白いウサギは人肌に溶ける~執筆中=彼氏持ちレフィーヤ光のNTRストーリー 作:37級犬築士
~IFストーリー PART-2
ベル・クラネルがオラリオに辿り着くより以前のこと、三年前のとある日の出来事なくしてこの物語は語れない。
~リヴィラ(三年前)~
ロキファミリアが遠征帰りに立ち寄ったリヴィラのキャンプ地、そこにてリヴェリアは一人湖畔の近くでテントを用意した。
その日の遠征は〇〇が多く、傷を負った者たちに幹部用の個人テントを明け渡し、リヴェリアはリヴィラで調達した一人用の小さなテントを使い少し離れた場所で夜を過ごしていたのだ。
警戒すべきものはない、一人で夜を明かしても問題ない。一級冒険者であるリヴェリアを心配するものは誰もいなかった、いやその日においては皆余裕がなかったと言うべきだろう。
その日の遠征は成果もあるが失敗も大きく、皆心配するほどの余裕はなかった。
だから、深夜に集団用のテントより抜け出して、一人離れた場所で休むリヴェリアの所へ行く彼を、誰も止めることは出来なかった。
× × ×
一人、どうせ夜を過ごすなら森と水のせせらぎを感じられる場所を選び、キャンプ地のはずれを選んでしまった。
リヴェリア・リヨス・アールヴは、その日処女を失った。
「……ぁ、ぅう……ぁ、リヴェリア、リヴェリアッ」
「————……な、そなた、何をッ」
18階層、安全地帯のビバークにてテント内でリヴェリアは男の侵入を許し、そして男の手で膜を破かれ貞操を穢された。
男は、同じロキファミリアの一員。十代の頃に入団して、後衛として魔法を操る有能な新人として当初は頭角を現していた。彼はかつてオラリオにくる以前にリヴェリアとも面識があり、オラリオで再会してからは弟子として彼女に教えを請いそしてリヴェリアも又それを受け入れた。
師弟関係、だがその光景はどこか母と子同然のようで、周囲がうらやむほどに仲睦ましい関係を築いていた。
しかし今の彼はリヴェリアよりもいまだ下位の冒険者、同期のモノには追い抜かれ、そして此度の遠征でも功を焦り死人こそ出ないが大損失を引き起こしてしまった。そのことに悩むのは当然、リヴェリアは○○を心配していた。
劣等感、そして息苦しさを抱え、何度もリヴェリアに相談を申し出ていた。これまでにそういうことがあったから、だから励ます言葉を送りまた明日には元気を出してもらう。
それで元通り、そんなことは何度もあった。これまでにも、そしてこの先もまた何度もあると考えていた。リヴェリアは、心から弟子を思う師匠だった。
だから、そんな思いから夜の訪問にリヴェリアは警戒せず彼を招き、そして
……ぐちゅ、ずちゅ……ビュルルッ
「ぁ、ああぁ……ん、っくぅ……痛い、やめろッ……こんな、こと」
声を荒げることはできた。だが、リヴェリアはそうしなかった。
〇〇、彼のことを大事に思っていたから。
彼の為に、恥ずべき姿を見せまいと自分は冒険者として頑張れた程度には、この今も自分を押し倒している男を大事に思い、愛しく想い、そして大切に守ってきたつもりだった。
だが、そんな彼は今、リヴェリアの唇を無理やり奪い、膣内に性器を押しこんで挿入を果たした。
子種のぬめりが、熱が、自分の中を満たしていることを実感した。
時期こそ違うから孕みはしないが、行為は消して許されるものではない。
断罪すべき、そんな下郎だと、リヴェリアは彼を打擲してしかるべき、なのに
……ぽた、ポタポタ
「!」
熱い、熱い雫が顔に降りかかる。
テントの中は暗く見えない。涙を浮かべているせいで夜目もぼやけて機能しない。
リヴェリアは、顔も見えない○○の涙に、言葉を飲み込んでしまった。
「!」
「すまない、そなたにはいろいろと教えたつもりだったが……女の抱き方を教えてやれなんだか」
○○を抱きしめ、優しく迎え入れた。
劣等感の吐き口にしていいと
「……リヴェリア、俺は」
「いいんだ、ソナタのことを私は愛している……ずっと、幼き頃から…………だから、どうか落ち着いてくれ」
愛している、何度も口にした言葉を、○○は飲み干した。そして、同意のない乱暴は求めあう営みに変わった。
……ぐちゅ、ぬちゅ、ずちゅずちゅずちゅッ
「〇〇……私は、そなたをッ……ぅ、あああッ♡♡!?」
後日、彼は日を改めて正式に思いを伝え、責任を取ると告げた。
了承したリヴェリアは、その日に〇〇を連れロキの待つ部屋へと行き、婚姻を結ぶことを申し上げたのだった。
~sideリヴェリア
夫の帰りを待つ。私の夫、同じロキファミリアの彼は、今頃歓楽街で大勢の男たちを連れて不埒な酒宴を開いていることだろう。
私はそのことを知っている。いや、知ろうとしなくても周りの会話から自然拾ってしまう。高位冒険者というのは、嫌でも常人より近くが鋭敏になってしまうのがやるせない。
噂は絶えない。陰口も絶えない。憐みも、等しく
「……無駄になってしまったな、また」
皿に盛った煮込み料理、酒に合うチーズに燻製肉、そして記念に買った葡萄酒。
結婚記念日、婚姻関係を結んだ日に買った瓶に映る私の顔、あぁ、本当にひどい顔だ。既婚者の女のクセに、まるで孤独に寂れた老婆のようだ。
二人と、生まれてくる〇〇たちの子の為に購入した邸宅も、一人で過ごすのはあまりにもむなしい。
孤独な老婆、彼の言葉を借りるなら見た目だけマシな古漬け女には、お似合いの墓場ということなのだろう。
「朝食もきっと食べない……私だけ、また朝と夜…………ぁ、あぁ」
結婚なんて、するものじゃなかった、その言葉を吐くのだけは、一瞬躊躇い辛くも飲み干した。負担のある息を繰り返し、ごみ箱に目を向ける。そう、残しているから辛くなる。捨てればいい。今日はもう先に寝てしまおう。
捨てる。
皿に乗った料理、そして皿も、酒の入った未開封の瓶も
全部捨てた。捨てた後で、自分が憤り乱したことを悟る。
窓の外には、静かな町の音が見えるだけ。夜空を照らす街の端、歓楽街の光が微かに見える。
「……ッ」
きっと、あぁ、やめよう、もう考えるのは辛いだけだ。
わかっている、私は彼に愛されていない。
婚姻関係は破綻している。だが、だがどうして、離婚したくても出来ないのか
「〇〇……あぁ、〇〇……そなたは、どうしてッ」
感情は溢れかえり、リヴェリアはその場でうずくまりただ泣きじゃくった。少女のように、積み上げた理性も振る舞いも全て捨て去って無垢に泣いた。
帰ってこない彼のことを思う心、それが重くて立ち上がれない。
涙を流す声も、むなしく一人の家を反響するだけ。
誰も耳にはしない。欲しい相手にも届かない。
今回はここまで、次回も少し胸糞挟みます。夫がクズで辛いリヴェリアを早く光のNTRで助けてあげないと
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