※この作品はR-18です。

白いウサギは人肌に溶ける~執筆中=彼氏持ちレフィーヤ光のNTRストーリー   作:37級犬築士

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連日投稿です。


(3) 聖女アミッドの搾精クリニック、ステージⅠ

「ま、待って!!」

 

 急いでズボンを履きなおし、僕はベッドから飛び降りた。

 

 恥ずかしいから、見られてしまったから、でもそこにある一番の気持ちは。

 

 

…幻滅されたくない、見捨てられたくない!!

 

 

 優しくしてくれたアミッドさん、けれど、これから僕と彼女の関係はどうなるか、きっと、ずっとぎこちなくて、いたたまれない過酷なひと時になるに違いない。

 

 今日のように、居心地のいい静謐な時なんて、きっともうないのだ。

 

 

…いやだ、それだけは、絶対に!

 

 

 無事な左足で床を踏み抜く。力強く、一歩を噛みしめて、けれど

 

 

「!」

 

 久しく、自力で立つなんてしなかった体は垂直に保つバランス感覚を保てず。

 

「……ッ!!」

 

 呆気なく、情けないぐらいに僕は転倒した。

 

 転倒して、右足を叩きつけるように地面にぶつけた。

 

「---ッ!!?」

 

 

 ギリギリと、肉を蝕む痛みが走る。 

 

 声の無い悲鳴を上げて。僕はそのまま床に伏せて動くことができない。

 

「……くっ、うぅ」

 

 耐え切れず、涙腺は決壊した。痛みはもちろん、自分が情けなくて、とめどなく涙は流れ出続ける。

 

「あぁ……なんで、こんな」

 

 

…ガラッ

 

 

「!?」

 

「……ベル」

 

 唐突に、眼前の戸が開いたと思いきや、そこにはいなくなった彼女が立っていた。

 

「……ッ」

 

 重く、その視線がすごく物悲しく見えた。

 

「……ベッド、上げますね」

 

「えっ………あ、はい」

 

 

 

 

〇

 

 

 

 

「……」

 

「…ふぅ、打ち身ですから、安静にすれば鈍痛も収まります。もう、無理はしないでください。骨だってまだくっついてないんですから」

 

「……はい、いつつ」

 

 ベッドのヘリに座り、僕はアミッドさんの治療を受けた。

 

 こけただけとはいえ、その傷は今も名を生々しい傷跡が癒え切っていない。でも、今はそんな痛みよりも

 

「……あの、さっきのは、その」

 

「……別に、気にしていません」

 

「いや、でも」

 

「……はぁ」

 

 重く、一回ため息を漏らす。そして、こっちへ振り返り、力強い目でアミッドさんは告げる。

 

「男性の性事情ぐらい、私も理解はしています。こんな言い方はあれですけど、あなたが初めてではありません。」

 

「えっ!?」

 

「…話は最後までお聞きください。あくまで、治療の現場で、仕方ないからです」

 

「……はぁ」

 

 少し残念なような、でも安心したような、そんな思いをよそに、アミッドさんは淡々と語ってくれた。

 

 先ほど立ち去ったのは、ただ本当に僕に気を使ったからだけで、長く入院生活を続ける患者が、生理的な欲求に悩みを抱くことなんてのは当然理解していると。だから、プライベートを配慮し、万一そう言った場面に遭遇しても、それを責めたり咎めたりする気はないと、そのような旨を丁寧に語ってくれた。

 

 個室にいる僕を配慮し。いつも突然の来訪はしないように、この部屋に来る際は常に遠隔で起動できる呼び鈴を介している。

 

 不思議と関りが薄い環境と思っていたけど、そこにはそう言う配慮があった事実に、僕は素直に感心した。

 

 

「…ですから……そう、だから……」

 

「……」

 

 しかし、語る言葉は誠実に、アミッドさんは理解があるというメッセージを伝えているけど

 

「……ぅ」

 

「……ッ」

 

 その顔は、上質な絹の布のように白く滑らかな頬に、どうしようもなく言い逃れができない真っ赤な模様が浮かび上がっている。

 

「…あの、恥ずかしいなら、べつに」

 

「い、いえ!…私は、別に恥ずかしがってなんか、年上をからかわないでください!」

 

 珍しく、感情を慌ただしくしている。

 

 見ているこっちの表情金が緩みそうになるけど、原因が原因だから何も言えない。

 

 

「あの…でも、すみません。僕も、我慢できなくて、あんなに」

 

「…いえ、構いません。あなただって年頃ですから、いつもあどけない少年の癖に、あそこは立派なんですね。」

 

「うぅ」

 

 カウンターと言わんばかりに。その言葉は胸に刺さる。

 

 太ももに書かうスカートを掴み、隠すように伸ばす。赤らめ、視線を向けないまま、アミッドさんは言葉を連ねる。

 

 

「見たんですよね、下着。私もうかつでした」

 

「うっ…!」

 

「それに、胸も……あの時に思い出したのでしょう。仰向けに寝転んで、上からじろじろと見上げて」

 

「くっ……!」

 

「あらら、意外と下心が……って」

 

「うぅ……ぐす」

 

「………ああ、もう」

 

 いたたまれなくなり、涙を流すベルの頭に手を添える。言い過ぎたお詫びと、取り返すように頭を撫で続ける。

 

「もう、そんなに………いえ、気にするはずですね。あなたぐらいの年頃なら」

 

「…うぅ、ひくっ」

 

「……はぁ」

 

 ため息を漏らし、しかし撫で続ける手は止めない。

 

 あどけなく、涙を晴らして自分にすがる年下の少年、次第に抱く心情には罪悪感よりも、内側から何か暖かい感情が芽生えだす。

 

「……まったく」

 

「ぅ……あの、アミッドさん」

 

「……はい」

 

「…もう、大丈夫ですから」

 

「?」

 

「その…なんというか、えっと」

 

 ぎこちない言葉、しかし、その意味はすぐに理解する。

 

「……あなた」

 

「その、なんというか……もう、限界で」

 

 下腹部に、見下ろす先にはまた見逃せない大きなふくらみがある。 

 

 若々しさをある意味象徴する、ベル・クラネルの本気のそれが、今そこに秘められている。

 

「……我慢、できないみたいですね。」

 

「はい、だからその、トイレに行きますから、肩を」

 

「……」

 

「あの、だから肩を」

 

「……ッ」

 

「?」

 

 視線を合わせない、顔を赤らめたまま、アミッドさんは僕の足に手を置く。

 

 そわそわと、妙な手つきで、何かおかしい。

 

 

「…あの、私は」

 

「……」

 

「…ベルは、私に興奮して、それを」

 

「……ッ!…それは、その「構いません、そのことは」……そ、それって」

 

「……私は」

 

 顔は背けたまま、脚に置いた手が伸びる。その指先が向かう先は

 

「!」

 

 ゆびさきがすっと、内ももをなぞる。下腹部で今もなお膨らむそれは、身近な刺激に反応して一瞬振るえる。  

 

 焦らすように、その手つきは不思議と艶めかしい。

 

 

「……私も、女ですから。異性の視線や劣情というものに、何も気づかないわけにもいきません。ベル、貴方は私に……して欲しいと、考えていますね。」

 

「……ッ」

 

 最後の一言、それは僕の耳元に温もりを纏って届く。

 

 気づけば、この人は僕の後ろに回り。その指先は

 

「……あっ」

 

「…こんなこと、おかしいとはわかっています。ですが、こんなに辛そうに、健気に、私を求めるあなたを、私は」

 

 指先が掠る。焦らす手つきで、布越しに敏感な亀頭を微かにこする。布地がこすれる刺激に、先走りが僅かに漏れ出る。

 

「……私は、貴方にしてあげたい。あなたが辛くなる原因を、私がこの手で……取り除いてあげたいと、そう、思っています。」

 

「……アミッド、さん」

 

「ふふ、大丈夫ですよ。痛いことはしません、むしろ」

 

 手が伸びる先、ズボンの腰の締め付けを掻き分け、その細やかでひんやりとした手が昂ぶり続ける熱を、今包み込む。

 

 

 

「…私を、信用してください。あなたの望むことを、私はしてあげます。」

 

 

 

「……ッ!!?!?」

 

 吹きかける吐息、強張る心が熱で柔らかく形を崩す。理性のブレーキなんてものは最初っから無かったかのように

 

 僕は、その身をアミッドさんに

 

 

「……おねがい、します」

 

「ええ、おねがい…されました。」

 

 されるがままに、僕はアミッドさんにこの身をゆだねた。

 

 

 

 

〇

 

 

 

 

…くちゅ、ぬち

 

 

「……ッ」

 

 肉竿に触れる、ぬるりとした液体の冷たさ。しかし、すぐに冷えた表面がアミッドさんの手の体温で上書きされる。 

 

 ローションを纏った手の中で、僕の肉竿は優しく解きほぐされる。

 

 初めて経験する他人の手の感触、言いようのない快楽の刺激に、僕の口は漏れ出る声を抑えきれず半開きのままになっている。

 

 口を閉じる力すら億劫になる。

 

 自分の手によらずとも得られる快楽、いじらしく、時間をかけて行われるそれに、肉竿は喜びからよだれを垂らし、硬さは否応に増していく。

 

「…あっ、うぁ………ぁ」

 

「……ベル」

 

「ひぅ、は……はい」

 

「…声、できれば抑えてください。外に、聞かれますから」

 

「だ、だって……ひぅ」

 

「……まぁ、致し方ないですか。できるだけ、声を抑えてください」

 

 

……くちゅ、ぬちゅくちゅ、にちゃ

 

 

 指先が亀頭にからむ。知識として、そこが敏感であると知っているのだろうか、左手は陰茎を握り往復の刺激を維持しながら、利き手の右は先端を上から包み込み、円を描くように手のひらに擦り付ける。

 

「…………ッ」

 

「先っぽ、くすぐられると、尿道から出てきます。先走りの液、指に絡んで粘液みたいに、よほど感じているんですね。」

 

「…………ぁ、はあぁ」

 

「……気持ちいいなら、ちゃんと返事をください。私もこうすることは初めてですから」

 

「……はじ、めて?」

 

「ええ、それとも経験が豊富にでも見えたのですか?」

 

「…いえ、でも…………すごく、あぁ…………指で、そこ」

 

「ええ、ここですね、生殖器の敏感な部分、ローションでくすぐってあげます。力、抜いてください」

 

 反応を確かめ、ベルの気持ちい部分を指先でなぞる。五指の先でカリ首の周り、裏筋をくすぐるように刺激する。鈴口から漏れ出る我慢汁を扱きだし、ローションの滑りと混ぜる。

 

 濃い雄の匂いが、部屋に漂う。清潔な病室で、全く正反対のよどんだ臭気がただよう。ベルはその事で背徳感を抱き、その後ろでアミッドも次第に気分が浮わつく。

 

 わざわざ、保湿用のローションを持ち出して乗り気に行為を請け負ったこと、生まれてはじめて、異性の性器に触れていることに、我ながら気がおかしくなったのではと疑う。

 

「…変、ですね」

 

…ぬちゅ、こしゅ、しゅしゅっ…………くちゃぬち、ずりずり…………ずちゅ、ぐちゅり

 

「………ぃぁ………はぁ…………ふぁ、いっ!」

 

「こんなもの、本当は触りたくないはずです。蒸れて、恥垢だってたまっているのに、ひどいアンモニアと汗の臭い、これがあなたの………ちん、ちん…………ですよね」

 

 最後の言葉、恥じらい顔を背けた。

 

 

…口に出すの、恥ずかしいの、か……ひぅ!?…………んなぁああぁあ!!!

 

 

「……今、何か失礼なこと思いませんでしたか?」

 

「……んぁ、なんで」

 

「やっぱり……触れてるからですかね、わかります、あなたの気持ち」

 

 しごく手はよりなまめかしく、指で作ったリングが何度も亀頭をしごく、左手は陰茎の根本、そこから下により敏感な部位に

 

「…ッ!」

 

「ここ、陰嚢ですね…………熱くて、パンパンで、今にも破裂しそうで」

 

 脈動する血管をなぞるように、こそばゆい手加減で陰嚢をなぞる。包むように、四指をたなびかせて射精欲を刺激する。

 

「…………ひぅ、そこ、は」

 

「ええ、大事なところ、でも、触られるだけで先端がピクピクしてます。よだれ、また垂らして」

 

 

…ぐちゅ、ぬちゅくちゅ、ずりじゅり、ぬちゅ、くちゅり

 

 

「はぁ、あぁ」

 

 陰嚢を優しく揉み込む、マッサージをしながら、棹全体のストロークを早める。

 

 すでに限界は近く、肉竿はビクビクと一際大きな震えを起こす。

 

 

「……ッ!!」

 

「…………出るのですね、ほら、ちり紙の中に出しなさい」

 

 箱から取り出す数枚のちり紙、重ねてとったそれを肉竿に被せ、竿をつかむ手はこまかく先端に、シコシコ、シコシコ、しごくストロークは激しく集中したものに。

 

 限界は、すぐに到達する。

 

 

 

「…………ッ!!?」

 

 

……僕が、出しやすいように、でも、先っぽ、刺激が!

 

 

 

「!!?!?」

 

 

……びゅくくく!!…びゅるる、どぴゅぴゅっどぴゅ!!!?!?

 

 

 溜まりにたまった精液、火傷するほどに熱く昂ったドロドロが、重ねた紙を通じてその手の中に吐き出してしまった。

 

 

「ひぅ、ひゃあ…………へぁ」

 

「あらら、骨抜きになってしまって……余程気持ちよかったのですか?…………尿道の中、全部しごき出してあげます。」

 

……くちゅ、ずちゅ…………ぬちゅり、ぐち、ぬちゅ

 

 

「…………ッ!」

 

 イったばかりの敏感な竿が力強く搾られる。

 

 まるでいつも行う自慰行為をなぞるように、ちり紙の中に残る精液を吐き捨てる。

 

「…………あぁ」

 

「随分、出しましたね。…………ですが、まだこんなに」

 

 出しきってなお、アミッドの手の中で硬直を失っていない。緩く、撫でるようなストロークに、肉竿を力を失うどころかより硬直を増していく。

 

「まったく、あなたと言う人は…………いえ、構いませんよ」

 

 

ぐちゅ、ぬちゅちゅ、くちゅり

 

 

「………ひぅ」

 

 しごきながら、追加でローションをかける。冷たいそれをしごく手の熱でじわじわと暖めていく。

 

「まだ、出したりないのですね。」

 

「うっ……その、してないから…………ずっと」

 

「あら、そうだったのですか?」

 

「……コク」

 

 本当である。

 

 個室にはちり紙もゴミ箱もある、すればいいとは思ったが、比較的女性が足を運ぶ部屋に臭いの痕跡を残すことに抵抗を感じ、ベルはここ一週間我慢を続けていた。

 

 まあ、それも今となっては

 

 

「………なるほど、確かにこの臭いは、目立ちますね。」

 

「うぅ、その、あまり指摘するのは」

 

「……あら、恥ずかしいのですか?」

 

「だって、その」

 

「ふふ、あなたの恥じらう顔、とても愛らしいですよ。」

 

「……ッ!?」

 

 

…くちゅ、ぬちゅがちゅ、ずちゅる…くちゅり

 

 

「ひぁ………ッ…んなぁ…!」

 

「感じる声も、本当に気持ち良さそうで、ついもっとしてあげたくなる、あなたはそんな声で鳴いているのですよ。」

 

「…………ッ」

 

「して、あげます。あなたの、嬉しいこと…………ほら、また先っぽヌルヌルで、いっぱいこすってあげます。」

 

「…………」

 

……なんだろう、様子が、アミッドさんはこんなに……え、エッチだったかな?

 

 しごく手つきはいやらしくじっとりと、僕の感じる所を押さえて離さない。

 

 これが初めてと言った。けど、その手つきも、喋るの言の葉の一辺まで、何もかもが変だ。

 

 

「ほら、良い子ですから、力を抜いて、おちんちん、握ってあげます。」

 

「………アミッドさん、その、言葉」

 

 後ろにいるから仕方ない、でも、アミッドさんはすごく僕の体に密着して、その吐息が耳の裏をくすぐる。体がより敏感に、その言の葉の甘ったるい熱に心をほだされる。

 

「貴方のおちんちんさん、私の手の中で気持ちいいって言ってます。よだれまで垂らして、はしたない………節操のない子には、しつけをしてあげます。」

 

 

……ずちゅ、くちゅぬちゅ、ずちゅッずちゅッ……ずちゅりっ!!!

 

 

「…………ッ!!?」

 

 右で先っぽを回すようにしごき、左で竿全体のストロークを維持する。

 

 しごく手は止めず、優しく後ろからかける言葉で甘く溶かしてくる。

 

「いいこ、いいこ………いいですよ、出して。私の手に、いっぱいお漏らしをしなさい。今だけは、この手はあなたのオムツになることを許可します」

 

「へっ?」

 

 しごく左手は陰嚢に、右で竿全体を激しくしごきながら、左は陰嚢をつかみ痛さと快感の狭間の加減で圧力を加える。

 

 じりじりと、絞り出す手つきで、ベルの射精欲を引き出させる。

 

「…………くぁっ!?」

 

……これ、もう…………ダメ、出

 

「…………ベル、ベル」

 

「ひぅ、あぁ」

 

「あなたは、一人で自慰行為ができない。だから、だから私に頼って、ゆだねて…………私に、甘えて」

 

「…………あ、あみ………ど、さん」

 

 もはや会話もおぼつかない。搾精の快感に精神は形を保てず、視界は涙で曇り、四肢は我慢で強ばりろくに機能しない。

 

 

 抵抗できず、されるがままにしごかれる。快楽にあえぎながら、耳元で囁かれる言葉は容赦なく内側を責める。

 

「……構いません。こんな結果になって、汚ならしい男の精に触れて、本当に…………不愉快、クスス」

 

 

………くちゅ、ずちゅぐちゅ、しゅこしゅこ、ジュコジュコジュコ!!!……ずちゅり、ぐちゅるる!!!

 

 

「…………ッ!?」

 

「でも、許します。足を治療するついでです、だがら…………せっかくですし管理をしてあげましょう。」

 

 

 しごく手つきはより激しく。捕まれた陰嚢が胎動し、次々に新しく精を精製する。  

 

 快楽のために吐き出す無意味な行為、今、尿道を掻き分け、どろどろの粘液が手の中に

 

 

……どびゅびゅッびゅびゅるう…………ッ!!?!?

 

 

「…………ッ!???!!?!」

 

「……情けない、こんな簡単に射精して」

 

手の中にぶつかり、指の隙間から白濁が漏れる。手のひらに種付けせんとする勢いで、次々と白濁は溢れ変える。

 

 そばにあるちり紙も使わず、ベルのにか竿から出る熱を、直に受け取ろうとする。

 

 

「…………ですが、それでいいのです」

 

 

 

…びゅくくく!!……どびゅっ、ゴプゴプ、ビュルッ!!

 

 

 

「好きなだけ、出して良いですから。貴方は、何もしなくていい。」

 

「…………ッ」

 

 

 精液にまみれる手、優しく、最後の一滴まで絞り出す。緩いストロークを続けながら、アミッドは囁く。

 

 どこまでも甘く、けれどそれが妙に怖くて、でも抗えない。

 

 度しがたい、聖女の笑顔の裏側

 

 

 

「痛みが怖いなら、優しく包んであげます。快楽が欲しいなら、私が好きなだけ与えてあげます。」

 

 

「…アミッド、さん………?」

 

 

「ふふ、怖がらないでください。私はただ、あなたに…………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『あなたをもう、なにもしないで…………私に溶けてしまえば良いんです。』

 

 

 

「ーーーーーーッ!?!?」

 

 

 

 振り向き、その目に移る彼女の笑みは、おぞましいほどに美しく見えた。

 

 表情を出さない、冷静沈着で人形のような、そんな形容が嘘に思えるほどに、その色は濃密に感情を映していた。

 

「…………あの、僕、どうなるんですか?」

 

「…………ふふ」

 

「!」

 

 普段の雰囲気に変わった。薄いけど、穏やかに笑みを浮かべている顔だ。

 

 

「いえ、少し…………私も、空気に流されたみたいです。特に、他意はありません」

 

「………」

 

「ですが、こっちのことは」

 

 

……ぬちゅ、くぢゅ、ずちゅるッ

 

 

「!!」

 

「ちゃんと、面倒を見てあげます。……貴方も、それを望んでるはずでは」

 

 

 飽和するほどに溢れる精液、それをまとった手で竿をしごき出す。少しは和らいだはずなのに、まだ一向に収まる気配がない。

 

「どうせ、シーツはもう手遅れです。なら、もう好きなだけ出しても構いません。…………して、あげますから」

 

 

「はぁ…………ぬぁ、いっ!」

 

「おちんちん、おちん、ちん…………うん、口に出しても気になりません。むしろ、なんだか可愛いぐらいです。」

 

「…………ッ!!」

 

 聖女と称される彼女の口から出る卑猥な言葉、それだけで、肉竿はより元気を得てしまう。

 

 

「ーーーーッ!?!!?」

 

「あら、今度は早いですね…………でも、まだ」

 

「!?」

 

 

…………まだ、続くの?

 

 

「あの、もう少し…………手加げ…………んあぁあああぁあ!!?!?!?」

 

 

 

 結局、このまま休まずでずっとしごかれて、気がつけば僕は新品のシーツに横たわっていた。七回目辺りで、意識はもうなくなっていたけど、そこからさらに続いていた気がする。

 

 いったい、どれ程搾り取られたのか、今となっては一切痕跡はない。部屋に一人、イカ臭い芳香なんてない。でも

 

 

「…………」

 

 卓上に、メモ書きつきで牛乳瓶が五本も置いてあった。メモには簡潔に、全部飲んでくださいとかいてあったけど。あれほど自分の白濁を拝んだあとではとても飲む気にならない。

 

 

「……………」

 

………フラッ

 

「…………くっ」

 

 少し動いただけで頭がぐらついた。明らかに、栄養が足りない。 

 

 

「…………はぁ」

 

 重くため息を漏らし、僕は仕方なく瓶のふたを開ける。

 

 

……僕、ほんとにどうなっちゃうんだろう。

 

 

 

 初めての経験、そしてこれから待つ何かへの不安、全て忘れる勢いで、僕は瓶を飲み干した。

 

 栄養不足のせいか、中の牛乳はとてもおいしかった。ちなみに全部果汁入りで飲みやすいもので、そんな聖女様の小さな気遣いに、僕は人知れず感謝の念を抱くのだった。

 

 




今回はここで区切りです。

投稿は明日以降といいましたが、なんか勢いで執筆して、そして投稿しました。ベル君の入院生活はまだ続きますので、今後もお楽しみに。次回の投稿は少し空きます。


あと、アンケート置きました。最近まで置いてた物の補足です、当初の予定の変更も含みますが、何卒ご理解を、全てはシコリティのために、よければ投票お願いします。
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