果南、マリー、ダイヤで幼馴染。
千歌、曜、マリー、ダイヤで接点は無かったのかな……って。
そのセリフは優が耳元で囁いたものであったが、こういったことを言ってくれたらなという妄想と、実際に言われるのでは大きな違いがあるため。
結果として予想以上に優の興奮も高まっており。
「ちょっ、ゆ、ゆうっ! わたしもうイってるの! ダメだって! 激しくしてって言ったけど!」
「身体はもっと欲しがってるけど?」
「それちがっ、あっ、もうわかんない、イってるのにまたイくっ! このままじゃあたまおかしくなるっ!」
童貞が初めてを迎えた時のように、盛りのついた猿となり行為に及んでいた。
未だ果南は手錠を付けたままであり、対面座位のままなのだが。運動神経が良いことを無駄に発揮し、ものの数分で気持ち良くなる動かし方を身に付け快楽を貪っている。
最初に姉的ポジションでマウントなど取らなければ曜のように恋人プレイをし、イチャイチャとできたのだが。
果南は屈辱的なセリフを言わされた後も無意識に優を煽るような言動や仕草をしているため、それは初めから無理な話であった。
当然、その事に果南が気付くはずもない。
「ゆうっ、ゆうっ! このままいっぱいだしてっ!」
中に入っているものが大きくなり、さらに硬くなった事を感じた果南は優の限界が近いことに気付き。
搾り取るような腰の動きに切り替え、優の耳元で催促するようなセリフを述べる。
「ぁっ……っ!」
それによってより一層硬さを増したものに奥を突かれ、果南が絶頂を迎えるとほぼ同時に。
奥へ深く突き刺したまま優も果て、中に精を放っていく。
「これ……今までで一番凄いかも」
「僕も全部出した気分……」
一度の交わりで疲れ切った二人はそのままベットへと倒れ込み、部屋の中には息を整える呼吸の音のみが響いていた。
出したことで萎えたものが果南の中から抜け、少し置いて空いた穴から精液が垂れてくる。
「ふふっ……優も私の虜だね」
短い時間で動ける程度に回復した果南は上体を少し起こし、優の顔を見ながらそのようなことを口にするが。
「……これ、曜とも今度やってみようかな」
「むっ」
目の前の果南を差し置き、優はこの場にいない女の子の名前を口にした。
当然、そんな事を言われた果南は穏やかで居られるはずもなく、優の顔を自身の豊満な胸に埋めるよう抱きしめる。
「幼馴染三人の中だと、私が一番大きいと思うけど。どう?」
「自分の魅力を理解しているのはいいけど、やる事が一つ年上の行動に思えないよね」
「んっ、そんなこと言いながら私の胸揉んでるじゃん」
「こうされたかったんでしょ?」
「そうだけどさ……って、もう元気になってる」
果南は太ももに熱を感じ、少し目線を下げれば。
そこには萎えていたはずのものが再び硬さを取り戻し、存在を主張していた。
「やっぱり、優のって大きい……よね?」
「そうかな?」
「そうだよ。……他の人のなんて見たことないけど」
未だ手錠で繋がれているのを煩わしく思いながらも果南は身体を起こし、両手でそれを握る。
今まで何度か交わってきてるが、改めて本当に自身の中に入っていたのかと疑いたくなる果南。
けど触れていると疼いてくる下半身がそれは確かな物だと教えていた。
「……ね、優」
「ん?」
果南は触れていたものから手を離し、未だ寝転んだままでいる優の腰上を跨ぎ、頭の上に手をついて真上から見下ろす。
「優はさ、曜と付き合ってるわけじゃないんだよね?」
「まあ、そうだね」
日も傾き、窓から淡く夕日の光が差し込む部屋の中は薄暗くなっていた。
優を見下ろしている果南には影が落ち、その表情は見えにくくなっていたが。
「ならさ、私じゃダメかな?」
その表情はどこか悲しげで、後悔しているようでもあった。
これで終わる予定でしたが、後1、2話続きます。
いま、書く気が起きてるので近いうちに書けたらなと。
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