■八雲調教9
マーカスが八雲に近づいていく。
その足のしっかりとした歩き方は、前までとは違う。
ゆったりと余裕を持ち、それでいて威圧感がある。
雌を仕留める強い雄の目。
しかも八雲は下で、マーカスは立っている状態。
上下関係と強さを感じさせた。
……以前とは大違いだ。
前は、私の方が圧倒していたというのに。
今はまるで違う。
過去のマーカスはもうどこにもいなかった。
まさか、こんなにも強いなんて……。
こんなにも、強くなっているだなんて……。
誤算だ。完全に甘く見ていた。
あの法子もやられてしまうのがよくわかる。
どうしたらこのマーカスを、倒せるだろうか。
いや、ここからどうやって生きて出られるだろうか。
もしかしたら、もう出られないのかもしれない……。
法子も、私も……。
いや、でもそんなこと考える余裕など、もうない。
あと少しで、マーカスが私に触れる。
そうしたら、法子のようになってしまうかもしれない……。
そう八雲は思っていた。
しかしそんな思いとは違い、身体は正直に快感を求めていた。
身体中が刺激を、快感を欲して堪らない。
気持ちよくなりたい。
手足は熱くなり、敏感なところは少し風を感じるだけで興奮し、色が変わっていく。
ダメよ。こんなところで……。
こんなことで負けちゃ、いけないわ。
そう思う八雲だったが、思考とは裏腹に、どんどん熱くなっていく自分の身体の変化に、八雲は気づいていた。
子宮がきゅんと疼いて、目が期待からか潤んでいく。
膣の奥が、子宮口の辺りまで大きなマーカスのそれが欲しいと叫んでいる。
お腹の奥に……。
太くて長いその人外のそれを入れられて、突かれたい。
普通じゃない責めを、受けてみたい……。
八雲はそう思うと同時に膣が濡れていくのを感じた。
ぬるりとしたその感触は、八雲自身にもよくわかった。
太ももを濡らし、わずかに足が動くとその淫らな液は糸を引く。
ぬちゃりと音がして、羞恥心を駆り立てる。
濡れた感覚が心地悪い。
それだけでなく、これからどうなるのかが、容易に想像できる。
この敵のマーカスと、何をするのか。
それはすぐに理解出来た。
いや、理解するよりも先にセックスすると、直感でわかったのだ。
ぎらついた眼差し……。
そこには欲しか映されていない。
深い深い闇色。
それがマーカスの瞳には映っている。
光なんてどこにもない。
淫魔だから当然なのかもしれないが……。
ただ、一つわかることがある。
今度こそ、自分にとどめを刺す気だとわかる。
「欲しいですか?」
マーカスはそう言って、にやりと笑った。
しかし八雲は答えなかった。
答えてしまったら、認めてしまうことになる。
自分が、欲しがっているということを……。
自分が、淫らなことをしたいと思っているということを。
そして、その相手が敵であるマーカスだとしても……。
しかし、そんなこと、あってはならない。
そう思う八雲だったが、しかし、法子の方をちらりと見た。
あの時の満足そうな顔と、今もビクつく肉体。
私も、あんな風に責められてみたい……。
そう思いかけたが、わずかに残る信念がそれを口から漏らすことはなかった。
しかし思考は既にセックスすることしか考えられなくなっていた。
マーカスとセックスして、気持ち良くなりたい。
こんなにも疼く子宮を、たくさん突いてほしい。
でも、それを願ってはいけないと、わかってはいた。
だが、願わずにはいられなかった。
そんなうんともすんとも言わない八雲に、マーカスはこう言う。
「まあ、もうすぐ法子さんも起きるでしょうから、またその時に僕の相手をしてもらえばいいですけどね」
法子はいつ起きるかわからない。
今この瞬間にも目が覚め、またあの快感を、セックスをするかもしれない。
また私を見て、「先輩、ごめんなさい」と言いながら巧みに身体をくねらせてマーカスとしてしまうのかもしれない。
ああ、法子。私の可愛い後輩。
またセックスされるだなんて屈辱だ。可哀相だ。
退魔師として、生きさせるために私は何が出来る?
助け出さなければ。
せめて、法子だけでも助けなければならない。
それが今の壊れかけた八雲の心の支えとなった。
「ま、また法子が起きれば、あの子を犯すのか?」
「ええ、淫魔ですから」
助けたいと。
再度そう思う。
しかしそれは法子のためではない。
傲慢で欺瞞の心が自分のために動く。
これは法子を助ける行為。
もはや退魔師、復讐者としてではなく、言い訳をしてセックスしたい女々しいバカ女のような言い訳を自分にしてしまう。
頭ではわかっているのだ。
マーカスを倒して逃げ出す。それが最善の道。
でも倒すことが出来ない。
ならばどうすればいい?
ただ黙って敵のマーカスの言うことを聞いて、抜け出せるその瞬間を探せばいいのか?
でも、そうしても法子が付いてきてくれるかどうか……。
法子は完全にマーカスの言いなりだ。
どうにかしてもう一度退魔師としての気持ちを取り戻してあげれば、そうすれば……。
そんなことを考えながらも、八雲はやはり自分が犠牲になって法子だけでも逃がそうと、そう思うようになった。
言ってしまえば勝手な正義感を振りかざす振りをして、ただ犯されたいだけなのだが……。
「入れてあげますね」
八雲はやっと中に入れてくれると身体が喜んでいるのがわかった。
手が、足がマーカスを絡めるように動く。
そして膣に挿入される。
ねとりとした液体に、滑るようにして入っていく。
「これは、法子よりも名器ですね」
そう言われ、いつか捨てたはずの、それでもどこかに残っていた女としてのプライドが少しだけ戻ってきているような気がした。
法子よりも私の方が上なんだ。
私の方が、女としての価値がある。
そう思うと八雲は急にハッとして、目の前に起こっている出来事を見てみると、なんと酷いことだろうと思った。
だが、すぐにそんな思考は出来なくなる。
マーカスからの責めで、八雲は性の感情で支配されるようになったからだ。
そして八雲は散々、淫気を吸い、焦らされた膣穴や襞、壁は歓喜し、収縮し、うねり、マーカスの男根に絡みつく。
男根をしゃぶり、性を絞ろうとする。
まるで淫魔のように。
しかもそれに負けない硬く太い熱い男根。
ゆっくりとなんて出し入れされない。
マーカスはその男根を素早く八雲の膣に挿入し、腰を動かした。
ごりごりとGスポットを抉り、さらには子宮口……、ポルチオを強く刺激するのだ。
ずんずんと進んでは戻り、また進み……。
八雲は想像を超えるその強い腰の動きに思わず喘ぐ。
「っああ!」
その人外のそれを入れられ、八雲はずっと欲しかった感覚に身体を震わせる。
身体は歓喜に満ち、ぎりぎりに保たれていた精神も少しずつ性欲に傾いていく。
もうまともな思考なんてしていられない。
与えられる快感に、ただ流されていく。
大きな川に流されて行くように、どうしようもない快感。
気持ちがいいという感情が、頭を占める。
ぬるぬると出たり入ったりするその男根に、八雲は堪らず声を上げる。
「ひああっ! イク! イクゥ!」
八雲は胸を揺らしながら何度もイッた。
マーカスの男根をぎゅうぎゅうと締め付けながら。
マーカスは八雲の上半身を、下半身を、全身余すことなく欲に塗れるように刺激をして、快感を与える。
八雲は形のいい尻を震わせ、腰を痙攣させる。
これ以上耐えられないと言わんばかりに。
それでもマーカスは快感を与え続ける。
すると八雲の瞳からは次第に光が失われて行く。
このまま溺れてしまってもいいのではないか。
快感に流されても、許されるんじゃないか。
そんな風に思っていると、マーカスは締まりのいい孔を拡張し、ほぐし、捏ね、蹂躙してくる。
「ああああっ! もうダメ、ダメェ! イッてしまう! イッてしまうからあ!」
そう言って身体中を震わせて八雲はアクメを味わった。
だが、イッてる間にもマーカスは快感を与え続けるのだ。
ずっとイッているかのような、そんな感覚がして、八雲は触られることすら恐れた。
しかしそんなこと、マーカスは関係ないというかのように、腰を動かし、手を、触手で八雲に快感を与え続けた。
法子以上の巧みな動き。
マーカスは八雲のその動きをさせることが出来たという優越感に浸っている。
マーカスが八雲の顎をくいっと持ち上げ、キスをする。
淫気をたっぷり沁み込ませた唾液を、八雲に含ませるために。
八雲はそんなこととは知らず、唾液を無理矢理入れられて、それを飲むしかなかった。
すると感度がさらによくなり、八雲はその度に身体をびくびくと動かして、必死に快感に耐えていた。
いや、耐えきれてはいないのだろう。
今だって、快感の波に押し流されそうになっているのだ。
その証拠に、喘ぎ声は大きく、くねらせる腰や揺れる胸で躍るように快感を貪るその姿は、まさに妖艶な姿だった。
マーカスは必死な八雲と違って、余裕の表情を浮かべている。
やっと八雲を自分のものに出来たと、表情には出さなかったがマーカスはそう思う。
自分を殺した相手を屈服させることが出来る。
ああ、なんと素晴らしいことだろう……!
あの八雲さえも自分は自由に出来る!
マーカスはそう思いながら、八雲を犯し続ける。
そしてマーカスは法子よりもねっとりと絡みつくような膣の感触を味わっている。
さすが八雲だとマーカスは思った。
法子のようにまだ快感を知り始めたばかりの小娘より、それよりも経験を積んだ八雲のような若い娘の方がいい。
「膣が痙攣していますよ。まるでもっとと精を搾り取ろうとしているみたいだ。あんなに嫌がっていたのに、変ですね? もしかして、嘘でも吐いていたんですか? まさか八雲さんが、そう簡単に陥落するとは思えないのですが」
そう言いながら、腰を動かす。
マーカスは法子の膣もよかったが、八雲の膣の方が好みだと感じていた。
法子は狭く、とにかくきつかったが、八雲は狭いもののその入り込んでくるものを優しく包むような、そんな膣だ。
子宮口も、法子は硬め、しかし八雲は少し柔らかかった。
マーカスは二人の違いを楽しみながら八雲に腰を打ち付ける。
八雲は無意識に巧みに膣を収縮させ、マーカスの精を絞ろうと、気持ちよくなろうと必死だった。
マーカスはそのことに気づき、八雲の耳元で囁く。
「気持ちいいんですね? ここ、ひくひくして僕を離すまいとしていますよ。もっともっと気持ちよくしてあげますからね。そして頭を狂わせてあげます」
その言葉に、八雲は何も反対することも出来ず、むしろ当たっているからこそ否定の声を上げられなかった。
期待もしてしまっている。
こんなにも期待してしまって、もう自分はダメではないのか。
でも、これは法子のためでも……あると言えるだろうか。
八雲は自分のせいなのに、それを法子のせいにしてしまおうという自分の醜い心に気が付くと、頭を振ってその思考を頭の隅へと追いやった。
残ったのは自分への快感を貪ることだけ。
またマーカスと絡み合い、八雲は自分の使命だとかそういうものを一切忘れて、ただの女に成り下がった。
何度も擦られ、突かれ、八雲は快感のあまり、目に涙が……。
それは歓喜の証拠。
八雲は気持ちよさのあまり涙を流してしまいそうになる。
だが、プライドが邪魔してそれが出来ずにいる。
しかし時間が経つにつれて、マーカスとセックスという行為をしている八雲は徐々に声を大きくしていき、ついに達する時、大きな声を出した。
「イクッ! あぁっ、ああああーーーーっ!!!!」
法子以上の声。
あまりにも大きな声で、その空間に八雲の声がより響いた。
法子が気絶しているからだろうか。
それだけ、八雲は大きく叫んで喘いだ。
法子に聞かれることもない、という安心感からだろう。
それだけ大胆になっていることに、八雲は自分でも気づいていた。
しかしマーカスはまたしても八雲の耳元で囁く。
意地悪そうに笑って、楽しそうな声色でマーカスはこう言うのだ。
「もし、法子さんが聞いていたら、軽蔑していたでしょうねぇ」
マーカスはそんなことを言って、八雲の心を弄んだ。
八雲はそう言われてさらに感じていた。
「法子には、法子には言わないで……!」
「さあ、どうでしょう。それは私の自由ですよ。でも、少しは考えてあげてもいいかもしれないですね。と言っても、どうせすぐにバレてしまうでしょうけどね」
そう言われた八雲は文句を言おうと睨みつけるもすぐに気持ちよさに流されてしまう。
背徳感を味わいながら、マーカスに突かれ、気持ちよくて声を出すまいとしてもつい出てしまう。
もう何も考えられない。
もう、法子を助け出すことさえ出来ないかもしれない……。
そんなことを思うと、切なくも思えてきたが、今ある快感を貪って、見えない振りをすることにした。
しかも八雲はさらに興奮で子宮口は降り、突かれる度に亀頭部にキスし、その振動が子宮そのものを震わせる。
さらにGスポットは厚みを増し、存在感を増し、もっと責めて欲しいと自らの弱点をさらけ出す。
マーカスは法子とは違う八雲のその膣の感触に、思わず笑みが浮かんでいた。
法子はもっと浅くて、中の感触がつるつると若い感じがしたが、八雲の膣は柔らかく、包み込むような温かさなのに、それ以上に考えられないほど、締め付けてくるのだ。
そしてマーカスは人外の体力で八雲がイッても、潮噴きしても、何をしても休みなく責められ続ける。
正常位はもちろん、騎乗位、対面座位、他にもいろいろな体位で犯し続けた。
さすがに修行を積んだ八雲もここまで強く激しく長く犯されることは想定外のことで、疲れてしまってもう動けないような状態だった。
ぐったりとした身体……。
汗が玉になり流れていく。
それでもマーカスは責めるのをやめない。
八雲は堪らず声を漏らす。
「もう無理、もう、イケない……っ!」
それはとても甘く、熱い吐息のような声だった。
その言葉通り、八雲はもう腰が立たないほど、体中がガクガクと痙攣を起こしている。
それでもマーカスは腰の動きを止めない。
さらにはこんなことを八雲に言い放つ。
「まだまだイケますよ。大丈夫です。あなたは強いですから。この程度で根を上げた振りだなんて、お仕置きしなくちゃいけませんね」
そう言って、マーカスはさらにあらゆる体位で責め続ける。
その度に八雲は喘ぎ、身体を痙攣させながらイキ、時には潮噴きをしていた。
地面には八雲の飛ばした潮が水溜まりのようになっている。
八雲とマーカスの接合部からはぬちゃぬちゃと音が出るほど、いやらしい液に塗れていた。
その液体は、泡立って、白くなっていた。
「っひぃ、ああっ! あうぅうううっ! 無理、もう無理ぃ!」
八雲は戦士としてではなく、すでにひとりの女としてそこに存在していた。
突き上げられる度に悲鳴にも似た嬌声を上げる。
胸を大きく仰け反らせて、その大きさのある胸が仰け反らせる度に揺れ動く。
その揺れ動いている胸にも感じてしまい、八雲はまさに快感責めをされてしまっていた。
マーカスはその揺れ動く胸に手を伸ばす。
「素晴らしい肉体です。復活したかいがありますよ」
それだけでももう限界だった。
八雲は派手にイキ、マーカスは胸を鷲掴みにして堪能すると、さらに八雲の胸を五裂触手で責めながら犯す。
触手に責められる胸は、ずっと触られたかったと主張し、触手はそれを受け入れるように引っ張って伸ばし、舐めるようにして刺激を与える。
その胸の気持ち良さがさらなる快感を生む。
上半身から下半身まで、余すところなく快感を与えられ、責められていく。
八雲は気持ちよくて堪らない。
そうだと言うのに、マーカスはさらにこう言う。
「この状態であれをしたらどうなると思います?」
「お願い、やめて」
悲壮感伝わる声色。
完全に負け犬の声だった。
もちろんマーカスが聞くはずもなく……。
そして時間停止。
10秒、孔を好き放題突かれて、胸を触手で絶頂吸引。
今までよりもより強烈に刺激がいくように八雲の穴のGスポットを刺激しまくり、ポルチオを突き上げまくった。
さらには胸を絶頂吸引……、どう頑張っても並大抵の女性でも強い女性でも絶頂せざるを得ないような吸引をする。
大きな胸全体はもちろん、乳首も同時に責めていく。
柔らかな弾力のある胸を優しく揉み、徐々に強く揉む。
乳首は摘まむようにして吸引しながらその根元を絞めるように刺激していく。
そして……、時間が動き出す。
「っ!!!!」
あまりの快感に声も出せない。
白目を剥いてしまうんじゃないかと言うくらいの快感……。
乳首が異常な痙攣をし、潮噴きをする。
再びマーカスは時間を止めて、再び八雲にもっと強い刺激を与えると時間を進めた。
すると一瞬遅れてまた快感が押し寄せる。
腰が震え、理性の黒目が上を向き、白目を剥く。
「面白いですねぇ。もっともっと見せてくださいよ。八雲さんのイクところを。そのプライドと信念で固まっていた顔をもっとぐちゃぐちゃにして見せてください」
もっと気持ちいいのをあげますよ……。
そう囁かれ、八雲の膣は答えるように収縮した。
マーカスはその行為を気に入ったのか、何度も時間停止をし、そして刺激して時間を動かすということを繰り返した。
時には八雲に大きく負担の掛かる寸止めを何度も何度もした。
すると八雲は切なげに声を上げ、いつものきりっとした眉を下げてその涙黒子を何度も汗と涙で濡らした。
「ほら、お尻叩いてあげます。嬉しいでしょう?」
そう言いながら、マーカスはバックで八雲を犯した。
触手で胸を責め、膣を己の男根で責め、アナルにも触手を、さらには尻を叩くという八雲にとって辛い責めをする。
だが、八雲も辛いだけでなく、やはり相当気持ちがいいのだろう。
辛いだけの表情じゃない……。
その顔は完全に雌の表情。
それを見てマーカスは満足気に笑っていた。
「中に出してあげますね」
「そ、それだけは……! それだけはやめて!」
八雲は必死にそう言った。
しかし当然のようにマーカスは「え? 何ですって? すみませんね。聞こえませんでした」
そう言って、八雲の子宮口に亀頭をぐっと押し付けて中出しをする。
八雲はお腹の中が温かいもので満たされる感覚があるのを感じた。
ああ、出されてしまった。
淫魔に犯されて、中にも出されて……。
どうしたら、いいのだろう。
もう八雲はどうしたらいいのかわからなくなっていた。
信念も、プライドももうズタズタに引き裂かれていた。
後輩の法子のことだって、気にはなるがもうほとんど頭の隅から消えている。
今はただ快感を貪ることしか考えられない。
そんな八雲の気持ちをマーカスは理解していて、さらに激しく責め立てる。
時間を止めて、大きな刺激を与えて、時間を進める。
それを何度も繰り返し、八雲はさらに雌としての感情を持つようになっていく。
戦士としての八雲の姿は、既にそこにはいなかった。
「何を考えているんですか? 随分と余裕ですね。もっと触手を激しく動かしてあげます。もちろん、ピストンもしっかりしてあげますからね。安心してください」
何が安心してくださいなのかがわからない。
ただ、触手がより強く胸を吸引するようになり、アナルの触手も出入りが激しくなっていく。
マーカス自身も先程よりも早く腰を振って、八雲はその快感に涎を垂らしながら甘い痛みを甘受していた。
もう嫌がったりなどしていない。
ただひたすら、マーカスの男根を受け入れるオナホールのようになっていた。
しかしオナホールと違い、しっかり吸い付くように絡みつき、また収縮する。
八雲は顔だって良い。
そこらの娼婦よりずっと美人だ。
マーカスはこんな強い女を自分のものにしたことで優越感に浸っていた。
他の淫魔よりもずっとイイ想いをさせてもらっているはずだ。
マーカスはにやりと笑った。
そしてそんなことを何度もされ、中出しされ続ける。
接合部からは白い液体がたらりと垂れ流れている。
「まだまだお楽しみはこれからですよ」
八雲はまだ終わらないのかと絶望を味わうことになった。
「お口にも、入れてあげますよ」
そう言って、マーカスは男根に似た触手を取り出して、それを八雲の口の中に入れた。
「ふぁ……っ!」
「ちゃんとしゃぶってくださいね? 噛んだりしたら、お仕置きですから」
八雲は背中がぞくぞくとした。
そうしている内に、口の喉奥にまで犯され、上手に息が出来なくて八雲は涙を浮かべる。
「イイ表情になるようになりましたね。いいですよ。もっと雌らしい顔をしてみてください」
そう言って、マーカスは八雲の膣をひたすら犯し、精液が中から漏れ出るくらいまで中出しをし続けた。
「んぐぅっ!」
口を犯されることはなかなかないため、八雲は戸惑いを感じていた。
しかし、気づけば口を犯されることが気持ちよくも思えるようになってきた。
八雲はどう見られているかを想像してしまい、つい顔が赤くなってしまう。
だが、それは長い間責められていることもあって、その変化はほんのわずかなものだった。
しかしそれにマーカスは気づいてしまう。
「顔がいやらしいことになっていますよ。先程よりも赤みもありますし、口に突っ込まれて感じているんですか? まるで変態ですね」
八雲は悔しいことに反論が出来ない。
ただ、羞恥心が、より身体を熱くすることだけはわかった。
こんなやつに、好きにされている。
そう思うと八雲はさらにうるうると瞳を潤ませ、必死に快感を受け止めていた。
そうしている内に八雲の身体は開発されていき、少し息が掛かっただけでも感じるようになり、さらに触られると気持ちよさのあまり、びくびくと腰が動いてしまうようになった。
「いいですね。イイ感じになってきましたね。想像以上だ」
そう言われながら、マーカスに責められ、八雲は言われた通り、身体を開発されつつあった。
マーカスはどこもかしこも触手を使い、自らの手でも触り、感度のチェックをたまにしながら、挿入したままの言葉責めで八雲の心をより強く支配しつつあった。
「あああああーっ! ああっ! あっ!」
八雲はもう言葉を話せるどころか、考えることさえ出来なくなっていた。
ただ雌として叫んで、喘いで、身体を身動ぎしていた。
八雲はマーカスの術中にすっかりハマってしまっていた。
マーカスは八雲の弱いところをさらに弱くさせ、より敏感な身体へと作り変えていく。
「乳首がこんなに大きくなっていますよ。その内鈴でもつけましょうか?」
マーカスがそんなことを笑いながら言う。
八雲はそんなのは嫌だと思ったが、同時にされたいとも思ってしまっていた。
もう八雲の強い信念は、随分と小さくなってしまったのだ。
逃げられない。
逃げたいとも、今はもう思えない。
そして2時間後、開発されきった八雲の姿があった。
これはbc8c3zがあらすじ・設定を作り、それを元に根本鈴子先生に書いてもらった綾守竜樹先生著・魔斬姫伝の2次創作です。
綾守竜樹先生のファンの方に読んでいただければ、それに勝る喜びはありません。
一瞬でも先生がいなくなったことの皆さんの孔を埋めれれば幸いです。
感想があれば励みになりますのでお書きください。
またアンケートだけでもいただけたら今後の参考になりますので入れてください。
綾守竜樹ファンサイト(更新もこちらが早いです)も作りましたのでそちらもご覧いただければ幸いです。
https://ben1986.sakura.ne.jp/ben1986.sakura.ne.jp/
よろしくお願いします。