※この作品はR-18です。

私とワタシト   作:味華

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今回は過去の話ですよ、ヲ級視点です。
ヲ級が変わる事は・・ないとはいえないですね


一・五話 全てを壊そう

約5年前

 

「提督! どういう事ですか!?」

提督に向かって吠える、私はイライラしていた。

私の隊が私以外全滅し、それに対して嫌な態度を取られたからだ。

「ここは戦場だ、仕方がないだろう」

「しかしっ!「あぁ加賀、そのファイルはそこに置いておいて、ありがとう」・・・・もういいです」

仲が良かった者は死んでしまった、私は孤立してしまった・・

 

「おねーちゃん、だいじょうぶ?」

 

この・・女の子は・・

私の隣に立っていたのは提督の娘、名前は・・

 

「秋姉ちゃん・・・」

 

「おなかいたいの?くるしい?」

秋姉ちゃんは小さい手で私のお腹をさすった。

 

「ありがとう、秋姉ちゃん。もう大丈夫だから・・」

私は秋姉ちゃんの頭を撫でると、秋姉ちゃんは猫のように気持ち良さそうにしていた。

 

私達はこの時出会った、秋姉は覚えてない・・いや覚えてなくても仕方がない、今の私は私であって・・【あの時】の私じゃないから・・

 

秋姉ちゃんは毎日のように私の所へ来た、ある日は折り紙をもって、またある日はトランプを持って・・

秋姉ちゃんが友の分まで、寂しさを補ってくれた、秋姉ちゃんは分かっていたのだろうか・・

 

でもある日・・全てが変わった・・

 

 

私は敵の罠に嵌り落ちた、秋姉ちゃんには何も言えずに・・

 

海の底で何かが目覚めた、私の気持ちは全てを動かした、目覚めたらこの姿になっていた、周りには友が沢山いる、私はまだ生きているのだ。

 

始めは上手くやっていた、だが日に日に連れ、友は減っていった・・提督だ・・彼奴がやってるんだ、アイツがいけない・・アイツが悪い・・殺してやる・・落としてやる・・

 

私は船に潜入した、アイツの首を取るために・・

司令室だ、ここにアイツが居る・・

 

「久シブリデスネ・・テイト・・ク・・・?」

 

どうして・・どうして・・

 

どうして秋姉ちゃんが・・・

 

秋姉ちゃんは提督が居た筈の場所に座って寝ていた、提督の帽子を被って・・

秋姉ちゃんが全て指示したの!? そんな事ない、秋姉ちゃんは絶対にそんな事しない・・だってこんな優しい子が戦いなんて絶対に・・

 

自ら好む筈が無い・・

 

 

盗聴器をしかけ、ずっと観察した、彼女は私の思っていた通りの子だった・・

 

『戦っちゃダメだよ!彼女達だって生きてるんだから!』

 

彼女は仲間に打たれ、そして信用されなくなった・・

イライラする・・・彼女は正しいのに・・

 

【彼女を自分の物にしてしまえばいい】

 

自分の物・・?・・・駄目、そんなの・・

 

【何が自分を止める? あの時に戻れると思ってるのか?】

 

違う・・やめて・・そんな事・・

 

【もういいだろ・・答えは出た筈だ、さぁ】

 

・・・・・・・・

 

【「全てを壊してしまおう・・・」】

 

 

今、彼女は私の隣に居る、苦しめてる?これは愛だよ、紛れもない【愛】

 

「ずっと一緒にいようね・・秋姉ちゃん」

 

「ヲ級・・ヲ級・・・」

 

 

 

 

 

「ヲ・・ネェ・・ヂャ・・・ン・・・タス・ケ・・テ・・・」




急展開でしたが、次回から本編に戻ります
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