白いウサギは人肌に溶ける~執筆中=彼氏持ちレフィーヤ光のNTRストーリー 作:37級犬築士
筆の乗りが思いのほかよくてびっくりしてます。アミッドかわいい、書くの楽しい
ベル・クラネルが入院した。その情報はすぐに特定の人物間へと知れ渡る。
連日のように、見舞いと称した一団が治療院に足を運ぶのは、もはや見慣れた光景だ。
そして、今日も
「ベル様、怪我の具合はいかがですか?」
「…ベル殿、欲しいモノがあればすぐに仰ってください。懐石でもなんでも、すぐにお届けします!」
「もう、僕は本当に心配したんだぜ。うん、心配だからね、僕はね……よし、この位置でいいかな?個室を良い事に虫がよりつくといけないよね。だから、僕用の寝袋を……って、待て、何するんだ!それ結構高いんだぞ!!」
入って早々に、リリを押し退けて命さんは調理器具一式、さらに神様は床に寝袋を敷こうとして看護婦さんと取っ組み合いに
「…あはは、あの、すみません。本当に、僕の方から言って聞かせますから、どうか、勘弁してください」
今日も今日とて、看護師を務めている団員の方に頭を下げ続けている。足が無事ならそく土下座を敢行していたことだろう。
「…や、やめ、やめろーー!!わかった、わかったから!!ならせめてここで雇っておくれ!…ベル君に座薬を入れるのは僕の役目だーーッ!!!」
「違います、そんな勝手はさせません!!…どさくさに紛れてよからぬたくらみをしている悪知恵はここですか!!、ここに詰まってるのですか!!!」
「…って、あなた達いい加減にしてくださいって、ちょっと、病室で七輪を焚くな!!……てか、なんでこんなに人が集まってるの!!!?!?!?」
「「「「「……Fooooo!!!! キマシタワー!!!!」」」」」
ベッドの横で、ロリ巨乳の女神さまがさらにロリな少女に乳をもがれようとしている光景、病室で焼き物を作る東洋の神秘、憤るナース、ついでに極上のキャットファイトの匂いを嗅ぎつけた別室の患者の変態紳士たち、病室内はまさにカオスだ。
…あぁ、もう、いいや。
最終的に僕がとばっちりを受ける。そんな未来を予期し、ぼくはあきらめの境地で瞼を閉じた。
入院生活、一週間を過ぎた僕の日常である。
〇
怪我を負って一週間が過ぎる。未だに絶対安静で、僕はベッドの上でゆったりと過ごしている。
風呂に入るのも、トイレに行くのも人に頼らないといけない。窮屈でやるせない日々、しかしそれが病人の宿命であるため、忍耐を強く持たないといけない。
楽しみと言えば、見舞いのたびに持ち込んでくれる書物、娯楽から勉学と、多用のモノを用意してくれる。騒がしいお見舞いも、一応は僕の為に、退屈で殺されないようにとの気遣いからだ。問題がたびたび起きるのは悩ましいけど、でも皆の気遣いには感謝の念が堪えない。
まあ、それでも、その度に周りの人からクレームが来るわけで、皆悪気がないし、僕も嬉しいからあまり断れないせいで、えっと
「…だから、あまり強く言えないと。…はぁ、それで困るのはこちらなのですが」
「…すみません。でも、皆本当に悪気があるわけじゃ、でも、なんでか組み合わせというか、イベントというか、その」
「もういいです。まあ、あなたは良くも悪くも顔が広いですから、こうなることは致し方ありません。ですが、他の方に迷惑だけはお止めください。」
「……はい」
「個室をあてがったのも、ある程度そうなると考えたからですけど……貴方が望むなら、拘束されますか?」
「……」
…ブンブン!!
呆れた顔で、僕を一瞥する。普段から表情を出さない人だけど、今は少しその顔に色が出ている。怒りの顔色で、こちらに有無を言わさない脅威のアルカイックスマイルだ。下手に態度を誤れば命が足りない。
「……はぁ」
「……ッ」
大きくため息を漏らす。たなびく髪色と静謐さを感じさせる出で立ち、尊顔を覗けば思わず息をのむ、近くにいて改めてその美麗さに感心する。
「……ベル」
「……」
「……ん」
「!」
「……見すぎです」
「…ふぐ、んっ!」
見惚れていた隙に、アミッドさんの指が僕の鼻を塞ぐ、突然のことで少しオーバーなリアクションを取ってしまった。
僕がたじろぐ様に、アミッドさんは少し長く、そのままつまんだ鼻を動かしてくる。左右上下と、遊ばれている。
「……ふぅ」
…バチン
「!!」
最後に、その鼻の先が軽く指先で小突かれた。強く着かれたわけじゃないけど、座ったまま体が後ろに倒れそうで、大げさにリアクションをまた取ってしまった。
「……へっ」
「…これで今日は許します。…存外、あなたは愛らしいのですね」
「!?」
「…私、小さいころに弟が欲しかったのを思い出しました。……ふふ、あなた、素養がありますよ」
「…それって、褒められていますか、僕」
「…ええ、悪い事じゃ、ないはずですよ。……さ、ではそろそろ」
おもむろに、お盆に置いた各種道具を取り出す。包帯と薬、その数々に僕は思わず顔をしかめてしまう。
モンスターにやられた傷跡、未だ生々しいその患部を消毒洗浄し、薬を塗布して包帯を交換する。大の大人ですら辟易する苦行の時間だ。
「…また、嫌そうな顔をしてますね」
「……すみません」
「いえ、仕方ない事ですから、気になさらず。」
慣れた手つきで、いそいそと処置の準備をする。僕はズボンをまくり、右足をアミッドさんに晒す。
ベッドの上に、アミッドさんが座る。
時間にして数分、すでに脳内は来る痛みに備え、口の中では歯と歯が力強く噛み合っている。
「……ッ」
「…ベル、頑張ってください。私も手短に済ませます。……それと」
「!」
四つん這いで、足を伸ばし座る僕の上を進み近づく。突然の接近、なにより近づいて香ってくるそのいい匂いに、棒の顔は自然と発火してしまう。
赤面で照らし、意志になって動けない僕に、アミッドさんは自分の額を僕のおでこにくっつけた。
優しく、その口からつぶやく言葉が、僕の中に直接入ってくる。
『今日も、ちゃんとご褒美をあげますから、ね』
「………ッ!?」
耳をくすぐるクリアな声、さっきまでの不安が嘘のように、その短い言葉で僕の中の氷が溶けて消えていく。
陰鬱になる時間、でも今は少し違う。
アミッドさんのおかげで、僕の入院生活は大いに変わっていく。
これは、まだその始まりである。
〇
傷に癒着した包帯をはがす、痛い。
悪化した患部を消毒する、これも痛い。
清潔にした幹部に塗り薬を塗る。そしてその上から包帯を新調する、とても痛い。
治療は痛い事ばかりだ。歯が欠けないように、置いてあるタオルは歯型で繊維がボロボロだ。
でも、それが終われば僕にはご褒美が与えられる。
このご褒美があるから僕は耐えられる。
だから、アミッドさんには本当に頭が上がらない。そしてそれは、今も物理的にそうなわけで
…カリ……カリカリ……ズズ
「んっ」
耳の奥で、ここちよい摩擦音が反響する。
たまったかゆみが取れていって、そしてまた痒い所が芽生える。終わらないイタチごっこ、でもそれがいい。
人にしてもらえる、そのうえ枕はどんな製品もかなわない極上品だ。
だから、僕は……あ、そこ、気持ちいい所、もっとかいて欲しい。
「……あの、さっきの所、もう少し……んっ、そ、そこ…です………ぁ」
「…ここですか?…うん、ここみたいですね。」
「…はぁ、すみません、僕……アミッドさんに、こんなこと……ぁ」
「なら…謝罪する割に説得力がありませんね」
「……ごめん、なさい」
「…まぁ、気にしてませんよ。ほら、動くと危ないですよ。」
「……はい」
会話はちらほらに、今は先程の喧騒と売って代わり、個室には静謐な時間が流れている。
「…………」
…柔らかい、ふともも
白を基調とした制服、タイツ越しに伝わるももの柔らかさが嬉しい。
タイツのざらつきに肌が擦れるのが気持ちよくて、ついつい無意識に体をよじらせてしまう。
「……あまり動くと、手元が狂います。」
「…ッ」
視界が指でおおわれている。動かないように、けれどそこまで強くない力で、むしろ顔を触られるのが面映ゆくて、でもなんだか嬉しくて
「……何で嬉しそうなのですか?」
「えっと、なんでですかね。……あはは」
少し叱られて、でも優しくされて、ずっと続けばいいのにと、そんな思いにひたる。
ずっと優しくされたい、甘えていたい、皆と過ごす日も良いけど、こんな風に誰かと二人きりでいる時間に、僕はどうしようもなく夢中でいるのだ。
「………ぁ、ん」
「………ここ、ありますね…………よし、取れた…………ん、ここ、かいてあげますね。あなたがかいて欲しいところ、段々とわかってきましてよ。」
「…あぅ、あぁ……ぁ」
耳奥で鳴り続けるBGM、心地い爽快感と安息間に包まれ、意識は薄くそよ風に溶ける。
町の喧騒は遠く、不思議と静かな部屋の中、窓辺からは涼やかな流れが空気を清くする。
病室のベッドから漂う清潔な匂い、そして今はそこにもう一つ、淡く花を思わせる匂いが心をくすぐる。
「……」
…香水、なのかな?……でも、きつくない……本当に、花みたいで………みたい、で………あぁ、ダメだ、言葉、まとまらない……。
「ふぅ…ずいぶんと、ため込んでいましたね。…まったく、急に耳掃除がいいだなんて、まあ多少のわがままなら聞くとはいいましたけど、ずいぶんと大胆なのですね。」
「……すぅ」
「………」
…てしっ
「あっ……ん」
「勝手に寝ないでください。ほら、反対側もありますから」
軽くっ小突かれて、心地よい眠りの際で起こされた。
「…ふぁ、んん」
「……まあ、眠たいのは、それだけよかったということですね、本当に仕方のない患者です、あなたは」
おもむろに、その場を離れた。やわやわとした太ももが離れていくのが少し惜しく感じる。
しかし、その感触はすぐに戻った。
「……?」
「…よい、しょ」
「!!?」
「はい、じゃあ、続きをしますね。」
「………ッ!!」
…ブルブルブルッ!
「…なにか?」
「い、いえ!……なに、も」
咄嗟に、僕は目を閉じた。
何故なら、僕の目のまえには
「…あの、何でこっち向きで」
「?」
「…あの、特に他意は、僕が寝返りを打てば」
「…それでは、右足が下になってお辛いかと、そう考えただけです。ほら、足を崩してますから、斜めで頭が置きづらくならないようにしてあげます。」
「……ッ」
アミッドさんは何も気にしていない。僕は今、アミッドさんのお腹を向いて膝枕をされているのだ。女の子座りで、寝苦しくないように足を崩して水平にしてくれている、それはいい、確かに頭が楽だ。
でも、肝心な話、アミッドさんの来ている服装はいつも薬舗のカウンターで立つ制服で、スカート部分の丈は意外と短い。
見てはいけないと、今は懸命に目を閉じている。でも、先ほど見た光景はそう容易には離れない。絶対領域から覗くむちっとした肉付き、そしてその奥に、スカートの布で影になってはいるけど、その秘部を隠す布地の色、皴の一片、そして意味深な縦の一筋、僕は見てはいけない絶景を拝んでしまった。
「……あの、僕、向こう」
「…なに強張っているんです?力抜かないと、ほら……もう」
「……ッ!?」
「動かないでください、ちゃんと取れないですから」
耳かきを持たない手でがっつりと抑えられる。左のほほはむちっとした柔肌に触れる。体温の温もり、先ほどまではただ嬉しい程度で済んだそれも、今は途方もない刺激的な情報に変わっている。
入院生活、年頃のベルにとって少年の活力はどうあがいても持て余すわけで、そんな中に絶世の美少女のパンツを直に拝んだ日には、当然心境はエマージェンシーで、今にも赤い警報ランプが狂う程に鳴りそうだ。
…目を、開けなかったら、だから、早く終わって
「……もう、あなたという人は」
…ぐりんッ
「!?」
「…ベル、あなた」
耳かき棒を抜いて、唐突に頭を上に、半ば強引にあおむけに寝かせられた。
「!??!?」
しかし、向きが変わっても安息はない。
膝枕で、上を拝む。見下ろすアミッドさんの目、しかし、何よりも目立つのは
「………ッ」
…大きい、アミッドさんの
胸に実る二つの果実。制服で押しとどめられてなお、その形の良さと質感を否応なく発揮している。
脳裏によぎるのは少し前、ナイーブになっていた僕を見かねて、抱擁された時に感じたその感触、あの時は精神がめちゃくちゃで、あまり記憶にないのに、でもだからこそ、目の前で、伸ばせば容易に手で掴める距離にあるからこそ
「……あぁ、ぁ………!!!」
「耳かき、痛いのなら我慢せず……って、あなた、顔が赤くないですか?」
「!!!」
あぁ、この人はどうあがいても、僕を許してくれないようだ。
ふいに拝む下着、ローアングルからの乳、そして極めつけに
「!!?!?!?!!?」
「熱、結構上がっていますね」
額と額を押し付ける。背中を抱きかかえられ、その顔が僕の眼前に、そうなれば、当然その唇も
「……まったく、抵抗が下がって熱を出したのしょうか、足の方見ますから、横になって、じ………っと……」
ついに、その視線は僕の顔から下腹部の方へ
下に履いたズボンは部屋着用で、そのゆったりとした履き心地と引き換えに、とある部位の暴走を隠すには何とも心もとない。
「………あの、それは」
「……うぅ」
視線の先、そこには何とも立派に、若さ溢れんばかりにご立派な山がそびえ立っていた。
「……ベル・クラネルさん」
「……はい」
呼び方が急に他人行儀に、僕をベッドに下し、そしてアミッドさんはいそいそとその場を立つ。
入り口まで歩き、手前でぴたりと止まる。そして
「……次に、次に私が来る時までには、お願いします。……では」
「……」
思ったより、悲鳴を上げるでもなく、まるでマニュアルチックな振る舞いで静かに部屋を去った。かすかに、その後ろ姿から覗いた尊顔、耳の先とほほ色が真っ赤に紅潮していたことだけ、僕は確かに見届けた。
「………」
…とりあえず、処理しないと
立ってしまったのは致し方ない。ひとまず、これ以上恥をさらす前に、適度に自分で抜かねば
チリ紙の箱を取って横に、ズボンをパンツ事ズリ下げる。
……アミッドさん、幻滅したかな、したはずだよね
いかに聖女とはいえ、男のそれがフルで戦闘状態になっているのを目視したのだ。まともな神経なら、まずスルーすることはできない。
「……はぁ、次会う時、どうしたら」
…ガラッ
「あの、すみません私、忘れ物を」
「!!?」
「!!!?!?!?」
「「…………」」
突然開かれた扉、常に冷静沈着で評判のアミッドさんの表情がすごいことになっている。これほど、眼を見開いて驚く様をまず見たことは無い。
ドアが開き、風通しが良くなったせいで下半身が寒い。握った肉竿の熱が奪われる。
「…あの、アミッドさん、これは」
「……はい」
「……ッ!」
「………」
…バタンッ!!
「……ま」
待ってください、そんな短い一言すら言い切る前に、彼女は姿を消した。
今回はここまで、次回からはシコリティが始まる、はずです。始まったらいいなぁ
火曜か水曜には投稿します。