あれから何かと理由をつけてダイヤは呼び出され、優の性処理をする。
なんて事はなく、三日が過ぎた。
練習中に何度も視線を向けるが、優はマネージャーとしての仕事で忙しそうにしており、ダイヤの視線に気付くそぶりすらない。
付き合っているわけでもないのに優が他のメンバーと話しているのを見て、ダイヤは喪失感、虚無感のようなものに襲われ。
まさか恋心を抱いているのでは、と考えて頭を振るう。
「ダイヤ、どうかした?」
「い、いえっ。何でもありませんわ」
いつの間にやら飲み物を手にした優が側まで来ており。
ダイヤの行動を不思議そうにしながら持っていた飲み物を渡す。
「有難うございますわ」
「今日、ダイヤの家に泊まりいくから」
「なっ!?」
いきなりのことに驚きの声を上げるダイヤだが、誰にも聞こえていなかったのか注目を集める事はなかった。
「大丈夫。ルビィは善子と一緒に花丸の家に泊まりいくから。両親も出張で明後日まで家空けてるって聞いてるよ」
「…………分かりましたわ」
仕方なしとばかりな態度をとっているダイヤの口元には笑みが浮かんでおり。
先ほど抱いていたものもどこかへ消え去っていた。
☆☆☆
練習を終え、優は一度家に帰って着替えを準備してからダイヤの家へと向かった。
「お邪魔します」
「ええ。……結構な荷物ですのね」
「着替えとか寝巻き。あとはゴムだね」
荷物の多さにダイヤは不思議がっていたが、ゴムに反応して思わず顔を逸らしてしまう。
そして着替える原因の大半が自分のせいであると気がつき、赤くなった顔を誤魔化すように咳払いを一つして背を向け歩いていく。
「──ひゃっ!?」
後を追ってダイヤの横に並んだ優は自然な動作でダイヤの尻を揉んだ。
突然の刺激に可愛らしい声を上げた後、その原因となる優をキッと睨みつける。
「い、いきなりどういうおつもりですのっ!」
「んっ」
「──んむっ?! ちゅっ、んんっ、ぁっ、んぅっ」
荷物を床に置いた優は尻を揉んだ手を動かして腰を寄せ、キスをする。
普段過ごす家、それも廊下のど真ん中でされるキスにいつもと少し違う快感を得ていたダイヤは抵抗せず、素直に受け入れていた。
「ダイヤは僕の性処理するためなんだから、どうしようが勝手でしょ?」
「え、ええ、そうです……わね」
少し相手にされなかっただけであるのに、今のダイヤはキスだけで思考が鈍るほどである。
間を開けなくても最初からそのような気がしなくもないが、今すぐ欲しいとねだる表情を見れば全ては些事であった。
「まずはご飯にしようか。運動するから軽めにね」
おあずけを食らったダイヤだが、運動という言葉と優の表情を見て、期待に身体が熱を持ち始める。
物足りなさを感じるぐらいの夕食を終え、シャワーや歯磨きをして身を清めたダイヤは自室でバスタオルのみを身にまとい、優を待っていた。
触れていないアソコからはこれからされる事を期待して愛液が溢れ、腿を伝っていやらしく光を反射している。
待っている間に自分で弄ってしまいそうになるも、これからされることを考えなんとか堪えること幾たび。
廊下を歩く音が聞こえ、それが近づくにつれダイヤの吐息にも熱がこもり始める。
「お待たせ、ダイヤ」
襖を開けて入ってきた優も腰にバスタオルを巻いてあるだけであった。
うっすらと筋肉がついているのは見て取れるが、それでも平均的な男性より細いように思える。
だが一部分だけ、平均以上だと主張するようにバスタオルを押し上げているものが。
三回目の行為で初めて優の身体を意識して見たダイヤだが、うっすら浮き出る腹筋などでやっぱり男なんだと思ったのもつかの間。
すでに二度、自身の内へ迎え入れたモノを目にして考えを改める。
男なんて生易しい表現ではなく、『雄』こそが真に正しい表現なのだと。
二度目に行ったときに得た強烈な快楽を思い返し、ダイヤはそれだけで軽く絶頂を迎えて身体を震わせる。
「ダイヤ」
「……んっ、ちゅっ」
キスをしながらゆっくりとベッドへ横たわり。
優はダイヤにあまり体重をかけないよう片腕を頭の横に置いて身体を支え、もう片方の手で結び目をほどいてバスタオルをどかす。
「んむっ、んんぅっ、んっ、んんっ!」
初めての時のように決して敏感なところは触れようとせず、身体を撫でるだけの手つきにもどかしさを感じながら、ダイヤは優の首に手を回し積極的に舌を絡めていく。
「──あっ!」
優は徐々に頭を下にずらしていきながら首筋、鎖骨と舐めていき、早く弄ってと主張する桜色のポッチを口に含む。
唇で挟んだり、舌で飴のようにコロコロと転がしたり。
もう一つも手で摘んだりして弄れば、ダイヤは身体を弓なりに反らし、もっととばかりに押し付ける。
「──んっ、あっ、ああっ! ィ、イきますわっ!」
それほど開発したわけでもないというのに、毎度胸だけで絶頂を迎えるダイヤに興奮しつつ。
優は上体を起こしてヘソの下、子宮のあるあたりを撫でたり、時折少し押したりしながら口を開く。
「ダイヤ」
「ぁっ、それ、んっ……なん、ですの」
絶頂を迎えるほどの快感はないというのに、確かに溜まっていくナニカがあり。
下腹部に溜まっていくドロドロとした熱に少しの不安と、大きな期待を抱いていた。
「これからはずっと、絶頂を迎える時は『イク』って口に出して教えてね」
「な、何故ですの……?」
「その方が興奮するから」
興奮するから、と優が口にしたとき。
未だバスタオルの向こうに隠れているモノが動いたのを目にしたダイヤはゴクリと唾を飲み込む。
「っ! ゆ、優さん、そこに口付けるなんていけませんわっ!」
「ダイヤだってこの間、僕のを舐めたじゃないか」
「そ、それは──ああっ!」
反応を見て笑みを浮かべた優はダイヤの膝を立て、股の間へと顔を埋める。
少し時間が経って落ち着いていたダイヤは優が何をしようとしているのかすぐに気がつき、止めようと手を伸ばすも。
立てた膝の下から通された手によって掴まれてしまう。
クリを舐められ、ダイヤ自身でも驚くほどの声が出た。
しかし声を抑えようとしても手を掴まれているためそれは叶わず、優が舐めるたびに喘ぎ声をあげてしまい。
舐めながらジッと見つめる視線に気づいたダイヤは恥ずかしさから顔を逸らすも、それは許さないとばかりに手を引っ張られ、目を合わせることを強要される。
「あっ、ああ、そこっ、いいですわっ、んっ、ああっ! いっ、いきますわっ──ィ、イクッ」
恥ずかしいはずなのに優が自分の股に顔を埋めて舐めているのを見て興奮し、ゾクゾクと身体を走る快感に絶頂を迎えた。
ダイヤは言われた通りに意思を持ってイクと口にしたとき、いつもよりも少し深い快楽を味わったような気がした。
どこか抵抗していたものを取っ払い、素直に受け入れられたような。
まあ、そんな事を考えていられたのは一瞬だけであり、頭の中はすぐ快楽に染まっていたが。
活動報告に今後書こうと思ってるやつの簡単なあらすじみたいなものを追記しました
話を一つにまとめるか、まとめないか(まとめた場合、章タイトルに現在のタイトルが入ります
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