呪いのゲーム(笑)をプレイした幼馴染(♂)が女になったんだが 作:鶴山
オレとマコトは幼馴染だ。
保育園に入る前からの付き合いで、高一の今年まで何の奇跡かずぅっと同じクラスで過ごしてきて、そして、そんな年数など関係ないほど仲が良い、親友と呼べる関係だと思う。
ガサツなオレと優しいがマイペース過ぎなマコトは、一見すると相性が悪そうに思えるが、不思議なほど歯車が噛み合って相性が良かった。
マコトは大雑把なオレのために細やかなフォローをしてくれた。オレがクラスの仲間から疎んじられなかったのは、マコトがとりもってくれてたからだと思う。
マコトには感謝してもし足りない。
だからこそ、オレはマコトのためになんだってやる。
遠足の登山で迷子になったあいつを見つけだし、おぶってから麓まで連れて行った。
中学であいつがつまらん奴らに虐められた時は、クラスを巻き込む大喧嘩の末に土下座で詫びさせた。
これまでもこれからも、オレはあいつに助けられるだろうし、あいつが困ってるなら全力で助ける。
それは、中学卒業してからあいつが太々しくなり、オレが助ける機会が少なくなってからもその気持ちは変わらない。
今回だって、たとえどんな無茶を言われたって叶えてみせる。
そんな強い決意を持って、身構えたオレに向かってあいつこう言ったのだ。
「ボクのおっぱい揉んでイカせて♡」
オレの幼馴染は、親友は、ピシッと正座をした姿でそんなふざけたことを抜かしやがったのだ。
え、マジですかマコトさん。今そんな場合じゃなくないっすか。
「ボクだってこんなの頼みたくないよ! でも仕方ないじゃないか、本当にミッションがこうなんだから!!」
ジト目のオレに、マコトは半泣きで叫ぶと凄まじい勢いでコントローラーを操作する。
すると、いくつかの画面変更の末、『ミッション:異性による乳房への刺激で性的絶頂を迎えよ』との文字が出た。
マジか。何考えてんだ運営。
いや、でもこれはダメだろ。
オレはマコトの幼馴染で親友で、男同士の対等な関係だ。
こんなエロむきだしの頼みなんて聞けるわけねえだろ。
強い決意? 時と場合により売り切れます。
拒絶を告げかけたオレを遮るように、マコトが切ない声を上げる。
「こんなの頼めるの、ユウジしかいないんだよ……おねがいだよ、ユウジ」
マコトは目を潤ませたまま、上目遣いに懇願する。
正座の体勢からやや前屈みになったことで、タンクトップを盛り上げる膨らみがムニュリと形を変え、深い谷間が強調される。
その扇情的な姿に、親友相手にも関わらず────下半身が、熱を帯びた。
思わず生唾を飲み込んで、オレは改めてマコトの姿を確かめる。
オレが知るマコトは、身長160cmも無い上に体格も華奢な、小柄な男子だった。顔も優しげで好感の持てる顔立ちではあるものの、中性的な美男子というわけでもなく、どれだけ高く見積もってもせいぜい中の上くらいだろう。
だが今のマコトはまるで違う。
優しげなマコトの面影は残しつつ、シャープな輪郭の中にパッチリと大きな目や筋の通った鼻、桜色に色づいた綺麗な形の唇がバランスよく配置されていて、芸能人でもなかなかいない美人だ。
短かった黒髪は肩にかかるほどに伸びていて、ふんわりと甘い匂いを漂わせる。
体格も変わっている。座ってるので正確な数値はわからないが、少し背が高くなっていると思う。
細かった脚も、太ももにはむっちりと脂肪が乗り、触れば柔らかい弾力を返してくれるだろう。
前からなので分かりづらいが、尻から腰にかけても綺麗なカーブを描いている。相当デカいケツのはずだ。
だというのに、やや持ち上がったタンクトップから覗く腹は程よい脂肪は残しつつキュッ、とくびれていて、思わず頬擦りしたくなるほど滑らかな質感を感じさせる。
そしてなにより────おっぱいが、デカい。
さっきからわかってはいたのだ。
だけど、マコトかと思って布団めくったらいきなり女が出てきたり、かと思えばその女がマコトで病気を疑ったり、部屋に戻ったら戻ったですっとんきょうなゲームの話聞かされたりで、その膨らみを性的なものだと認識するタイミングが無かった。
だが、今この瞬間、男の頃より高くなった可愛らしい声で「おっぱい揉んでイカせて♡」などと言われたり、(マコトにその自覚はないだろうが)媚びるような体勢で見せつけられた結果────むちゃくちゃにエロいと、気づいてしまった。
いやでもアレ、反則だろう。
寝巻きに使っててだらしなく伸びてるタンクトップをミチミチに押し上げてて、隙間からはちきれんばかりの肉感を見せつけてくるのだ。
グラビアでも滅多に見ないだろう、こんなデカいの。
オレの目が、戸惑い一色から舐め回すようなエロい色に変わり始めたことに気づいたのか、一瞬身を強張らせたマコトが、覚悟を決めたかのように頷くと、両手をその爆乳の下に添えた。
「悪い話じゃないでしょ、ユウジ大きいおっぱい好きだもんね」
挑発するように言いながら、ユサユサと揺らして弄ぶ。
「あ、そうだ。じゃあこのおっぱいのサイズとか教えてあげよっか────106cmの、Lカップだよ♡」
ビキ、と。股間に芯が通って持ち上がるような感覚。
「ほらほら、こんなにタプタプだよ〜。柔らかくってさ、ちょっと触っただけでポヨンポヨンって揺れるよ〜。この身体って肌もめちゃくちゃスベスベなのにさ、撫で回したらシットリ手に吸い着いてくるみたいでさ、おっぱいとかたまんないと思うんだけどなぁ〜」
ビキ、ビキと。ズボンが窮屈だ。
フゥー、フゥーと何かがうるさいと思えば、獣のように荒れたオレの息だった。
マコトはおっぱいを揺らしていた手を止め、タンクトップの左脇部分を掴むと、そのまま生地を内側に寄せていく。
当然、乳肉が少しずつ溢れ出て、その丸みを晒していく。
「あとね、こんなにおっきいおっぱいなのにさ、乳首も薄いピンク色でさ、凄いエロいんだよ────ホラ♡」
ぷりゅん、と。豊満過ぎるおっぱいに反して控えめな乳輪と小粒な乳首が姿を見せた。
────限界だった。
「あん♡」
気づけばオレは、マコトを押し倒していた。
パンツの中でガチガチに勃起した息子が、先走りを垂らしてるのがわかる。
「……わかってるだろうけど、テクとか期待すんなよ」
それでも、精一杯の理性とみみっちい情けなさがオレの口をついてでた。
しかしマコトは柔らかな笑顔で受け止めると、オレの頭をそっと胸元に寄せながら囁く。
「大丈夫、この身体めちゃくちゃ敏感だから、すぐイッちゃうと思う」
付け加えるように。
「ユウジが、下手っぴの童貞でもさ♡」
「このっ……!」
「あっ♡」
タンクトップの上から爆乳を鷲掴むと、マコトの口から甘い喘ぎが漏れた。
しかしオレには、生意気な口を黙らせたなんて満足感は無い。
いや、正確にはそんなものを感じる余裕が無い。
母親以外で初めて触ったおっぱい。
それも、メートル超えの規格外爆乳。
マコトが言ってた通りだった。
掴んだだけで、もにゅぅ、と柔らかい感触が掌いっぱいに広がり、幸福感で頭が痺れそうになる。
もっとこの感触を味わいたい、もっとこの肉を貪りたい。
そんな衝動に突き動かされるように揉みしだき、こね、押しつぶし、すり合わせると、その度にマコトが鼻にかかった甘い嬌声をあげてオレの欲望を刺激する。
「ふっ、くぅんっ、アハっ、やっぱりユウジ夢中じゃん。わかってる? ボクのおっぱいだよ? そんなに喜んでがっついてさ、変態みたい、きゃうんっ!?」
小馬鹿にするような言動を取っていたマコトだが、オレの指が偶然乳首を弾くように掠めた途端、激しくのけぞってブルブルと震える。
マコトはそのまま数秒沈黙していたが、余韻を噛み締めるようにゆっくりとした動作でオレに顔を向けると、蕩けた顔で笑いかける。
「びっくり、したぁ……。いきなり先っぽ、押しつぶすんだもん。ボクだから良いけど、たぶん普通の女の子にやったら痛がられるよ、もぅ……あのさ、おっぱいの先っぽは、敏感だから、乱暴に責めちゃダメだよ……ダメ、なんだよ?」
あぁ、つまり、そういうことか。
今まで服の上からおっぱいを揉みしだいていたオレは、マコトのタンクトップをゆっくりとずり上げていく。
馬鹿デカい乳肉が裾に引っかかり、ググ……っと持ち上げられ、不意に零れ落ちた。
だぷうぅぅん、たぷん、とぷん、と。解放された爆乳が盛大に揺れるのをじっくり鑑賞した後、曝け出された、すっかり固く尖ってしまった桜色の先端にゆっくりと顔を近づけていく。
「あっ、こら、ユウジ、何やってるのさ、そんなに顔近づけて、口開けて、舌伸ばしてさ、ダメ、ダメだよっ、ユウジのおっきな手でいっぱい揉みくちゃにされて、おっぱい蕩けちゃってて、気持ちよくなっちゃってるのに、一番敏感な乳首お口いっぱいに頬張ったり、ちゅぱちゅぱ吸ったり、ペロペロ舐めたりしたら、ボク、許さないからね、絶対にダメ…………っ♡♡♡」
お望み通り、しゃぶりついてやった。
なんの味もしない筈のおっぱいなのに、口内に甘ったるい蒸れた雌の味が広がる。
夢中で吸いつき、じゅる、じゅぶぶ、と下品な音を立てて吸い上げ、固くしこった乳首を舌で乳肉に押し込むように刺激する。
その度に組み敷いたマコトの肢体がビクン、ビクンと跳ね、頭上からは押し殺した喘ぎが漏れる。
「ダメってっ、んんっ、ダメって、ゆったのに、ユウジの、バカ、あっ、ばかぁっ、はぁんっ♡」
いちいちオレの性欲を刺激するようなことを言うマコト。
ずいぶん余裕があるようなので、口で弄ってない方のおっぱいを掴みながら、乳首を人差し指と中指で挟み込む。
そのままグニグニと乳首をすり合わせながら乳肉を揉みしだくと、再びマコトが大きくのけ反りながら、身体を縮こまらせる。
────それが良くなかった。いや、あるいは良過ぎた。
縮められたマコトの柔らかい太ももが、ズボン中でギチギチに詰まっていたオレの息子に押し付けられたのだ。それも、マコトの震えをもろに伝えながら。
「お、おおぅっ!!」
欲望に任せて責め立てていても、所詮オレは童貞。
限界寸前のチンコが不意の刺激に抗えるはずもなく、ズボンの中に盛大に射精した。
興奮の中訪れた射精は、あまりにも気持ち良すぎて────思わずオレは、健気に尖りながら舌による愛撫を受けていた乳首に歯を立ててしまった。
「ひぃぃぃぃぃぃいっっ♡♡♡♡」
ギュゥゥウ、とオレの頭をおっぱいに押し付けながら歓喜の叫びを上げるマコト。
乳肉で鼻や口を塞がれて窒息と、人生最大の射精による脱力感の中で緩やかに意識を失いながら、オレは思った。
────確かに『ヤバイ』な、マコト。その身体は……。
ちなみにその後。
「おーいマコト、いい加減布団から出てこいよ」
「むり……ほんとむり……ボクは、男相手になんてことを……」
「なんだよ、あんなノリノリで人のこと煽っといて」
「あれはユウジがいつまで経ってもおっぱい揉みそうにないから、ゲームとか漫画とかAVの知識で頑張ったんだよ! めちゃくちゃ恥ずかしかったんだからね!?」
絶頂の余韻から覚めた後、マコトは頭から布団に突っ込み顔を隠してしまった。
まぁ男相手に淫語囁きまくって胸弄らせてイクとか、オレでもこうなるわ。
でもそのおかげでオレはめちゃくちゃ気持ちよく射精出来たし、グッジョブだったぞマコト。
あと、隠れてないデカいケツがフリフリ揺れてて、良い眺めだぞマコト。
「っていうかユウジはさ、ボクで射精したことに嫌悪感とかないの……? ひょっとしてホモなの?」
「馬鹿言うんじゃねえよ。ちゃんと女が好きだよ。ただまぁ、見た目ほぼ別人だし、そのデカ乳揉めるなら中身マコトでも問題ナッシングって気分だわ今は」
「…………変態じゃん。親友だと思ってた男が性欲に友情売り渡す変態だったじゃん。あぁ、ボク本当に可哀想……」
死にそうだった声が、軽口叩ける程度には回復したらしい。
しかし、これからどうしたもんか。
「つうかその身体、元に戻るのマジで。そんで戻るまでの間、お前どうやって生活すんの?」
「わかんないけど、ゲームはミッションクリアしたら元に戻すって最初に書いてたから頑張るしかないかな……。生活とかは、たぶん大丈夫だと思う。さっきお母さん見てわかったと思うけど、なんか、ボク元々女の子だったみたいに扱われてるんだよね。学生証とかも変わってたし、タンスの中身も女物の服とか下着に変わってた」
「マジで!? あとでブラとか漁っていい!?」
「死ね馬鹿!!」
蹴られた。
「とにかくさ、もしユウジが嫌じゃなかったらなんだけど、今後もミッション攻略手伝って欲しいんだ。ボクも早くクリアしたいから」
「おう、良いぜ。今日みたいなのは大歓迎だ」
二つ返事でOKすると、また蹴られた。理不尽じゃね?
とにかく、こうしてオレとマコトによる呪いのゲーム攻略の日々は始まった。
今回のようなミッションへの期待に股間と胸を膨らませながら、オレは蹴りの仕返しに、剥き出しのデカ尻をピシャンと叩いて啼かせるのだった。
『ジ・チェンジライフ』のルール
③プレイヤーが与えられたミッションを規定数クリアした時、ゲームクリアとなります。
④ミッションが制限時間内に達成されなかった時、ペナルティが発生します。