 少し、ほんの少しだけ

 

 

……気持ちよかった

 

 

 

「女の子として見られるのが、気持ちが良いって……やっと気づいたんじゃないですか?」

 

 

 

「……ち、違う」

 

 

 そんなわけがない。

 

 そんなこと、思っていいわけない。

 

 そんなことを想っている僕は、ダメな僕だ。誰からも見放される。隠さないといけない。

 

 僕は、僕はッ!!

 

 

 

「変態、女装願望のあるマゾ……素敵な趣味ですよ、ベル」

 

 

 

「————ッ」

 

 

 

 一番言われたくない言葉を、シルさんが言った。それも、町娘じゃない、美の女神の声色で

 

 

 

「ぁ……ぅ、ううぅ……ぁ、ああぁ……ぁ、ぁ」

 

 

  

 




次回でサンプルは終了。サンプル部分だけでも実用性のある話を目指して書きました。

シルに優しくマゾの喜びを与えられる女装ベルくん、最後までお楽しみください。そしてその上で続きが気になったなら是非とも支援サイトにて後日談をご閲覧ください。



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