※この作品はR-18です。

白いウサギは人肌に溶ける~執筆中=彼氏持ちレフィーヤ光のNTRストーリー   作:37級犬築士

79 / 295
新章です。

冒頭から早速フェチ強めですが、お許しを

たまには、書きたいものだけを全力で書きたくなるやん


単独√~サンジョウノ・春姫
(1) 酒気と夜伽と月下美人 ※キツネは肉食です


 酒は人を狂わす。

 

 普段は隠れた人の奥底を晒しだすそれは、古来からに人を魅了し、乱し、されど憎まれながらも捨て去られることは決してない。

 

 酒気を帯びた人は平常から外れる。普段はできない、あり得ない挙動を取る。けど、得てして人はそれを自分のせいにはしない。自分を狂わしたその液体にすべてを押し付ける。

 

 

 人は酒にはあらがえない。かつてはソーマの酒を相手に、僕らは立ち向かい、乗り越えた過去がある。だが、少なくともこうして、自ら進んで得た酒気の魔に、僕たちは抗うすべを得ない。

 

「……」

 

 きっかけは偶然、こうして今二人、ベッドの上で向かい合っているのもどうしようもないぐらい酒のせいだ。

 

 だから、僕らは前に進む。

 

 全てを忘れ、望むままに僕らは欲して、そしてすべてを飲み干しあう。

 

 

「ベル様」

 

「……」

 

「お召しもの、今、脱がして、さしあげますね」

 

「……うん」

 

 手が腰ひもをほどく。少し腰を浮かすと、すぐにズボンは脱がされる。

 

「春姫に、身をゆだねてください……んっ、はあぁ」

 

 ズボンを下ろされ、下着だけに、痛いほどに隆起したそのふくらみに、彼女は鼻息を荒く、火照った頬がいっそうに紅をまとう。

 

 下着と肌の間に指が入り込む。慎重に、壊れ物を扱うように、僕のナニを取り出そうとする。引っかかる布からブルンッと、勢いよく飛び出すは生々しい男の象徴。

 

 見せるはずがない。見られてはいけないそれが今、彼女の眼前で熱を放ち、臭気が彼女の穴に吸い込まれていく。

 

「……ッ」

 

 呼吸が荒い。肉竿を前に、その小さな口からとどく吐息が竿に何度も触れる。

 

「……あぁ、これがベル様の」

 

「…うぅ、春姫、さん……」

 

 見られる羞恥、触れる吐息がいじらしく、躊躇していたベルの精神も次第に場の空気に飲まれていく。視線の先はその端正な顔、竿が向けられた彼女の唇に

 

「……ぁ、あぁ……うっ」

 

「では、まずは……奉仕を、即尺をさせていただきます」

 

 彼女の手が伸びる。

 

 おそるおそる、その繊細で華奢そうな指が、今僕の一番汚い所に触れる。そっと絡みつくように、陰茎を優しく握る。女性らしい、ひんやりとした感触が刺激的で、先端がびくつく。

 

「……皮、めくりますね」

 

 握った手をズリ下す。汗と我慢汁でぬちゃりと、仮性気味だった亀頭がみるみる剥がれていき、なかのピンク色があらわになる。

 

カリ首が抜き出て、余った包皮を下に引っ張っていく。

 

「……くっ、ぁあっ」

 

 皮がはがれる感覚、他人の手でゆっくりと行われるその行為はとてもいじらしく、けれど与えられる快感にぼくはただ何もせず耐えるしかできない。

 

されるがままに、彼女の奉仕は進む。

 

 

「あぁ、これは……」

 

「え……あっ」

 

 包皮が完全にめくりあがる。うっすらと、陰茎のまわりとカリ首に見える白い汚れ。

 

 今日一日、ふろにも入ってない僕のそれは垢がたまったままで、それはとても人前に、それも端正な顔立ちの彼女に向ける物としてはあまりにも汚らわしい。

 

「あの、今洗って」

 

 

 

……ぴとっ

 

 

「……へっ?」

 

 カリ首に、湿った何かが触れる。

 

 それは生き物のように、カリ裏や裏筋あたりをちろちろと撫でる。

 

「!」

 

「……はぁ」

 

 触れたそれは、彼女の舌先には、白いねっとりとしたものがこびりついていた。

 

「……え、ぁあ!!」

 

「……んく」

 

気づいた時には遅く。彼女の唇は閉じる。

 

「……んっ、ぁ……んく」

 

「……ッ!」

 

 彼女は上品に、口元を隠し時間をかけて舌ですくい取ったそれを味わっていた。

 

 舌の上に乗せ、唾液と混ぜて何度もかき回し、顎の動きから咀嚼しているのがわかる。

 

 ゆっくりと、時間をかける。

 

 味わう彼女の顔には不快感や嗚咽などはない。

 

「……んっ、コク」

 

「!」

 

 飲み干された。

 

 口元を隠した手が降りて、その尊顔が明らかになる。

 

「……濃い、殿方の味……苦く、舌にピリリと、刺激的でございました。」

 

「……そんな、どうして」

 

「どうして?……あぁ、確かに、どうしてでございましょうね」

 

「……へっ、ぁあっ……!」

 

「ですから、また……一献、いただきます……れえぉ……ぉ、んぐ」

 

「ひぅ!?……あっ」

 

 陰茎を握ったまま、また彼女の舌が肉竿の先に、今度は裏筋から這うように舌の面が触れる。

 

 亀頭の裏に彼女の鼻息が当たり、その息遣いから何度も匂いを吸い取っているのがわかる。

 

「……うっ」

 

 舌のざらつきが竿の痴垢をこそげ取る。舐めまわし、つつき、皮に隠れた敏感な肉竿が唾液にかき回される。

 

「れろ、ちろちろ……んちゅ、んく………はあぁ」

 

「くっ………あがっ」

 

 初めて体験する口の奉仕、春姫の舌遣いは緩やかに、しかし確実にベルの快感を刺激する。

 

 奥底から駆け抜ける尿意、裏筋から舐め挙げるように、舌の上に鈴口が乗った所で、唇がぱっくりと亀頭を丸ごと咥え込む。

 

 

 口内の生暖かい質感、我慢で張り詰めた糸が今断ち切られる。

 

 

「……ッ!?」

 

 陰嚢が震える。猛烈な尿意が体の奥から溢れかえる。

 

 我慢など等にできず、尿道をかける白濁が今彼女の口内に

 

 

「……むぐっ?」

 

 口を閉ざしたまま、驚きで目が一瞬見開く。しかし、すぐに目つきは薄くたおやかに。ただ舌の上を滑る射精を受け入れる。

 

「くっ…はぁ……いっ!」

 

「……んく、んく……こく」

 

 陰茎をそっと握り直し、カリ首に唇をひっかけしっかりと隙間なくとざす。した上を滑る精液が食道へと入っていく。喉を鳴らし、たまりにたまった精を春姫さんは嚥下していく。

 

「……ごめん、なさい……ぼく、我慢が」

 

「……チロ」

 

「!」

 

「ん、んくちゅ…ぢゅるる……こっく、んく」

 

 射精が終わる。けれど、彼女の奉仕は続く。

 

 口を窄め、精液と唾液が口内に溜まったまま下を回す。亀頭あたりに円を描くように舌を使う。未だこびりつく痴垢もこそげ取ろうと、口内に沸き立つ唾液に溶かす。

 

「……ッ」

 

 イったばかりで敏感な亀頭をなぞられ快感に震える。出ないはずの尿意に歯を食いしばり、僕は春姫さんの奉仕と言う名の責めに耐える。

 

「ぢゅる、んんっ」

 

 唇を窄め、ゆっくりと顔を引く亀頭が顔を出し、やっと終わるかと思ったが、彼女の口は鈴口にくっついたまま離れない。

 

「…ぢゅる、ぢゅろろろぉ……ちゅうぅ」

 

「!!」

 

 

…これ、吸われて……だめ

 

 

 尿道に溜まる精液、余すことなくいただくのが礼儀と言わんばかりに、彼女は僕の物を求める。

 

 竿の奥の、一番敏感な部分にまで快感がほとばしるような、尿道をえぐるようにはい出る白濁が竿を刺激する。

 

 竿から出る物はすべて吸われる。このままでは尿まで吸い取られん勢いだ。

 

「…くっ、んぢゅる……んく、んん」

 

 口いっぱいに頬張る精液。口元を隠しても、その奉仕の証は隠し切れない。

 

 ゆっくりと、回数を分けて春姫さんは嚥下を繰り返す。ドロドロで個体じみたそれを舌で伸ばし歯で砕く。竿から出たものが今、彼女の口内で何度も咀嚼されて、そしてその味を彼女は舌に感じている。

 

 精液を、春姫さんが僕の精液を、竿に付いた痴垢も、僕と言う男の汚れを余すことなく受け入れている。

 

そんな事実が恥ずかしく、どうしようもなくいたたまれなくて

 

でも

 

 

「……んく、はぁ……殿方の、味……春姫は、残さず召しましたよ、ベル様」

 

「……ッ!」

 

 

 淫靡な奉仕を終えてなお、彼女は上品に言葉を調べ、振る舞いは依然変わらず高貴なままだ。

 

「……うぅっ」

 

 舌が伸びる。未だ汚れと精液、それに彼女の唾液にまみれた僕の竿に舌が伸びる。

 

 奉仕は続く。

 

 性行為にためらいなど無く、彼女はモテるすべてで僕を溶かそうと行為を望む。今の彼女は冒険者でも、ホームでせわしく働くメイドでもない。

 

 

「……はるひめ、さん」

 

「んちゅ……はい、まだ、してさしあげます……口も、乳房も……」

 

「……」

 

 僕が初めて彼女と出会った時、彼女は僕に伽をしようとした。

 

 今思えば懐かしいことで、ヘスティアファミリアになじんでしまった彼女にはあのころの面影は古い過去だった。まあ、ときおり、彼女の天然ムッツリ発言で回りがどよめくことはおおいにあって、現在進行形なのだが

 

 

 だが、少なくとも、今のこんな彼女の姿は誰も予想しない。

 

かつて得た知識を、手腕を、今惜しげもなく僕の為に振舞う。言い方は悪いが、今の彼女は参れもなく

 

 

「……春姫さん、その」

 

「……はい、なんでございましょう」

 

「……」

 

 男を喜ばす、そのための手であり、足であり、顔であり、体であり、全てが快楽のための手段

 

 今日、今宵、ここはあの時の廓部屋で、そして僕は彼女のための客で

 

 

そして

 

 

「……よろしく、お願いします」

 

「……ふふ」

 

 

 

 

彼女は、サンジョウノ・春姫さんは、僕のためだけの娼婦になる。

 

 

「ええ、こちらこそ、よろしくお願いしますベル様」

 

 

 

 

 

 

 

〇

 

 

数日、時間を巻き戻す。

 

始まりは月のない夜。ことはそこから始まった。

 

 

 

 

 その日は重く曇りがかった空で、星の光も届かない深い夜だった。

 

 時刻は深夜、窓の外は静かに、人口の明かりも絶え何も見えない暗闇の部屋

 

「……」

 

 眼を閉じて、何度も寝ようとするも一向に思考は晴れたまま。

 

 耳鳴りのように無音がざわめき、僕の眠りを妨げる。

 

「………」

 

 

…寝れない、落ち着かない

 

 

 不眠症というわけではない。いつもと同じ、決まった日々を送る。そんな毎日が続く中、僕は今日あの時の記憶を思い出す出来事があった。

 

 それがきっかけか、けれどとにかく僕は不安定になった。

 

 一度経験した地獄を、僕は忘れない。乗り越えてなお、心の奥底で、その時の傷跡がまだ残っているのだろうか。

 

 

 

「……ッ!!」

 

 

 

 閉じた目を見開き、緩めた肢体が一瞬でこわばる。窓がきしむ微かな音、たったそれだけに体が過剰に反応する。

 

 

「……あぁ」

 

 同じことがあった。

 

 深層から無事帰還した僕は、ひどく寝れない体質になった。微かな音に過敏に反応し、体が意志に逆らい鋭敏に尖った状態に戻るのだ。

 

 

……今は、まだましだけど

 

 

 限界までに過敏になる神経が平常になるまで、僕はしばらくまともに眠れる体ではなかった。だが、それはすでに治ったはずのこと。なのに、まだ

 

 

「……」

 

 体を起こす。このままこうして布団に身を縮めても同じこと

 

 

…しかた、ないよね

 

 

 僕は久しく、また彼女の元へと足を運ぶ。

 

 時刻は遅い。すでに寝入っていてもおかしくない時間、魔石具の明かりを持って、僕は部屋を出る。

 

 黒一色の回廊で、足を運ぶは彼女の部屋

 

 こんなことをするのは忍びない。第一、こんな夜更けに女性の部屋に尋ねることは色々とマズイ気がする。もし、誰かに見られようモノなら、誹りを受けて否定できない。

 

 けど、それがわかっていても、僕は彼女の手が必要で、それはどうしようもないぐらいに、すでに体験済みであるからこそ求めてやまない。

 

 

 

 頼りたい。

 

 

 

 彼女の優しく、暖かい囁きが、欲しいと

 

 

 

「……春姫さん」

 

 

戸を叩こうと握った手を上げる。けれど、周囲に響く音をためらい、僕は細々とした声で彼女の意志をもう一度訪ねる。

 

「……春姫さん、まだ、起きてますか?」

 

 

 

返事は、すぐに帰ってくる。

 

 

 

「……ッ」

 

 微かに、彼女の透る声が聞こえた気がした。

 

 光を消して、ドアオブを捻る。鍵をしていないのかすぐに戸が開いてしまう。押し開け、奥にいる彼女の方に視線を向ける。

 

 

暗闇で見えない。

 

目を凝らし、彼女のいる方向へ向けて目を凝らす。

 

一瞬、持ってる明かりで部屋をともそうと考えたが、すぐにそれは杞憂に終わる。

 

 

 

「……ッ」

 

 

 窓辺から、光が注いだ。

 

 

 曇天が晴れ、窓辺からは月の光が彼女を照らす。

 

 

「……ベル、様」

 

 

 ベッドの上、彼女は僕の来報を待っているかのようにその場で座り僕を待っていた。

 

 金色の毛並み、降り注ぐ光を浴びて、金の糸は青白く霊光を帯びたように艶を帯びる。

 

 色白く、透き通るような肌はこれまた月明かりに映える。

 

 いつかに聞いた月下美人。月の明かりに照らされる女性がこれほどに優美で、淑やかに映るものとは、僕は訪れた目的も忘れて彼女に、春姫さんのいで立ちに目を奪われてしまった。

 

 

「………」

 

「…また、なのですね」

 

「……え、あっ」

 

「ふふ、構いません。…今日は、そんな気がしました」

 

 静かに、微笑をこぼし、彼女は僕を受け入れる。

 

 

「……いい、ですか」

 

「ええ、もちろん……こちらに」

 

「……」

 

 

 眠れない夜、僕はまた彼女を頼る。

 

 

「…また、本を読んであげましょうか。それとも、膝と尻尾をお貸ししましょうか……お好きに」

 

「……今日は」

 

 

…ぼくは、また

 

 

 

 

 

 




春姫編のスタートです。

まだ構想の段階で、色々と悩みどころなんで途中止まるかもしれません。まあ無理なく、良いものに仕上げていきたいと思います。


次回は取り合えず未定で、気力次第なんで
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。