「お姉ちゃん? 入るよ?」
ノックの音で目が覚めたダイヤは、続いて聞こえてきた声で意識がはっきりとし、止めようとするもすでに遅く。
襖を開けて入ってきたルビィに、ダイヤはパニックになっていた。
時計を確認すればすでに夕方となっている。
ルビィはだいぶゆっくりと楽しんできたようだが、そんなことはどうでもよく。
毛布によって身体が隠れているダイヤは今、全裸であった。
あの後、優が多少片付けたのか部屋の中は綺麗になっているが、荷物は置きっぱなしである。
どこに行ったのか疑問に思うも、今は現状をどうにかしなければと必死に頭を動かす。
「お姉ちゃん、顔が赤いけどどこか具合悪いの?」
「え、ええ。昨夜から少し体調を崩して」
これ幸いにと、ルビィの話に乗っかっていこうと決め、誤魔化すための言い訳をいくつか考えていくが。
「うゅ……お姉ちゃん、何か変な匂いしない?」
「そ、そうかしら? もしかしたら私の汗かもしれませんわ」
「なら、ルビィが汗拭いてあげよっか?」
「いっ、いえっ。少し良くなったのでシャワーを浴びてサッパリしますわ」
シミュレーションの会話など上手くいかないな、と思いながら。
考えていた言い訳を一度忘れ、その場でどうにか取り繕っていく。
「ルビィも顔が少し赤いように見えますし、熱中症に気をつけて水分をきちんと取っておきなさい」
「うんっ!」
「あれっ? おかえり、ルビィ」
「あっ、優さん!」
シャワーを浴びていたのか、ラフな格好に首からタオルをかけた優が部屋へと入ってくる。
「あれっ? でも優さん、どうしてお家に?」
嬉しそうに駆け寄っていったルビィだが、ふと立ち止まって最もな疑問をぶつける。
「夜にダイヤから連絡が来てね。ルビィは泊まりだし両親もいないらしいから看病に」
「お姉ちゃんをありがとうございます!」
「これもマネージャーの仕事だからね」
どうやって口裏を合わせようかと考えていたダイヤだが、運良く言い訳が合っており。
ホッと胸をなで下ろす。
「それじゃ、僕はそろそろ帰るから。あとはルビィちゃんに任せてもいいかな?」
「うんっ!」
「戸締り、お願いね」
荷物を持った優が部屋を出て行き、見送るためにルビィが後を追っていく。
一瞬、優と目が合ったダイヤはすぐに理解し、ルビィを連れ出してくれている今のうちにパジャマを着て、そのままシャワーを浴びるための準備をする。
ここまでくればあとはボロを出さないようにするだけである。
一息ついたダイヤは昨夜の行為を思い出し、シャワーを浴びているときに火照った身体を一人で慰めるのであった。
☆☆☆
あれから、ほぼ毎日のようにダイヤは優とまぐわっていた。
優の家に泊まりで。
こっそりダイヤの家に泊まり、ルビィにバレないよう声を殺して。
学校の屋上や、前にルビィとしていたトイレの個室など。
出来るタイミングさえあれば、声をかけずとも目を合わせるだけで通じ合っていた。
続けていくうちにダイヤから誘う回数も徐々に増え、今ではほとんどがダイヤから求めての行為である。
「あっ、これ……本当に何も見えませんわ」
そして今、ダイヤは目隠しをさせられてベッドの上へ横になっていた。
両手は前で縛られており、全裸である。
優がやりたいと言い、軽い気持ちで乗ったダイヤだが。
目が見えないというだけでいつ、どうされるのか分からなくなり、視力以外の感覚が鋭くなっていく気がしていた。
まだ何も始まっていないのにダイヤのアソコは湿っており、胸も弄ってとばかりに主張を始める。
「ゆ、優さん? 先程から何もおっしゃりませんけど、いますわよね? ──ひゃぅっ!?」
「ちゃんと居るよ」
ただお腹に手を当てられただけだが、突然のことで驚きと少しの快楽を感じていた。
そのまま優は優しい手つきで子宮のあるあたりを撫で始める。
ダイヤは否が応でも触れられている部分を意識してしまい、ただ撫でられているだけであるのに下腹部は熱を持ち、アソコからドロっと愛液が溢れ出す。
「ねえ、ダイヤ」
「え、ええ……なんですの」
「ゴム付けないでやってもいい?」
「…………い、いけませんわ」
生で挿れたいという要望に、ダイヤは少し間を開けて答える。
ゴムの有無でどれだけの差があるのか分からないため想像でしかないが、きっとさらに気持ちが良いのだろう。
「今まではゴムの中だったけれど」
「……んっ」
一度拒否しているダイヤだが、表情からやり取りを楽しみたいと察した優は興奮させるように語りかけていく。
「ここにね、トプトプって精液が注ぎ込まれるんだよ」
「ぁっ、……っ、ぁぁっ」
人差し指でトントンとされるたびに快楽がそこへ集まっているような感覚に陥り。
「僕のを抜いた後も精液は残ったまんま。ピル飲んでいても絶対じゃないから、子ども出来ちゃうかもね」
「そ、それはっ……ぁっ、イクッ」
優が語りかけてきたことを想像したのがトドメとなり。
ダイヤは絶頂を迎え、身体を震わせる。
「ゴム、付けなくていいよね?」
「…………」
もう一度、問いかけられ。
イって乱れた呼吸を整えていたダイヤは、何も言わぬままコクリと頷くのであった。
まとめた時のいいタイトル名思いつかないので活動報告にて案を募集してます
良さげなのあったら……
あと少しでダイヤは終わる予定です
前も告知した気がしますが、次は「松浦果南は寝取りたい」です
話が終わった後も後日談みたいな、サザエさん時空みたいな、そんな感じでエチエチ書ければと思ってます
話を一つにまとめるか、まとめないか(まとめた場合、章タイトルに現在のタイトルが入ります
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