白いウサギは人肌に溶ける~執筆中=彼氏持ちレフィーヤ光のNTRストーリー 作:37級犬築士
~IFストーリー PART-3
※ 胸糞注意、でもどうせ正義の寝取られで脳破壊されるだけの男です。
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〇〇・××・△△、彼はロキファミリアの中でも古参に入る部類の男だ。ハーフエルフの種族でレベルは3、才能は中の上、努力は人並み以上、幼少期には期待のホープとしても持ち上げられその期待に応えるべく彼は輝かしい日々を、かつては送っていた。
幼少期こそ他と比較しても優れた冒険者として期待されたが、結果は平凡な後衛でしかなかった。彼の成長は行き詰まり、そして彼自身もどこかで自分に期待することを止めていた。
ファミリアの門戸を叩き、リヴェリアの教えの元でかつては夢を抱いていたが、今の彼は冒険者とは言えないだろう。婚姻関係を築く頃合いから、もう彼はダンジョン探索に消極的だった。遠征にこそ立ち会うが、裏方や後方ばかり、冒険というリスクを避ける傾向にあった。。
良く言えば縁の下の力持ち、悪く言えば落伍者。ファミリア内でも彼に対する苦言は日々聞こえていたが、それはある日を境にパタリと閉ざされた。○○がリヴェリアと結婚したからだ。
師弟関係にあったことはファミリアの内にも外にも知られていた。そのためか、不思議と批判の声は出ず婚姻は問題なく結ばれる。またリヴェリアの推薦で〇〇はギルドへと出向を果たす。
〇〇はファミリアとギルド間の関係を良好にする為の橋渡しとなった。そのことで、防権者時代に彼を非難していたものは皆口を閉ざした。
彼は冒険者として成功することはなかったが、リヴェリアの夫として有能な人生を獲得することができた。
無論、世間にはリヴェリアと結ば〇〇を疎む声もあったが、リヴェリアの夫でありさらにギルド間の交渉や内外でのエルフ絡みの問題に対処することが出来る有能な人材として彼は頭角を現すため、時期にその声も薄れていった。
そもそも、オラリオに置いてリヴェリアは誰もが認める存在だ。
そんな彼女が結婚の道を選んだ、ならば穏やかな生活に水を差すのは失礼と、そんな気風が現れたのも大きい。故に、二人の結婚は祝福されたものである。
二人は共に日々を過ごす。幸せになるために、リヴェリアは彼を受け入れ彼の伴侶となり、そして○○もリヴェリアを心から受け入れたと考えていた。
〇〇は、リヴェリアの夫は世間が認める存在となった。冒険者として成功しなくても、もう彼の心を蝕む障害はない。
〇〇を、教え育てた大事な愛しい〇〇を、私は幸せにできた。そうリヴェリアは自負していた。
だが、結婚して三年。
次第にメッキは剥がれていく。
× × ×
全ては一方通行。リヴェリアの思いは、〇〇の心には届いていなかった。
幼い頃から育て、そして良い師弟関係を築いていたと思っていた。だが、○○は反対にリヴェリアに淀みのあるものを蓄えていた。有能な師匠、師匠の名を落とす出来損ないの自分。リヴェリアを慕い、リヴェリアを崇拝し、そしてそれは転じて憎しみと軽蔑に変わっていた。
〇〇は、あの日、あの遠征の日、悲しさからリヴェリアを〇〇てしまった。慰めて欲しくて、師を〇〇た。そんなのは建前、後から付け足した言い訳だった。
あの日、正真正銘の八つ当たりで、彼はリヴェリアの処女を奪ったのだった。
〇
夫婦となった二人はホームに寄らず、ホームからさほど離れていない場所に家を構え、仲睦ましく暮らしている。しかし、それは結婚した半年まで、彼はすぐに本性を明かした。
リヴェリアの指導を受け、寵愛を受け、そして結ばれるに至った〇〇。リヴェリアの夫として良い思いをし、そしてリヴェリアの美も、味も、余すところなく堪能したうえで、半年後に彼は酒場で出会ったその日限りの女を孕ませた。
……すまない、リヴェリア
……許して欲しい、相手とは堕胎の話が付いている。だから、どうか
頭を下げた彼に、リヴェリアは憤りを見せた。だが、リヴェリアは許してしまった。
今三下り半を叩きつけてしまえば、彼が築いた地位も失いそしてロキファミリアにも迷惑がかかる。彼もまたファミリアへの迷惑をかけたくないと告げた為、そのことを理由に一度は許してしまった。
しかし、それが大きな過ちだった。リヴェリアが愛し、育て、慈しみ、大人になっていった〇〇を、リヴェリア本人はずっと見誤っていた。同情、憐み、理由は様々、隔てるガラスの濁った色で、彼の本性をリヴェリアは見ずにいた。
いつか、幼い頃に惹かれた誠実な彼を思い出しながら、大人になって苦労している〇〇を支え愛そうと、努力した。
だが、どんなに思いを寄せても、彼はあまり誠実な男とは言えないというのが客観的な真実だったのだ。
確かに、リヴェリアは夫である○○愛してこの関係を築いた。だが、〇〇はリヴェリアからの愛を利用していただけだった。
「もういいだろ。俺も取り繕うのは疲れたし、自由にさせてくれ」
「!」
ある日の夕食、彼は酒に帯びた息を吐きながら、自分の為に作られたご馳走を前にリヴェリアへ淡々と毒を吐き散らした。
「こんなの、形だけの結婚だろ、本気で愛し合ってると思ってたのかよ。なあ、師匠さまッ」
結婚して二年目に彼は本心を打ち明け、そしてこうも言った。
「ファミリアの為の形だけの関係なんだ、だからって良夫婦を演じなくていいだろ。夜は、静かに寝かしてくれ。あんたを抱くのは疲れる」
「一級冒険者のお前と違って、俺は弱いからな。お前に抱かれたら骨が折れちまう。そうだろ、俺は成れなかった。英雄になれなくて、皆を傷つけたどうしようもない俺を、あんたは憐れんでくれたんだろ!」
「……あの日、俺はどうでもよくなってあんたに八つ当たりしたのに、あんたは俺を受け入れた。だから、結婚してしまえば全部うまくいくって思ったんだ。冒険者として成功しなかった俺は、リヴェリアの夫のステータスで世渡りに成功したッ」
「なあ、賢いだろ……褒めてくれよ、がんばって俺は偉くなったんだ。なあ、リヴェリア、あんたは俺を見捨てないんだろッ!」
「はは、やっぱりそうだ……なら、もういいよな。見捨ててくれない、優しい師匠様ッ……そうだ、今のままで居させてくれよ。その方がお互いに楽だしな、それにあんたも浮気すればいい。お互い、形だけの結婚で、それぞれ幸せになればいいじゃないか。だから、飯を作って甲斐甲斐しく待つなんてマネ止めてくれ、嫌味かよッ」
「……わかってると思ってるが、離婚しても気にしないぜ。俺は終わりだ、お互いに立場を失って終わる……俺はあきらめがついてる、あんたを無理やり〇〇た時から、いつだってもう生きるのを辞めたっていいからなッ」
「……夢はかなわなかった、俺が一級冒険者になれなかったのは俺のせいだけじゃない。あんたのせいでもあるんだッ」
「あんたが励ますから、俺は無駄な努力をしたんだッ!馬鹿な夢を見たんだッ!!」
「……育てたなら責任を取れよ。俺の、今のこの楽な人生を壊してくれるなよッ、憐れむなら、最後まで憐れんでくれよ」
「リヴェリア・リヨス・アールヴの夫になった俺を……何もない俺にするなんて、ひどいこと……しないよね、師匠……はは、ははは」
〇〇はリヴェリアの思いを利用するだけ利用して、そしてその優しさに漬け込み束縛をた。
リヴェリアが待つ家に帰るのは、婚姻関係というステータスについた誇りを拭い綺麗にするためだけ。リヴェリアが待つホームに出入りする姿を周囲に見せるためだけに、彼は今日も朝帰りをする。
愛しているのは、歓楽街で貢いでいる彼女だけ
あんな、肉のついた古臭いババアを抱くなんて、馬鹿らしいと裏ではこぼしていたし、平気で本人にも唾を吐いた。
……あの女との初夜は、今でもトラウマだ。相手するだけ、疲れて辛くなる。自分のような男は、あんな女を相手にするべきではない。
そんな悪口を言ったと、〇〇のうわさを聞いたと、かつての親しい皆が心配して訪れた。だが、リヴェリアはそんなことあるわけないと、笑顔で皆を返した。
その日の夜、珍しく夜に帰ってきた〇〇は家の酒を飲み明かし、酔いつぶれたままリヴェリアに語り掛けた
……リヴェリアの夫である自分は、もっと良い思いをしてしかるべき
……今日はイシュタルファミリアで誰を抱こうか、あぁ、毎日が幸せだ
他の女の匂いを纏う、愛すべき弟子の今の醜態を、未だ糾弾せず今日もその背中を見送る。
既婚者リヴェリアは、今日も寂しく一人彼の帰らない帰りを待ち、料理を作ってはごみ箱へ捨てていることだろう。
〇
~とある日~
買い物に出かけていた。
食材の買い出し、ルーティーンとなった家事炊事の行動の動線は何時も変わらない。だが、その日だけは違った。たまたま使う小道が工事の都合で使えなかったため、普段は使わない回り道を選んだ。
見慣れない道、夕方になる頃合い。
ふと、見覚えのある顔に意識が向く。
「リヴェリア、さん?」
真っ白い髪に、ルベライトの瞳。
覚えのある記憶の姿とは、少しだけ重ならない。青年に向かって確かに成長を進めていく、そんな健気な少年の姿を私は目にした。
予定では三話まででしたがもう少し続きます。執筆してたら予想以上に筆が乗ってしまった、NTRは楽しいぞい
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