【R18】追放された錬金術師が覚醒して武具や武器を自由に錬成出来るようになりました。但し、セックスした女性専用の武装ですが。 作:EMO
開戦と同時に軍事国家ドリュッケン側から百騎の騎馬隊と百名の騎士隊が女帝国エレン側の本陣に迫っていた。
「ヒャッハァー!
一番乗りは選り取り見取りだとよっ!
さっさと行くぜっ!」
先頭を行く騎馬隊の騎士が槍を構えながら女帝国エレン本陣に迫っている時。
「さあ、始めましょう。
ワルキューレたち"装着"なさいっ!」
女帝が後方のワルキューレたちを振り返り指示をだすと、
「「「「はいっ!」」」」
一斉に返事し、
「「「「"装着っ!"」」」」
全員がドレスを身体から抜きドレスが空中を舞う。
と、同時にそれぞれの属性の光が発せられあたり一面が七色に光り輝きその場に虹の柱が聳え立った。
そして虹の柱が消えた後には七つの各色のフルフェイスの卵形バイザーに額にはV字型やハート形などの前立てを付けた物を被り全身を同色のタイツに包まれ腕には肘迄のロングの手袋と脚には膝迄のブーツで胸部は胸を覆うくらいの丈のノースリーブジャケットと腰に巻かれたミニスカートの格好の女性たちが現れた。
「おいおい。なんだあの痴女達は?」
「なんてエロい格好なんだっ!」
「今から犯して下さいって格好だぞっ!」
「ヒャッハァー!
先頭を行く騎馬隊の連中が奇声を上げながら近づく。
「先ずは〜私達からよ〜」
締まらない声で前に出たのはピンクの五人だ。
頭にショッキングピンクのハート形の前立てが付いている。
リーダー格は唯一ショッキングピンクのマントを羽織っていた。
本陣から五十メートル程前に出て敵の騎馬隊を迎え討つ。
「ヒャッハァー!
最初に相手をしてくれるのは巨乳な痴女達だぜーっ!
さあ、ひん剥いてやるぜっ!」
ピンク隊の側まで来た騎士が馬上から構えた槍を振り下ろし威嚇するが、
「ふぅ〜ん……大した事ないわぁ〜、やっちゃって〜」
前に出たピンクリーダーが言うと全員が前立てのハート形を取り外し、
「「「「「
一斉にそれを上空に投げると更に数十枚のハート形に分裂して滞空しながら騎馬隊の周りを回り始め、首筋や脇腹、腕や手首などプレートアーマーで覆われてない箇所を斬り付けていった。
「ギャアーッ!
な、なんだこれはっ!」
「クソッ!
纏わり付いて離れないっ!」
「ギャッ!」
幾人もの騎馬に乗った騎士が馬上から落ち、致命傷を負いその場に倒れ込んだ。
「へへへっ!馬上から偉そうにしてるからだぜっ!
俺達の戦いを見てなっ!」
ようやく追いついた騎士隊が参戦してきたが、
「「「「「"ハリケーンストーム
ピンク部隊が叫ぶとその周辺一面に竜巻きが起こり無数のハート形が加速しながら騎馬隊と騎士隊を巻き込み斬りつけた。
ハート形には鋭いエッジが全体にあり、加速される事によりプレートアーマーすらも簡単に切り刻む。
「……っ!……」
竜巻きが収まると悲鳴すら上げる事なく騎士隊と騎馬隊の二百名は微塵切りににされ戦場に肉片となり散らばっていた。
「もう、あんた達やり過ぎよ。
私達の分を残してくれてもよかったんじゃなくて?」
頭に矢印形の前立てを付けたグリーン隊のリーダーがピンクリーダーに詰め寄った。
「ふふん、いいじゃないの〜、アズマ様にいいところ見せたかったんだからぁ〜」
「まあ、いいわ。
次は私達だからね」
グリーンリーダーがあっさり引いて戦場の先を見る。
それを遠視鏡で見ていた総裁と将軍たちは、
「なっ、何が起こった?」
理解が追いついていなかった。
なにせ将軍たちは自分のお気に入りの女が連れて来られるのを今か今かと待ち侘びながら遠視鏡を見ていたから。
そこへいきなり現れたピンクの痴女達。
好色イベントが始まったと思って見ていたらいきなり騎馬隊が全滅の憂き目に遭い、尚且つ騎士隊が駆けつけた瞬間に竜巻きが起こり竜巻きが真っ赤に染まった後にはピンクの女達以外は誰一人てしてその場に存在して居なかった。
「お、俺は夢を見ていたのか?
さっきまで居た騎馬隊と騎士隊は何処に行ったのだ?
まさか逃げたのか?」
「い、いや……考えられませんが……全滅したと……」
恐る恐る将軍が総裁に言うが、
「なっ!
そんな事がある筈がないっ!
そっそうかっ!
ヤツら姑息にも軍を隠してたんだなっ!
不可視の軍を配置しておったのだっ!
そうならっ!
全軍総攻撃だっ!
右翼と左翼は奇襲を警戒しながら展開っ!
敵の規模は当初予測より多目に見積り約一万との想定で部隊を動かせっ!
敵は不可視の軍を本陣を中心に展開してると思われるっ!
各将軍たちも持ち場に着けっ!
不可視の敵だが所詮は人間だっ!
弓矢と
流石は軍事国家の総裁である。状況が変わると見ると直ぐに反応して展開を変化させ対応する。
数多の経験がそうさせたのだろう。
だが、今回だけは違う。経験が役に立たない状況がやってきた。
総裁はまだそれを知る由もなかった。
「あちゃぁ、敵も散開しながらやって来たわね。
なら正面は私達が貰うわ」
グリーンリーダーが呟く。
「では私達も出ます。
左翼は任せなさい。」
レッドリーダーが付い付いする。
「僕たちは右手だね」
ブルーリーダーが右手を指す。
「へっ、俺達は左手にいくぜっ!」
イエローリーダーが走りだす。
「私は正面でいいわ。
面倒臭いから」
パープルリーダーが怠そうに呟く。
「私達も右翼に行くわ」
オレンジリーダーがブルーリーダーの横に並ぶ。
「じゃあ〜私達は〜適当に動くわね〜」
ピンクリーダーが嬉々として跳ねる。
「皆の者、くれぐれも気を付けてな。
アズマの武装は無敵じゃが油断するでないぞ」
「「「はいっ!」」」
女帝の激励に気を引き締めて返事をするワルキューレ達。
「では参りますっ!」
レッドを始め各リーダーが隊員を連れて走り出す。
「君たち気を付けるんだよっ!」
アズマがその後ろ姿に声を掛けると、
「「「「はいっ!頑張ってきますっ!」」」」
走り出した全員が振り返って手を振りながら嬉しそうに走り去った。
投石や弓矢が降り注ぎ火魔法の火炎が舞う戦場にに到着したワルキューレ達各カラー部隊はそれぞれ展開して浮遊武器を利用した"ハリケーンストーム"を発動して周囲を真っ赤に染めた竜巻きだらけにしていた。
「クソッ!
ヤツらの武器はなんなんだっ!
俺の知らない武器かっ?」
「分かりませんが既に歩兵二万がやられました」
「雑兵二万くらいなんて事ないっ!
主力の準備はどうだっ!」
それを聞いた参謀は歩兵二万を雑兵と言ってのける総裁の底が知れたと思った。が、その思いを表情には出さず、
「騎士隊、騎馬隊に魔法コーティングを施しアーマーの強化をしてますが、もう少し掛かります」
「急がせろっ!
ヤツらが調子に乗ってるのも今のうちだっ!」
総裁は焦りながらも各部隊の体たらくを見て気付いた。
「おい、何故本陣に攻め込む部隊が居ないのだ?
あそこはガラ空きだぞ」
「はっ!
最初に騎馬隊と騎士隊が突入してからは空白地となっておりますっ!」
「馬鹿者っ!
敵の主力が分散している隙に本陣を奇襲する事くらい気が付かぬのかっ!」
お前が言うなよっ的なツッコミを我慢しながら参謀は、
「はっ、准将に指示して突撃隊を編成させますっ!」
「よしっ!
敵の頭さえ潰せば後はなんとかなる。
あの本陣に見えるのは十数名だ。
不可視の護衛が控えている可能性を考えて多目に編成しろよ」
総裁は自分の考えに満足して遠視鏡から一旦目を離しソファに身を沈めた。