ヲ級が変わる事は・・ないとはいえないですね
約5年前
「提督! どういう事ですか!?」
提督に向かって吠える、私はイライラしていた。
私の隊が私以外全滅し、それに対して嫌な態度を取られたからだ。
「ここは戦場だ、仕方がないだろう」
「しかしっ!「あぁ加賀、そのファイルはそこに置いておいて、ありがとう」・・・・もういいです」
仲が良かった者は死んでしまった、私は孤立してしまった・・
「おねーちゃん、だいじょうぶ?」
この・・女の子は・・
私の隣に立っていたのは提督の娘、名前は・・
「秋姉ちゃん・・・」
「おなかいたいの?くるしい?」
秋姉ちゃんは小さい手で私のお腹をさすった。
「ありがとう、秋姉ちゃん。もう大丈夫だから・・」
私は秋姉ちゃんの頭を撫でると、秋姉ちゃんは猫のように気持ち良さそうにしていた。
私達はこの時出会った、秋姉は覚えてない・・いや覚えてなくても仕方がない、今の私は私であって・・【あの時】の私じゃないから・・
秋姉ちゃんは毎日のように私の所へ来た、ある日は折り紙をもって、またある日はトランプを持って・・
秋姉ちゃんが友の分まで、寂しさを補ってくれた、秋姉ちゃんは分かっていたのだろうか・・
でもある日・・全てが変わった・・
私は敵の罠に嵌り落ちた、秋姉ちゃんには何も言えずに・・
海の底で何かが目覚めた、私の気持ちは全てを動かした、目覚めたらこの姿になっていた、周りには友が沢山いる、私はまだ生きているのだ。
始めは上手くやっていた、だが日に日に連れ、友は減っていった・・提督だ・・彼奴がやってるんだ、アイツがいけない・・アイツが悪い・・殺してやる・・落としてやる・・
私は船に潜入した、アイツの首を取るために・・
司令室だ、ここにアイツが居る・・
「久シブリデスネ・・テイト・・ク・・・?」
どうして・・どうして・・
どうして秋姉ちゃんが・・・
秋姉ちゃんは提督が居た筈の場所に座って寝ていた、提督の帽子を被って・・
秋姉ちゃんが全て指示したの!? そんな事ない、秋姉ちゃんは絶対にそんな事しない・・だってこんな優しい子が戦いなんて絶対に・・
自ら好む筈が無い・・
盗聴器をしかけ、ずっと観察した、彼女は私の思っていた通りの子だった・・
『戦っちゃダメだよ!彼女達だって生きてるんだから!』
彼女は仲間に打たれ、そして信用されなくなった・・
イライラする・・・彼女は正しいのに・・
【彼女を自分の物にしてしまえばいい】
自分の物・・?・・・駄目、そんなの・・
【何が自分を止める? あの時に戻れると思ってるのか?】
違う・・やめて・・そんな事・・
【もういいだろ・・答えは出た筈だ、さぁ】
・・・・・・・・
【「全てを壊してしまおう・・・」】
今、彼女は私の隣に居る、苦しめてる?これは愛だよ、紛れもない【愛】
「ずっと一緒にいようね・・秋姉ちゃん」
「ヲ級・・ヲ級・・・」
「ヲ・・ネェ・・ヂャ・・・ン・・・タス・ケ・・テ・・・」
急展開でしたが、次回から本編に戻ります