もう1つの作品のアイディアが纏まらず、ストレス軽減のためにこの小説を書き始めました。
最初に言っておきますが、作者は腐女子じゃないです。
主人公のモデルは友達です。
腐女子やそういった表現に抵抗のある方はブラウザバックをお勧めします。
ストレスを糧に書いているため、文章は正直グチャグチャです。
それでも良い方はどうぞ!
気付いたら真っ白な空間にいた。
「はっはーん、分かったぞ。謎は全て解けた!」
これはテンプレ的に言うと、神様が私を何かの不注意で殺しちゃった!てへぺろ☆
という展開だろう。そうに決まっている。
そしてこの後「大正解!」とか言いながら何もない空間から出現するのだ。
私の予感では出現場所は2つに絞られる。
1つは真正面。もう1つは………背後!!
「ぶべらっ!?」
「よっしゃ!流石私!」
「出会い頭にストレート一発ってどういうこと!?」
「え?どうせアンタの不注意で殺されたんでしょ?だったら先に一発カマしてやろうかと…。あ、別に一発っていうのはヤるって意味じゃなくて殺すほうね?」
「分かってるよ!それと意外と物騒な思考だね!?」
いやぁ、そんなに褒められても拳しか出ないよ。
なんならもう一発上げてもいいけど…。
「この度は私の不注意で死なせてしまい、申し訳ございませんでした」
「か、完璧な土下座…だと!?」
土下座してる癖に後ろに後光が見え………るかボケェ!!!
「酷い!?」
「あぁん?土下座で済むおもてんかワレ。小指一本くらいださんかい!!」
「ヤクザだよ!それヤクザのセリフだよ!」
「本当!?良かったー、映画見て練習して」
努力の甲斐があったというものだ。
さて、弄るのはこれくらいにしてそろそろ転生なりトリップなりさせてもらおう。
ついでに特典もふんだくるだけふんだくらないと。
「あの、心の声聞こえてるってわかってる…よね?」
「聞こえてるならさっさとしてくれない?私まだ見たかったカプとか沢山あったんだけど」
「かぷ?」
「BL、NL、GL、TL、MLなんでもござれ!」
「うわあぁああぁ!!ちょっ、なんてもの見せるの!?しかも結構マニアックなモノも多い!」
「これぞ腐り過ぎた果てに辿り着く境地!必殺☆妄想!」
「必殺でもなんでもないよ!あとそれ卑下してるの!?誇ってるの!?」
「大いに誇っています」
「タチが悪い!!」
ゼェゼェと肩を揺らしてまで全力ツッコミをしてくれた神様。
そんなにツッコミ気質ならエ○タの神様目指せば?
きっと世界中を笑いの風で包み込めるよ?ぷぷっ。
「ごめん。そろそろ怒っていい?」
「私、まだ両親にお別れ告げてないなぁ…。喧嘩した友達にも、謝ってないや……」
「うっ!………すみません」
「グレナツかナツグレかナツルーで揉めるなんて、私もまだまだだったよ!全てを愛すべきだった…!ごめんね!」
「謝るってそっち!?」
「あ、オトンとオカンもごめんちゃー」
「軽ッ!?え、それで終わり!?」
さて、これで思い残すことは一万個ほどあるけど、それは仕方ないとして…。
主にパソ子ちゃんに保存してあるデータとかね。
出来れば見ないで廃棄処分してくれればいいけど。
そういえば天井裏にちょっとアブナイ系の本とかDVDとか隠してあるけど……うん。見つからないことを祈ろう。
どうせ死んだしね!もう後のことはいいや!
「で、特典だけど…」
「キミのその立ち直りの早さには尊敬の念さえ抱くよ」
「いやん。神様に尊敬されちゃったよ。私すごくね?」
「うん。それで全部台無し」
チッ。まぁいい。
こうなった時の妄想はすでに数パターンほど決めている!
流石妄想!ビバ妄想!
「じゃあ取り敢えず私の全ての能力値の限界を解除で」
「いきなり始まった!てかまだ特典付けるとか言ってないよ!」
「あぁ、そういえば愛犬のご飯誰があげるんだろう…?飢え死にしないといいけど…」
「ごめんなさい。せめて3つで収めてくださいませ」
「じゃあさっきのが1つ目。2つ目は……って、ちょっと待て。私どこの世界行くの?」
「知らずに特典つけようとしてたの!?」
うん。まぁ。
でも全ての能力値の解除があればどの世界でも楽勝だと思うけどね。
だが一応聞いておこう。
「といっても、正直キミは天国に送るつもりだったんだよ?」
「天国?鬼徹かなにか?」
「違うよ!あんなセクハラ神獣がいるところじゃないよ!」
「あっそ。チッ、白鬼、鬼白、閻鬼、烏鬼、白桃、鬼桃、鬼マキ……CPの倉庫なのに」
「一瞬でそこまで思い付くキミに引いたよ」
いや、長年付き合う人とならこんなこと言わないよ?
でもお前神様じゃん。どうせこの後しばらく合わないじゃん。
どうせ会うとしても私の死後でしょ?だったら別にいいかなーって。
「そのいいかなー程度でキミの妄想に付き合わされる僕って可哀想」
「ハハッ、殺しておいて何言ってんだろコイツ」
「ぐぬぬ!何も言えない…!」
言ってんじゃん。とかいうツッコミは一先ず置いといて、早く転生先を聞かねば。
これじゃ特典も考えようがない。
「あー……じゃあ、どこがいい?」
「CPがナマで見れるならどこでもいいけど、今はフェアリーテイルかな?」
他にも色々楽しそうなところはあるけど、私の中ではフェアリーテイルが一番だ。
理由?この間友達と深夜まで語り合ったからです。
結局はカプ問題で喧嘩になっちゃったけど、私が許したのでノープロブレムということで。
「フェアリーテイル、ね。まぁキミが行くのは……」
「その物語から派生した、いわばパラレルワールド、もしくは立体交差並行世界…だったけ?」
「おお、流石腐り切ってると豪語するだけのことはあるね」
「えっへん。じゃ2つ目だけど、私が知ってるアニメ・漫画・ゲームの中に出てくる全ての技を副作用・制限なしで使えるようにして」
「無理。だってそれ体質による特性や適正、あるいは世界の抑止力によって作られてるから」
「あぁ、灰男のイノセンスとか?」
「そう。あれは神が創造した物質だから妖精の世界では作動しないし、キミにはイノセンスの適性がない。
トリコに出てくるココって人の技も無理。あれは体に毒に対する特異体質があってこそのもの。そもそもキミの体には毒がないしね。
ワンピースに出てくる悪魔の実の能力も無理だね。六式なら人の技術の範囲内だから大丈夫だけど。
あとは、HUNTER×HUNTERの念能力も難しいかな。いや、念自体なら大丈夫だよ?だけど能力はその人の性格によって左右される。発動出来ても劣化にしかならないよ」
改めて聞くと、やはり無理なモノが多い。
他の転生物だと通ったりするけど、現実は厳しいものだ。
これは考えを改めなくては!
「うーん…」
「欲張ったりしないで、何か1つに絞ったら?」
「取り敢えず六式と念が使えることは分かったから除外」
「うわぁ、この子ちゃっかりしてるよ」
「魔力もあるから魔法系の技も要らない、と」
1つ目の全ての能力値の限界解除が適応されるなら、魔力もそれに適応されるはずだ。
ドラクエとテイルズは確保しておこう。転生したら即メモだ。忘れる前に!
あとは何があったかな……
「あ、そうだ。めだかボックスの不知火半纏のスキルを作るスキルを下さい」
「……そうきたか」
「スキルの譲渡が出来るなら、性格云々は関係ないでしょ?それにあれは人の“技術”だしね」
「まぁね。スキル名長いし【
「サンクス。最後の1つは、私がいた世界で私と関わった人全てに幸福を与えて欲しい」
私がそう言うと、神様は目を見開いてポカンと口を開けたまま固まった。
うわ、神様もこうなるとアホ面だな。
威厳も尊厳もクソもないわ。
「驚いた。まさかそんなお願いをされるとは」
「え、そう?他にも同じようなお願いする人いるでしょ?」
「居たけど、キミ、自己中だと思ったから」
「あぁ、それはあるね。私、自分が良ければ他人とかどうでもいいって割と真面目に思ってるから」
「人間として最低だね!でもまぁ、そのお願いは気に入ったよ」
「マジで?よっしゃ、好感度アップ!これで私の死後は天国行き安泰だな」
「ちょっとでも感動した僕が馬鹿だった!人じゃなくても最低だよ!」
感動とか、神様のクセに涙脆いなコイツ。
私の友達なら絶対全否定して爆笑するレベルのお願いだぞ、コレ。
「類は友を呼ぶ、か」
「じゃ、私行くわ」
「は?行くって、どこに?どうやって?」
「んー?【立体交差並行世界に存在するフェアリーテイルの世界へ行くだけのスキル】を使って、ね」
「え、ちょ、待っ……!」
「待たん!【
視界が揺れ、体が揺れ、世界が揺れる。
いくつもの壁という壁を抜け、私は世界へと降り立つ。
「……あげるスキル間違えたかな。確実に僕より強くね?」
長いのか短いのか分かんね!
主人公のテンションも分かんね!