その部屋には嬌声、肌と肌のぶつかり合う音、少し粘着性を感じるような水音が響き渡っていた。
冷房が効いてあるはずなのに優とダイヤの身体には汗が浮かんでおり、荒く、熱い呼吸をしながらもキスを繰り返ししている。
「んぅ、あっ、ああっ、ソコばかりっ、だ、ダメですわっ!」
あらかた弱いところを見つけられたダイヤは楽しそうな笑みを浮かべる優のオモチャとなっていた。
的確に敏感なところへ突いてくるのを逃れようと身体を動かそうにも、上に覆いかぶさっている優によってそれは叶わず。
動きを止めようと足を腰に回しても、今度は擦り付けるような動きにまた違った快感を身体へと刻まれる。
「あ、あああっ、ダメッ、これ、んっ、いけませんわっ、優さんっ、あっ、ああっ!」
じっくりと、だが確実に上ってくる快楽にダイヤの身体が、脳が警鐘を鳴らす。
すでに腰に回した足は外してあるというのに、擦り付けるような動きをやめない優にダイヤは懇願する。
「本当にやめていいの?」
「ええっ、これ以上はっ、あっ、おかしくなってしまいますわっ」
「こんな嬉しそうな顔して期待してるのに?」
「へっ──んぅ、んっ、んんっ!」
が、願いは聞き届けてもらえず。
追い討ちとばかりに深く求めるようなキスをされ、ダイヤは限界を迎えた。
体の隅々まで行き渡るような快楽が脳にまで達し、絶頂を迎えたダイヤの足は天井へ向けてピンっと伸ばされており。
口元は笑みを浮かべながらだらしなく開き、顔は上を向いている。
「僕もいくっ!」
「ぁ、……ぁぁっ」
すでにギリギリであった優も精を解き放った。
ゴム越しに感じる暖かさをどこか遠いもののように感じながら、ダイヤは気絶するようにして眠りにつく。
「……一応、初めてだもんね」
ダイヤの顔にかかった髪を指でどかし、眠っている顔を見て苦笑いをしながら優はアソコから自分のものを引き抜く。
ゴムの中に溜まった精液に自分の事ながら呆れた優は、溢れないよう口を縛ってティッシュで包み、ゴミ箱へ捨て。
ベッドは汗やら液やらで大変なことになっているが、ダイヤが寝ているためなるべく被害がなさそうな部分を選んで毛布をかけ、冷房を弱める。
優はその後も細々としたものを片付け、洗ったものを干したり、また洗濯機をまわしたり。
シャワーを浴びて身体を清め、ラフな格好となり部屋に戻れば。
目が覚めたダイヤが毛布を身体に巻いて上体を起こしたところだった。
「おはよう、ダイヤ。体調はどう?」
「……え、ええ。何か入っている違和感はありますが、あとは特に」
「それじゃ着替えは用意しておくから、シャワー浴びておいで」
致した後であるため、落ち着いたダイヤは恥ずかしさが込み上げてくるも、普段と変わらない様子の優に少し力が抜け。
身体中がベトベトであるため、ダイヤは厚意に甘えてシャワーを浴びることにした。
その間に優は空いたベッドのシーツを取り替える。
過去の失敗から、ベッドまで染み込まないようシーツの下に仕込んでいたものを汚れたシーツと一緒に洗濯機の近くへ置いておき。
その際にダイヤが体に巻いていった毛布も忘れずにまとめた後、自身のパンツ、短パン、シャツを用意する。
優の家に女性ものの下着はあるにはあるが、人が履いていたものを他の人に履かせるのは抵抗があり、でも男である自分のものならまあいっかといった考えであった。
仮にダイヤから他に無いのかと聞かれても、優は無いと答えるのだが。
「軽いものでいいかな?」
「て、手伝いますわ」
「ならコップと飲み物、箸とかお願い」
夕食には少し遅い時間。
お腹は空いているものの、ガッツリ食べるほどではなかった優は軽く何かを作ることにした。
その準備をしてる時にダイヤもシャワーから戻り、手伝ってもらう事に。
ドライヤーを使って乾かしているであろうが少し水気を帯びてしっとりした黒髪。
まだ少し恥ずかしさが出て頰に朱が差しており、首に巻いたタオルをキュッと握っている。
そんな美少女の仕草だけでも良いというのに、部屋着のため少しゆったりとした自分の服を身につけているのだ。
優はこのままここで二回目を始めてしまいたい気持ちが芽生えるも、なんとかそれを抑え込む。
ダイヤなら大丈夫だと思う部分もあるが、普段とは歩き方が微妙に変わっているため、違和感が残っているのだろうということ。
あとは性欲よりも食欲がいまは優っていた。
「んむっ!?」
だから警戒することなく近づいてきたダイヤにキスをするだけで留めておく。
空になった食器は水につけて置き、二人は食後のお茶を飲みながらノンビリとした時間を過ごしていた。
「そう言えば、泊まるって連絡はしているの?」
「ええ。友達の家に泊まると言ってありますわ」
「これからも泊まりが増えると思うから、バレないようにね?」
「なぁっ!? な、何を言っていますの!」
泊まりが増えるということは今後もこういったことが続くよ、という事であり。
顔を赤くしながら乗り気では無いような事を言っているダイヤだが、その口元は笑みを浮かべている。
「だって、ダイヤはルビィの代わりとして性処理してくれるんでしょ?」
どうして優とこのようになったのかを言われて思い出したダイヤはコホンと咳払いを一つし、お茶を飲んで落ち着く。
「あまり、無茶な事はしませんように」
「そしたらルビィにやってもらうだけだよ?」
「…………あまり、ですわ。多少の無茶なら私も目を瞑ります」
ルビィを引き合いに出されたからでもあるが、ダイヤの脳裏によぎったのはトイレで二人が致していたことであった。
あのような事を自分もするのかと想像したダイヤの口から一つ、熱い息が漏れる。
「それじゃこれからよろしくね、ダイヤ」
「……ええ。頑張りますわ」
「黒澤ダイヤは浸りたい」が終われば次は「松浦果南は寝取りたい」を書くかと(まだまだ終わらないですが)
曜ちゃんも書きたいですが、まだ話が浮かばないのでしばらく後になるかと
話を一つにまとめるか、まとめないか(まとめた場合、章タイトルに現在のタイトルが入ります
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